夢と幻の散歩道２
夢と幻の散歩道 第２章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている
2010-04-15 [ Thu ]
かつて
喬木第二小学校分校があった
廃校になってすでに50年近い月日がたつ
すでに陽がくれ
辺りで風が桜を誘う
星の青い光が
桜に届いたとき
この枝垂桜はもう一つの表情を見せる
豊かな花たちが両手を広げて
日常の音を吸い
闇夜の一点の星を見つめる
壮大な宇宙に春を放つ
ボランティアをしている病棟に飾っているららの写真をじっくり見てくださった方がいた
日本で有名な自然写真家のお母様だった
その方の夢が叶えられますように・・・
2010-04-15 [ Thu ]
小高い角地に
ひっそり咲く枝垂れ
根元より下に枝垂れた枝先にも小さな花をつける
この桜
華やか、力強さもあるけれど、
何か違う
優しさも優美さもあるけど、
それとも違う
斜陽がそう感じさせるのか
なにか
栄枯盛衰を達観したような
諦めをこえた微笑のような
