夢と幻の散歩道2
夢と幻の散歩道 第2章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている
2010-02-28 [ Sun ]
2010-02-28 [ Sun ]
2010-02-27 [ Sat ]
2010-02-26 [ Fri ]
願いはきっと叶う
そう梅はつぶやく
「わたしは食道と胃がないから何も食べられない・・・それに抗がん剤の効かない癌だから
明日死ぬかもしれない・・・そう思っているけれど、今日も生きているのよね・・・」
ボランティアが桜餅を配っていると、その人は笑みをたたえてそう答えた
あっけらかんと
「もうそろそろ死んでしまいたいけれど何だか生きているのよね」とも笑顔で呟いた
その笑顔の奥に
死を受け入れるどれほどの苦しみがあったか、
激痛や呼吸困難の苦しみを毎日経験しながら
どんどん美しくなっていく
その笑顔はまるで天使
見守る目
見守る梅
大丈夫
日はまだ高い
光の中で願いはきっと叶う
叶いますように・・・
・・・・
アダプターがきて
パソコン復活です
嬉しいな~~
2010-02-26 [ Fri ]
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2010-02-19 [ Fri ]
天も
地も
空気も
いつも初めてで
いつもこれっきりの
今
雪の下で
オオイヌノフグリの葉っぱがどんどん大きくなる
土の中では葉っぱよりずっとたくさんひげ根が伸びる
チューリップの芽も大きくなった
梅の樹も雪帽子のしたに
ほんとにたくさんの
小さなつぼみ
月日が過ぎて春が来るのではなく
耀く明日への
眼に見えない小さな小さな営みが
春を生み出す
この梅園に梅の香りが溢れるのは
もうすぐ
つくば市梅園公園にて
・・・・
緩和ケア病棟には小さな喫茶店がある
カウンターにテーブル
テーブルには花と写真とお手玉と折り紙と
窓の向こうに筑波山
コーヒーの香りと柔らかい音楽
患者さんとご家族の無料喫茶店
そこでお茶を入れたり、病室に運んだりしていろいろなお話を聞く
それがボランティアの仕事
身近に迫る死とそこで見せる患者さんの笑顔
これが一番の楽しみと熱い紅茶を飲むその表情
人生の最期の笑顔と会話
重たいけれど、ららの中ではとてもとてもたいせつ
2010-02-18 [ Thu ]
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2010-02-17 [ Wed ]
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雲ははどんより重たく
何か充実して
灰色に時充ちて
そして
ちらちら落ちてくるのは
真っ白な雪
すべての線をを曲線に変えて
面を曲面に変える
冷たいのに雪の柔らかな温かさはなんだろう・・・
夜明け
真っ白な枝は
夢空間へとららをいざなう
明るくなる前の
つかの間の耀き
つかの間の夢
がんじがらめの心を
雪の中に放り出して
そして
白鳥のように羽ばたくことを夢見ていた
あのころ
あなたとのわずかな隙間が
怖くて不安で
信じていいのに
信じることができなかった
あのころ
脈絡のない記憶の欠片が
雪明りに照らされる
唐突に心を突いた言葉
「永訣の朝」
貧しさ美しさ悲しさそして朝の光
あぁ、静かに
雪に込められたたくさんの人の想いが
時をたゆたう
(つくば市赤塚公園)
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