第539回 ゑびす神社大祭~10日ゑびす散策~その5
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ゑびす神社の前で、大和大路を北に向いています。
左(西)側の「酒」と書かれた提灯は造り酒屋のもので、
普段はこちらでお酒を販売をされていませんが、
この時期限定でこの中で飲めます。
例年ならこの先の露店で「どてやき」を買って、
それを持ち込んでこの造り酒屋でお酒を頂きます。
ただ今年(2018年)はこの後仕事なので、
造り酒屋を素通りして先を進みます……
今回は、こちらからゑびす神社にお参りします。
撮影日は、2018年1月10日水曜日午後2時。
とうとう本降りになりました。
造り酒屋さんとゑびす神社の間に、こちらの露店が立っています。
干し柿はお祭りには必要ですし、
10日ゑびすのお土産と言えば福飴ですね。
これらの露店は、毎年こちらに立っています。
ただ今年(2018年)はこの間買った「市田柿」も残っていますし、
(柿タルトのトッピングに使っています)
そちらは買わずに先に進みました。
それで、その隣の福飴の方を買いました。
10日ゑびすで必ず売られているもので、要するに「金太郎飴」です。
まぁこれを包丁などで切るのは大変ですが、
棒などで叩いて適当な長さに切れば(割れば)、
結構簡単に食べられます。
(上手く叩けば粉々にならずに、きちんと円柱形になります)
造り酒屋の前から、大和大路を約5m南に進みました。
こちらが、ゑびす神社です。
普段はとても静かな神社なのですが、
毎年1月10日前後限定でこの賑やかさです。
一の鳥居をくぐり、ゑびす神社の境内に入ってきました。
この周辺には様々な末社が並んでいらっしゃるのですが、
この時期はたくさんの露店でそちらへは向かえません。
(平日の境内の様子は、第225回ブログ参照)
「商売繁盛で笹もってこい」の笹の飾りは、
だいたいこの辺りで手に入れます。
ゑびす神社境内に、二の鳥居があります。
そちらの額束に、このような幕が敷かれています。
こちらの幕を取ると、熊手の付いたゑびす神像があります。
この下から賽銭を投げつけて、この熊手に上手く載せると
商売繁盛のご利益があるのですが、それをこの状態で行えば
参拝者の頭上に金属片が降り注ぐ危険があります。
ゑびす神社二の鳥居をくぐるとすぐに本殿前なのですが、
その北側に納札所があります。
こちらに昨年各家庭で捧げられていた笹が納められます。
こちらは、その納札所の西側です。
ゑびす神社末社の天満宮がいらっしゃいます。
その西側が、天満宮の隣にいつもいらっしゃる白太夫社です。
さらにその西側が、臨時の社務所ですね。
その社務所の西側がこの神社の境内の北西端で、
末社がたくさん並んでおられます。
手前(南)から順に、八幡社・猿田彦社・天満宮・岩上稲荷です。
こちらを順にお参りしました。
先程と同じ位置で、南を向きました。
こちらから、本殿の中が見えますね。
午後2時ごろから始まった神楽演奏がちょうど終わったところで、
休憩中の演奏者の方々が外を覗かれていました。
そして、ゑびす神社の本殿をお参りします。
今年(2018年)は参拝者が例年より少なく、
せいぜい3分ほどの待ち時間で本殿前に辿り着きました。
(例年の1/3くらいの人出です)
2018年1月10日が平日(木曜日)だったことも大きいのですが、
一番の理由はこの写真にすらしっかり写っている雨粒でしょう。
もはや「小雨」レベルを超え、しっかり「本降り」です。
この雨は夕方には止んだので、
それ以降はもう少し人出も増えたのでしょうが……
(10日ゑびすは伏見稲荷大社の初詣と異なり、晩からの方が混みます)
ゑびす神社本殿前に、今年も冷凍マグロが供えてありました。
これは、兵庫県の西宮恵比須でも大阪市の今宮戎でも同じです。
あちらは冷凍マグロにお賽銭を貼り付ける風習があるのですが、
こちらは本殿の中に置いてあるのでそのようなことはできません。
こちらは、ゑびす神社本殿の南側です。
こちらで、巫女さんが笹を持って神楽を舞われていました。
(その笹は、この後こちらで売られます)
その位置で、西を向きました。
左(南)側が笹を売っている社務所で、右(北)側が本殿です。
では、こちらを進んでこの神社を出ます。
笹を売っている社務所の西側に、馬殿がいらっしゃいます。
こちらのは、なぜか後ろを向かれています。
なぜでしょうか?
馬殿の向かい(北)側は、本殿の南側の壁面です。
こちらに、木の板が張ってあります。
関西のゑびす神社は、この板を叩いてお祈りする風習があります。
説明すると長いのですが、いろいろあって江戸時代くらいから
「ゑびす神は、盲神である」という言い伝えが広がりまして、
目が見えないゑびす神のために
音を立ててお祈りをする風習が広まりました。
ゑびす神社の西側の裏門から出ました。
すると、真正面(西側)にこちらのお地蔵さんがいらっしました。
次は、こちらにお参りします。
ゑびす神社の裏門を出て、南を向きました。
左(西)側に旧京都市立新道小学校のグランドがあり、
右(東)側には花街の宮川町の歌舞練場があります。
同じ位置で、西を見ています。
この小路の先に、花街の宮川町への近道があります。
そちらへは、第282回ブログで行きました。
さらにその位置で、北を向きました。
こちらが京阪電鉄「祇園四条」駅への近道なので、
露店が立つなど賑やかです。
今年(2018年)は、こちらから帰ります。
ゑびす神社の西側の裏門から、約50m北上しました。
ここで、交差点に出ます。
この東西の道は川端通と大和大路を結んでいて、
大和大路から川端通に自動車が通る逃げ道です。
そこそこ広い道ですが、とても短いので道の名称は分かりません。
その交差点から、北を向いています。
この辺りは宮川町の裏通りで、まだまだ京町家が残っています。
ただ確実に京町家は減少しており、
だんだんとマンションに変わってきています。
自分がこのブログを始めた数年間だけでも、その傾向が見られます。
そうは言っても、こちらのようにお地蔵さんは
しっかりと初めの位置にいらっしゃいます。
こちらにお参りして、さらに進みます。
お地蔵さんから、さらに北上しています。
すると、こちらの表札がありました。
「京都市東山区 新道通団栗下る 上柳町」と書いてあります。
……って、「新道通」とはこの道のことですよね。
今まで知らなかったのですが、
ゑびす神社の西側の道に新道通という名前がありました。
以降は、この道を新道通と呼びます。
その表札から、新道通を北上しています。
例年通り、ちりめん山椒の老舗「いづみ屋」さんが
この日限定で店頭で商品を販売されていますね。
そのいづみ屋さんの向かい(東)側に、こちらが建っていました。
ちなみに、ここは第23回ブログでは銭湯でした。
その辺りで、また北を向きました。
新道通は、ここで団栗通に突き当たります。
新道通から、団栗通を東に向いています。
10日ゑびすの露店は、大和大路以外はこの通りに出ます。
団栗通は、約50m先で大和大路と交差します。
(第535回ブログを参照)
今度は新道通から、団栗通を西に向きました。
このジンギスカン屋さんは結構おいしいお店なのですが、
この時間(2018年1月10日午後2時半)では、開いていません。
(こちらは、午後5時開店)
新道通から、団栗通を西に約30m進みました。
ここで団栗通は、鴨川東岸の川端通と交差しています。
10日ゑびすの露店は、ここまでですね。
団栗通は、この先の鴨川に架かる団栗橋を渡った直後に
高瀬川沿いの木屋町通で突き当たります。
「団栗川端」交差点南東角に、地下に下りる階段があります。
こちらを進めば、京阪電鉄「祇園四条」駅の改札口に続きます。
では、こちをから地下に下りて帰宅します。
~次回から、2018年の「節分」を連載します~
ゑびす神社の前で、大和大路を北に向いています。
左(西)側の「酒」と書かれた提灯は造り酒屋のもので、
普段はこちらでお酒を販売をされていませんが、
この時期限定でこの中で飲めます。
例年ならこの先の露店で「どてやき」を買って、
それを持ち込んでこの造り酒屋でお酒を頂きます。
ただ今年(2018年)はこの後仕事なので、
造り酒屋を素通りして先を進みます……
今回は、こちらからゑびす神社にお参りします。
撮影日は、2018年1月10日水曜日午後2時。
とうとう本降りになりました。
造り酒屋さんとゑびす神社の間に、こちらの露店が立っています。
干し柿はお祭りには必要ですし、
10日ゑびすのお土産と言えば福飴ですね。
これらの露店は、毎年こちらに立っています。
ただ今年(2018年)はこの間買った「市田柿」も残っていますし、
(柿タルトのトッピングに使っています)
そちらは買わずに先に進みました。
それで、その隣の福飴の方を買いました。
10日ゑびすで必ず売られているもので、要するに「金太郎飴」です。
まぁこれを包丁などで切るのは大変ですが、
棒などで叩いて適当な長さに切れば(割れば)、
結構簡単に食べられます。
(上手く叩けば粉々にならずに、きちんと円柱形になります)
造り酒屋の前から、大和大路を約5m南に進みました。
こちらが、ゑびす神社です。
普段はとても静かな神社なのですが、
毎年1月10日前後限定でこの賑やかさです。
一の鳥居をくぐり、ゑびす神社の境内に入ってきました。
この周辺には様々な末社が並んでいらっしゃるのですが、
この時期はたくさんの露店でそちらへは向かえません。
(平日の境内の様子は、第225回ブログ参照)
「商売繁盛で笹もってこい」の笹の飾りは、
だいたいこの辺りで手に入れます。
ゑびす神社境内に、二の鳥居があります。
そちらの額束に、このような幕が敷かれています。
こちらの幕を取ると、熊手の付いたゑびす神像があります。
この下から賽銭を投げつけて、この熊手に上手く載せると
商売繁盛のご利益があるのですが、それをこの状態で行えば
参拝者の頭上に金属片が降り注ぐ危険があります。
ゑびす神社二の鳥居をくぐるとすぐに本殿前なのですが、
その北側に納札所があります。
こちらに昨年各家庭で捧げられていた笹が納められます。
こちらは、その納札所の西側です。
ゑびす神社末社の天満宮がいらっしゃいます。
その西側が、天満宮の隣にいつもいらっしゃる白太夫社です。
さらにその西側が、臨時の社務所ですね。
その社務所の西側がこの神社の境内の北西端で、
末社がたくさん並んでおられます。
手前(南)から順に、八幡社・猿田彦社・天満宮・岩上稲荷です。
こちらを順にお参りしました。
先程と同じ位置で、南を向きました。
こちらから、本殿の中が見えますね。
午後2時ごろから始まった神楽演奏がちょうど終わったところで、
休憩中の演奏者の方々が外を覗かれていました。
そして、ゑびす神社の本殿をお参りします。
今年(2018年)は参拝者が例年より少なく、
せいぜい3分ほどの待ち時間で本殿前に辿り着きました。
(例年の1/3くらいの人出です)
2018年1月10日が平日(木曜日)だったことも大きいのですが、
一番の理由はこの写真にすらしっかり写っている雨粒でしょう。
もはや「小雨」レベルを超え、しっかり「本降り」です。
この雨は夕方には止んだので、
それ以降はもう少し人出も増えたのでしょうが……
(10日ゑびすは伏見稲荷大社の初詣と異なり、晩からの方が混みます)
ゑびす神社本殿前に、今年も冷凍マグロが供えてありました。
これは、兵庫県の西宮恵比須でも大阪市の今宮戎でも同じです。
あちらは冷凍マグロにお賽銭を貼り付ける風習があるのですが、
こちらは本殿の中に置いてあるのでそのようなことはできません。
こちらは、ゑびす神社本殿の南側です。
こちらで、巫女さんが笹を持って神楽を舞われていました。
(その笹は、この後こちらで売られます)
その位置で、西を向きました。
左(南)側が笹を売っている社務所で、右(北)側が本殿です。
では、こちらを進んでこの神社を出ます。
笹を売っている社務所の西側に、馬殿がいらっしゃいます。
こちらのは、なぜか後ろを向かれています。
なぜでしょうか?
馬殿の向かい(北)側は、本殿の南側の壁面です。
こちらに、木の板が張ってあります。
関西のゑびす神社は、この板を叩いてお祈りする風習があります。
説明すると長いのですが、いろいろあって江戸時代くらいから
「ゑびす神は、盲神である」という言い伝えが広がりまして、
目が見えないゑびす神のために
音を立ててお祈りをする風習が広まりました。
ゑびす神社の西側の裏門から出ました。
すると、真正面(西側)にこちらのお地蔵さんがいらっしました。
次は、こちらにお参りします。
ゑびす神社の裏門を出て、南を向きました。
左(西)側に旧京都市立新道小学校のグランドがあり、
右(東)側には花街の宮川町の歌舞練場があります。
同じ位置で、西を見ています。
この小路の先に、花街の宮川町への近道があります。
そちらへは、第282回ブログで行きました。
さらにその位置で、北を向きました。
こちらが京阪電鉄「祇園四条」駅への近道なので、
露店が立つなど賑やかです。
今年(2018年)は、こちらから帰ります。
ゑびす神社の西側の裏門から、約50m北上しました。
ここで、交差点に出ます。
この東西の道は川端通と大和大路を結んでいて、
大和大路から川端通に自動車が通る逃げ道です。
そこそこ広い道ですが、とても短いので道の名称は分かりません。
その交差点から、北を向いています。
この辺りは宮川町の裏通りで、まだまだ京町家が残っています。
ただ確実に京町家は減少しており、
だんだんとマンションに変わってきています。
自分がこのブログを始めた数年間だけでも、その傾向が見られます。
そうは言っても、こちらのようにお地蔵さんは
しっかりと初めの位置にいらっしゃいます。
こちらにお参りして、さらに進みます。
お地蔵さんから、さらに北上しています。
すると、こちらの表札がありました。
「京都市東山区 新道通団栗下る 上柳町」と書いてあります。
……って、「新道通」とはこの道のことですよね。
今まで知らなかったのですが、
ゑびす神社の西側の道に新道通という名前がありました。
以降は、この道を新道通と呼びます。
その表札から、新道通を北上しています。
例年通り、ちりめん山椒の老舗「いづみ屋」さんが
この日限定で店頭で商品を販売されていますね。
そのいづみ屋さんの向かい(東)側に、こちらが建っていました。
ちなみに、ここは第23回ブログでは銭湯でした。
その辺りで、また北を向きました。
新道通は、ここで団栗通に突き当たります。
新道通から、団栗通を東に向いています。
10日ゑびすの露店は、大和大路以外はこの通りに出ます。
団栗通は、約50m先で大和大路と交差します。
(第535回ブログを参照)
今度は新道通から、団栗通を西に向きました。
このジンギスカン屋さんは結構おいしいお店なのですが、
この時間(2018年1月10日午後2時半)では、開いていません。
(こちらは、午後5時開店)
新道通から、団栗通を西に約30m進みました。
ここで団栗通は、鴨川東岸の川端通と交差しています。
10日ゑびすの露店は、ここまでですね。
団栗通は、この先の鴨川に架かる団栗橋を渡った直後に
高瀬川沿いの木屋町通で突き当たります。
「団栗川端」交差点南東角に、地下に下りる階段があります。
こちらを進めば、京阪電鉄「祇園四条」駅の改札口に続きます。
では、こちをから地下に下りて帰宅します。
~次回から、2018年の「節分」を連載します~