夢と幻の散歩道2 2009年10月20日
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夢と幻の散歩道2

夢と幻の散歩道 第2章 _手に届かないお月様を求めて 心は はるかに遠く 切符をなくしてしまったまま 旅は今日も続いている

2009-10-20 [ Tue ]
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金色に耀く葉っぱの向こうに

一筋の滝

天女が絹の羽衣を天からおろす


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もっとよく見たい

この羽衣にそっと触れると

きっとふわっとこころが軽くなる


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指のその先にありそうで

遠い遠い向こうを落ちる

白布に触れるのはやっぱり無理


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金色の林の感覚を

どう言ったらいいのだろう・・・

すべての想いを砕いて

金色の光に

その破片を散らす


風の中に動く木漏れ日
光と影

風の中に舞う葉っぱ

動く光と動く葉っぱと

つかの間の偶然の出逢いが眩くきらめく


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きっと夜はまた違う表情の奥入瀬なのだろう・・・
こんなに明るい遊歩道を歩きながら

ふと

暗い夜の虫達の息づかいを

思う



2009-10-20 [ Tue ]
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秋の陽を

体全体で

歓ぶ

陽の下で

すべての和解と

復活を信じているような・・・・


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気の遠くなるような長い年月を
地球の力で圧縮した岩

その上にしなやかな樹

初秋の名残の色・・・


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苦しみ

つるが太くなって
締め付ける

ゆっくりと

確実に。

でも

巻きつく大蛇のような樹も

またおなじ樹


ららのこころがそこに見えた

伸びようとしているのに
別のこころが重たく巻きついて
何も
思うようにいかない
身動きが取れない

心の底から這い上がってくるその思いは
いったいなんだろう・・・

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木漏れ日は

一瞬の

よろこび






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らら

Author:らら
月へ帰る道が分からなくなったららです

フォトの中に時を閉じ込めて

心の扉の鍵をそっとあけて


忙しいあなたの心が癒されますように

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