『ちり取りのピアノ』がウケて、ピアノの先生がこう言ってくださいました。「まりこさんが楽しくて」ってね。「今までは何でもすぐ買っていたけど、(ここのお教室に来るようになってから)買う前に考えるようになったわ」とも。まあ、何でも要るときは要るので、アタシも買うときは買いますけれど、基本、工夫して作る方が楽しいだけのことです。お料理などは毎日のことだから、工夫しないと出来ないということもあるかも
『家の光』に載っていました。民俗研究家の結城登美雄先生の言葉です。「お金を出せばすべてが買える、だからお金を持つことが人生の目標となる。そんな価値観に疑問を持っていました。ほんとうに、買うことだけが暮らしだろうか。われわれには「作る楽しみ」もあるわけです。田舎の「ないもの探し」ではなく「あるもの探し」をしていこうというのが、わたしが提唱する「地元学」の原点にあります。
いま、若者が農村に興味を持ち始めているとしたら、都市にはない「作る楽しみ」の豊かさに気づき始めているからでしょう。」※まあ、農業というスケールではありますが。パネルは、梅雨空のYamaくん。