夢と幻の散歩道2 2010年02月
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夢と幻の散歩道2

夢と幻の散歩道 第2章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている

2010-02-28 [ Sun ]
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一日をありがとう

優しさをありがとう

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激しい雨はあがった

雫は春を告げている

あなたに逢えてよかった

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あなたの優しさとこの香りを
心いっぱい吸い込んで

雨上がりの空を見上げる

2010-02-28 [ Sun ]
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静かな夜明け
それぞれの人の日常がはじまる前

優しく冷たく

霧が世界を包む

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梅は
はるか彼方のお日様に憧れて
咲き誇るけれど、

今は
霧に抱かれて
その優しさにまどろむ


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このひと時
頑張るのは少しお休み

進むのも
目指すのも
登るのも
越えるのも

少しお休み


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硬く縮こまっていた心が

少しずつほぐれてくる


そう・・・信じて

大丈夫
あなたは
守られているのだから



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霧の中に甘い
香りを放つこの花の

静かな優しい眼差し…




2010-02-27 [ Sat ]
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月の光に抱かれて

甘い香りを放つ梅の花

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み空行く月の光にただ一目相見し人の夢にし見ゆる
                  
                     安都扉娘子

万葉集第四巻



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夜、月の妖精たちは地上にそっと降りて

梅の香りに酔いしれる


梅の香りのする月の光は

彼方の夢に心をいざなう



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月・・・
言葉の響きでは「むーん」がいい



2010-02-26 [ Fri ]
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願いはきっと叶う

そう梅はつぶやく



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「わたしは食道と胃がないから何も食べられない・・・それに抗がん剤の効かない癌だから
明日死ぬかもしれない・・・そう思っているけれど、今日も生きているのよね・・・」
ボランティアが桜餅を配っていると、その人は笑みをたたえてそう答えた
あっけらかんと
「もうそろそろ死んでしまいたいけれど何だか生きているのよね」とも笑顔で呟いた

その笑顔の奥に
死を受け入れるどれほどの苦しみがあったか、
激痛や呼吸困難の苦しみを毎日経験しながら
どんどん美しくなっていく

その笑顔はまるで天使


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見守る目

見守る梅

大丈夫
日はまだ高い

光の中で願いはきっと叶う
叶いますように・・・

・・・・
アダプターがきて
パソコン復活です
嬉しいな~~


2010-02-26 [ Fri ]

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北へ帰る旅も間近

見つめるのは北の空の向こう

目指すのはかなた

ここで休みながら
あなたの心は

旅立ちのことでいっぱい



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引き止めはしないよ

もうすぐお別れだね


コーヒーをゆっくり飲んで

いつもの朝のように

ららも

今日を歩きはじめよう・・・



レンズはいつ戻ってくるのか
携帯はいつもどってくるのか
PCのアダプターはいつくるのか・・・

あるべきものがない不安

たくさんのものに囲まれて
毎日必ずそのものがある…
これで心はずいぶん安らいでいるのかも・・・







2010-02-25 [ Thu ]

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桜の古木

遠くで
絹がすれたような音がする
気がする


・・・
絆ってなんだろう
愛?

深くむすばれていて、それでもそれぞれ自分の道を歩く愛
それもあり?
それが大人の愛?
それとも心の遊び?

愛や絆と喪失は
ひかりとかげ

深い喪失
深い失意から
何年もかけて這い上がってきても
また簡単に無意味な沼に落ちてしまう

波のように押し寄せる孤独と悲しみ


それでも

それでもひとは

絆を求める

愛を求める

どうして??

当たり前なことがとても不思議に感じることがある


横抱きに抱かれてすやすやねむる赤ちゃん
自分の命をかけて人を信頼しきった姿

当たり前なことにすごく感動したりする













2010-02-25 [ Thu ]


去年兼六園でみた雪釣り・・

めったに雪の降らない東京でも

このように雪に備えて


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春の香り

土の香り

梅の香り

風の香り


遠い文化の香り

淡い夢の香り

懐かしい記憶と

暖かい明日が
混ざり合った…

そんな香り

(六義園にて)




タムロンから連絡ありました~
1万以下で直りそう
ららの春はもうすぐ・・・

2010-02-24 [ Wed ]
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六義園にあるつつじ茶屋
この柱はつつじの古木材


モミジに囲まれてひっそり佇む

曲がった枝を曲がったままに柱にする

枯れてしまった古木に対する深い深い愛情で
つつじはこんな形でよみがえってもう100年

この文京区で戦災を免れた奇跡

ここで時間は驚くほどゆっくりと悠々と流れる





2010-02-24 [ Wed ]
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バッテリーでかろうじて動くパソコンから画像をアップ

日曜に行って来た六義園

川越藩主柳沢吉保が元禄時代に築園
それから岩崎弥太郎の別邸
それから東京都の公園に

「回遊式築山泉水」の大名庭園というふうに書かれてある・・・

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こういう庭園の梅の花

ほんとうに日本人の美意識

梅は庭の中だけで美しいわけではない・・・
もっと大きくもっとたくましい
けれど、
庭園に咲く梅とその香りにやはり
うっとりと夢心地


2010-02-23 [ Tue ]
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ということで

今日は携帯が

修理の為に旅立ちました

機械を狂わすオーラが出ているらしい・・・


このフォトはじつはお月様にフォーカスを合わせたの

木の先のほう・・・





以下どうでもいいこと
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2010-02-23 [ Tue ]
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手帳サイズのPCからの更新です

これからはしばらく画像アップができないかも・・

そういえば木を選定する電気バリカンでコードを切ったことがある・・・
動かなくなりました。
機械ってこのコードが生命線

たとえは都市機能はケーブルで支えられている
それが切断されたら、どうなるだろう・・・
すべての安全システムが作動しなかったら・・
すべての情報が途切れたら・・・
安全を配慮したものでも
想像すらできない盲点がありそう・・・




以下
関係ないこと
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2010-02-22 [ Mon ]
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ありえないこと
公園に行ったらフウロウがいた
全然逃げない


ありえないこと
パソコンのアダプターから煙が出て
ケーブルが焼けて切れてしまった

しかも売ってない
サービスセンターから取り寄せても時間かかる・・・

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前はコタツのスイッチから火が出たこともあるし

何があっても不思議じゃない

不確かな「たぶん」で支えられている明日・・・

その当たり前がたまに崩されて


でもでもだから
新しい発見や出逢いがあるんだよね




2010-02-22 [ Mon ]
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バランスの悪いフォトですいません

22222という感じで白鳥が泳いでいるものを探したかったのですが
これしかなくて^^;

2を見ていると白鳥さんに見えてくる
でも白鳥さんは2には見えない
それでも今日は白鳥さんに2になってもらって

素敵な一日になりますように


2010-02-21 [ Sun ]
誰も知らない
小さな夢

お日様をみつめる

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小さな命

お日様はちゃんと見守ってくれる



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小さな命に

小さな虹

小さな春の

小さなお話






2010-02-20 [ Sat ]
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春の陽の余韻

時の影のむこうで

あなたが見つめるのは・・・・


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この地点

忘れがたい想い出の場所

もう過ぎ去ったこと

でも

同じこの場所に立つと

やはり

痛みが走る


・・・
一昨年の夏この場所に立った瞬間
たくさんの蜂に背中と両腕と両肩と・・いろいろ同時に刺されて
それから入れなかったところ。
体中に電気が流れたような衝撃だった・・・
リベンジのしるしにフォト1枚(*^_^*)

つくば市洞峰公園にて





2010-02-20 [ Sat ]
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食べること

生きること

この瞬間を満ち足りて…


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暖かくなれば長い旅に出る

一途に生きる彼らに
これからの不安はない


愛し合って
慈しんで子どもを育てる
そんな優しさに溢れた表情

嫉妬とか不安とか恨みとか
人の心を縛る悪魔は
ここにはいない

真っ白な自由な
世界を
生きる喜び

リアルに真剣な明るい表情もいいな~

白鳥さんにとって
夢は儚いものじゃない

今を生きることが
夢を生きること

(ららにしては珍しく順光で撮影)

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一途に生きるもの

水の中の睡蓮
水の中に柔らかい緑の生命の力

土浦市乙戸沼公園にて


2010-02-19 [ Fri ]
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天も
地も
空気も

いつも初めてで
いつもこれっきりの




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雪の下で
オオイヌノフグリの葉っぱがどんどん大きくなる
土の中では葉っぱよりずっとたくさんひげ根が伸びる

チューリップの芽も大きくなった

梅の樹も雪帽子のしたに
ほんとにたくさんの
小さなつぼみ

月日が過ぎて春が来るのではなく

耀く明日への
眼に見えない小さな小さな営みが
春を生み出す

この梅園に梅の香りが溢れるのは
もうすぐ

つくば市梅園公園にて


・・・・
緩和ケア病棟には小さな喫茶店がある
カウンターにテーブル
テーブルには花と写真とお手玉と折り紙と

窓の向こうに筑波山

コーヒーの香りと柔らかい音楽

患者さんとご家族の無料喫茶店

そこでお茶を入れたり、病室に運んだりしていろいろなお話を聞く
それがボランティアの仕事

身近に迫る死とそこで見せる患者さんの笑顔
これが一番の楽しみと熱い紅茶を飲むその表情
人生の最期の笑顔と会話

重たいけれど、ららの中ではとてもとてもたいせつ



2010-02-18 [ Thu ]
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春の鼓動


白梅の小さなつぼみが

雪の下で

春をしっかり握りしめていた


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季節の隙間で


雪の妖精は

もうすぐ飛び去ってしまう

消えてしまうその前に

春の妖精にご挨拶

季節の隙間の束の間の

しあわせ



2010-02-18 [ Thu ]
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茨城で降る雪は
細かく千切れた雲のよう

思い切ってレンズを上に向けて

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雪の妖精

すぐにお別れはくるけれど

あなたを見てる今がすべて


手袋をはずして

両手で雪を包む

白い雪が

透明になって消えていく



梅の花 降り覆ふ雪を 包み持ち 
   君に見せむと 取れば消につつ
万葉集より
  
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遠い日の
あなたは

あの空のかなた


2010-02-17 [ Wed ]
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梅の花の間を
春の使者

希望を届けに
愛を届けに

天からの使い

いつもは風の中に消えていて

梅の花の中で

ふわっと姿を現す春風の妖精


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メジロを見た日は
いいことがあるの

もうすぐ春だよ

もう我慢しなくて大丈夫だよ

風は春の色に変わっていくよ





2010-02-17 [ Wed ]
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空もどんより・・・白鳥さんは昼下がりのお昼ね

背中を枕に寝る・・・なんか妙にうらやましい

枯れ草が白鳥を見つめる気分でしばらく白鳥を眺める


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かもが気づいて
それから白鳥さんの家族が近づいてきた

きのう焼いたパンを持ってきたの!!
ちょっとだけおすそ分けね


2010-02-15 [ Mon ]
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雲ははどんより重たく
何か充実して
灰色に時充ちて
そして
ちらちら落ちてくるのは
真っ白な雪

すべての線をを曲線に変えて
面を曲面に変える

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冷たいのに雪の柔らかな温かさはなんだろう・・・

夜明け
真っ白な枝は
夢空間へとららをいざなう

明るくなる前の
つかの間の耀き
つかの間の夢


がんじがらめの心を
雪の中に放り出して
そして
白鳥のように羽ばたくことを夢見ていた
あのころ


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あなたとのわずかな隙間が
怖くて不安で
信じていいのに
信じることができなかった
あのころ

脈絡のない記憶の欠片が

雪明りに照らされる


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唐突に心を突いた言葉

「永訣の朝」

貧しさ美しさ悲しさそして朝の光

あぁ、静かに
雪に込められたたくさんの人の想いが

時をたゆたう

(つくば市赤塚公園)



2010-02-15 [ Mon ]
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傾いた太陽を真っ直ぐに見つめる

強い風の中雲の間からわずかに顔を出して

そしてまた雲の中に隠れてしまった


人の足跡を隠してしまう風

沈んだ記憶
背負った荷
これからの予定

そういったものをすっと忘れて

今と此処の交点に立つ
この足の感覚
頬が受ける風の感覚
吸い込んだ大気の肺の中の感覚


冬の信州の最後のフォト
現実に戻ってみると
残された時間はもうなかった







2010-02-14 [ Sun ]
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張り詰めたように冷たい朝

雪の中に咲く梅を見たい

白に紅が染まるような
澄んだ情熱のような

梅の花の
厳しく美しいその姿を

見たい


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空は厚い雲に覆われ
宇宙の光は
雪の結晶の内部に閉じ込められていた


紅梅の濃いピンクの希望の蕾は
開くそのときを
静かに待つ

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雪の帽子をかぶりながら

その花の奥に感じる確かな温もり

恋心のピンク色

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雪の中の白梅は

寂しげ…

この世の

埋もれそうなもの

忘れられそうなもの

残されたもの

そんな小さな魂の捧げるために

静かに佇む・・・

つくば市梅園公園にて








2010-02-13 [ Sat ]
引き続き八岳の滝

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冬ざれの渓谷を覆う粉雪が
風に舞い上がる

流れの音は雪に吸い込まれて
かすかに優しい

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飛び散る飛沫は氷になる

静かな流れは岩に張り付いて凍る

その間で流れる水の軌跡は

かすかに生命の記憶

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生きている
その流れは

偶然の奇跡

あなたとの出逢いは

偶然の奇跡


奇跡は

時の流れに

軌跡を残す


気づけば

喜びに震えた心の飛沫は

確かな記憶になって重なって

透明な氷の芸術を生み出していく

柔らかな真っ白な雪につつまれて

光にきらめく

もう不安は

ない



・・・・
氷と雪に
ポジティブな想いを重ねるのは
むずかしい・・・

壊れたレンズは
静かに入院中・・・


2010-02-12 [ Fri ]
八岳の滝

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ツララに包まれるように
水が流れる

流れの飛沫と
凍える大気が

こんな氷の造形を創る


優しい光の音がする

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透き通った光の妖精が

ツララを楽器にする

光のメロディ

その隣で

水の妖精たちの音

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厳寒の渓谷で

こんなに繊細に
光と
氷の
水の
三重奏





2010-02-12 [ Fri ]
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大禅の滝
全体

近づいてみる

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もっと近づく

わずかに水の流れる音

あなたの傍に行きたい


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迫力があるけど、

氷は雪の衣をまとって

青白く透明感のある
曲面が

優美

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冷たさ美しさ

柔らかなフォルムと
硬い感触・・

時を内側に凝縮して

氷は氷河を想い

宇宙を夢見る


ランキングに参加してます
応援いただけたら嬉しいです

2010-02-11 [ Thu ]


駐車場から雪の階段を上がってその先に

青みがかったこの氷瀑がそびえる

上の写真の一番上の小さなツララが滝の水が落ちるところ

まるで松笠のように口を開いた氷


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何をどう言葉を尽くしても

語りきれない

巨大に成長するこの氷


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地上から天に向って伸びる力

永遠とか確実とか
そんなものはどこにもない

生成の後の消滅
消滅の後の生成
その根源の力は一体どこにあるのか




以下つぶやき
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2010-02-11 [ Thu ]
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雪煙…


夜明けの雲と風の中で

雪狂う

人の小さな目論見を吹き飛ばし
雪うねる

青空のもとに穏やかにきらめいていたあの雪原は

うずもれた記憶の欠片を宙にちらして

乱れる

風は頬に刺さる
身体は縛られたように動かない

鈍くなる感覚の中で
意識だけは鮮明に

その向こうを

凝視していた









2010-02-10 [ Wed ]
湯川渓谷氷柱

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岩から染み出た水が
氷壁をつくる

空を仰ぎ見ると

氷柱が上から

厳しく見下ろす


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氷がららの心に問いかける

人の痛みを感じることが
出来るか・・
これまで優しさを踏みにじって
いないか・・
氷の冷たさを知らないで写真を撮って
いるのではないか・・・
冬の厳しさをあなたは
知らない
あなたは
知らない

そう…
ほんとうはららは何も解っていない

自然の中で人はあまりに
小さい
人の中でららはもっともっと
小さい


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厳しい氷の涙が
ららの心にひろがる

自分
こんなにも無力な存在

でも
それでも
太陽は微笑む


空を仰いで

一歩を踏み出す





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プロフィール

らら

Author:らら
月へ帰る道が分からなくなったららです

フォトの中に時を閉じ込めて

心の扉の鍵をそっとあけて


忙しいあなたの心が癒されますように

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