第666回 五辻殿を通り過ぎ~五辻通東から西~その8
前回ブログで訪れた日蓮宗本門流本隆寺の南門を
本隆寺本堂前から南に向いて見ています。
今回は炎天下の中この南側に伸びる五辻通をさらに西に進み、
五辻殿址を通過し千本通に至ります。
撮影日は、2019年6月6日木曜日午後2時。
「西陣」の住宅街と西陣織の生産地を通り過ぎます。
先程の門をくぐり、五辻通を西に向いています。
左(南)側の京町家は、前回ブログで紹介した鳥岩楼本店の西隣です。
右(北)側の鉄門扉は、先程の本隆寺のものです。
では、この五辻通を西に進みます。
本隆寺南門から、五辻通を西に約100m進みました。
ここで五辻通は、浄福寺通と交差します。
五辻通から、浄福寺通を南に向いています。
浄福寺通の両側に、西陣織関連の会社の建物が並びます。
約100m先で、今出川通と交差していますね。
今度は五辻通から、浄福寺通を北に向きました。
約70m先に前回ブログで訪れた本隆寺西門があります。
そこからさらに約50m北上すると上立売通と交差し、
そこから北は石畳の道となり、周囲には西陣織の工場が並びます。
(第484回ブログを参照)
浄福寺通から、五辻通を西に向いています。
右(北)側にタバコ屋さんが見えますが、
五辻通には時折タバコ屋さんがありますね。
では、この道を西に進みます。
そのタバコ屋さんの西隣には、このように和菓子屋さんがあります。
その西隣に自転車屋さんがありますが、平日でも閉まっています。
それらのお店の前で、五辻通を西に向いています。
周囲に京町家と2~3F建てのコンクリート製建造物が並びますが、
それらの多くが西陣織の工場です。
ですから屋内に入ると西陣織の織機が稼働しており、
機械の動く音が通りにも聞こえることもあります。
まぁ工場の割合は大福町の方が多いのですが、
西陣一帯(京都市上京区西部)が西陣織の一大生産地です。
その辺りで、五辻通を南に向きました。
こちらは路地のようですが、道幅が広いので自動車も通行可能です。
その路地の西隣に、大きなマンションがあります。
その1Fに、業務スーパーが入っています。
近年成長著しいスーパーマーケットのチェーン店ですね。
同じ位置で、五辻通から北を向いています。
こちらにも、結構長い路地が続きます。
この辺りに、こちらの掲示板が掛かってありました。
掲示板の下の方に、この辺の住所が書いてあります。
そろそろ「千本通」と書かれていますね。
実は浄福寺通から千本通まで、
五辻通と交差する南北に伸びる道に名前がありません。
その掲示板は、こちらの建物に掛かっていました。
こちらは、京都市立嘉楽中学校の一部です。
その辺りで、五辻通を西に向きました。
目の前にT字路があって、その辺りから北に道が伸びています。
そのT字路の北西角に、こちらの建物があります。
その脇に、表札と石碑が立っていますね。
そちらによると、ここが五辻殿址ということです。
この辺りに、かつて後鳥羽上皇が居住されていました。
この五辻殿が五辻通という名称の由来という説が、
今のところ有力です。(異説も結構有力ですが)
(第659回ブログを参照)
五辻殿址の石碑から、西に約20m進みました。
こちらは、和ろうそくのお店です。
和ろうそくのお店は、京都市内ではここ以外に数軒残っています。
その和ろうそくのお店の向かい(南)側に、こちらがあります。
こちらは、おそらく嘉楽学区の消防団の詰め所です。
京都市街地では、小中学校の脇に消防団の詰め所が多くあります。
消防団の詰め所の西隣に、京都市立から区中学校の校門があります。
この時点で、2019年6月6日木曜日木曜日午後2時15分ごろです。
この中学校は東西に長い造りで、ここが最西端部分です。
おそらく校舎内は、授業中ですね。
登下校時間ではないので、この辺りもしっかり撮れます。
京都市立嘉楽中学校校門の前で、五辻通を西に向いています。
目の前にT字路があり、また北へ道が伸びています。
そのT字路で、北を向いています。
約200m先で、この道は上立売通と交差しています。
第485回ブログではこちらの道を「土屋町通」と呼んでおりました。
地図上には名前がありませんが、
このブログでは「土屋町通」と表記しています。
「土屋橋通」から、五辻通を西に向いています。
そろそろ千本通が、視界に入ってきました。
では、こちらをまた進んでいきます。
その辺りの壁に、こちらが貼ってありました。
どうやら今年(2019年)の時代祭の平安時代の行列は、
この嘉楽学区が担当するようです。
時代祭を取り仕切る平安神宮は氏子地域を所有していません。
ですから、京都市街地の町内が交代で時代祭を担当します。
そう言えば、5年前(2014年)は衣笠学区が担当していました。
(第256回ブログを参照)
「土屋橋通」から、五辻通を約70m西に進みました。
こちらに、浄土真宗本願寺派勝満寺があります。
ただ詳しい沿革は、いろいろ調べたのですが分かりませんでした。
勝満寺の脇に、こちらのお地蔵さんがいらっしゃいます。
こちらにお参りして、先に進みます。
その勝満寺の前で、五辻通を西に向きました。
約20m先で、五辻通は千本通と交差します。
右(北)側にコンクリート製の建物がありますが、
こちらは、第648回ブログでも立ち寄った五辻昆布本店です。
正直なところ、自分の五辻通へのイメージはこの昆布屋さんです。
ですから、ここより西はこのブログでもよく通った道です。
ただ今回ブログもちょうど切りがいいので、今回はここまでです。
~次回は、梅雨時の千本釈迦堂に参拝します。
ここのところ、千本釈迦堂には年2回以上訪れています~
~追記その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
五辻殿址が、起点です。
~追記 その2~
若手中心が、悪い方に出ました
2019年女子サッカーW杯フランス大会は、
2019年6月10日月曜日にDグループの第1節が行われ、
我らがなでしこ日本はアルゼンチンと0-0で引き分けました。
そう言えば、男子サッカーの1998年W杯フランス大会でも
日本代表はHグループ第1節でアルゼンチンと戦いました。
そのときは0-1で日本は惜敗したのに
「日本、強豪アルゼンチンに大善戦」が
当時の話題となりました。
それくらい両国の力関係が違ったのですが、
女子サッカーの場合はそれが大きく異なります。
前々回大会で優勝して前回大会で準優勝したなでしこ日本は、
今大会でも世界中が認める優勝候補です。
一方、アルゼンチンはW杯で未勝利です。
それくらい力の差があるのですが、
今大会2番目に平均年齢が低いなでしこ日本は
一人一人は素晴らしい選手なのですが、
男子サッカーから引き継いだアルゼンチンの
老獪なプレーに終始困惑して何もできませんでした。
とにかくアルゼンチンは、駆け引きで勝っていました。
それは選手一人一人だけでなく、
チーム全体としての試合運びでも言えることです。
今大会のなでしこ日本にはチームを引っ張る選手がおらず、
一度歯車がおかしくなると、もう元には戻せません。
例えば中島選手辺りにそれが求められるのでしょうが、
阪口選手を起用してもいいのではないでしょうか?
悪い試合の流れのときに、それを変えられる選手が必要です。
さらに岩淵選手は先発するべきです。
(少なくとも、数試合はそうするべきです)
長谷川選手は散々な出来でしたが、
それはこういうことが悪い方向に出ただけで、
別に本人が責められるべきことではありません。
むしろ、こういう試合展開にしない工夫をしなかった
なでしこ日本のスタッフ側に責任があります。
~追記 その3~
男女両方の優勝を目指すフランス
2019年6月12日水曜日から、W杯も第2節に入りました。
優勝候補筆頭のフランスはノルウェーと対戦し、
紆余曲折の末、2-1で競り勝ちました。
個人的には、今大会のベストゲームです。
今のところアメリカが今大会最強国ですが、
日程と組み合わせが厳しいので(たぶんイジメられています)
日程が楽なフランスが決勝で勝つでしょう。
フランスは男子のフランスリーグのクラブチームの指揮経験がある
コリーヌ・ディアクル監督が、デシャン監督とよく似た戦術で
組織的に統制されつつもスピーディーなサッカーをします。
元々強豪国だったのが、優秀な監督の許さらに強化されました。
実は女子サッカーを根本から変えたのは、
2011年のなでしこ日本でした。
その影響を受けて、ヨーロッパ各国がショートパス中心の
バルセロナのようなサッカーを採用しました。
(これが、なでしこ日本の基本スタイル)
さらに欧州勢は資金力と男子サッカーのノウハウで、
だんだんと日米二大強国を脅かし始めました。
フランスは2018年W杯の男子サッカー優勝に続き、
今大会の女子サッカーの優勝を狙っています。
何より、観客動員数が日本と全然違います。
日本でも、女子サッカーのW杯をすべきなのでしょうね。
資金力と優勝経験から、すんなり認められるでしょうし。
~追記 その4~
深刻なアジア勢
女子サッカーW杯の開幕戦は、0-4で韓国が
フランスに大敗しました。
センターバック同士で無理な体勢でパスを繰り返し、
プレッシャーに負けてボールを失い、
カウンターから失点を重ねました。
そして、6月12日に第2節で韓国はナイジェリアに
0-2でいいところなしで敗戦しました。
これで、韓国はグループリーグ敗退ほぼ確定です。
対ナイジェリア戦直前の国歌斉唱中、
韓国代表の選手一人ひとりの表情が強張っていました。
試合終了後、韓国代表のGKは号泣していました。
選手をそういう精神状態に追いつめた
韓国代表のスタッフに問題があります。
個人的に監督のの最大の仕事は、
チームを戦う集団にすることです。
この韓国代表は戦術やプレースタイルを作れても、
(しかも、なでしこ日本の模倣品です)
そういう部分ができていなかったのが、
今大会の結果につながっています。
一方、タイ代表はアメリカ代表に0-13で大敗しました。
実は、前半終了時点で0-3でした。
つまり、後半の終了間際に大量失点したわけです。
実際前半は、それなりにタイ代表の良さが出ていました。
サッカーに限らず、対戦する競技は
相手の気持ちを折ることが大事です。
タイ代表が大量失点したのは、気持ちの問題が大きかったようです。
そもそもタイ代表は、組み合わせ次第では
決勝トーナメントに行く力があります。
そんな国でも、ちょっとした展開次第でこうなるのです。
その意味で、サッカーは恐いですね。
しかしアジア勢があまり勝てないと、
次の大会で出場枠が削られるかもしれません。
それが、いちばんの懸念です。
~追記 その5~
アジア勢初勝利は、オーストラリア
元々オーストラリアは、今大会の優勝候補でした。
それが大会直前に監督人事で揺れに揺れて、
多分チーム事情はあまりよくありません。
第1節でも格下のイタリア代表に1-2と大逆転負けしました。
その上で、2019年6月13日木曜日に
同じく優勝候補のブラジルと対戦しました。
意気消沈するオーストラリアは、前半早々2失点してしまいます。
それが前半終了間際に1点返し、
後半に入ってありえない展開で大逆転しました。
クロスボールにFWも相手DFも反応できず、
ついでにGKも追いつけなくてそのまま入った同点弾と
決勝点は相手DFのオウンゴールでした。
これでオーストラリアはグループリーグ1位の可能性もあります。
一方、ブラジルはグループリーグ敗退の芽が出てきました。
これを受けて、なでしこ日本も奮起できればいいですね。
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
五辻殿址が、起点です。
~追記 その2~
若手中心が、悪い方に出ました
2019年女子サッカーW杯フランス大会は、
2019年6月10日月曜日にDグループの第1節が行われ、
我らがなでしこ日本はアルゼンチンと0-0で引き分けました。
そう言えば、男子サッカーの1998年W杯フランス大会でも
日本代表はHグループ第1節でアルゼンチンと戦いました。
そのときは0-1で日本は惜敗したのに
「日本、強豪アルゼンチンに大善戦」が
当時の話題となりました。
それくらい両国の力関係が違ったのですが、
女子サッカーの場合はそれが大きく異なります。
前々回大会で優勝して前回大会で準優勝したなでしこ日本は、
今大会でも世界中が認める優勝候補です。
一方、アルゼンチンはW杯で未勝利です。
それくらい力の差があるのですが、
今大会2番目に平均年齢が低いなでしこ日本は
一人一人は素晴らしい選手なのですが、
男子サッカーから引き継いだアルゼンチンの
老獪なプレーに終始困惑して何もできませんでした。
とにかくアルゼンチンは、駆け引きで勝っていました。
それは選手一人一人だけでなく、
チーム全体としての試合運びでも言えることです。
今大会のなでしこ日本にはチームを引っ張る選手がおらず、
一度歯車がおかしくなると、もう元には戻せません。
例えば中島選手辺りにそれが求められるのでしょうが、
阪口選手を起用してもいいのではないでしょうか?
悪い試合の流れのときに、それを変えられる選手が必要です。
さらに岩淵選手は先発するべきです。
(少なくとも、数試合はそうするべきです)
長谷川選手は散々な出来でしたが、
それはこういうことが悪い方向に出ただけで、
別に本人が責められるべきことではありません。
むしろ、こういう試合展開にしない工夫をしなかった
なでしこ日本のスタッフ側に責任があります。
~追記 その3~
男女両方の優勝を目指すフランス
2019年6月12日水曜日から、W杯も第2節に入りました。
優勝候補筆頭のフランスはノルウェーと対戦し、
紆余曲折の末、2-1で競り勝ちました。
個人的には、今大会のベストゲームです。
今のところアメリカが今大会最強国ですが、
日程と組み合わせが厳しいので(たぶんイジメられています)
日程が楽なフランスが決勝で勝つでしょう。
フランスは男子のフランスリーグのクラブチームの指揮経験がある
コリーヌ・ディアクル監督が、デシャン監督とよく似た戦術で
組織的に統制されつつもスピーディーなサッカーをします。
元々強豪国だったのが、優秀な監督の許さらに強化されました。
実は女子サッカーを根本から変えたのは、
2011年のなでしこ日本でした。
その影響を受けて、ヨーロッパ各国がショートパス中心の
バルセロナのようなサッカーを採用しました。
(これが、なでしこ日本の基本スタイル)
さらに欧州勢は資金力と男子サッカーのノウハウで、
だんだんと日米二大強国を脅かし始めました。
フランスは2018年W杯の男子サッカー優勝に続き、
今大会の女子サッカーの優勝を狙っています。
何より、観客動員数が日本と全然違います。
日本でも、女子サッカーのW杯をすべきなのでしょうね。
資金力と優勝経験から、すんなり認められるでしょうし。
~追記 その4~
深刻なアジア勢
女子サッカーW杯の開幕戦は、0-4で韓国が
フランスに大敗しました。
センターバック同士で無理な体勢でパスを繰り返し、
プレッシャーに負けてボールを失い、
カウンターから失点を重ねました。
そして、6月12日に第2節で韓国はナイジェリアに
0-2でいいところなしで敗戦しました。
これで、韓国はグループリーグ敗退ほぼ確定です。
対ナイジェリア戦直前の国歌斉唱中、
韓国代表の選手一人ひとりの表情が強張っていました。
試合終了後、韓国代表のGKは号泣していました。
選手をそういう精神状態に追いつめた
韓国代表のスタッフに問題があります。
個人的に監督のの最大の仕事は、
チームを戦う集団にすることです。
この韓国代表は戦術やプレースタイルを作れても、
(しかも、なでしこ日本の模倣品です)
そういう部分ができていなかったのが、
今大会の結果につながっています。
一方、タイ代表はアメリカ代表に0-13で大敗しました。
実は、前半終了時点で0-3でした。
つまり、後半の終了間際に大量失点したわけです。
実際前半は、それなりにタイ代表の良さが出ていました。
サッカーに限らず、対戦する競技は
相手の気持ちを折ることが大事です。
タイ代表が大量失点したのは、気持ちの問題が大きかったようです。
そもそもタイ代表は、組み合わせ次第では
決勝トーナメントに行く力があります。
そんな国でも、ちょっとした展開次第でこうなるのです。
その意味で、サッカーは恐いですね。
しかしアジア勢があまり勝てないと、
次の大会で出場枠が削られるかもしれません。
それが、いちばんの懸念です。
~追記 その5~
アジア勢初勝利は、オーストラリア
元々オーストラリアは、今大会の優勝候補でした。
それが大会直前に監督人事で揺れに揺れて、
多分チーム事情はあまりよくありません。
第1節でも格下のイタリア代表に1-2と大逆転負けしました。
その上で、2019年6月13日木曜日に
同じく優勝候補のブラジルと対戦しました。
意気消沈するオーストラリアは、前半早々2失点してしまいます。
それが前半終了間際に1点返し、
後半に入ってありえない展開で大逆転しました。
クロスボールにFWも相手DFも反応できず、
ついでにGKも追いつけなくてそのまま入った同点弾と
決勝点は相手DFのオウンゴールでした。
これでオーストラリアはグループリーグ1位の可能性もあります。
一方、ブラジルはグループリーグ敗退の芽が出てきました。
これを受けて、なでしこ日本も奮起できればいいですね。
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