夢と幻の散歩道2 2011年02月
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夢と幻の散歩道2

夢と幻の散歩道 第2章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている

2011-02-28 [ Mon ]
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午前3時過ぎ

今年初めてで出会う桜


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突然の満開の桜

見る人を別世界に連れ去ってしまうほどの

妖艶な雰囲気を漂わせる


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月に酔い乱れる花々

月の光に解き放たれる桜花の美しさ

・・・・

全部同じ色の花なのに
月の光の色と
ライトアップの光の色と
フラッシュの光線の色と
そんな影響で
すこしずつ色が変わって見える

(撮影 静岡県河津町 2月25日)




2011-02-28 [ Mon ]
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河津桜の撮影会の途中

港にボートと月

午前2時まえ、外はそれほど冷え込んではいない

わずかに海の香のする空気をいっぱい吸い込んで眠気をとばして・・・・

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手前のボートが風で大きく動くので

ISOを3200、F4

カメラの目はららの目よりずっと繊細に
光と雲と風景を映し出す

ららの眸は何を見ているのか

光があって見えるはずのものでも、
見えていなかったりする・・・

美しい光を捉える眼
感動に震える心

そういうの・・いいなぁ・・

(撮影 静岡県伊東市 撮影2月25日)






2011-02-27 [ Sun ]
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夜明け前・・

いえ、もう明けた頃

渡良瀬遊水地のあたりで

時が止まる

川も大気も

流れるのをやめてしまった

すべてのものの意識が
内側に向く瞬間

(撮影 栃木県藤岡町 2月10日)


2011-02-26 [ Sat ]
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夕方の梅園

優しく吹く風に

踊る香り


久しぶりにレンズはタムマクで♪

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沈む太陽を見つめるとき

花は
何を思うのか・・・

夕方のせわしい人の行き交いに
鳥たちはもう

低い樹には下りてこないけれど

香りはやさしく

心を包む

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心あらばとはましものを梅が香にたが里よりかにほひ来つらむ

                       源俊頼朝臣・新古今和歌集



梅の香に
遠くはなれた人を想う

甘く切ない梅の香・・・

(撮影 茨城県つくば市 2月22日)






2011-02-25 [ Fri ]
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木々の中でひっそりと咲いていた蝋梅

蝋梅の花はいい香りがするらしい・・・

深く息を吸い込んでみる

それは
春の光の香り

(撮影 茨城県桜川市)



予約投稿です



2011-02-24 [ Thu ]
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ここはお雛様めぐりの一つになっているが

訪れる人はそう多くはない

樹があるところは

心が

落ち着く

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お雛様が飾ってある住居、

神主さんの家?

この枝垂れ梅が咲く頃は

きっと新しい何かがはじまっている

春の光の中で

(撮影 茨城県桜川市 2月20日)




2011-02-23 [ Wed ]
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以前「砂時計」のロケ地だったらしい

この神社の一角にわらぶきの建物がある、

そこに飾られているお雛様


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たくさんのお雛様を見て

何をどう撮っていいかよくわからないままの一日


木々や水の流れのあるこの神社に来ると
ほっと一息

(撮影 茨城県桜川市 2月20日)


2011-02-22 [ Tue ]
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何を撮ろうか・・・
何を撮りたいのか・・
何を撮ることが出来るか

頭の中でそんな思いが巡るが

目と足は漫然と先を向く

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そういえばこういうの、
高山で見た「さるぼぼ」と似ているかも・・


昔から人は
人形を作り人形を飾る

小さな願いを込めて・・・

(撮影 茨城県桜川市 2月20日)




2011-02-21 [ Mon ]
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三人官女の1人

お雛様にはたくさんの家来がいる。三人官女、五人囃子
その下に随臣その下に三人・・・
よく見るとひとりひとりポーズも表情も肌の色もちがう。

この個性は昔からなのか最近のものだからか・・・

温もりのある
優しい眼差し

時を紡いで
文化を織り上げ
歴史をまとう

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これは・・・

うっすらと笑みを浮かべる面



その眼差しは虚空に向う

心はどこに?

面に隠れたその素顔は・・・


(撮影 茨城県桜川市 2月20日)





2011-02-20 [ Sun ]
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蔵の町真壁では、町全体でひな祭りがある

その中の一つ



淡い光が

優しく時代を包む

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真っ直ぐな眼差しは

変わらない思いを伝える


例えば不安の波が押し寄せても

それはやがて去る

変わらない愛を信じて

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不安を超えて

その向こうに

こんな安心と安らぎが

きっと

ある

(撮影 茨城県桜川市 2月20日)




今日は小口さん主催の撮影ツアーに参加しました。
お世話になりました、ありがとうございました。
2011-02-19 [ Sat ]
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湖面に薄っすらかかっていた靄が

陽の光をもとめて

湧き上がる


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その瞬間

靄はオレンジ色に輝いて

一日の始まりを讃える

(撮影 茨城県筑西市 2月16日)



2011-02-18 [ Fri ]

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14日、15日とどんよりした曇り空。
それで再び16日にここ筑西市の母小島へ

今日はこの池の薄氷に光が当たってできる表情を見たかったけど・・・
氷張っていない・・・

ちょっとがっかり・・

でも

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この靄は光に当たってどんな表情を見せてくれるのか

すべてが静止する中で
靄だけがゆっくり動く

これからはじまるドラマの微かな胎動

遠くから響く前奏曲

(撮影 茨城県筑西市 2月16日)




2011-02-17 [ Thu ]
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2月13日の筑波山の日の出


あなたの力が

凍った湖面を融かす


あなたの愛が

凍った心を融かす



もう構図は同じ

上には送電線
下には写りこんだ送電線

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カモたちの

朝の表情


(撮影 茨城県筑西市 2月13日)


2011-02-16 [ Wed ]
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あの山の向こうは光に包まれている

そしてもうすこしで山の上から太陽が顔を出す

天の運行の必然

自然という複雑系の中で

単純明快な必然は

単純な嬉しさをもたらす



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真っ直ぐに光が湖面に下り

靄が光を向かえる

光と靄と水と空気が
原始の一つの混沌に回帰する瞬間

(撮影 茨城県筑西市 2月13日)



2011-02-15 [ Tue ]
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霧と夜に閉ざされていた視界が

ゆっくり開ける

新しい今日という日が

静かな静から

動にかわる

地球は朝、

新しいはじまりがある。


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カモが目覚める

世界がピンク色に包まれる


夜の夢の続きと今日への期待が

入り混じるひと時





前日の雨が凍って
道路は怖いほどのアイスバーンと霧

(撮影 茨城県筑西市 2月13日)





2011-02-14 [ Mon ]
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大粒の雪が風の中落ちてくる

ちょっと不機嫌そうな雪で

優しくそっと花びらに積もってはくれない



後の梅の木の細かい枝はごちゃごちゃするので
絞りを開けて
雪は線にしたいからISOは100に下げて、、、





花の背に積もった雪は重たそう・・・

もう少しの辛抱

雫が一つずつ春を呼ぶ


これはフラッシュを使って撮影


タイトルの雪中梅というのは新潟県の銘酒らしい・・・
心も身体もほんわか温かく

(撮影 茨城県つくば市 2月11日)






2011-02-13 [ Sun ]
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珍しく
茨城で雪

車は少なくひっそり・・・
そして確かに静か

だが雪国の静けさと違う。

音を吸いこみ音を閉じ込めてしまう、、
そんな雪国の雪のような表情は

ここにはない。


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雪は傘に当たって小さな音を立てる。
カサカサカサカサ

すぐ水に帰っていく

儚い雪

すぐ水に流れていく

儚い夢


そのなかで春を知らせる梅の花が

力強くリアルに今を飾る


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優しく
うつむいて

雪の中に春を告げる

(撮影 茨城県つくば市 2月11日)


2011-02-12 [ Sat ]
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平日なのに

バルーンが一つ

風に乗って

空を散歩


心がちょっと重たいときは

こんなバルーンに心を乗せて

大空を散歩させてあげたい

きっと

空と
草原と

ちいさなちいさな自分が

見える

(撮影 栃木県藤岡町 2月4日)


2011-02-11 [ Fri ]
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もう色が消える寸前

船を入れてフレーミング



足元は昨日まで川底だった
氷が融ければ泥沼

もっとカメラの高さを低くしたかったけれど、
ハスキー3段はこれで精一杯

・・・・

友達が
任意入院

もともとは気立ての優しい人
他の人の一言に傷ついて、
深く深く傷ついて
うつ状態
その後
復習と憎しみと恨みで心が一杯になって

自分の醜い心に深く絶望・・・

人と人との関係は難しい、、、
いい人悪い人がいるわけじゃない
だれだっていい人でいたいのだから・・・


(撮影 栃木県藤岡町 2月4日)



2011-02-10 [ Thu ]
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6時半前、

空がピンク色になる瞬間



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水路に移動中に太陽は出てしまって

慌てて撮った一枚

同じ日なのにこちらではガスない


自然はいつも予想を軽々超える

(撮影 栃木県藤岡町 2月4日)

2011-02-09 [ Wed ]
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時おり枝から激しく雪が落ちる

音がしない

時おり風が雪を横に降らせる

サイレント


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優しく静かに
そっと包んで

凍らせる

雪の不思議な魅力

(撮影 岐阜県白川村 1月30日)


2011-02-09 [ Wed ]
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長閑という言葉は

積もった雪にかき消されて


合掌造りの民家は

いつもの冬の
いつもの雪に

当たり前のように

耐えて佇む



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また雪が降ってきた

音もなく激しく


開いていたお店で食べたおでんが

温かくて美味しくて・・・

(撮影 岐阜県白川町)






2011-02-08 [ Tue ]
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市街地を外れると

雪はますます深く

ますます静か

花?と思ったら、柿の樹

左に雪で埋もれた民家

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近づくと、雪でできた柿の実

雪が強くなってきた

(撮影 岐阜県白川村)


2011-02-07 [ Mon ]
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ここは上三之町のはずれ、

色彩を押さえた世界に

この子の赤いダウンと笑顔がとても可愛かった。

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上三之町から神明町にかけて。





現代人の生活は

時間に縛られている、というより

時計が刻む均一な時間が

意識を君臨している

雪はこの時間の支配を揺るがす脅威・・・


でも何かが違う

散歩し立ち話をしている土地の人を見ると

何かが違うと思う



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雪に合わせて

寒さにあわせて

生活を柔軟に変えられる

自然と共にある暮し

昔から引き継がれてきた生きる知恵

そんなものに

思いを馳せて・・・

(撮影 岐阜県高山市 1月30日)




2011-02-06 [ Sun ]
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古い造りの家を維持管理
それは並大抵のこどではない

古い町並みを後世に残していくには
もしろんその文化的な価値を理解することは必要だが、

それだけではたりない。


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このに住んでいる人たちが

莫大な労力と不便さを厭わないのは

この町並みを愛して誇りにおもっているからに違いない

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これだけの町並みを維持管理するその予算は

観光収入があってはじめて保障される。

伝統が商業によって守られているのが日本の現実


いろいろなお店が並ぶこのあたり

一番の観光スポットらしく、
観光客でこんな雪の中でもにぎわっている

この町を情緒を感じながらも、頭はそんなことを考えていた。

(撮影 岐阜県高山市 1月30日)




2011-02-05 [ Sat ]
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飛騨高山の町並みには

雪が似合う

激しい雪の中でも

住民は当たり前のように

買い物したり

立ち話をしたり



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この雪で

冷たいし

カメラは濡れるし

雪に慣れていないららは四苦八苦

それに
雪と建物のコントラストが強いから
撮影は難しい

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雪国の暮しの昔を思う

引き継がれるもの
変わらない何かを

ファインダーの向こうに感じながら

時間はゆっくり流れる

時間の中にたくさん詰め込む効率という美徳に
すっかり洗脳されてしまった頭を

雪はゆっくりと洗い流す

(撮影 岐阜県高山市 1月30日)






2011-02-04 [ Fri ]
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窓の外につらら

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窓の外につらら


つららで仕切られた外とうち

この閉ざされた感覚は
ふしぎに落ち着く

・・・
雪の中で露天風呂に
入ってきました。

きもちよかった~~
風に乗って雪が舞うお風呂です

(撮影 1月29,30日 岐阜県高山市)

2011-02-04 [ Fri ]
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この時期に穂高岳登山ではありません

岐阜県側からロープウェイで2000メートルのところくらいは行くことができて

気楽にいけるそこは

-14度の極寒の世界

視界がよければ北アルプスが見えるはずで
少し残念だけど

この風と吹雪と寒さの体験も
貴重

(撮影 岐阜県高山市 1月29日)



2011-02-03 [ Thu ]
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山間の滝に日が当たるのは遅い

光が入ると氷はまた違った表情を見せる


幸せの予感がきらっと光る

ちょっと夢を見てまた現実に沈む


(撮影 茨城県大子町 1月27日)




2011-02-03 [ Thu ]
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青は青空を写して

茶色の見えるのは
オレンジ色に輝く岩を写している


流れる水と

透明に固まる水

わずかな環境の違いが運命を変える


例えば自分の運を歓んだり嘆いたり、、

でも

本当は大差ない
いずれ逆転、また反転のスパイラル

(撮影 茨城県大子町 1月27日)



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プロフィール

らら

Author:らら
月へ帰る道が分からなくなったららです

フォトの中に時を閉じ込めて

心の扉の鍵をそっとあけて


忙しいあなたの心が癒されますように

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