ＦＢー５９５ 第二次ロボット大戦 操作伏兵 その５
ビーム掃射
（ビームライフルによる連続射撃）
（小型遠隔操作兵器を次々と撃破）
しつこいのう。
ならば、わらわの操作兵器の集団を向かわせようぞ。
（十数個の小型遠隔操作兵器を向かわせる）
全方面オールレンジ攻撃じゃ。
問題はない。
エンジェルシステム起動。
（ものすごい機動性と回避能力ですべてをかわす）
そしてすべて破壊する。
（ビームソードによる斬撃で、小型遠隔操作兵器をすべて破壊）
ここまで反応速度が速いとはのう。
ジェロームの使うゼフィール以上かもしれぬ。
当然だ。
ゼフィールとエイオンを元に、
更に向上させ、新たなシステムを搭載した機体だからな。
扱うことができるのは俺だけだがな。
１つ不思議に思うのじゃが。
そなたの機体が所持しておるライフル、
かなりの高威力で、要塞さえも一撃で破壊できるようじゃのう。
最大出力で一掃すれば簡単じゃろう。
にもかかわらず、最大出力ではなく、
通常威力でしか使っておらぬ。
なぜじゃ？
最大出力は、宇宙空間ならともかく、
大地のある場所では、その世界そのものを破壊する危険がある。
地面に向けて撃つことができない。
なるほどのう。
威力がありすぎるゆえに、制限されるか。
ならばこうじゃ。
（機体を低空へ移動）
わらわのすぐ下には、大地と海がある。
それに向けて高威力のビームは撃てぬじゃろう。
通常の威力のビームなら、
わらわの機体にはビームをはじくコーティングがなされておる。
わらわの機体が動いておる限り、
この効果は続くぞい。
そして近接戦には持ち込ませぬ。
予備の小型遠隔操作兵器を出すぞい。
（前面に小型遠隔操作兵器を多数配置）
守りをかためてきた。
まだ予備があるようですね。
すべてを破壊するのは手間がかかりそうです。
問題はない。
奴は罠にかかった。
