第845回 初めは長刀鉾~祇園祭前祭散策2022~その1
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4年ぶりの祇園祭宵山散策です
2019年は脳出血で緊急入院したため、
2020年と2021年はコロナ禍で、祇園祭取材ができませんでした。
このところコロナウィルス新規感染者が急増していて、
土壇場までかなり心配していましたが、
いろいろ対策を凝らしたうえで改めての開催です。
今回はかなりの分量の写真を撮影しましたので、
例年より長めの連載になるでしょう。
また、2022年は7月17日と7月24日が日曜日です。
前祭宵山以外も取材予定ですので、
2022年度の祇園祭連載は9月以降も続きます。
(まぁいくつかのカテゴリーに分けて連載しますが……)
京都駅から京都市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、こちらから祇園祭前祭に立つ長刀鉾を目指します。
撮影日は、2022年7月14日木曜日午後3時。
雨が降ったり止んだりの一日でした。
今まで自分が乗っていた京都市営地下鉄の車両が、
「烏丸御池」駅に向かいます。
実はこちらは新車両で、座席の位置が今までと異なります。
そして、その新車両が地下鉄「四条」駅を出ます。
こちらは、おそらく終点の「国際会館」駅まで向かいます。
車両から降り、地下鉄烏丸線「四条」駅ホームを南に向いています。
地下鉄烏丸線駅ホームには、転落防止の柵が付いていますね。
先程の位置から地下鉄烏丸線「四条」駅ホームを約10m南下して、
ホーム中央で北を向きました。
では、この階段を上ってコンコース階を目指します。
地下鉄烏丸線「四条」駅ホームから先程の階段を上り、
「四条」駅コンコース階に上がってきました。
では、目の前の北改札口から「四条」駅を出ます。
地下鉄烏丸線「四条」駅北改札口から、地下道を北に向きました。
この辺りには様々なテナントのお店が入っていて、
ちょっとした地下街を形成していますね。
地下鉄烏丸線「四条」駅北改札口から、地下道を約50m北上しました。
目の前の階段を上ると、「四条烏丸」交差点の真下に出ます。
先程の階段を上がって、「四条烏丸」交差点の真下に来ました。
この辺りから、地下道の壁が急に古めかしくなります。
先程までの地下道は1980年ごろの完成なのですが、
この辺は1960年ごろの完成です。
ここで京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅前から、
阪急電車「烏丸」駅前に変わります。
駅名が違うのでわかりにくいですが、
地下鉄「四条」駅も阪急電車「烏丸」駅も、
どちらも「四条烏丸」交差点にある駅です。
(目の前に、阪急電車「烏丸」駅切符売り場があります)
「四条烏丸」交差点の真下で、東を向きました。
この地下道は、ここから約1㎞先の木屋町通まで伸びています。
では、ここからはこの地下道を東に進みます。
「四条烏丸」交差点の真下から、地下道を東に約30m進みました。
すると、こちらに20番出口が見えます。
その地下道の20番出口で、北を向きました。
京都三井ビルの地下には飲食店が多数入っていますが、
その飲食店街の脇に続く上ります。
京都三井ビル脇の階段を上がり、地上に出ました。
ここを出ると、四条通沿いですね。
20番出口から、四条通に出ました。
目の前に、お神酒に使用される酒樽と提灯が並びます。
これは、祇園祭の山鉾が近い証拠ですね。
20番出口の前で、四条通を東に向いています。
この先に、長刀鉾が立っています。
その提灯の東側に、(車道上ですが)テントが立っています。
こちらで、長刀鉾の
粽(ちまき)やお札を購入することができます。
そのテントの東側に、長刀鉾が立っています。
この瞬間も雨が降っているのですが、
「鉾」のほうは前掛けや水引、見送りなど装飾品が既に付いています。
祇園祭は八坂神社の例祭ですが、
祇園祭の各山鉾は独立した神社でもあります。
(本社と末社の関係でしょうか)
長刀鉾は、必ず先祭山鉾巡行の先頭を進みます。
天頂部に長刀が取り付けられており、
「長刀で先陣を切って、魔を祓う」役割を果たしています。
ご神体の人形を持たない鉾で、
唯一生きている人間を生稚児として搭乗させています。
ちなみに、どちらの方を向いても
八坂神社に長刀の刃先が向かないように作られています。
長刀鉾の北側に、長刀鉾の会所が建っています。
各山鉾町には会所が必ずあって、
こちらで粽(ちまき)や手拭いなどを買えます。
会所によっては、独自の和菓子を売っていたりもします。
さらに会所の中には、脇の鉾に入れるところもあります。
長刀鉾と会所の脇から、四条通を西に向きました。
ここからは、四条通を烏丸通に向かって歩きます。
長刀鉾から、四条通を約100m西に進みました。
ここで四条通は、烏丸通と交差します。
この辺りが、京都市街地屈指の繁華街「四条烏丸」交差点です。
烏丸通より西には、次回ブログで立ち寄る函谷鉾が見えますね。
四条通から、烏丸通を北に向いています。
この辺りで、京都市下京区から京都市中京区へと移ります。
四条通から、烏丸通を約100m北上しました。
ここで烏丸通は、錦小路と交差します。
「錦烏丸」交差点の南東角に、
老舗和菓子匠の胡月 四条烏丸店が建っています。
その胡月 四条烏丸店の店頭なのですが……
和菓子を載せる蒸篭の脇に、ビール用冷蔵庫があります。
この時点で2022年7月14日木曜日午後3時半です。
おそらく午後5時以降なのでしょうが、
老舗和菓子匠が店頭でビールを販売するのでしょうか?
錦小路から、烏丸通を北に向いています。
この辺りから雨が強くなって、雨傘を差す方が増えてきました。
(自分も、この時点で雨傘を差しました)
そのせいで見えなくなりましたが、
この先に御手洗井があります。
祇園祭期間中限定で開放される名水の井戸です。
(詳細は、第610回ブログ参照)
今度は烏丸通から、錦小路を東に向きました。
右(南)側に、先程の胡月 四条烏丸店が見えます。
(喫茶室に上がれる階段も見えます)
烏丸通以東の錦小路に祇園祭の山鉾は立たないのですが、
ちょっと用事があるのでこちらを進みます。
烏丸通から、錦小路を約50m東に進みました。
こちらに、紅茶専門店 烏丸錦店が建っています。
ウチで紅茶が切れて数か月経ちましたが、
この辺に来る用事がなくて放置していました。
そのため、近くまで来たこの日に立ち寄りました。
紅茶専門店 烏丸錦店から、帰宅した後の写真です。
こちらで、この紙カバンの中身を買いました。
紙カバンの中身は、スリランカ産のウバ茶です。
インド産のニルギリと迷ったんですが、
やはり自分の好みはセイロン茶です。
ウバ茶をティーカップに淹れました。
ウバ茶などセイロン茶は味が濃いので、ミルクティーが合います。
ただ、今回はそのままストレートで飲んでみます。
紅茶専門店 烏丸錦店から、錦小路を東に向ています。
約150m先で錦小路が突き当たっているように見えますが、
あちらから東が錦市場です。
錦市場に祇園祭の山鉾は立ちませんが、
祇園祭の神輿巡行で錦神輿会として西御座の神輿を担ぎます。
今度は紅茶専門店 烏丸錦店から、錦小路を西に向きました。
では、ここから烏丸通に戻ります。
紅茶専門店 烏丸錦店から、錦小路を約50m西に進みました。
ここで錦小路は、烏丸通と交差します。
要するに、「錦烏丸」交差点に戻ってきました。
ちょうど信号が青くなったので、そのまま横断歩道を渡りました。
烏丸通以西の錦小路に、占出山が立っています。
祇園祭の山鉾の中でも特に胴掛がきれいな山で、
会所には国宝の脇差が展示してあります。
ただ、先に烏丸通沿いの2022年「山1番」孟宗山や
函谷鉾、菊水鉾を見て回ります。
とは言えだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。
~次回は、孟宗山、函谷鉾、菊水鉾を見て回ります~
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4年ぶりの祇園祭宵山散策です
2019年は脳出血で緊急入院したため、
2020年と2021年はコロナ禍で、祇園祭取材ができませんでした。
このところコロナウィルス新規感染者が急増していて、
土壇場までかなり心配していましたが、
いろいろ対策を凝らしたうえで改めての開催です。
今回はかなりの分量の写真を撮影しましたので、
例年より長めの連載になるでしょう。
また、2022年は7月17日と7月24日が日曜日です。
前祭宵山以外も取材予定ですので、
2022年度の祇園祭連載は9月以降も続きます。
(まぁいくつかのカテゴリーに分けて連載しますが……)
京都駅から京都市営地下鉄烏丸線に乗って、2駅。
こちらは、地下鉄烏丸線「四条」駅です。
今回は、こちらから祇園祭前祭に立つ長刀鉾を目指します。
撮影日は、2022年7月14日木曜日午後3時。
雨が降ったり止んだりの一日でした。
今まで自分が乗っていた京都市営地下鉄の車両が、
「烏丸御池」駅に向かいます。
実はこちらは新車両で、座席の位置が今までと異なります。
そして、その新車両が地下鉄「四条」駅を出ます。
こちらは、おそらく終点の「国際会館」駅まで向かいます。
車両から降り、地下鉄烏丸線「四条」駅ホームを南に向いています。
地下鉄烏丸線駅ホームには、転落防止の柵が付いていますね。
先程の位置から地下鉄烏丸線「四条」駅ホームを約10m南下して、
ホーム中央で北を向きました。
では、この階段を上ってコンコース階を目指します。
地下鉄烏丸線「四条」駅ホームから先程の階段を上り、
「四条」駅コンコース階に上がってきました。
では、目の前の北改札口から「四条」駅を出ます。
地下鉄烏丸線「四条」駅北改札口から、地下道を北に向きました。
この辺りには様々なテナントのお店が入っていて、
ちょっとした地下街を形成していますね。
地下鉄烏丸線「四条」駅北改札口から、地下道を約50m北上しました。
目の前の階段を上ると、「四条烏丸」交差点の真下に出ます。
先程の階段を上がって、「四条烏丸」交差点の真下に来ました。
この辺りから、地下道の壁が急に古めかしくなります。
先程までの地下道は1980年ごろの完成なのですが、
この辺は1960年ごろの完成です。
ここで京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅前から、
阪急電車「烏丸」駅前に変わります。
駅名が違うのでわかりにくいですが、
地下鉄「四条」駅も阪急電車「烏丸」駅も、
どちらも「四条烏丸」交差点にある駅です。
(目の前に、阪急電車「烏丸」駅切符売り場があります)
「四条烏丸」交差点の真下で、東を向きました。
この地下道は、ここから約1㎞先の木屋町通まで伸びています。
では、ここからはこの地下道を東に進みます。
「四条烏丸」交差点の真下から、地下道を東に約30m進みました。
すると、こちらに20番出口が見えます。
その地下道の20番出口で、北を向きました。
京都三井ビルの地下には飲食店が多数入っていますが、
その飲食店街の脇に続く上ります。
京都三井ビル脇の階段を上がり、地上に出ました。
ここを出ると、四条通沿いですね。
20番出口から、四条通に出ました。
目の前に、お神酒に使用される酒樽と提灯が並びます。
これは、祇園祭の山鉾が近い証拠ですね。
20番出口の前で、四条通を東に向いています。
この先に、長刀鉾が立っています。
その提灯の東側に、(車道上ですが)テントが立っています。
こちらで、長刀鉾の
粽(ちまき)やお札を購入することができます。
そのテントの東側に、長刀鉾が立っています。
この瞬間も雨が降っているのですが、
「鉾」のほうは前掛けや水引、見送りなど装飾品が既に付いています。
祇園祭は八坂神社の例祭ですが、
祇園祭の各山鉾は独立した神社でもあります。
(本社と末社の関係でしょうか)
長刀鉾は、必ず先祭山鉾巡行の先頭を進みます。
天頂部に長刀が取り付けられており、
「長刀で先陣を切って、魔を祓う」役割を果たしています。
ご神体の人形を持たない鉾で、
唯一生きている人間を生稚児として搭乗させています。
ちなみに、どちらの方を向いても
八坂神社に長刀の刃先が向かないように作られています。
長刀鉾の北側に、長刀鉾の会所が建っています。
各山鉾町には会所が必ずあって、
こちらで粽(ちまき)や手拭いなどを買えます。
会所によっては、独自の和菓子を売っていたりもします。
さらに会所の中には、脇の鉾に入れるところもあります。
長刀鉾と会所の脇から、四条通を西に向きました。
ここからは、四条通を烏丸通に向かって歩きます。
長刀鉾から、四条通を約100m西に進みました。
ここで四条通は、烏丸通と交差します。
この辺りが、京都市街地屈指の繁華街「四条烏丸」交差点です。
烏丸通より西には、次回ブログで立ち寄る函谷鉾が見えますね。
四条通から、烏丸通を北に向いています。
この辺りで、京都市下京区から京都市中京区へと移ります。
四条通から、烏丸通を約100m北上しました。
ここで烏丸通は、錦小路と交差します。
「錦烏丸」交差点の南東角に、
老舗和菓子匠の胡月 四条烏丸店が建っています。
その胡月 四条烏丸店の店頭なのですが……
和菓子を載せる蒸篭の脇に、ビール用冷蔵庫があります。
この時点で2022年7月14日木曜日午後3時半です。
おそらく午後5時以降なのでしょうが、
老舗和菓子匠が店頭でビールを販売するのでしょうか?
錦小路から、烏丸通を北に向いています。
この辺りから雨が強くなって、雨傘を差す方が増えてきました。
(自分も、この時点で雨傘を差しました)
そのせいで見えなくなりましたが、
この先に御手洗井があります。
祇園祭期間中限定で開放される名水の井戸です。
(詳細は、第610回ブログ参照)
今度は烏丸通から、錦小路を東に向きました。
右(南)側に、先程の胡月 四条烏丸店が見えます。
(喫茶室に上がれる階段も見えます)
烏丸通以東の錦小路に祇園祭の山鉾は立たないのですが、
ちょっと用事があるのでこちらを進みます。
烏丸通から、錦小路を約50m東に進みました。
こちらに、紅茶専門店 烏丸錦店が建っています。
ウチで紅茶が切れて数か月経ちましたが、
この辺に来る用事がなくて放置していました。
そのため、近くまで来たこの日に立ち寄りました。
紅茶専門店 烏丸錦店から、帰宅した後の写真です。
こちらで、この紙カバンの中身を買いました。
紙カバンの中身は、スリランカ産のウバ茶です。
インド産のニルギリと迷ったんですが、
やはり自分の好みはセイロン茶です。
ウバ茶をティーカップに淹れました。
ウバ茶などセイロン茶は味が濃いので、ミルクティーが合います。
ただ、今回はそのままストレートで飲んでみます。
紅茶専門店 烏丸錦店から、錦小路を東に向ています。
約150m先で錦小路が突き当たっているように見えますが、
あちらから東が錦市場です。
錦市場に祇園祭の山鉾は立ちませんが、
祇園祭の神輿巡行で錦神輿会として西御座の神輿を担ぎます。
今度は紅茶専門店 烏丸錦店から、錦小路を西に向きました。
では、ここから烏丸通に戻ります。
紅茶専門店 烏丸錦店から、錦小路を約50m西に進みました。
ここで錦小路は、烏丸通と交差します。
要するに、「錦烏丸」交差点に戻ってきました。
ちょうど信号が青くなったので、そのまま横断歩道を渡りました。
烏丸通以西の錦小路に、占出山が立っています。
祇園祭の山鉾の中でも特に胴掛がきれいな山で、
会所には国宝の脇差が展示してあります。
ただ、先に烏丸通沿いの2022年「山1番」孟宗山や
函谷鉾、菊水鉾を見て回ります。
とは言えだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。
~次回は、孟宗山、函谷鉾、菊水鉾を見て回ります~