第06回 「iTunes サーバ(mt-daapd)の構築」
LANDISK HACKING DIARY
Since2005/8/17
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   INDEX
 
1. mt-daapd のインストール
2. /etc/mt-daapd.conf の編集




 
   mt-daapd のインストール

筆者は過去に、Fedora Core にて iTune サーバーを構築しており、その時にMP3 の文字化けに関しては、ID3タグをID3v2.3 or v2.4 以降(つまり、UTF-8)に変換することで全て解決した。ID3タグがUFT-8でない場合は、iTunes上で曲名が文字化けが発生します。幸いなことに、筆者はMacユーザではない。今後Macユーザになろうとも思わない。故に、Windows<-->Linux<-->Mac 間のファイル名の互換性を考えなくていいのは楽なことである。Windows<-->Linux 間でのみ文字化けしなければいいのだから。けれども、結局全てUTF-8 に変換してしまったのでMacでも正常にファイル名が閲覧できるでしょう。しかし、そんな苦労もむなしく、どうやらSHIFT-JISt/UTF-8両対応のmt-daapd のパッチがあるそうです。筆者は使いませんでしたが参考までに以下にURLを記しておきます。

■Unofficial Debian Packages for LANDISK
 mt-daapd ShiftJIS/UTF-8両対応パッチ
 ⇒http://ouchi.nahi.to/%7Ekaidempa/mt-daapd/

■必要となるもの
 ・libid3tag0-dev
 ・zlib(libid3tagをインストールすれば一緒に入る)
 ・libgdbm3(たぶん必要、deb化したものをインストール済みなので未確認)
 ・mt-daapd
 ・mDNS(mt-daapd に組み込まれてそうなので必要ない)
 ・howl (mt-daapd に組み込まれてそうなので必要ない)
 ・flex(mt-daapd をdeb化する際に必要だった)


libid3tag0-dev をインストールする。zlib関係も同時にインストールされる。

landisk:~# apt-get install libid3tag0-dev

 mt-daapd をdeb 化してみる。入手先は、こちら

landisk:~# wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/mt-daapd/mt-daapd-0.2.1.1.tar.gz
landisk:~# tar xzvf mt-daapd-0.2.1.1.tar.gz
landisk:~# cd mt-daapd-0.2.1.1
landisk:~# dpkg-buildpackage -rfakeroot

lex が見つからないといわれる。flex をインストールし、再度ビルド。成功。

checking lex output file root... ./configure: line 1266: lex: command not found
landisk:~# apt-get -s install flex
landisk:~# dpkg-buildpackage -rfakeroot
landisk:~# dpkg -i mt-daapd_0.2.1.1-1_sh4.deb


 
   /etc/mt-daapd.conf の編集
 
とりあえず、以下の箇所だけ編集しておけば動きます。servername はお好きな名前を。他のパラメータは、書くのが面倒くさい(というかFedora Coreのサイトで書いてるので2度もかきたくない)ので、他サイトを参照してください。

landisk:~# vi /etc/mt-daapd.conf
mp3_dir /share
servername LANDISK

あとは、mt-daapd を再起動するだけです。

landisk:~# /etc/init.d/mt-daapd start
landisk:~# ps -ef | grep mt
nobody 24274 24273 0 17:17 ? 00:00:00 /usr/sbin/mt-daapd
nobody 24275 24274 0 17:17 ? 00:00:00 /usr/sbin/mt-daapd
root 24277 14055 0 17:18 ? 00:00:00 grep mt








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