夢と幻の散歩道2 2011年08月
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夢と幻の散歩道2

夢と幻の散歩道 第2章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている

2011-08-30 [ Tue ]
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桧原湖のすぐそばに

小さな沼がある

沼一面に広がるのはじゅんさい??


ゆっくりと

こころは

ほぐれてくる


揺れる水面はが写すのは

どこまでも蒼く澄んだ空気


(撮影 福島県北塩原村)
2011-08-29 [ Mon ]
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立つ位置をもうすこし左にしていれば、、、


少しのことで見え方も違う。

たぶん

少し自分の立つ位置を変えれば

人に抱く感情も

また

変わる


深く息を吸い込んで

しなやかにあれ、こころ。

・・・・・・・


昨日は「祭りつくば」

これが終わるとつくばは一気に秋へ向かう


(撮影 栃木県尚仁沢)
2011-08-27 [ Sat ]
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日が昇ると川霧がのぼる

夜明けごろは誰もいなかった渓谷にも

人の姿が見える

たった一人で自然の中にいると

自分があまりに小さくて頼りない存在に思えてしまう

(撮影 栃木県尚仁沢)


2011-08-24 [ Wed ]
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待つこと1時間

立ち上る川霧

光芒

それは

忘れられない感動

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久しぶりに感動した朝だった




・・・・・・・・
初秋

昼と夜の間は

季の狭間


見えなかった月が輝きを増してくるように

降り注ぐセミ時雨より虫たちの歌が力強くなる


初秋の日暮れは

時の深い亀裂の奥を染める

(撮影 栃木県尚仁沢)

2011-08-22 [ Mon ]
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ゆっくりと
ひっそりと

夏の終わり



記憶の欠片が

花びらのように

宙を舞う


映像の断片が

あのときの

あなたの声を探す



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感動を切り取って

そのまま取っておきたいのに

いつも指の間から

大切なものが

するりと滑り落ちてしまう


深い眠りについて

またいつか自然な目覚めがありますように。。。





2011-08-20 [ Sat ]
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緑の空気が流れに混ざり合う

流れは移ろい

生成消滅を
仮象と考えても
本質と考えても結局は同じこと。

当たり、砕け、曲がりながら
激しく、おだやかに

時は


過ぎる



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・・・・・・・・・・

まっすぐな光は

その昔、月とお日様だけのものだったのかも・・・

蛍も炎も

明かりはいつだって揺らめく光だった

揺らめく光は命

昔の人はもっと身近に魂をかんじていたのかもしれない。
2011-08-17 [ Wed ]
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筑波山に朝行くのは初めてかもしれない。

ドラマチックな朝焼けがあったわけではないけれど、

目の前の壁は自分の力で越えないと…

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静かな静かな



ちょっと遅れて

日常の時が動き出す

・・・・・・・
今朝玄関でセミが服の袖に止まった。

びっくりして払いのけたら地面に着地、緊張した目には力がある

それから30分後、ルルと散歩から帰ったら、そのセミは死んでいた


命の何とはかないことか

たくさんの死が新たな生を生み出す力になっていますように


(撮影 茨城県つくば市)


2011-08-15 [ Mon ]
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こちらはレンコン畑ではなくて、池に広がった大賀ハス

猛烈な暑さの中

せみ時雨はめまいを誘う

不気味なほど誰もいない


今日は終戦の日?

たくさんの人の思い出したくない記憶の欠片が

またせみ時雨の中の虚空を漂う

(撮影 茨城県石岡市)
2011-08-13 [ Sat ]
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土浦はレンコン生産日本一
ということであちこちにレンコン畑がある

夕方はほとんどの花は閉じているけれど

暮れなずむ空が好きなのか、

たった一つだけ開いていたハスの花

またあしたね。

今日は静かな夕暮れ


(撮影 茨城県土浦市)


2011-08-10 [ Wed ]
家にいると自分自身が消えてしまいそうで

炎天下に家を出る

向かったのは



どこでもよかったのだけど・・・


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一瞬

時が止まった



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そして流れの音の中をわたる

涼風

(撮影 茨城県大子町 8月8日)



2011-08-08 [ Mon ]
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たぶんタテハチョウのなかまで
何とかヒョウモン

調べたけれど細かい区別が分からない

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高原、山、町。見られるチョウの種類は違うけれど

みんな自然の恵みに生かされて

いずれ自然の運命に命を捧げる

みんな同じ

・・・・
朝からせみ時雨

その中にオナガの声が混ざる

いつも見る桂の木はたまに甘い香りを放つ

現実は夢の一部かもしれない


2011-08-06 [ Sat ]
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二年前と同じところに立つ
あの時は青空が見えてきて
むちゅうで
EOSkissのファインダーをのぞいていた

この日空は曇り

そんなわけでこの前のアングルはあきらめて
小道を歩く


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この2年変わったような

何も変わらないような

進んでいるような

とまっているような

いろいろなことがあったような

なにもないような


「努力しているつもり」なんて

単なる自己満足

夢の中で一生懸命何かをしたって

少しも前に進んだことにならないもん・・・

(撮影 7月24日 長野県志賀高原) 

2011-08-03 [ Wed ]
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ひんやりと
しっとりと

控えめに
気高く

しずかに
強く


どんな形容をしてもすこしちがう
この一瞬

この一瞬がすべてでもいい

たとえば未来に希望を描けなくても

たとえば過去に安らぎが見つからなくても

この瞬間のこの感覚の中に溶けるようにこの風を感じられたら

それは

ふかいおおきな

しあわせ





2011-08-01 [ Mon ]
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時がとまる。


遠くの世界に
深い水底に

思い描くのは

未来?過去?

それとも真実?





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違う違う

光のなかの眠りと

闇の中の覚醒


(撮影 長野県山の内町)

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2011-08

プロフィール

らら

Author:らら
月へ帰る道が分からなくなったららです

フォトの中に時を閉じ込めて

心の扉の鍵をそっとあけて


忙しいあなたの心が癒されますように

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