第725回 「花の御所」大聖寺
2020年はコロナウィルスによる肺炎が流行し、
2月3月と次々と各スポーツのリーグ戦や
イベントが中止になりました。
そんなご時世ですから、
「京都 冬の旅」企画が中止している可能性も感じて
取りあえず予定の寺院に行ってきました。
いろいろ防疫体制が整っていましたが、
一応どの寺院も開門されていました。
そのような訳で、ある程度厳戒態勢ではありますが
2020年3月上旬の上京区散歩に出かけます。
今回の散策は、門跡寺院の尼寺中心に回ります。
なおコロナウィルスによる肺炎への対応は、
日々刻々と変わっています。
2020年3月1日時点で開催されていた
各寺院の公開もその後拝観休止になっているかもしれません。
もしこちらへの拝観を希望の方は、
必ず事前にホームページなどで確認してください。
約10カ月ぶりの地下鉄烏丸線「今出川」駅です。
(自分が脳卒中を患う以前ですね)
今回は、駅前の大聖寺に入っていきます。
今まで第195回ブログと第660回ブログで大聖寺に訪れていますが、
実際に屋内を覗いたのは今回が初めてです。
撮影日は、2020年3月1日日曜日午後1時45分。
今回ブログは、第660回ブログとほぼ同じ道順です。
自分が乗っていた国際会館行きの車両が、
「鞍馬口」駅方面に発車しました。
車両に京都サンガ応援広告が貼り付けてありましたが、
現在Jリーグは休止中です。
こちらは、地下鉄烏丸線「今出川」駅ホームから、
コンコース階へ上る階段です。
では、こちらを利用して上の階に上がっていきます。
先程の階段をのぼり、コンコース階にまで来ました。
次は目の前の北側改札口を通り抜け、
その先のコンビニエンスストアの前に向かいます。
地下鉄烏丸線「今出川」駅北側改札口北側にある
コンビニエンスストアの前で、南を向いています。
左(東)側は、先程の「今出川」駅のコンコース階です。
では、この通路の先にある「今出川」駅2番出口に続く
階段を上っていきます。
階段をのぼり、「今出川」駅2番出口に辿り着きました。
では、ここから地上に出ます。
「今出川」駅2番出口の前で、東を向いています。
烏丸通越しに、同志社大学今出川キャンパスが見えますね。
赤レンガの建物は、その同志社大学の象徴です。
「今出川」駅2番出口の前で、烏丸通を南に向いています。
約150m先に、「今出川烏丸」交差点が見えますね。
今度は「今出川」駅2番出口の前で、烏丸通を北に向きました。
烏丸通から西に、「五辻通」が伸びています。
そしてその径の向こう(北側)に、
今回ブログのメイン臨済宗大聖寺があります。
カメラ片手のマスク姿の方が、多いですね。
「五辻烏丸」交差点北西角に、臨済宗大聖寺があります。
こちらは数少ない現存する「花の御所」の遺構で、
かつての室町幕府がこの辺りにあった証拠です。
先程の門をくぐって、大聖寺境内に入ってきました。
こちらの境内は、烏丸通沿いに北に伸びていますね。
大聖寺庫裏の向こうに、赤レンガの同志社大学寒梅館が見えます。
大聖寺の境内には、松の木が多く植えてあります。
そのうち1本の脇に、「花の御所」と書かれた石碑が立っています。
「花の御所」とは室町第とも呼ばれており、
14世紀初めから約200年間こちらに室町幕府が置かれていました。
つまり、ここはかつて室町幕府が置かれていた場所です。
(詳細は、第670回ブログ参照)
「五辻烏丸」交差点にあった門から、
臨済宗大聖寺境内を約100m北上しました。
では、こちらから大聖寺の屋内に初めて入ります。
大聖寺庫裏の前に、靴袋が置かれていました。
まぁ、これは今まで通りなのですが……
こちらは、返却した靴袋を入れる場所です。
使い終わった靴袋は、もう使いまわしはされないようです。
では、庫裏から臨済宗大聖寺屋内に入っていきます。
「京都冬の旅」企画の寺院は、通常屋内撮影禁止です。
ですから、ここから実物ではなく
入場券などの写真の下に、寺院の紹介文を書きます。
元々こちらは室町第の中にあった寺院なのですが、
桃山時代に再興されて以降は、皇女のための尼寺でした。
ですから、歴代天皇との関連した品々が多く展示されていました。
チケットの写真は、明治天皇下賜の御所人形です。
元々和装だったそうですが、「洋装の方がよく似合う」とのことで
こちらはいつもイブニングドレス姿なのだそうです。
こちらは、有料のパンフレットの中の大聖寺のページです。
写真を撮れない分、こちらで中の様子を代用します。
庫裏から南下すると本堂が細長く伸びており、
西に進むと歴代皇女がお住まいになった部屋が続きます。
(そちらに、歴代天皇が下賜された物が展示されていました)
その間に庭が広がるのですが……
苔生す石庭に見えて、結構花盛りでした。
この時点ではまだまだ早春だったのですが、
温暖なせいか椿がもう満開でした。
また苔の下にはさまざまな種が植えてあり、
これからそれらが徐々に芽生えていくそうです。
ですから、こちらは文字通り「花の御所」です。
大聖寺の屋内を一通り拝観して、庫裏から外に出ました。
では、あちらの門に向かいます。
臨済宗大聖寺境内を南下して門を出ました。
「五辻烏丸」交差点に戻り、南を向いています。
烏丸通の左(東)側は同志社大学今出川キャンパスの校舎で、
右(西)側はココ一番屋が建っています。
こちらは、自分が学生だった約30年前からあります。
烏丸通から、「五辻通」を西に向いています。
左(南)側は先程のココ一番屋で、
右(北)側が今まで訪れていた臨済宗大聖寺の土塀です。
次は、こちらを進みます。
ここから先は、第660回ブログと同じ道順で進みます。
大聖寺の塀越しに、こちらのお地蔵さんがいらっしゃいます。
プラスチック製の屋根の上に、紅い花が落ちています。
おそらく、大聖寺内で咲いていた椿の落花でしょうね。
そのお地蔵さんの向かい(南)側に、同志社大学の駐輪場があります。
ただ、こちらは2020年3月1日日曜日は閉鎖されていました。
この時点で同志社大学今出川キャンパスは、
コロナウィルスを原因とする肺炎の影響で休校中でした。
その同志社大学今出川キャンパスの駐輪場から、
「五辻通」を西に向いています。
では、この突き当りまで進みます。
烏丸通から、「五辻通」を約100m西に進みました。
ここで「五辻通」はいったん突き当たり、
その場所で室町通が南北に伸びています。
「五辻通」から、室町通を南に向いています。
室町第は、烏丸通からこの室町通の間にありました。
こちらから約150m南下すると、今出川通にぶつかります。
同じ位置で、「五辻通」から室町通を北に向いています。
室町代の南端は現在の今出川通で、
北端は約150m先の上立売通までです。
目の前に食堂がありますが、
その左(西)側からまた「五辻通」が伸びています。
室町通から、「五辻通を」西に向いています。
ここは同志社大学今出川キャンパスと新町キャンパスとの中間点で、
普段なら日曜日でも学生の姿をたくさん見掛けます。
ただ現在同志社大学は休校中ですから、
人影はほとんど見られません。
室町通から、「五辻通」を約80m西に進みました。
ここで「五辻通」はまた突き当たり、衣棚通と交差します。
「五辻通」から、衣棚通を北に向きました。
衣棚通は約10m先で突き当たっていますが、
実はここより東側でさらに北に伸びています。
取りあえず、この角まで北上します。
衣棚通の突き当りから、西に向きました。
ここから、また新たに「五辻通」が伸びています。
約70m先に、同志社大学新町キャンパスが見えますね。
ここから新町通まで進み少しずつ北上していくのですが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。
~次回は、三時知恩寺の屋内に初めて訪問します~
2月3月と次々と各スポーツのリーグ戦や
イベントが中止になりました。
そんなご時世ですから、
「京都 冬の旅」企画が中止している可能性も感じて
取りあえず予定の寺院に行ってきました。
いろいろ防疫体制が整っていましたが、
一応どの寺院も開門されていました。
そのような訳で、ある程度厳戒態勢ではありますが
2020年3月上旬の上京区散歩に出かけます。
今回の散策は、門跡寺院の尼寺中心に回ります。
なおコロナウィルスによる肺炎への対応は、
日々刻々と変わっています。
2020年3月1日時点で開催されていた
各寺院の公開もその後拝観休止になっているかもしれません。
もしこちらへの拝観を希望の方は、
必ず事前にホームページなどで確認してください。
約10カ月ぶりの地下鉄烏丸線「今出川」駅です。
(自分が脳卒中を患う以前ですね)
今回は、駅前の大聖寺に入っていきます。
今まで第195回ブログと第660回ブログで大聖寺に訪れていますが、
実際に屋内を覗いたのは今回が初めてです。
撮影日は、2020年3月1日日曜日午後1時45分。
今回ブログは、第660回ブログとほぼ同じ道順です。
自分が乗っていた国際会館行きの車両が、
「鞍馬口」駅方面に発車しました。
車両に京都サンガ応援広告が貼り付けてありましたが、
現在Jリーグは休止中です。
こちらは、地下鉄烏丸線「今出川」駅ホームから、
コンコース階へ上る階段です。
では、こちらを利用して上の階に上がっていきます。
先程の階段をのぼり、コンコース階にまで来ました。
次は目の前の北側改札口を通り抜け、
その先のコンビニエンスストアの前に向かいます。
地下鉄烏丸線「今出川」駅北側改札口北側にある
コンビニエンスストアの前で、南を向いています。
左(東)側は、先程の「今出川」駅のコンコース階です。
では、この通路の先にある「今出川」駅2番出口に続く
階段を上っていきます。
階段をのぼり、「今出川」駅2番出口に辿り着きました。
では、ここから地上に出ます。
「今出川」駅2番出口の前で、東を向いています。
烏丸通越しに、同志社大学今出川キャンパスが見えますね。
赤レンガの建物は、その同志社大学の象徴です。
「今出川」駅2番出口の前で、烏丸通を南に向いています。
約150m先に、「今出川烏丸」交差点が見えますね。
今度は「今出川」駅2番出口の前で、烏丸通を北に向きました。
烏丸通から西に、「五辻通」が伸びています。
そしてその径の向こう(北側)に、
今回ブログのメイン臨済宗大聖寺があります。
カメラ片手のマスク姿の方が、多いですね。
「五辻烏丸」交差点北西角に、臨済宗大聖寺があります。
こちらは数少ない現存する「花の御所」の遺構で、
かつての室町幕府がこの辺りにあった証拠です。
先程の門をくぐって、大聖寺境内に入ってきました。
こちらの境内は、烏丸通沿いに北に伸びていますね。
大聖寺庫裏の向こうに、赤レンガの同志社大学寒梅館が見えます。
大聖寺の境内には、松の木が多く植えてあります。
そのうち1本の脇に、「花の御所」と書かれた石碑が立っています。
「花の御所」とは室町第とも呼ばれており、
14世紀初めから約200年間こちらに室町幕府が置かれていました。
つまり、ここはかつて室町幕府が置かれていた場所です。
(詳細は、第670回ブログ参照)
「五辻烏丸」交差点にあった門から、
臨済宗大聖寺境内を約100m北上しました。
では、こちらから大聖寺の屋内に初めて入ります。
大聖寺庫裏の前に、靴袋が置かれていました。
まぁ、これは今まで通りなのですが……
こちらは、返却した靴袋を入れる場所です。
使い終わった靴袋は、もう使いまわしはされないようです。
では、庫裏から臨済宗大聖寺屋内に入っていきます。
「京都冬の旅」企画の寺院は、通常屋内撮影禁止です。
ですから、ここから実物ではなく
入場券などの写真の下に、寺院の紹介文を書きます。
元々こちらは室町第の中にあった寺院なのですが、
桃山時代に再興されて以降は、皇女のための尼寺でした。
ですから、歴代天皇との関連した品々が多く展示されていました。
チケットの写真は、明治天皇下賜の御所人形です。
元々和装だったそうですが、「洋装の方がよく似合う」とのことで
こちらはいつもイブニングドレス姿なのだそうです。
こちらは、有料のパンフレットの中の大聖寺のページです。
写真を撮れない分、こちらで中の様子を代用します。
庫裏から南下すると本堂が細長く伸びており、
西に進むと歴代皇女がお住まいになった部屋が続きます。
(そちらに、歴代天皇が下賜された物が展示されていました)
その間に庭が広がるのですが……
苔生す石庭に見えて、結構花盛りでした。
この時点ではまだまだ早春だったのですが、
温暖なせいか椿がもう満開でした。
また苔の下にはさまざまな種が植えてあり、
これからそれらが徐々に芽生えていくそうです。
ですから、こちらは文字通り「花の御所」です。
大聖寺の屋内を一通り拝観して、庫裏から外に出ました。
では、あちらの門に向かいます。
臨済宗大聖寺境内を南下して門を出ました。
「五辻烏丸」交差点に戻り、南を向いています。
烏丸通の左(東)側は同志社大学今出川キャンパスの校舎で、
右(西)側はココ一番屋が建っています。
こちらは、自分が学生だった約30年前からあります。
烏丸通から、「五辻通」を西に向いています。
左(南)側は先程のココ一番屋で、
右(北)側が今まで訪れていた臨済宗大聖寺の土塀です。
次は、こちらを進みます。
ここから先は、第660回ブログと同じ道順で進みます。
大聖寺の塀越しに、こちらのお地蔵さんがいらっしゃいます。
プラスチック製の屋根の上に、紅い花が落ちています。
おそらく、大聖寺内で咲いていた椿の落花でしょうね。
そのお地蔵さんの向かい(南)側に、同志社大学の駐輪場があります。
ただ、こちらは2020年3月1日日曜日は閉鎖されていました。
この時点で同志社大学今出川キャンパスは、
コロナウィルスを原因とする肺炎の影響で休校中でした。
その同志社大学今出川キャンパスの駐輪場から、
「五辻通」を西に向いています。
では、この突き当りまで進みます。
烏丸通から、「五辻通」を約100m西に進みました。
ここで「五辻通」はいったん突き当たり、
その場所で室町通が南北に伸びています。
「五辻通」から、室町通を南に向いています。
室町第は、烏丸通からこの室町通の間にありました。
こちらから約150m南下すると、今出川通にぶつかります。
同じ位置で、「五辻通」から室町通を北に向いています。
室町代の南端は現在の今出川通で、
北端は約150m先の上立売通までです。
目の前に食堂がありますが、
その左(西)側からまた「五辻通」が伸びています。
室町通から、「五辻通を」西に向いています。
ここは同志社大学今出川キャンパスと新町キャンパスとの中間点で、
普段なら日曜日でも学生の姿をたくさん見掛けます。
ただ現在同志社大学は休校中ですから、
人影はほとんど見られません。
室町通から、「五辻通」を約80m西に進みました。
ここで「五辻通」はまた突き当たり、衣棚通と交差します。
「五辻通」から、衣棚通を北に向きました。
衣棚通は約10m先で突き当たっていますが、
実はここより東側でさらに北に伸びています。
取りあえず、この角まで北上します。
衣棚通の突き当りから、西に向きました。
ここから、また新たに「五辻通」が伸びています。
約70m先に、同志社大学新町キャンパスが見えますね。
ここから新町通まで進み少しずつ北上していくのですが、
今回もだいぶ写真を貼り付けました。
今回は、ここまでです。
~次回は、三時知恩寺の屋内に初めて訪問します~