第1045回 光秀塚の桜まんじゅう~祇園白川桜散策~その1
「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
2024年の桜散策は、まだ続きます。
前回ブログで、京都駅前の桜散策を終えました。
現実世界の桜はすでに散っていて、
そろそろツツジが咲き始めています。
ただ、このブログでは
さらに別の桜散策を決行します。
京都駅前へは2024年4月4日に取材しましたが、
2日後の2024年4月6日に、
「北部祇園」に行ってまいりました。
京都市内の桜が満開になった日ですが、
ウチの母は京都駅前の散策で疲れ果てて、
自分一人だけで訪れました。
また2024年の桜散策の主旨は、
「集中する交通機関を避ける」です。
京都駅から祇園へは
206系市バスを利用する方が多いですが、
今回は市営地下鉄東西線を利用しました。
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、
3駅先の「烏丸御池」駅で降ります。
そこで市営地下鉄東西線に乗り換えて、3駅。
こちらは、市営地下鉄東西線「東山」駅です。
このブログでは、初めての登場です!
東山区祇園地区の北端と岡崎公園との境にある駅です。
今回は、三条通以南の白川沿いを南下します。
撮影日は、2024年4月6日土曜日午後1時。
穏やかに晴れた一日でした。
今まで乗ってきた地下鉄東西線の車両が、
蹴上駅へ出発します。
市営地下鉄東西線には、駅にも扉が付いています。
地下鉄東西線「東山」駅ホームを進むと、
こちらのエスカレーターがあります。
では、こちらを使って上の階に向かいます。
エスカレーターを上って、「東山」駅ホームから
コンコース階に辿り着きました。
「東山」駅コンコース階は狭いですが、
その分利用客も少なめです。
先程のエスカレーターから右(北)を向くと、
地下鉄東西線「東山」駅の改札口です。
では、ここから「東山」駅を出ます。
地下鉄東西線「東山」駅改札を出て、
地下道内で北を向いています。
地下道の壁に、地図が貼り付けてあります。
2番出口のある西には、「東山三条」交差点があります。
この「東山」とは東大路を指していて、
「東山三条」交差点は東大路と
三条通との交差点を指しています。
もちろん「東山」駅の東山も、東大路を指しています。
(「東山」駅は、東大路に接する唯一の地下鉄の駅です)
市営地下鉄「東山」駅改札口で、
地下道を右(東)に向いています。
この先に、1番出口があります。
今回は、こちらに向かいます。
市営地下鉄東西線「東山」駅改札から、
約50m東に進みました。
この左(北)側に、上りの階段があります。
先程の位置から、地下道で北を向きました。
では、この上り階段で地上に上がります。
らせん状に回転しながら、上り階段を進みます。
階段を上りきると「東山」駅1番出口で、
そちらを出ると三条通です。
市営地下鉄東西線「東山」駅1番出口から、
三条通を西に向いています。
約200m先が、「東山三条」交差点です。
(青い看板のある辺りです)
さらに約400m西が、鴨川に架かる三条大橋です。
(その辺りの様子は、第70回ブログ参照)
今度は市営地下鉄東西線「東山」駅から、
三条通を東に向きました。
目の前に、左(北)に伸びる白川筋があります。
三条通から、白川筋を北に向いています。
白川筋は、白川の西側に伸びる道です。
この写真では分かりにくいですが、
約10m東に白川が流れています。
白川筋を約250m北上すると仁王門通と交差して、
その仁王門通以北が岡崎公園です。
平安神宮や十石舟に向かう方々で、
この辺りはごった返しています。
白川筋から、三条通を東に向いています。
この先に、白川に架かる橋が見えますね。
三条通から、白川を北に向いています。
岡崎公園は琵琶湖疎水に囲まれていて、
白川はいったん琵琶湖疎水に流れ込んだ後、
岡崎公園最南端の仁王門通辺りでまた南に流れ出します。
仁王門通から白川が約250m進んだ地点が、
ちょうどこの橋の上です。
白川に架かる橋の上から、三条通を東に向いています。
このまま三条通を東に進むと、
東山区粟田口地区から東山区蹴上地区に向かいます。
(その様子は、第71回ブログ参照)
ここからは、目の前の横断歩道を渡ります。
では信号が変わりましたので、
横断歩道を渡って三条通南側歩道に移ります。
この写真の端に、今回ブログのメイン
三条通以南の白川が写っています。
横断歩道を渡り、三条通南側歩道を西に向いています。
では、白川に架かる橋に再び移動します。
三条通の橋の上から、白川を南に向いています。
川沿いの右(西)側の道が、白川筋です。
……とはいえ、この辺の白川沿いは桜並木ではありません。
東山区粟田口地区の白川沿いは、柳並木がずっと続きます。
暫く南下して東山区祇園地区に入ると、
徐々に柳の木が桜に変わります。
白川東岸の道に移り、三条通から南西を向いています。
要するに、白川筋の向かいの道です。
約300m先の華頂通までは、こちら側の道を進みます。
三条通から白川東岸の道を南西に約50m進み、西に向きました。
橋を渡り約100m進むと、古川町商店街に辿り着きます。
その橋の脇で、白川東岸の道を南西に向いています。
では、このまま白川東岸の道を南西に進みます。
先程の橋から、白川東岸の道を約50m南西に進みました。
目の前に、和菓子屋さんが建っています。
その和菓子屋さん「餅寅」の手前(北側)に、
南東へ続く路地が伸びています。
足元に、「東梅宮 明智光秀之墳」と書かれた
道標が立っています。
ちょっと、こちらの路地に寄り道します。
白川東岸の道から、路地を南東に約30m進みました。
こちらに、明智光秀の首塚があります。
こちらが、明智光秀の首塚です。
兼見卿記によると、明智光秀は山崎の戦いで敗走後
農民に殺害されて、この地に埋葬されたそうです。
ちなみに、現在この場所は先程の餅寅さんが管理されています。
明智光秀の首塚の前で、路地を北西に向いています。
では、こちらから白川沿いに戻ります。
白川東岸の道に戻り、南西に向いています。
白川東岸の道を進む前に、餅寅に立ち寄ります。
帰宅後、餅寅で買ったこちらを母と戴きました。
桜上用まんじゅうは、紅白問わず一つ200円です。
桜上用まんじゅうを小皿に盛り付けました。
自分と母で、紅白一つずつ戴きました。
こちらが、自分が戴いた分の桜上用まんじゅうです。
紅白それぞれに、桜の花の塩漬けが載っています。
こちらが、桜上用まんじゅうの断面図です。
紅白どちらも、漉し餡です。
ちなみに、京都では上用まんじゅうで
和菓子屋さんの良し悪しを判断します。
漉し餡なら甘味の上品さが、
皮なら薄さと肌理の細かさが基準です。
こちらのものは、どちらも最上級です。
では、餅寅前の白川沿いに戻ってきました。
ここからさらに白川の下流を目指しますが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、華頂通付近の桜並木を散策します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
明智光秀の首塚が、起点です。
~追記 その2~
祇園へ向かう交通機関
だんだん京都に訪れる方も増えてきて、
「オーバーツーリズム」と言う言葉も出てきました。
増えすぎる観光客に対して、
迷惑に思われる方も増えてきています。
とは言え訪問者数の管理は不可能としても、
人の流れの管理は可能なはずです。
他地域の方々は京都などの観光地の地理に暗く、
サイトなどに載っている交通手段の
1パターンのみに多くの人々が集中し、
他の交通手段は空いていることも多くあります。
例えば祇園へ行こうとする場合、多くの観光客が
京都駅→206系市バスを選ばれています。
一方で京都駅から地下鉄に乗って、
「京阪三条」駅や「東山」駅で降りる方は多くありません。
ですから今回ブログは、「東山」駅を利用しました。
さらに京都駅に拘らなければ、
京阪電鉄を利用して「祇園四条」駅や
「三条」駅も利用できます。
京阪電鉄は、大阪駅より約800m南の
大阪市役所に近い「淀屋橋」駅が起点です。
(大阪市営地下鉄御堂筋線1駅です)
また大阪駅を起点に考えれば、
阪急電車を利用する方法もあります。
(阪急電車を利用する場合は、第1032回ブログ参照)
阪急電車京都線の終点は「河原町」駅ですが、
約100m東に進めば祇園に辿り着けます。
観光地を訪れる人数自体は変わりませんが、
交通手段を散らすことで、
様々な問題が緩和されます。
進みたい方は、ここをクリックしてください。
2024年の桜散策は、まだ続きます。
前回ブログで、京都駅前の桜散策を終えました。
現実世界の桜はすでに散っていて、
そろそろツツジが咲き始めています。
ただ、このブログでは
さらに別の桜散策を決行します。
京都駅前へは2024年4月4日に取材しましたが、
2日後の2024年4月6日に、
「北部祇園」に行ってまいりました。
京都市内の桜が満開になった日ですが、
ウチの母は京都駅前の散策で疲れ果てて、
自分一人だけで訪れました。
また2024年の桜散策の主旨は、
「集中する交通機関を避ける」です。
京都駅から祇園へは
206系市バスを利用する方が多いですが、
今回は市営地下鉄東西線を利用しました。
京都駅から国際会館行きの市営地下鉄烏丸線に乗って、
3駅先の「烏丸御池」駅で降ります。
そこで市営地下鉄東西線に乗り換えて、3駅。
こちらは、市営地下鉄東西線「東山」駅です。
このブログでは、初めての登場です!
東山区祇園地区の北端と岡崎公園との境にある駅です。
今回は、三条通以南の白川沿いを南下します。
撮影日は、2024年4月6日土曜日午後1時。
穏やかに晴れた一日でした。
今まで乗ってきた地下鉄東西線の車両が、
蹴上駅へ出発します。
市営地下鉄東西線には、駅にも扉が付いています。
地下鉄東西線「東山」駅ホームを進むと、
こちらのエスカレーターがあります。
では、こちらを使って上の階に向かいます。
エスカレーターを上って、「東山」駅ホームから
コンコース階に辿り着きました。
「東山」駅コンコース階は狭いですが、
その分利用客も少なめです。
先程のエスカレーターから右(北)を向くと、
地下鉄東西線「東山」駅の改札口です。
では、ここから「東山」駅を出ます。
地下鉄東西線「東山」駅改札を出て、
地下道内で北を向いています。
地下道の壁に、地図が貼り付けてあります。
2番出口のある西には、「東山三条」交差点があります。
この「東山」とは東大路を指していて、
「東山三条」交差点は東大路と
三条通との交差点を指しています。
もちろん「東山」駅の東山も、東大路を指しています。
(「東山」駅は、東大路に接する唯一の地下鉄の駅です)
市営地下鉄「東山」駅改札口で、
地下道を右(東)に向いています。
この先に、1番出口があります。
今回は、こちらに向かいます。
市営地下鉄東西線「東山」駅改札から、
約50m東に進みました。
この左(北)側に、上りの階段があります。
先程の位置から、地下道で北を向きました。
では、この上り階段で地上に上がります。
らせん状に回転しながら、上り階段を進みます。
階段を上りきると「東山」駅1番出口で、
そちらを出ると三条通です。
市営地下鉄東西線「東山」駅1番出口から、
三条通を西に向いています。
約200m先が、「東山三条」交差点です。
(青い看板のある辺りです)
さらに約400m西が、鴨川に架かる三条大橋です。
(その辺りの様子は、第70回ブログ参照)
今度は市営地下鉄東西線「東山」駅から、
三条通を東に向きました。
目の前に、左(北)に伸びる白川筋があります。
三条通から、白川筋を北に向いています。
白川筋は、白川の西側に伸びる道です。
この写真では分かりにくいですが、
約10m東に白川が流れています。
白川筋を約250m北上すると仁王門通と交差して、
その仁王門通以北が岡崎公園です。
平安神宮や十石舟に向かう方々で、
この辺りはごった返しています。
白川筋から、三条通を東に向いています。
この先に、白川に架かる橋が見えますね。
三条通から、白川を北に向いています。
岡崎公園は琵琶湖疎水に囲まれていて、
白川はいったん琵琶湖疎水に流れ込んだ後、
岡崎公園最南端の仁王門通辺りでまた南に流れ出します。
仁王門通から白川が約250m進んだ地点が、
ちょうどこの橋の上です。
白川に架かる橋の上から、三条通を東に向いています。
このまま三条通を東に進むと、
東山区粟田口地区から東山区蹴上地区に向かいます。
(その様子は、第71回ブログ参照)
ここからは、目の前の横断歩道を渡ります。
では信号が変わりましたので、
横断歩道を渡って三条通南側歩道に移ります。
この写真の端に、今回ブログのメイン
三条通以南の白川が写っています。
横断歩道を渡り、三条通南側歩道を西に向いています。
では、白川に架かる橋に再び移動します。
三条通の橋の上から、白川を南に向いています。
川沿いの右(西)側の道が、白川筋です。
……とはいえ、この辺の白川沿いは桜並木ではありません。
東山区粟田口地区の白川沿いは、柳並木がずっと続きます。
暫く南下して東山区祇園地区に入ると、
徐々に柳の木が桜に変わります。
白川東岸の道に移り、三条通から南西を向いています。
要するに、白川筋の向かいの道です。
約300m先の華頂通までは、こちら側の道を進みます。
三条通から白川東岸の道を南西に約50m進み、西に向きました。
橋を渡り約100m進むと、古川町商店街に辿り着きます。
その橋の脇で、白川東岸の道を南西に向いています。
では、このまま白川東岸の道を南西に進みます。
先程の橋から、白川東岸の道を約50m南西に進みました。
目の前に、和菓子屋さんが建っています。
その和菓子屋さん「餅寅」の手前(北側)に、
南東へ続く路地が伸びています。
足元に、「東梅宮 明智光秀之墳」と書かれた
道標が立っています。
ちょっと、こちらの路地に寄り道します。
白川東岸の道から、路地を南東に約30m進みました。
こちらに、明智光秀の首塚があります。
こちらが、明智光秀の首塚です。
兼見卿記によると、明智光秀は山崎の戦いで敗走後
農民に殺害されて、この地に埋葬されたそうです。
ちなみに、現在この場所は先程の餅寅さんが管理されています。
明智光秀の首塚の前で、路地を北西に向いています。
では、こちらから白川沿いに戻ります。
白川東岸の道に戻り、南西に向いています。
白川東岸の道を進む前に、餅寅に立ち寄ります。
帰宅後、餅寅で買ったこちらを母と戴きました。
桜上用まんじゅうは、紅白問わず一つ200円です。
桜上用まんじゅうを小皿に盛り付けました。
自分と母で、紅白一つずつ戴きました。
こちらが、自分が戴いた分の桜上用まんじゅうです。
紅白それぞれに、桜の花の塩漬けが載っています。
こちらが、桜上用まんじゅうの断面図です。
紅白どちらも、漉し餡です。
ちなみに、京都では上用まんじゅうで
和菓子屋さんの良し悪しを判断します。
漉し餡なら甘味の上品さが、
皮なら薄さと肌理の細かさが基準です。
こちらのものは、どちらも最上級です。
では、餅寅前の白川沿いに戻ってきました。
ここからさらに白川の下流を目指しますが、
もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、華頂通付近の桜並木を散策します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
明智光秀の首塚が、起点です。
~追記 その2~
祇園へ向かう交通機関
だんだん京都に訪れる方も増えてきて、
「オーバーツーリズム」と言う言葉も出てきました。
増えすぎる観光客に対して、
迷惑に思われる方も増えてきています。
とは言え訪問者数の管理は不可能としても、
人の流れの管理は可能なはずです。
他地域の方々は京都などの観光地の地理に暗く、
サイトなどに載っている交通手段の
1パターンのみに多くの人々が集中し、
他の交通手段は空いていることも多くあります。
例えば祇園へ行こうとする場合、多くの観光客が
京都駅→206系市バスを選ばれています。
一方で京都駅から地下鉄に乗って、
「京阪三条」駅や「東山」駅で降りる方は多くありません。
ですから今回ブログは、「東山」駅を利用しました。
さらに京都駅に拘らなければ、
京阪電鉄を利用して「祇園四条」駅や
「三条」駅も利用できます。
京阪電鉄は、大阪駅より約800m南の
大阪市役所に近い「淀屋橋」駅が起点です。
(大阪市営地下鉄御堂筋線1駅です)
また大阪駅を起点に考えれば、
阪急電車を利用する方法もあります。
(阪急電車を利用する場合は、第1032回ブログ参照)
阪急電車京都線の終点は「河原町」駅ですが、
約100m東に進めば祇園に辿り着けます。
観光地を訪れる人数自体は変わりませんが、
交通手段を散らすことで、
様々な問題が緩和されます。
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