第665回 本隆寺は今も修復中~五辻通東から西~その7
前回ブログで参拝させていただいた首途八幡宮から
智恵光院通を約50m北上し、五辻通で西を向きました。
今回は、この先の五辻通から本隆寺に参拝します。
撮影日は、2019年6月6日木曜日午後1時。
京都の梅雨入りは、まだまだ先です。
智恵光院通から、五辻通を約30m西に進みました。
五辻通の南側に、水炊きの老舗「鳥岩楼」があります。
こちらを親子丼発祥店と言う方もいらっしゃいますが、
wikiでは違う説を唱えておられます。
いずれにしても昼食限定で提供される親子丼はこちらの名物で、
外国人を含む多くの方々がこの時間帯に訪れておられます。
こちらの昼食は午後2時までなので、午後1時ごろ訪れました。
ただこの日は木曜日で定休日で、親子丼は頂けませんでした。
(2019年6月16日ごろに、こちらに再訪予定です)
~2019年6月20日日曜日に追記~
2019年6月16日日曜日正午に、鳥岩楼に再訪しました。
「食べログ」で相当有名になっているせいか、
こちらは大きなお店であるにも拘らず、超満員でした。
最初は玄関口火鉢を囲む椅子に座って待たされます。
(もちろん夏場に火鉢の火は、点いていません)
その奥のお座敷に通されて、こちらで相席で頂きました。
ちなみに、こちらは親子丼一択です。
そちらに鶏ガラスープと沢庵が添えられていました。
親子丼の蓋を取りました。
ご飯の上に、煮込んだ鶏肉と溶き卵が載っています。
隠し味は、たっぷりの山椒ですね。
中央には、ウズラ卵のトッピングですね。
料亭のお座敷の雰囲気を味わいながら、こちらを戴きました。
親子丼を完食して、丼の蓋を閉じました。
最後に、ブログ掲載の許可を取りました。
快く許可を頂いた後、この日(2019年6月16日)も
ブログ撮影に向かいました。(千本釈迦堂に向かいました)
~2019年6月20日追記はここまでです~
鳥岩楼の向かい(北)側に、そこそこ大きなお寺があります。
こちらは、日蓮宗本門流本山本隆寺です。
今回ブログメインの寺院ですね。
御所より北のこの辺り(五辻通~寺之内通間)には、
日蓮宗系の大きな寺院が多いです。
五辻通は、この本隆寺の最南端の道です。
第482回ブログでは智恵光院通側から境内に入りましたが、
今回ブログではこの五辻通側から境内に入ります。
本隆寺山門の脇から、自動車が入れるようになっています。
この鉄門扉の先は駐車場と駐輪場で、
自分も自転車で訪れたときはここに停めるようにしています。
先ほどの鉄門扉をくぐり、本隆寺境内で北を向いています。
駐車場の先に、本堂と鐘楼が見えます。
2年前にこちらに訪れたときは本隆寺本堂が修復中でしたが、
その修復作業は現在も続いていますね。
本隆寺本堂を取り囲む足場に、
こちらのパネルが貼り付けてありました。
本隆寺本堂の完成予想図ですね。
本隆寺本堂が、この度文化庁から重要文化財の指定を受けました。
それを請けて、本隆寺は文化庁の援助で修復を行っています。
本隆寺本堂の東側に、鐘楼が建っています。
手前には、大きな銀杏の木が1本立っています。
同じ場所で、(本隆寺本堂前で)西を向きました。
本隆寺境内の最西端に、三十番神がいらっしゃいます。
日蓮宗寺院で、多く習合されている寺院ですね。
先ずは、あちらにお参りします。
カメラのレンズにカバーが残っている状態で、こちらを撮りました。
ただこの位置の写真が他にないため、こちらをブログに載せます。
三十番神の前で、本隆寺境内を北に向きました。
こちらは、本隆寺の西側境内です。
この辺りが、いちばん桜の木が多いです。
(本隆寺も、桜の名所として知られています)
大桜の木と祖師堂の間に、「夜泣き止めの松」が立っています。
こちらの松の木にお参りすると、赤子の夜泣きが治るそうです。
(詳細は、第482回ブログ参照)
「夜泣き止めの松」の西向かいに、こちらが建っています。
おそらく経文を収蔵する経堂ですね。
よく見ると、経堂の右(北)側に小径が伸びています。
経堂から少し北にズレて、その小径を西に向いています。
大桜の許に本隆寺西門があって、
その先の浄福寺通の様子が見えますね。
その小径を約5m西に進み、今度は北を向きました。
本隆寺祖師堂の西側に、小径が伸びています。
その周囲の本隆寺境内に、小さな寺院が並んでいます。
中でも、黄金のストゥーパが聳え立つ玉峯院が目立ちますね。
黄金なので、まるでイスラム教の寺院ですね。
ちなみにこのストゥーパは、上立売通側でも十分に目立ちます。
(第483回ブログを参照)
その小径を約30m北上しました。
この辺りが本隆寺境内最北端です。
玉峯院の右(東)隣は本法院で、
その裏(北)側に上立売通越しの雨宝院です。
(第483回ブログを参照)
玉峯院や本法院の前で、東を向きました。
この辺りは、本隆寺境内の最北端です。
こちらは、本隆寺祖師堂の裏(北)側です。
こちらからもお参りして、先に進みます。
祖師堂の裏(北)側で、東に向きました。
ここから、本隆寺本堂の裏(北)側に回り込めます。
まるで、トンネルのようですね。
先程の位置から、本隆寺本堂の北側を東に進んでいます。
工事現場で使う鉄板で囲まれているので、屋内にいるようです。
(天井に蛍光灯も付いていますし)
本隆寺本堂の裏(北)側を通り抜け、
本隆寺境内の北東端に来ました。
北側に信徒のための施設がありますが、
修復工事をされている企業の事務所などもあります。
同じ場所で、本隆寺境内を南に向きました。
左(東)側に小さな寺院が並んでいますが、
右(西)側に修復中の本隆寺本堂が建っています。
では、こちらを南下します。
その小径を突き当りまで南下し、左(東)を向きました。
こちらに本隆寺東門がありますが、門は閉ざされています。
第482回ブログでは智恵光院通からこの門をくぐりました。
その位置で、今度は本隆寺を西に向きました。
これで、本隆寺境内を1周回りました。
修復中の本隆寺本堂前で、南を向きました。
駐車場の向こうに、本隆寺山門が見えますね。
ここから五辻通に戻りまた西に進みますが、
ちょうど切りがいいので今回はここまでです。
~次回は、五辻殿跡を通過して千本通に至ります~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
日蓮宗本門流本隆寺が、起点です。
~追記 その2~
京都市上京区に日蓮宗系寺院が多い原因
京都市上京区には西は浄福寺通沿いの本隆寺から、
東は寺町通沿いの本満寺にに至るまで、日蓮宗系寺院が並びます。
これには、歴史的な理由があります。
日蓮は鎌倉幕府の東寺の執権北条時宗と対立し、
その結果日蓮と日蓮宗寺院は鎌倉と京都市街地から
追放されてしまいました。
そのため、京都の日蓮宗寺院は伏見以南に限られました。
それが14世紀になって鎌倉幕府から日蓮宗にお許しが出て、
日蓮宗は京都御所の北側(京都市街地に隣接する場所)に
日蓮宗寺院が次々建てられました。
室町時代になって隆盛したために
京都の日蓮宗寺院はいったん延着時の僧兵に焼き討ちされますが、
江戸時代の度重なる大火災の後、
再びこの位置にこれらの寺院が戻ってきました。
そして、現在に至ります。
~追記 その2~
健英選手はあまり騒がないほうが……
このブログでは久保裕也選手と区別するため、
「健英選手」と表記します。
2019年6月9日日曜日に、我らが男子サッカー日本代表は
エルサルバドルと対戦しました。
今回の日本のメンバーは、何人かがコパアメリカに出ます。
富永選手や健英選手などその際の活躍が楽しみです。
試合はFW永井選手が久しぶりの先発で、
上手い具合にカウンターが掛かって2ゴールを取り、
そのまま日本が勝利しました。
永井選手は、ロンドン五輪以来の復活の兆しですね。
一方、健英選手は後半から交代出場しました。
きちんと見たのは初めてなのですが、
メッシ選手ととても良く似ていますね。
「上手いから」とかいう理由ではなく、
ちょっとした癖やプレーの選択基準が、
本当にメッシ選手によく似ています。
まぁ、十分に「日本の至宝」だと負いますが、
だからこそあまりマスコミは騒がないほうがいいですね。
1995年くらいでしたか、レアルマドリードで
当時16歳のラウール=ゴンザレス選手が
ゴールをリーガで大量生産した際、
当時のバルダーノ監督はラウール選手とマスコミの
交流を一切断ちました。
これはラウール選手を育てるために必要なことで、
その間クラブ側はマスコミなどへの対応を
ラウール選手教え込みました。
健英選手を育てるなら、それくらいのことが必要でしょう。
~追記 その3~
女子サッカーのW杯が開幕
一方、なでしこ(女子サッカー日本代表)も出場する
2019女子W杯フランス大会が、
2019年6月8日にパリのパルク・デ・プランスで開幕しました。
開幕戦は開催国フランスとアジア代表の韓国が戦いました。
結果は……4-0とフランスの大勝でした。
優勝候補筆頭のフランスは、圧倒的なホームの中
(6万人入る競技場は、フランス一色でした)
韓国は何もできないまま終わってしまいました。
まぁ現在はフランスがいちばん強いのでしょうが、
韓国は決勝トーナメント進出常連国で、
そこまで弱い訳ではありません。
今大会は今までになく女子サッカーとしては観客動員が多く、
おそらく韓国人が体験したことのない雰囲気で戦ったのでしょう。
それが、韓国には厳しい結果に出ました。
ただグループリーグは3位まで決勝トーナメントに出られますし、
その辺割り切って残りの試合を戦えば復活の芽はあります。
とは言ってもそのためには開き直ることが大切ですが、
今の韓国にはそれが厳しいでしょうね。
また「パスサッカー」に拘らず、臨機応変になる必要もありますね。
まぁ日本も一応優勝候補の一角ですが、
一つ間違うと同じ事になります。
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