第650回 北野天満宮の北へ~上七軒桜散策2019~その3
上七軒の和菓子屋さん老松の前で、
北野天満宮東参道を北西に向きました。
この辺りは、周囲にお茶屋さんやバーが並ぶ花街独特の風景です。
約100m先に、北野天満宮東門が見えますね。
今回は上七軒から北野天満宮に入り、上立売通に通り抜けます。
撮影日は、2019年4月4日木曜日午後2時半。
ポカポカ陽気の散策日和でした。
北野天満宮東参道を北西に約50m進み、北を向きました。
あちらに、五辻通が東西に伸びています。
2017年では、この五辻通からこの辺りまで来ました。
五辻通に移り、東を向きました。
約300m先に、第648回ブログで訪れた千本釈迦堂が建っています。
同じ位置で、北野天満宮東参道と五辻通の合流点で西を向きました。
ここを50m西に進むと北野天満宮東門に至り、
北野天満宮東参道と五辻通が突き当たります。
先程の位置から、西に約50m進みました。
すると、こちらの道標が立っていました。
こちらから、花街上七軒がここまでと分かりますね。
同じ位置で、南を向いています。
左(東)側に自転車屋さんが立っており、
右(西)側は北野天満宮の敷地です。
この道は御前通で、約300m先に
今出川通と交差する「北野天満宮前」交差点があります。
(通常は北野天満宮へは、こちらから入ります。
第490回ブログに「北野天満宮前」交差点が写っています)
この御前通が花街上七軒最西端なので、
御前通沿いにも花街上七軒の関連建造物が建っています。
(前回ブログに出て来た「上七軒歌舞練場」は御前通からも入れます)
同じ位置で北を向きました。御前通がまだまだ続きます。
左(西)側は北野天満宮の敷地ですが、
右(東)側は花街上七軒ではありません。
ではこの御前通を渡って、北野天満宮東門をくぐります。
では、こちらから北野天満宮に入ります。
先程の鳥居と北野天満宮東門をくぐり、境内に入ってきました。
その位置で北を向くと、こちらの小さな社がいらっしゃいました。
確か、八幡社だったはずです。先ずこちらにお参りします。
~2019年4月26日訂正~
昨日北野天満宮を再訪して、確かめてきました。
こちらは北野天満宮末社の亀神社です。
結構有名な神社なのに、間違えています……
こちらは、その亀神社手前の手水舎です。
楼門近くのものと同じで、牛の像が置かれていますね。
この「牛」こそが、北野天満宮の象徴ですね。
北野天満宮東門の前をくぐった位置で、西を向きました。
こちらは、北野天満宮本殿の壁で突き当たります。
では、この壁に向かって歩いて行きます。
先程の参道を突き当り、北野天満宮本殿東側参道を南に向きました。
約100m先に、北野天満宮の楼門(正門)が見えますね。
この時期(2019年4月4日)は梅はほぼ終わってますが、
こちらにも桜が少々立ち並びます。
次は、向こうの入り口から本殿に向かいます。
先程の門をくぐり、すぐに北を向きました。
こちらが、北野天満宮本殿です。ご祭神は、菅原道真です。
平安時代当初は祟り神と恐れられていましたが、
現在は「学問の神」「受験の神」と多くの信仰を集めています。
この日(2019年4月4日)は梅の季節は終わっていますが、
多くの方々がお参りされていました。
同じ位置で、南を向きました。
向こうの門には、二条城二の丸のような彫り物が施されています。
さらに、同じ位置で西を向きました。
では、こちらから、北野天満宮本殿前を出ます。
北野天満宮本殿を西に抜けました。
さらに西に進むと、御土居跡に出ます。
そちらは、季節によっては「梅苑」や「もみじ宛」になります。
同じ位置で、北野天満宮本殿西に側参道を北に向きました。
では、こちらを進みます。
北野天満宮本殿の周囲には小さな社や祠が並んでいます。
そして、その間に紅梅や白梅が並んでいます。
ただ4月に入ると、もう梅は枯れ枝並木になります。
先程の地から、北野天満宮本殿西側参道を約50m北上しました。
こちらが、北野天満宮境内の北西端です。
こちらが、北野天満宮境内北西端にいらっしゃる稲荷社です。
周囲にたくさんの絵馬が飾ってありますね。
北野天満宮境内北西端から、東を向きましました。
こちらも、紅梅白梅がほぼ枯れ枝並木ですね。
では、こちらを東に進んでいきます。
北野天満宮境内北側に、こちらの小さな社がいらっしゃいます。
こちらは……え~っと何でしたっけ?
たくさんの社がいらっしゃるので、ちょっとはっきりしません。
~2019年4月26日訂正~
昨日北野天満宮に再訪して、確かめてきました。
こちらは、地主神社です。末社の中では、一番メジャーです。
こちらは、北野天満宮建立以前から鎮座されている
この辺りの土地神様です。
先程の小さな社の東脇から、さらに北に向かう道が伸びています。
次は、こちらから北上します。
その北上する参道の先に、こちらの神社がいらっしゃます。
京都駅近くにもいらっしゃった文子天満宮ですね。
ご祭神はもちろん多治比文子ですが、
彼女が何者かはいまだに諸説あります。
文子天満宮の西側に、さらに北に伸びる参道があります。
では、こちらの道をさらに北上します。
その参道を北上すると、こちらに至ります。
ではこの北門から北野天満宮を出て、上立売通に向かいます。
北野天満宮北門の門前に、こちらの石碑が立っています。
こちらは、西陣織の近代化と美術品としての西陣織を開拓した
5代目伊達弥助の功績を讃えた石碑です。
その石碑の西側から、上立売通に抜ける参道があります。
ここを北上し、北野天満宮の敷地から完全に出ます。
北野天満宮を出て、上立売通を東に向いています。
右(南)側の公園のような場所が、北野天満宮です。
約50m先で、先程も出て来た御前通と交差します。
(第489回ブログを参照)
上立売通北側歩道に、こちらの石仏群がいらっしゃいます。
こちらは、厳密にはお地蔵さんではありません。
北野天満宮の御土居跡公園は昭和時代後期に造営されましたが、
こちらはその工事の際紙屋川沿いの地中からお出でになりました。
ですから、元は古代や中世の墓石と考えられます。
その石仏減の前で、上立売通を西に向きました。
約150m先に、平野神社の一の鳥居と桜並木が見えています。
次回ブログでは、そちらに向かいます。
今回は、ここまでです。
~次回は、平野神社に参拝します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
北野天満宮本殿が、起点です。
~追記 その2~
道案内していて、思ったこと
2019年4月22日月曜日のことです。
出勤前に七条通を東進していると、
日本語が通じない白人女性に道を尋ねられました。
(一応、英語で対応)
「河原町通に近い京都駅前のホテル」への道筋を知りたいそうです。
その方は「東本願寺は河原町通沿い」にあると思っていたそうで、
自分の説明を聞くと混乱されてました。
(その方のイメージと、実際の地理が異なります)
どうも東本願寺寄りのかつての宿坊のことでした。
(かつて東本願寺参拝者用に作られた宿屋。現在その多くは旅館です)
実は約1カ月前にも中国人女性から道を尋ねられまして、
その方もホテルが表示したホームページの住所と
実際の地理が異なるため大混乱されていました。
京都市街地は、ここ最近ホテルの建設がラッシュです。
正直自分の知らないホテルも相当数になりました。
(いつの間にかできているホテルも多いです)
そうなるとホテル間の自由競争は激化します。
(それが、健全な姿とは理解しています)
問題は、自分のホテルを有名な観光名所や駅の近くと
実際と異なることを書いたり実際の距離より短く伝えたり
そういうことをするといざ利用者が
そのホテルになかなか辿り着けないことが起きることです。
それが、そのホテルの印象を悪くする可能性もあります。
少々のことは許容範囲内でしょうが、
こういうことがだんだん増えているのではないのでしょうか?
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