第433回 御池通のオフィス街~高倉通南から北~その20
今年何度目かの登場の地下鉄「烏丸御池」駅です。
京都駅からの地下鉄に乗ってきたので、ここは烏丸線です。
今回はここから御池通を東に進み、高倉通で北上します。
撮影日は、2016年10月27日木曜日午後3時。
穏やかな秋晴れの一日でした。
では、烏丸線国際会館行きのホームから
コンコース階に向かいます。
京都市営地下鉄「烏丸御池」駅のホームから、
階段でコンコース階に上がってきました。
南側のコンコースは改札口があるだけですが、
こちらの北側はコンコース内にカフェや書店が並んでいます。
まだコンコース階です。
改札口の反対側(つまり、コンコース内)に
大手パン屋チェーン店の「志津屋」の支店があります。
こちらは、パンの購入だけでなくカフェもあります。
改札を出ると、志津屋の上に見える踊り場に出ます。
そこが、「御池烏丸」交差点の真下になります。
この写真は、クリックすると拡大されます。
その踊り場から、地上に出る階段に向かいます。
ここを上がれば、前回ブログの最後の場面
「御池烏丸」交差点南東角に出ます。
地下鉄「烏丸御池」駅から地上に出ました。
烏丸通から、御池通を東に向いています。
前回ブログは、この道をこちらに向かって歩いてきました。
1週間経って、街路樹のカエデもだんだん色づいてきました。
この写真も、クリックすれば拡大されます。
第205回ブログ以来の「御池烏丸」交差点です。
どちらの道も、京都で屈指オフィスビル街を形成しています。
では、御池通を渡って北上します。
御池通から、烏丸通を北に向いています。
約100m先に、京都国際マンガミュージアムが見えますね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。
烏丸通から、御池通北側歩道で東を向いています。
御池通では、交差する道の大きな標識が出ますね。
この辺りから御池通の写真は、クリックすれば拡大されます。
その標識の根本には、こちらの標識が立っています。
先程のものは車道用で、こちらは歩道用です。
歩道用のこちらには、各国の言語で書かれた文字と
その道の謂れが書かれています。
車屋町通から、御池通を東に向いています。
オフィスビルが立ち並ぶ中、京町屋と土蔵があります。
こちらは、老舗の呉服問屋です。
御池通はオフィスビル街ですが、このように京町家も建っています。
車屋町通から、御池通北側歩道を約60m進みました。
土蔵の東側は、東洞院通との交差点です。
では、ここをさらに進んでいきます。
東洞院通から、約50m東に間之町通があります。
その間之町通から、御池通北側歩道を東に向いています。
間之町通~高倉通間の御池通は、歩道が狭くなります。
ここから東の御池通の地下に、京都最大の市営駐車場があります。
歩道が狭い分街路樹も小振りですが、
こちらのカエデのように結構いい枝振りが多いです。
クリックすれば写真が拡大するのは、ここまでです。
その街路樹の脇に、ジュバンセル 御池店があります。
和菓子の材料である小豆や抹茶を使った京風洋菓子のお店です。
JR伊勢丹の地下にあるお店は、相当流行っていますね。
ただ、店内飲食ができるのは
八坂神社南楼門から南に約100mにある本店のみです。
間之町通から、御池通北側歩道を約50m東に進みました。
ここで御池通は、高倉通と交差します。
ここからの写真も、クリックすればまた暫く拡大します。
御池通北側歩道から、高倉通を南に向きました。
広い広い御池通の向かい(南)側に、
前回ブログでお参りした御所八幡宮が見えますね。
先程の「高倉通」の表札を反対側から見ています。
「高倉通」という文字の下に、小さく周辺地図が書いてありますね。
クリックすると写真が拡大するのは、ここまでです。
御池通から、高倉通を北に向いています。
では、ここを進んでいきます。高倉通北端まで、あと約700mです。
御池通から、高倉通を北に歩いています。
こちらはマンションや飲食店ではなく、雑居ビルの1Fです。
大きな水槽に、大きな淡水魚が泳いでいました。
この写真も、クリックすると拡大されます。
水槽のあるビルの斜め向かい(北西)に、こちらの町家があります。
こちらは、串カツ専門の居酒屋さんです。
こういうお店が並ぶところが、高倉通らしいですね。
この写真も、クリックすると拡大されます。
その串カツやさんの斜め向かい(北東)に、保事協会館があります。
「保事協」とは、京都保険事業協同組合のことです。
その建物の前に、1本の石碑が立っています。
14世紀前半、こちらに足利尊氏の邸宅がありました。
つまり、室町幕府はここで発祥しました。
尤も足利尊氏邸宅は広大だったので、御池通周辺も邸宅の一部です。
室町幕府は足利尊氏の死後、
第195回ブログに出てきた大聖寺の辺りに移転しました。
そのためここは等持寺という寺院に変わりましたが、
応仁の乱で焼失した後は衰退し、等持院に吸収されてしまいました。
御池通から、高倉通を約100m北上しました。
こちらで、高倉通は押小路と交差します。
高倉通から、押小路を西に向いています。
「押小路高倉」の辻の南西角に、「初音湯」という銭湯があります。
ちょうど今(午後3時半)、営業中です。
……高倉通は、他の通りと比べて銭湯が少ないですね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。
今度は、高倉通から押小路を東を向きました。
ここから東に約400m先に、
第161回ブログに出てきた京都市役所北側に辿り着きます。
この写真も、クリックすれば拡大されます。
押小路から、高倉通を北に向いています。
では、ここを北上します。
先程の写真でも写っていましたが、
こちらの土蔵のような建物は、浄土真宗雒陽山浄光寺です。
ただ、こちらの沿革は全く分かりません。
この写真も、クリックすれば拡大されます。
押小路から、高倉通を北に約120m進みました。
ここで高倉通は、二条通と交差します。
高倉通から、二条通を東に向いています。
ここから約400m先の寺町通沿いは、
第161回ブログに出てきたお洒落な銀杏並木が続きます。
今度は高倉通から、二条通を西に進みました。
ここから約250m先で、烏丸通と交差します。
(第203回ブログを参照)
二条通から、高倉通を北に向いています。
もう向こうに、高倉通の突き当りにある京都御苑が見えます。
ただ既にだいぶ写真を貼り付けたので、ここから先は次回とします。
今回は、ここまでです。
~次回で、「高倉通編」が終わります~
~追記 その1~
祝!訪問者数14万人突破!
ちょっと前のことなのですが、2016年11月3日に
「京の道 今日の道」訪問者数が
14万人を突破しました!
2011年8月31日に第1回ブログを更新して以来
約5年2カ月で達成しました。
これも、今まで皆様がたびたび訪問していただいたからです。
今までのご愛顧に感謝しつつ、これからもよろしくお願いします。
どうも、ありがとうございました!
~追記 その2~
今回ブログは、前回ブログ更新以来約9日ぶりです。
ウチのブログは1週間以上更新しないのは珍しいのですが、
(更新しなかった最長は第9回ブログと第10回ブログの23日間です)
実は昨日(2016年11月5日)まで9連勤でして、
しかも11月3日文化の日は4時間以上の残業付きでした……
そのため、PCに触れる時間もほとんどなく
長期間更新しない状態が続く結果になりました。
取りあえず2016年11月は「高倉通編」を終わらせて、
その後そのまま北上して京都御苑にお邪魔して、
11月23日に「紅葉散策」をしていきます。
今年(2016年)も、この「紅葉散策編」を
12月年末まで続ける予定です。
~追記 その3~
この辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
旧足利尊氏邸宅の「保事協会館」が起点です。
~追記 その4~
祝!京都サンガ
プレーオフ進出確定!!
2016年J2リーグ第40節で、
京都サンガは敵地熊本で
ロアッソ熊本に1-2で勝利しました。
これで我らが京都サンガは5位に上がり、
7位町田FCとの勝ち点差が7となって
京都サンガの6位以上が確定しました。
これで京都サンガは最終第42節終了後、
J1リーグ昇格を巡りプレーオフを行うことが確定しました!
まぁ、ここ3カ月7位との勝ち点が5以上のときが続いていて
今までこのブログの追記で書いてきたように
ほぼ確定していたことが決まっただけなのですが……
それでも、京都のプレーオフ進出は3年ぶりです。
昨シーズンの和田監督時代には
クラブ史上初のJ3リーグ降格すら覚悟しました。
そこから考えれば、現時点でも夢のような出来事です。
おそらく対戦相手は3位の清水か4位のC大阪でしょう。
(もし本当にJ1リーグに昇格したいなら、
この両方に勝利するのが条件です)
現実的に京都サンガがJ1リーグに昇格すると
予想する方は少数派でしょうが、
どういう結果になろうがあと何試合かは楽しめます。
清水もC大阪も直近で京都に勝っているので
なめてきてもらえないでしょうかね……
まぁ、無理でしょうけど……
~追記 その5~
京都サンガの小さな巨人
今シーズン(2016年シーズン)の京都は
主力選手の大幅流出により布陣が変わってしまいました。
(クラブによる解雇ではなく、選手が自主的に出て行きました)
そんな京都を支えた一人に、堀米勇輝選手がいます。
身長が高い今年の京都選手陣の中で168cmと小柄な選手です。
ただ、その堀米選手の正確なコーナーキックやクロスボールが
背の高い選手たちの頭に飛んでいきます。
そのことで、京都はセットプレーからの得点が急増しました。
圧巻だったのは、4月29日のC大阪戦です。
この日の得点は、全て堀米選手のコーナーキックからでした。
いくら背の高い選手が何人もいても、
その選手へのパスが不正確ではその身長も武器にはなりません。
背の高さに拘るなら、背の低い堀米選手は必要不可欠な選手です。
もしJ1リーグに京都が上がれたなら、
自分はこの堀米選手が
古巣のヴァンフォーレ甲府と戦う姿を夢見ています。
正確なキックも堀米選手の魅力ですが、
精神の強さと献身的なプレーもJ2リーグでも屈指です。
ここ数年の活躍次第で、日本代表の可能性もあります。
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