第491回 平野神社 夏越の祓~上立売通東から西~その20

前回ブログで訪れた北野天満宮の北門の前から、
上立売通を西に向いています。
今回は、ここから約150m西の平野神社でお参りします。
桜並木を散策した第474回ブログ以来ですね。
こちらでは、しっかり夏越の祓いを行いました。
撮影日は、2017年6月30日夏越の祓いの金曜日午後2時。
今回も、クリックした写真は全て拡大されます。

北野天満宮西門の向かい(北)側の上立売通沿いに、
たくさんのお地蔵さんがいらっしゃいました。
こちらは、御土居発掘の際に出土した石仏群です。
(正確にはお地蔵さんではなく、1基1基昔の墓石です)
御土居は京都市街地のあちこちで現存していますが、
一番有名なのが北野天満宮西端と紙屋川の間に残るものでしょう。
(北野天満宮境内の公園として、
梅の季節と紅葉の季節にはたくさんの来場者があります)
こちらは、そちらの整備中に出土した方々らしいです。

その石仏群寄りに、同じ場所で西を向きました。
ここから見ると、上立売通が紙屋川を渡り
約150m先の平野神社で突き当たっているのがよく分かりますね。

北野天満宮北門から、上立売通を西に約50m進みました。
ここで上立売通は、紙屋川と交差します。
そして、ここで京都市上京区西陣から京都市北区平野になります。
(このブログの「上立売通編」は、今まですべて上京区内でした)

上立売通から、紙屋川に架かる橋の上で北を向いています。
川岸ギリギリまでマンションが迫っていて、
京都市街地としては割と珍しい光景です。
この風景は、約700m北の鞍馬口通まで続きます。
(第252回ブログを参照)

同じ場所で、紙屋川を南に向きました。
この繁みの向こうは、北野天満宮の所有地です。
鶯橋があって、周辺が「御土居公園」になっています。
(第113回ブログを参照)

紙屋川に架かる橋の上で、上立売通を西に向きました。
では、突き当りに見える平野神社に向かいます。

紙屋川に架かる橋から、上立売通を西に約100m進みました。
上立売通の突き当りから、平野神社に入れます。
大きな一の鳥居が桜の木々で隠れてしまうのが、如何にもですね。

では平野神社一の鳥居をくぐって、境内に入っていきます。
桜の季節に訪問した第474回ブログとはだいぶ違いました。

平野神社一の鳥居をくぐり、南を向きました。
こちらから、平野神社桜庭園に入れます。
今は葉桜でこんな感じですが、桜の季節は絶景に変わります。

さらに同じ場所で、北を向きました。
赤い鳥居をくぐり抜けると、
その先に末社の猿田彦社と出世稲荷社がいらっしゃいます。
人出が多かった第474回のときは参拝を諦めましたが、
今回はしっかりお参りしました。

平野神社一の鳥居から、境内を約30m西に進みました。
取りあえず、こちらの手水舎で手を浄めます。
実はこの南側に茶店があり(第474回ブログでは桜湯を飲みました)
そちらで夏越の祓いのための和菓子水無月を頂きました。
(↑をクリックすると、伏見区の栄泉堂の水無月が出ます)
ただ、こちらは責任者の許可を得られなかったので
店名及びその店に関する写真は全削除しました。
(本当は、そちらで約30分休憩して水無月と冷茶を頂きました)

手水舎の西側に、平野神社の門があります。
この日(2017年6月30日)は「夏越の祓い」ということで、
こちらに人が一人くぐれる大きさの茅の輪があります。
では、作法に則り茅の輪をくぐっていきます。
(↑をクリックすると、作法を書いた写真が出ます。
第321回ブログの元祇園 梛神社での茅の輪くぐりの写真です)

茅の輪の脇に、茅が何本が刺さっています。
これは、持ち帰り用の茅です。
本来参拝者一人一人が手製茅の輪を作るのですが、
前述の元祇園 梛神社で大失敗して以来自分では作らず、
今年(2017年)は前回ブログの北野天満宮で買いました。

平野神社楼門の前で西を向くと、すぐに拝殿があります。
こちらの上部に、三十六歌仙の大和絵が飾ってあります。
(第474回ブログを参照)

平野神社拝殿のさらに西側に、平野神社本殿がいらっしゃいます。
2017年4月に訪れたときは超満員で参拝できませんでしたが、
桜シーズンではない今回は遠慮なくゆっくりお参りできました。

「左近の桜 右近の橘」というように、
多くの神社の本殿の両脇には桜と橘が植えられています。
(東京の明治神宮とかが典型例)
平野神社ではいつも桜ばかり写していますので、
今回は橘を撮りました。
時期的にしっかり果実が付いていて花のようですが、
果実は果実なのでどうしてもおいしそうに見えます。
(まぁ取って食べるわけにはいきませんが……)

平野神社本殿周辺の末社に一通りお参りして、
拝殿脇から平野神社境内を東に向きました。
では、向こうの門からこちらを出ます。

茅の輪が付いた門を背に、平野神社境内を東に向いています。
では一の鳥居の方に、戻ります。

平野神社一の鳥居の前で、東を向きました。
ここから東に上立売通が伸びています。
寺町通から今回ブログまでかけて歩いてきました。
ただ上立売通は筋違いになって、もう少し西に伸びています。
では、今からそちらに向かいます。

平野神社一の鳥居前で、北を向きました。
上立売通と交差するこの道がはっきりしないのですが、
地理的には西土居通に相当します。
(第30回ブログ参照)
ですから、便宜上この道を「西土居通」と表記します。
ちなみに、この「西土居通」を北上すると
鞍馬口通付近で西大路に吸収されます。
(「金閣寺前」交差点付近です。第252回ブログの最後の方です)

同じ場所で、「西土居通」を南に向きました。
平野神社は境内の桜並木が「とても濃い」のですが、
この沿道にも相当濃い桜並木ができています。

その辺りを大きく写しました。
やはり歩道側に、「さくら通学路」と書いてあります。
たぶん小学生の通行を前提にはしていますが、
春になるとこちらも桜トンネルが出来上がるようです。
では、こちらを通っていきます。

毛虫を心配しつつ、平野神社一の鳥居前から
さくら通学路を南下しています。
やはり、ここは「桜トンネル」になっていました。
また春になったら、ここに来ようと思います。

その「さくら通学路」を南下する途中で、西を向きました。
こちらは、平野神社境内の「桜庭園」です。
今はただの藪ですが、春になるとこちらは絶景に変わります。

上立売通から、「西土居通」を約70m南下しました。
ここで、このさくら通学路は終了します。
そしてこの位置から、また上立売通が西に伸びています。

南側の上立売通から、「西土居通」を南に向いています。
この「西土居通」は何度か途切れつつも意外に長く、
約4600m先のJR「西大路」駅近くまで続きます。

「西土居通」から、南側の上立売通を西に向いています。
左(南)側にマンションが立ち並び、
右(北)側に平野神社の桜並木が続きます。
ちょうどマンション前に引っ越し用のトラックが来ていますが、
その向こうには西大路が見えますね。

「西土居通」から、南側の上立売通を西に約50m進みました。
ここで、平野神社の桜並木が途切れます。

その位置で北を向きました。こちらは平野神社の北門です。
ここを北上すると、桜庭園と花見のときに露店が並んでいた場所の
ちょうど境目に出ます。

平野神社南門から、上立売通を西に向いています。
雨が止んで約1時間ですが、まだアスファルトは濡れていますね。
ではこのまま西に進み、西大路に出ます。

平野神社南門から、上立売通を西に約100m進みました。
こちらは、上立売通と西大路が交差する「平野神社前」交差点です。
上立売通は、約300m先の立命館大学まで続きます。
ただ、今回はそこまでは行きません。

上立売通から、西大路を北に向きました。
こちらに、平野神社西門があります。
通常、観光客はこちらから入っていきます。

平野神社西門から、平野神社境内を覗いています。
この奥が桜シーズンで露店が立つ場所で、
この神社一番の絶景ポイントです。

今度は同じ場所で、西大路を南に向きました。
交差点角のパン屋さんが気になりますが、
時間がないので先を急ぎます。

上立売通から、西大路を南に歩いています。
この辺りは、急な下り坂ですね。
西大路は京都市街地屈指の幹線道路なので、
相変わらず交通量が多いですね。

上立売通から、西大路を約150m南下しました。
するとこちらに、京都市立衣笠小学校が見えてきました。

さらに、西大路を約10m南下しました。
では、こちらから205系市バスに乗って京都駅方面に帰ります。

「衣笠校前」バス停には、こういうものが付いています。
これによると、もうすぐ205系市バスがこちらに来るそうです。
今回は、ここまでです。
~次回は、「平野神社前」交差点から上立売通を西に進みます。
「上立売通編」の最終回です~
~追記~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
平野神社本殿が、起点です。
~2017年7月9日追記~
オーストラリアは強そうでした
こちらのブログでは今まで取り上げていませんでしたが、
BSのNHKで放映していたコンフェデレーションズカップを
ずっと追いかけて視ていました。
やはり強い国が勝つと言いますか、
決勝はおそらく現時点の欧州と南米の最強国同士でしたし、
(現時点では、ブラジル・アルゼンチンよりもチリの方が強豪です)
その上でドイツが優勝したのは、まぁ妥当なんでしょう。
(ただ、だからと言って来年の優勝国に決まったわけではありません)
それはそれとして……
問題はアジア代表のオーストラリアです。
日本はW杯予選で2017年8月31日に
そのオーストラリアと対戦しなければなりません。
調整不足や何かマズいことがあって上手くいかないなら、
それはそれで日本にとっては僥倖なのですが、
(相手の不幸を喜ぼうとするくらい、日本は追い込まれています)
フィジカルを前面に出し粘り強いスタイルは、
まさに「アジア王者」でした。
この状態でそのまま日本戦に臨まれては……
日本代表は非常に困ったことになります。
日本は、W杯最終予選では3位以上が確定しています。
つまりプレーオフは確保しているのですが、
アジア選出のプレーオフ出場国が
これまでに他地域の代表に勝ったことは1度だけです。
(1998年大会で、オーストラリアを倒したイランのみ。
その敗れたオーストラリアも、その後にアジアになりました)
なるべく2位以内に入りたいのですが、
そのためにはオーストラリアかサウジアラビアのどちらかを
日本自身の手で予選敗退に追い込まなければなりません。
それができる精神力が日本にあるかどうかということですね。
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
平野神社本殿が、起点です。
~2017年7月9日追記~
オーストラリアは強そうでした
こちらのブログでは今まで取り上げていませんでしたが、
BSのNHKで放映していたコンフェデレーションズカップを
ずっと追いかけて視ていました。
やはり強い国が勝つと言いますか、
決勝はおそらく現時点の欧州と南米の最強国同士でしたし、
(現時点では、ブラジル・アルゼンチンよりもチリの方が強豪です)
その上でドイツが優勝したのは、まぁ妥当なんでしょう。
(ただ、だからと言って来年の優勝国に決まったわけではありません)
それはそれとして……
問題はアジア代表のオーストラリアです。
日本はW杯予選で2017年8月31日に
そのオーストラリアと対戦しなければなりません。
調整不足や何かマズいことがあって上手くいかないなら、
それはそれで日本にとっては僥倖なのですが、
(相手の不幸を喜ぼうとするくらい、日本は追い込まれています)
フィジカルを前面に出し粘り強いスタイルは、
まさに「アジア王者」でした。
この状態でそのまま日本戦に臨まれては……
日本代表は非常に困ったことになります。
日本は、W杯最終予選では3位以上が確定しています。
つまりプレーオフは確保しているのですが、
アジア選出のプレーオフ出場国が
これまでに他地域の代表に勝ったことは1度だけです。
(1998年大会で、オーストラリアを倒したイランのみ。
その敗れたオーストラリアも、その後にアジアになりました)
なるべく2位以内に入りたいのですが、
そのためにはオーストラリアかサウジアラビアのどちらかを
日本自身の手で予選敗退に追い込まなければなりません。
それができる精神力が日本にあるかどうかということですね。
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