第622回 紅葉の高台寺
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前回ブログで、霊山観音から北上し、北を見ています。
ここは、高台寺の南端です。目の前の茶店が賑わっていますね。
今回は、こちらの高台寺を散策します。
撮影日は、2018年11月15日木曜日午後3時半。
この日はそれ程紅葉していなかったので、
2018年12月2日日曜日に再訪した写真も載せます。
こちらは、その茶店の向かい(東)側です。
高台寺の末社の天満宮です。
高台寺に参拝するときは、最初に立ち寄る場所ですね。
こちらは、その天満宮の南東角です。
天満宮の北側の中心に、マニ車が並んでいます。
くぎ抜き地蔵のものよりも、チベットのものに近い形状ですね。
(くぎ抜き地蔵は、第552回ブログ参照)
茶店と天満宮の前で、北を向きました。
では、こちらから高台寺境内に入っていきます。
2018年12月2日に、高台寺に再訪しました。
3週間近く経って、高台寺は完全に紅葉しました。
2018年11月15日撮影分に戻ります。
先程の道を北上して高台寺庫裏に突き当たり、
そのまま庫裏の北側に回り込んできました。
こちらで、高台寺への拝観料を納めます。
確か、ねねの道に併設されている美術館の拝観込みで800円でした。
初冬なので夕方が近いのですが、
これだけの方が平日にも拘らず来られていました。
ですから、ここから先は拝観料を納めないと入れません。
拝観料を納めた受付の北側に、休憩所とトイレがあります。
そこの石製ベンチの先が崖になっていて、なかなかの眺望です。
ここから見えるのは祇園の東側で、
大雲院の銅閣(祇園閣)がよく見えますね。
ほぼ同じ場所を2018年12月2日に撮りました。
この日は午前中からこの辺りを回ったので、
太陽が南中近くの時間帯のため、
11月15日撮影分より明るく写りました。
この日(12月2日)は日曜日ということもあって、
11月15日以上の方々が来られていました。
向こうの楼閣を見て、「あれは清水寺の多宝塔だ」とか
「法観寺の八坂の塔だ」とかおっしゃる方がいらっしゃいましたが、
(大半が彼女同伴の若い男性でした)
先述の通り「大雲院の祇園閣(銅閣)」が正解です。
その休憩所の前で、高台寺境内を東に進みます。
この左側は高台寺の墓地ですが、そちらには向かいません。
先程の位置から、高台寺境内を東に進んでいます。
この辺りには、いくつか茶室が並んでいますね。
こちらは、2018年12月2日に再訪した分の写真です。
茶室周辺の紅葉も、このように染まっていました。
この周囲に、本当はたくさんの方々が写真撮影していました。
2018年11月15日撮影分に、戻ってきました。
高台寺境内を進むと、開山堂前の庭園に出ます。
次は、南側に見える方丈に進みます。
高台寺の方丈へ南下する途中で、東を向きました。
池の向こうに、高台寺の開山堂が見えます。
2018年12月2日再訪分の写真です。
ちょっと角度が違いますが、開山堂前の写真です。
再訪時は、この辺一帯が紅葉で染まっていました。
ここから、その方丈に入っていきました。
方丈へは、ここで靴を脱いで
その靴を靴袋に入れて玄関から上がります。
方丈の中は撮影できません。
ただし、外の庭園や開山堂付近の借景は、撮影可能です。
こちらは、方丈の南側庭園です。
確か小堀遠州の作庭と考えられています。
2018年12月2日に再訪したときの方丈庭園です。
カエデの紅が、庭の白砂に映えますね。
高台寺方丈を出ました。
次は開山堂の前の道に戻り、さらに南に進みます。
開山堂の前の道を突き当りまで南下し、東に向きました。
ここから高台寺境内の奥に進みますが……完全に登山です。
その東山登山に向かう前に、東側から開山堂を見ました。
実は、開山堂はここから見るのがいちばんです。
2018年12月2日に再訪した際の様子です。
開山堂は、紅葉もこの角度がいちばん綺麗です。
先程の道に戻り、高台寺境内で東山登山を始めます。
この道は、すぐに上りの石段が延々続きます。
「ねねはお婆さんになってから、
こんな山道を毎日上り下りしていたの?」
ウチの母は、ここに来る度そんなことを言います。
その山道を少し登ってから、北に向かいました。
先程の開山堂の東側に、こちらの霊屋があります。
臨済宗建仁寺派高台寺は、寧々(ねね)が江戸時代初期に
夫の豊臣秀吉の菩提を弔うために建立しました。
ただ、当時寧々を援助していた徳川家康が資金提供しています。
と言いましても、こちらはその寧々が年老いてから居住した
「終の棲家」という側面が大きい寺院です。
ですから、あちこちにその寧々が生活していた跡が残されていて、
それがこちらを貴重にしている最大の理由です。
この「霊屋」は、中に寧々と豊臣秀吉の座像が鎮座しています。
そして、ねねの像の真下に寧々のご遺体が安置されています。
つまり、こちらは事実上寧々のお墓です。
「霊屋」から、先程の山道に戻ってきました。
そして東に山登りを再開しますが……この辺りが一番きついです。
その石段の山道を約50m登りました。
石段の上り坂の突き当りに、2軒の茶室が並びます。
どちらも開山当時からあって、寧々が愛用した茶室です。
2軒の茶室のうち、先ずこちらが傘亭です。重要文化財です。
茅葺屋根が、まるで傘です。
ちょっと伏見区深草の瑞光寺本堂と、形状が似ていますね。
そして、こちらがもう一つの茶室時雨亭です。
こちらも、重要文化財ですね。
ちょっと高い建物ですが、昔は大阪まで見えたそうです。
1615年の大坂の陣の際には、
寧々はここから大阪城が落城する様子を見ていたそうです。
2018年12月2日に再訪したときの傘亭です。
ここはだいぶ山の上ですが、高台寺の紅葉はここがいちばんです。
さらに、2018年12月2日撮影分です。もう一つの茶室時雨亭です。
この辺りの紅葉が見事で、たくさんの方々が撮影されていました。
2018年11月15日撮影分に、戻ってきました。
前回ブログの霊山観音が見えますね。
いつの間にか、霊山観音を見下ろす高さに来ていました。
傘亭・時雨亭の脇を南下します。こちらが高台寺の帰り道です。
左手に照明器具が見切れていますが、
この時期(紅葉シーズンに)行われるライトアップのためのものです。
その道は、やがて西に折れて急な下り坂になります。
こちらは帰り道ですが、ライトアップの際は
ここは夜間でも明るくなります。
石段の下り坂を、西に進んでいます。
いったん平坦になりますが、竹林の辺りでまた下り坂になります。
2018年12月2日に再訪した際のこの辺りの写真です。
実は、紅葉シーズンにはここも絶景になります。
その竹林の道を下っています。
午後4時近くなって、だいぶ日が傾いてきました。
まぁ、撮影日(2018年11月15日)約1カ月後が冬至ですからね。
石段を完全に下り切りました。
すると、高台寺開山堂の南側に出ます。
さらに西に進み、向こうの塀に突き当たります。
その塀に突き当たり、南を向きました。
では、この先でまた西に進みます。
2018年12月2日に再訪した際の写真です。
この辺りも、紅葉シーズンになると紅く染まります。
先程の角で、西を向きました。
では、この道を進んでいきます。
先程の位置から、50mほど西に進みました。
この左(南)側に、今回ブログの最初の位置があります。
つまり、この右(北)側に高台寺の庫裏があります。
目の前に西に向かう下りの石段がありますが、
こちらが高台寺でよく知られる門への石段です。
(高台寺屈指の絶景ポイントです)
ただ、もうだいぶ写真を貼り付けたので、今回はここまでです。
~次回は、八坂神社など祇園東部を回ります~
前回ブログで、霊山観音から北上し、北を見ています。
ここは、高台寺の南端です。目の前の茶店が賑わっていますね。
今回は、こちらの高台寺を散策します。
撮影日は、2018年11月15日木曜日午後3時半。
この日はそれ程紅葉していなかったので、
2018年12月2日日曜日に再訪した写真も載せます。
こちらは、その茶店の向かい(東)側です。
高台寺の末社の天満宮です。
高台寺に参拝するときは、最初に立ち寄る場所ですね。
こちらは、その天満宮の南東角です。
天満宮の北側の中心に、マニ車が並んでいます。
くぎ抜き地蔵のものよりも、チベットのものに近い形状ですね。
(くぎ抜き地蔵は、第552回ブログ参照)
茶店と天満宮の前で、北を向きました。
では、こちらから高台寺境内に入っていきます。
2018年12月2日に、高台寺に再訪しました。
3週間近く経って、高台寺は完全に紅葉しました。
2018年11月15日撮影分に戻ります。
先程の道を北上して高台寺庫裏に突き当たり、
そのまま庫裏の北側に回り込んできました。
こちらで、高台寺への拝観料を納めます。
確か、ねねの道に併設されている美術館の拝観込みで800円でした。
初冬なので夕方が近いのですが、
これだけの方が平日にも拘らず来られていました。
ですから、ここから先は拝観料を納めないと入れません。
拝観料を納めた受付の北側に、休憩所とトイレがあります。
そこの石製ベンチの先が崖になっていて、なかなかの眺望です。
ここから見えるのは祇園の東側で、
大雲院の銅閣(祇園閣)がよく見えますね。
ほぼ同じ場所を2018年12月2日に撮りました。
この日は午前中からこの辺りを回ったので、
太陽が南中近くの時間帯のため、
11月15日撮影分より明るく写りました。
この日(12月2日)は日曜日ということもあって、
11月15日以上の方々が来られていました。
向こうの楼閣を見て、「あれは清水寺の多宝塔だ」とか
「法観寺の八坂の塔だ」とかおっしゃる方がいらっしゃいましたが、
(大半が彼女同伴の若い男性でした)
先述の通り「大雲院の祇園閣(銅閣)」が正解です。
その休憩所の前で、高台寺境内を東に進みます。
この左側は高台寺の墓地ですが、そちらには向かいません。
先程の位置から、高台寺境内を東に進んでいます。
この辺りには、いくつか茶室が並んでいますね。
こちらは、2018年12月2日に再訪した分の写真です。
茶室周辺の紅葉も、このように染まっていました。
この周囲に、本当はたくさんの方々が写真撮影していました。
2018年11月15日撮影分に、戻ってきました。
高台寺境内を進むと、開山堂前の庭園に出ます。
次は、南側に見える方丈に進みます。
高台寺の方丈へ南下する途中で、東を向きました。
池の向こうに、高台寺の開山堂が見えます。
2018年12月2日再訪分の写真です。
ちょっと角度が違いますが、開山堂前の写真です。
再訪時は、この辺一帯が紅葉で染まっていました。
ここから、その方丈に入っていきました。
方丈へは、ここで靴を脱いで
その靴を靴袋に入れて玄関から上がります。
方丈の中は撮影できません。
ただし、外の庭園や開山堂付近の借景は、撮影可能です。
こちらは、方丈の南側庭園です。
確か小堀遠州の作庭と考えられています。
2018年12月2日に再訪したときの方丈庭園です。
カエデの紅が、庭の白砂に映えますね。
高台寺方丈を出ました。
次は開山堂の前の道に戻り、さらに南に進みます。
開山堂の前の道を突き当りまで南下し、東に向きました。
ここから高台寺境内の奥に進みますが……完全に登山です。
その東山登山に向かう前に、東側から開山堂を見ました。
実は、開山堂はここから見るのがいちばんです。
2018年12月2日に再訪した際の様子です。
開山堂は、紅葉もこの角度がいちばん綺麗です。
先程の道に戻り、高台寺境内で東山登山を始めます。
この道は、すぐに上りの石段が延々続きます。
「ねねはお婆さんになってから、
こんな山道を毎日上り下りしていたの?」
ウチの母は、ここに来る度そんなことを言います。
その山道を少し登ってから、北に向かいました。
先程の開山堂の東側に、こちらの霊屋があります。
臨済宗建仁寺派高台寺は、寧々(ねね)が江戸時代初期に
夫の豊臣秀吉の菩提を弔うために建立しました。
ただ、当時寧々を援助していた徳川家康が資金提供しています。
と言いましても、こちらはその寧々が年老いてから居住した
「終の棲家」という側面が大きい寺院です。
ですから、あちこちにその寧々が生活していた跡が残されていて、
それがこちらを貴重にしている最大の理由です。
この「霊屋」は、中に寧々と豊臣秀吉の座像が鎮座しています。
そして、ねねの像の真下に寧々のご遺体が安置されています。
つまり、こちらは事実上寧々のお墓です。
「霊屋」から、先程の山道に戻ってきました。
そして東に山登りを再開しますが……この辺りが一番きついです。
その石段の山道を約50m登りました。
石段の上り坂の突き当りに、2軒の茶室が並びます。
どちらも開山当時からあって、寧々が愛用した茶室です。
2軒の茶室のうち、先ずこちらが傘亭です。重要文化財です。
茅葺屋根が、まるで傘です。
ちょっと伏見区深草の瑞光寺本堂と、形状が似ていますね。
そして、こちらがもう一つの茶室時雨亭です。
こちらも、重要文化財ですね。
ちょっと高い建物ですが、昔は大阪まで見えたそうです。
1615年の大坂の陣の際には、
寧々はここから大阪城が落城する様子を見ていたそうです。
2018年12月2日に再訪したときの傘亭です。
ここはだいぶ山の上ですが、高台寺の紅葉はここがいちばんです。
さらに、2018年12月2日撮影分です。もう一つの茶室時雨亭です。
この辺りの紅葉が見事で、たくさんの方々が撮影されていました。
2018年11月15日撮影分に、戻ってきました。
前回ブログの霊山観音が見えますね。
いつの間にか、霊山観音を見下ろす高さに来ていました。
傘亭・時雨亭の脇を南下します。こちらが高台寺の帰り道です。
左手に照明器具が見切れていますが、
この時期(紅葉シーズンに)行われるライトアップのためのものです。
その道は、やがて西に折れて急な下り坂になります。
こちらは帰り道ですが、ライトアップの際は
ここは夜間でも明るくなります。
石段の下り坂を、西に進んでいます。
いったん平坦になりますが、竹林の辺りでまた下り坂になります。
2018年12月2日に再訪した際のこの辺りの写真です。
実は、紅葉シーズンにはここも絶景になります。
その竹林の道を下っています。
午後4時近くなって、だいぶ日が傾いてきました。
まぁ、撮影日(2018年11月15日)約1カ月後が冬至ですからね。
石段を完全に下り切りました。
すると、高台寺開山堂の南側に出ます。
さらに西に進み、向こうの塀に突き当たります。
その塀に突き当たり、南を向きました。
では、この先でまた西に進みます。
2018年12月2日に再訪した際の写真です。
この辺りも、紅葉シーズンになると紅く染まります。
先程の角で、西を向きました。
では、この道を進んでいきます。
先程の位置から、50mほど西に進みました。
この左(南)側に、今回ブログの最初の位置があります。
つまり、この右(北)側に高台寺の庫裏があります。
目の前に西に向かう下りの石段がありますが、
こちらが高台寺でよく知られる門への石段です。
(高台寺屈指の絶景ポイントです)
ただ、もうだいぶ写真を貼り付けたので、今回はここまでです。
~次回は、八坂神社など祇園東部を回ります~