夢と幻の散歩道2 2010年04月
FC2ブログ

夢と幻の散歩道2

夢と幻の散歩道 第2章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている

2010-04-30 [ Fri ]
00018276.jpg

道にも落とし穴があるかもしれない

人生にも落とし穴

雲にも落とし穴

お日様の光が穴から地上に降りてくる

00018277.jpg

雲の隙間も見る見る変わる

お日様も西の地平線にゆっくり近づく

一日の終わり


00018278.jpg

派手な夕焼けもなく夕闇が近づく

ことばあそび

咲きそうで咲けなかった蕾

裂こうとして切り裂けなかったラブレター

裂きたくなかったのにあっさり裂けてしまった関係

避けようとして避けられなかった結末

情けなどいらないただ自分が情けないだけ



涙の果てで

一輪の花よ咲け

そしてゆっくり飲む酒


2010-04-30 [ Fri ]
00018269.jpg

帰り際に見つけたつつじ
そういえばもうつつじの季節

この朝は雨と霧に濡れて
しっとり

00018268-.jpg

一期一会
でも
また
会いにいく

あなたのささやき
鳥たちのささやき

みんなと心で会話できますように


2010-04-29 [ Thu ]
00018257.jpg

ここは昼間でも人がいない
この時4時20分

小鳥の声もしない

聴こえるのは水の音

00018274.jpg

でもなぜかお気に入りの場所

ただ何もせずに座っていても癒される

あの木に会いに行こう
そう思い立って、ぬかるみの草むらを歩いていく


00018272.jpg

いつものようにそこにある

幹に触れて

一回り回って

それからシャッターを押す


00018271.jpg

そろそろ日の出の時間だけれど、

厚い雲に覆われた空にお日様はない
でも分かる

世界が深い蒼から翠に変わる

00018273.jpg

鳥は目覚める

1日がまた始まる



2010-04-29 [ Thu ]
雨上がりの夜明け

木々と語らうことの出来る場所に行って見る

00018260.jpg

道がいつの間にか
川になっていて

流れが速い

00018259.jpg

霧で霞む夜明け
静かでじっと佇む雰囲気をイメージしていたが

そこでは自然が脈を打ちながら激しく流れる


00018258.jpg

菜の花も水の中

タンポポも水の底

いっそすべてを洗い流してくれたら・・・


2010-04-28 [ Wed ]
00018239.jpg

田んぼのあぜ道を歩いているうちに
雨が上がる

ホトケノザの花はもうすっかり雫ちゃんと仲良し

ホトケノザの葉っぱのかたち
なんて優しいのだろう

花を讃えるように

そっと包み込むようなかたち・・・


00018240.jpg

ポピー??
蕾はこんなに下を向く

心が寂しくなったとき、
こんな風にうなだれてしまう

でもポピーは首をもたげて
お日様を仰いで
鮮やかに軽やかに花を開く

寂しい心もきっと元気になる
きっと笑顔になる
♪君の笑顔が~一番好きなんだ~♪

00018237.jpg

雫って水?水ってこんな豊かな表情

水の奇跡


時間だって

流れ去っていくわけじゃない、

愛の歓びと悲しみの記憶は

宝石のように煌いて

丸く柔らかく心を満たす


信じてる・・・
あなたのこころ
あなたのことば


2010-04-28 [ Wed ]
00018228.jpg

季節が重なって

そこにある


00018226.jpg

記憶の断片の画像

音声が

緑の苔に吸い付く


00018225.jpg

移ろう時と

揺れる光


手のひらで苔の感触を味わいながら

季節の沈む地を探す




2010-04-27 [ Tue ]
00018168.jpg

山のふもとの田んぼは

小さな棚田

田植えのためのしろかき??

どこからともなくかえるの声

00018175.jpg

この時期に田んぼにこんなに近づいたのは初めて
雨でぬかるんで
泥のにおいがして
かえるの声に包まれて

00018178.jpg

山桜は霧の中
無造作に捨てられたゴミが残念だけど、
それもしかたないし・・・
昔はこの近くに小田城があった。

日本人がとうの昔に捨ててしまったものが
ここにはある

密かに受け入れる良識も
密かに心を操る無意識も
記憶の欠片も
こんな雨の中の田んぼのように泥臭いものなのかも・・


2010-04-27 [ Tue ]
最近ファインダー越しに見えた世界にしか
リアルに感動できない

春を歌うお花たちと同じ気持ちでいたいのに
なぜか自分の存在感がなくてふわふわしている

だから、
ファインダー越しに見てみた

00018234.jpg

冬には何もなくなってしまうけど、
春毎年忘れずに柔らかい葉っぱが顔を出す

その向こうにブルーベリーの小さな木と左にむくげ、
そのむこうにヘメロカリス

00018218.jpg

無造作に植え替えたクリスマスローズはいったん枯れてもう一度再生
つよいね・・何も嘆かないで


00018229.jpg

ジャスミン、いい香りがする。
たくさんたくさん蕾をつけてつるがどんどん延びていく
この香り・・・癒されるやさしいかおり・・・


00018230.jpg

シャラの木

芽吹きの頃が一番好き
夏、花咲くころも涼しげ
まだまだ小さな木


00018231.jpg

これはなんとかべりー・・
美味しい実がなる
ルルが木に飛び上がって食べている
もちろんららもたくだんたべる・・・甘酸っぱいかおり


00018233.jpg

ツルニチニチソウ
たくさん切ってしまうのに
どんどん大きくなる逞しさ
すがすがしい青とシンプルな形の花
ミントとなかよく地面をはしりまわっている


00018232.jpg

雨の当たらない日陰で

冬は大半寒さで枯れてしまって
わずかに生き残った茎から春葉を出して
逞しく花をつける

・・・・
こんな長閑な春
美しさの影のひたむきさ

ボーっと見つめるららはなんだろう
もっと愛してほしいよね
みんな大好きだよ、もちろん。
たまには一緒にゆっくり過ごそうか・・・

そうすれば春の妖精もきてくれる


2010-04-26 [ Mon ]
00018211.jpg

撮って・・

お花たちのそんな声が聞こえた

造花のように変わらないものなら
こんな慌てて撮らないけれど
開ききったチューリップは花びらが落ちてしまいそう・・

00018214.jpg

暖かい日差しを受けてお庭で草むしり・・

野原でなら、ホトケノザもオオイヌノフグリもみんな大好きなのに
何で今、芝生の間の健気な子達を
取ってしまうのだろう・・・

命を愛でながら、命を簡単に捨ててしまう

小さな動物の命も大切なのに、毎日その命を口にする

当たり前の
理にかなった
矛盾

だけど
やっぱり矛盾

00018222.jpg

自然淘汰、闘争は強い子孫を残すための自然の掟
だけど

人の争いはエゴとエゴのぶつかり合い、憎しみや怒りの闘いのような気がして、
自然のおきてとは思えない

人が人を裁くことはなぜ許されるのか
法が裁くのではなく、なぜ市民も参加して人を裁くのか
市民感覚で人を裁くと言うのは市民感情を判断の一つとして加えること

なんだか草を抜きながら取り留めなく考えたり・・・

00018212.jpg

昨日出かけた河で魚釣りをしているおじさんと話した

仕事がないという

東京で写真学校を出て、プロの助手をして、
不況の波をまともに受けたという

今でもフィルムカメラは宝物らしい
フィルムの味わいを語るとき
きらきら目が光る



00018223.jpg


世の中にいろいろな流れと荒波があって
運と不運にもてあそばれる

それでも
空に太陽があって青空があって
分かり合える人と話し、ともに笑う・・生きる勇気はそこから沸いてくるのかも



2010-04-26 [ Mon ]
00018210.jpg

ひっそりしているけれど

迫力のある鳥居

目に入るのは「最勝」

最勝・・・?

00018209-.jpg


次に目に入る文字は

「立身出世」

この先の階段の先にきっと何かがあるのだけれど

身にそぐわない

あまり好きにはなれない言葉だけれど

自分の生を生きるために地道に一歩
また一歩を踏み出す
そしてその努力が
何らかの形で実ること

そう考えれば心におさまるけれど

社会的なステイタスを得ることなら、
とても小さなことのような気がする


00018207.jpg

たくさんの人の願い、祈り

昔から未来へ

こんな風に連なってしまうのかな


2010-04-25 [ Sun ]


このようにカラフルな神道の神社を見たのははじめてかも・・・


00018195.jpg

中では神主さんや巫女さんが忙しく動き回っていた


00018196.jpg

なんでも夢をかなえてくれる神様

逢いたい人に逢わせてくれるとか
好きな人と結ばれるとか

ららは
どんなお願いしようかな・・・

お友達が貸してくれた「短歌集」
あまりこの類の本を読んだことがないけれど、

著者の感性がとても気持ちいい

「何をわれは怖れてかくも身をかはし器用にかはしどこにも着かぬ」(紺野万里歌集より)

00018197.jpg

弱さ、幼さを今さらどうしようもないけれど

いろいろな人の眼で世の中を見ると

違った感覚に触れられるかもしれない

つまらない自分を超えて

失ってしまった何かを

取り戻したい





2010-04-25 [ Sun ]
00018190.jpg

むか~しむかし
茨城県のこの地方は菟上国と言われていて
大杉神社は
この国の重要な神社だったらしい・・

00018191.jpg

この大杉は「あんばさま」。
むかしから信仰の対象だったという

00018192.jpg

今は夢結びの神様

結ばれる

思いが通じる

願いが叶う

夢が叶う

00018198.jpg

ひとは

たくさんの夢といっしょに

生きている

この今を生きながら
たくさんの記憶と
たくさんの人の繋がりと
たくさんの未来の夢と

そんな自由な心を時計に縛りつけてしまうのは

もったいない


2010-04-24 [ Sat ]
00018187.jpg

お友達の温かさ
それは天使の光のよう


00018186.jpg

沈んでいるららをそっと包んでくれた光
その中で
たくさんたくさん涙を流して

嬉しさも悲しさも切なさも虚しさもみんな入り混じった感性の欠片を

洗い流す


00018188.jpg

よく、泣き虫だと言われる

泣いていては越えられない苦しさもあるけれど
泣くのを我慢していては越えられない苦しさもある

00018185.jpg

こんならら
人に元気をプレゼントできるのかな・・・
幸せの妖精がチューリップから飛び出して、見る人の心の中にすっと入っていって
みんな幸せになれたらいいな・・・



2010-04-24 [ Sat ]
00018180.jpg

小さな水溜りにも
青空とチューリップ

00018181.jpg

紅一点

あなたはいま

しあわせ?

寂しげにみえる

気のせいかな・・・



00018182.jpg

チューリップの傍に咲くホトケノザ

ホトケノザを見てほっとする

ここは異空間ではなくて
日本の春の空気の中




2010-04-23 [ Fri ]
霞ヶ浦総合公園から移動して、稲敷市の和田公園のチューリップ

00018159.jpg

この公園では個性豊かなチューリップが多い

春をみんなで楽しもうと揃って咲いて
そろって歌う

幼子の笑顔が似合う

00018162.jpg

聴こえる?
チューリップのハーモニー

みんな知っている
時がくれば
ドレスのような花びらは地面に落ちて
土にまみれてしまうこと

でも悲しくはない

ただこの今のこの光に
精一杯の幸せを感じたい

00018161.jpg

昔からチューリップの花には

メルヘンの妖精がすんでいる

I'll remember you...

I'll remember you...


2010-04-23 [ Fri ]



諸手を碧空に開く

夢追い桜

この桜の枝に止まる鳥になりたい





これで信州桜紀行おわり・・・
短い時間十数か所の名所に案内してくださった、たけまーさんありがとうございました。
それにしてもカメラマンの多さ、その機材のすごさにほんとうにびっくりでした。
2010-04-22 [ Thu ]
00018156.jpg

次の撮影地に移動中に出逢った菜の花畑

菜の花畑に 入日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し

まだ日は高かったけれど、

思い出すのは懐かしの
丸やかな和語の肌ざわり

00018157.jpg

菜の花畑

思い出すのは
いちめんのなのはな
山村暮鳥の詩

むせ返る花の匂い


00018154.jpg

山村暮鳥といえば、水戸にお墓がある、大洗町で亡くなった詩人

おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきさうぢやないか
どこまでゆくんだ
ずつと磐城平の方までゆくんか


この詩には心を癒す力がある気がする
何となくほっとする

暮鳥がなくなった日は・・・年はちがうけれどららの生まれた日みたい・・・

2010-04-22 [ Thu ]
00018147.jpg

実際に見ると写真以上に迫力がある

枝は

何かを求めるように

遠くの山に向って

横に伸び

幹よりしたまで花をつけて枝垂れる



00018138.jpg

この老木

何の支えもなく生きる

可憐に華やかにたくさんの花をつけてなお

その幹は

竜のように力強い



00018151.jpg

そう

ひたすらに

生きることは

こんなにも美しい





2010-04-21 [ Wed ]
何を撮ろうか・・・

00018125.jpg

チューリップに行き詰って、徘徊

アサザ、睡蓮、蓮など、水辺の植物の綺麗なところ

でも今はどこにも何も咲いていなくて
だから誰も人が来ない

00018126.jpg

でも
樹が気になって、

樹が気に入って・・・


00018127.jpg

向こうは霞ヶ浦

コブハクチョウが住みついている

水鳥が飛び回る


00018128.jpg

見えない向こうを見たい

行けない向こうに行きたい

叶えられるはずのない夢を

青い大気が包む心地よさ



2010-04-21 [ Wed ]
00018130.jpg

木造校舎と桜

以前には当たり前の情景かもしれないけど

いま木造校舎はほとんど見かけなくなった

小学校の桜が美しいのは

子供達の視線を浴びて

子供達から元気をもらっているからかもしれない


00018131.jpg

・・・・
人の心に真っ直ぐ向き合うこと

自分の心に真っ直ぐ向き合うことって

ほんとはとても大切・・・

あわただしい日常の中では
効率的に仕事をして
残りの時間に、
その場を楽しんで笑って
面倒なことには触れないで・・・

いつの間にかそんなふうに時間を使っていることが多い


せめて自然の写真を撮るときは
感動と畏敬と歓びとともに



2010-04-20 [ Tue ]
00018123.jpg

赤は
エネルギーとバイタリティー

やる気と自信が蘇るという・・・

あまり原色の赤を身につけたことはないけれど

チューリップの赤は

鮮やかに、確かに心を染める


00018121.jpg

黄色は知性と希望

社交的で楽しい気持ちが湧いてくるという

原色の黄色を身につけたことってあまりないけれど、

チューリップの黄色の中で

明るく元気になれたらいいな

00018122.jpg

色は直接

心に届く

解釈ぬきにこころにひろがる


心の中の弾ける黄色とゆらめく赤は

ちょっと刺激的過ぎて

目をつぶると落ち着かないけど、

太陽の下で風に靡いている黄色と赤は

とてもとても可愛いい


2010-04-20 [ Tue ]
00018118.jpg

風が吹くと舞う花びら
散っても散っても
まだ満開

幸せが無尽蔵にあるように

惜しみなく花びらが風に乗って流れる



00018119.jpg

山並みが桜の下に

この空の青と
桜のピンクと

この広々した感じと
桜の優しさ



00018112.jpg

この一期一会の感動を

どう切り取ればいいのか

心の底まで差し込む光を

どうすれば留めておけるのか



2010-04-19 [ Mon ]
00018108.jpg

黄色のチューリップの花言葉
実らぬ恋・・・
赤いチューリップは愛の告白

このチューリップ
実らぬ恋
と知りながらそれでも想いを伝えようと

懸命に咲いている

00018117.jpg

どんな花でもそれぞれの想いはオンリーワン


00018116.jpg

白のチューリップの花言葉は「新しい恋、失恋」

赤と白が混ざったのは新しい恋をして
告白して失恋して・・・そんな激しい恋の詩・・・かな

ブルーの花はムスカリ

00018115.jpg

ムスカリの花言葉に「寛大な愛」というのがあるけれど、
「憂鬱」という言葉もある

悲しみと歓びといろいろな想いを入り混ぜて
ビビッドカラーのチューリップが咲く


00018105.jpg


2010-04-19 [ Mon ]
信州桜紀行続きと撮影ツアーのチューリップをしばらく平行してアップしま~す

00018103.jpg

満開の桜と青空と
中央アルプス

向こうに見えるのは中央アルプス

伊那前岳、宝剣岳、駒ケ岳かな・・・?



00018102.jpg

引いて空を多めに

蒼穹のひかり

心の帰るところはどこだろう・・・



2010-04-18 [ Sun ]
00018100.jpg

霞ヶ浦総合公園にて
たくさんのチューリップが春風を受ける

00018097.jpg

みんな集まって
鮮やかな色彩が一層鮮やかに
華やかになる

でも耀いているのは一つ一つ
みんなそれぞれが光を受けてそれぞれが風を受けて
雨と寒さに耐えて
開いた花


撮影ツアーにて。
小口さん、お世話になりました、ありがとうございました。
ゴジラ大好きさんお疲れ様でした。
今日は何事もなく無事に過ごせました


 
2010-04-18 [ Sun ]
00018094.jpg



向こうに見えるのは中央アルプス

青空が嬉しくて


00018096-.jpg


桜が陰になってむずかしい・・・


空の向こうは?

何かを捕まえたくて差し出した手の指先に
アルプスからの風が届く





2010-04-17 [ Sat ]
00018084.jpg


春の曙は早いけれど
山間の桜が光に煌くまでには
もう少しの時が必要

桜はじっと

朝の祈りを捧げる

00018087.jpg


一年のこの満開のひと時

今日の一日を神聖な光に包まれますように

大いなる自然に

謙虚に

祈る


00018089.jpg



風はない


冷えた大気は静止する


陽の当たる山肌を見つめて

桜はみずからの色を凝縮する


そして

光に放つ

00018090.jpg

この瞬間

桜の端麗な姿が

厳かに

光に変わる


2010-04-17 [ Sat ]
00018093.jpg

薄っすらと雪景色
ソメイヨシノはもう花びらを落として
枝枝から早緑の若葉

晩春・・・と思っていたらこの雪

霙のような雪だけど・・
つくばでは初めてみた風景

2010-04-16 [ Fri ]
00018081.jpg

筑波山の男体山と女体山の間

控えめに
ひっそりと咲くカタクリ

光に向って羽を広げているのに
いつも光に目を向けてうつむいているようにも見える

あなたのお顔をあげてほしい・・・

向き合って・・

あなたの思いは何色?

00018082.jpg

一気に冷気が流れ一瞬で春を吹き飛ばしてしまった
風が冷たいね


泥だらけになって
やっとあなたの目の高さ


00018060.jpg

誰一人いない山道

木の根の力強さに比べて
なんと自分の小さいことか

・・・・
こんな短歌を見つけた・・・・

「真珠湾ジョン・レノンそしてもんじゅ事故忘るるはやさに師走の風は」
                      (紺野万理歌集より)
ああ、この日12月8日・・・・ららの誕生日


2010-04-16 [ Fri ]
00018075.jpg

空からの使者が桜を包む

幾百年の夢に

命が蘇る

00018077.jpg

風を受け

風の吹く空の向こうを凝視して

地上の夢を天上に叫ぶ

飛翔

桜の鼓動の波は

時を越え

臆の眼差しを包む

叶わない願い
魂の慟哭

すべて抱えてすべてを越えて

夜空に舞う










 | HOME |  »

プロフィール

らら

Author:らら
月へ帰る道が分からなくなったららです

フォトの中に時を閉じ込めて

心の扉の鍵をそっとあけて


忙しいあなたの心が癒されますように

FC2カウンター

フリーエリア

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード