夢と幻の散歩道２
夢と幻の散歩道 第２章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている
2010-04-05 [ Mon ]
3月30日の六義園の枝垂桜
たくさんの花を咲かせる幹
夏も秋も冬
春に咲く花のために
力を蓄えてる幹
幹は数百年の歴史を
静かに語る
人がとっくに忘れてしまった
昔の昔の空気の肌ざわりを懐かしむ
幹はたくさんの苦しみの痕跡を残す
華やかな花の衣装は
傷だらけのその幹の内面から生まれたもの
春爛漫
満開の桜儚いそのひと時の輝きに
確かな未来の夢を約束する太い逞しい幹
2010-04-05 [ Mon ]
つくばには桜並木がとても多い・・・
つくば市の中心はむかしは桜村
この桜並木は農水省の研究所内
まだ5分咲き
菜の花と向こうに桜・・・
菜の花もまだ開いたばかり・・
完全な逆光で撃沈
ここは夕方順光のもとで
再チャレンジ
菜の花畑の端で
空を仰ぐ
雲の浮かぶ青空って久しぶり
空を仰いで空の向こうを見渡して
それから目を閉じて大きく息を吸う
それからゆっくり息を吐くと
肩の力も
ちっぽけなプライドも
イライラも
吐息と一緒に体から抜けていく
