京の道 今日の道 聖護院・真如堂紅葉散策
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第996回 熊野神社に参拝~聖護院・真如堂紅葉散策~その1

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2023年も紅葉シーズンとなりました
今年(2023年)は真如堂から哲学の道に移り、
最終的に銀閣寺に向かう予定だったのですが、
いくつかのことがありまして、
真如堂までで夕暮れとなりました。
そのため、2023年は哲学の道には行っていません。
その分、当初予定していなかった聖護院門跡に訪れました。
聖護院門跡は通常非公開寺院なのですが、
この時期限定で公開されています。
そして金戒光明寺経由で、真如堂に向かいます。


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京都駅から国際会館行きの地下鉄烏丸線に乗って、3駅。
「烏丸御池」駅から六地蔵行きの地下鉄東西線に乗り換えて、2駅。
さらに出町柳行きの京阪電鉄に乗り換えて、1駅。
こちらは、京阪電鉄「神宮丸太町」駅です。
……という設定ですが、本当はウチから京阪電鉄「七条」駅まで歩いて
そのまま「神宮丸太町」駅まで京阪電鉄に乗りました。
今回は地上に上がった後、丸太町通を東に進みます。
撮影日は、2023年11月23日木曜日午前11時。
2023年は、紅葉の染まり具合がゆっくりですね。


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自分が今まで乗っていた出町柳行き京阪電鉄が、
「神宮丸太町」駅を出ます。
次が「出町柳」駅で、終点です。


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「神宮丸太町」駅ホームを北上すると、
最北端にエスカレーターがあります。
次は、こちらに乗ります。


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「神宮丸太町」駅ホームからエスカレーターに乗り、
コンコース階に辿り着きました。
では、ここを南下します。


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「神宮丸太町」駅コンコース階をうろうろすると、
すぐに「神宮丸太町」駅改札口があります。
では、ここから京阪電鉄「神宮丸太町」駅を出ます。


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京阪電鉄「神宮丸太町」駅改札を出て、正面を向いています。
こちらに周辺地図があります。(上が東で、下が西です)
京阪電鉄は鴨川東岸沿いを走っていて、
この駅から地上に出ると、目の前は丸太町通です。


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京阪電鉄「神宮丸太町」駅改札から、地下道を右(南)を向きました。
ここから北に進むと、京都大学病院の前に出ます。
その京大病院を利用される方が多いので、
地下道がそちらまで伸びています。
ただ今回は丸太町通に用事があるので、
この地下道を南に進みます。


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暫くこの地下道を南下していると、この銅板がありました。
平安神宮の健礼門を描いているようですね。
京阪電鉄「神宮丸太町」駅から南東に約400m進むと、
岡崎公園最北端の平安神宮がいらっしゃいます。


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その平安神宮を描いた銅板の前で、地下道を南に向いています。
この先が「丸太町川端」交差点の真下ですので、
地上に出られる階段が並んでいます。


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こちらは、そのうちの4番出口に通じる階段です。
こちらを進むと、「丸太町川端」交差点北東角に出ます。


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京阪電鉄「神宮丸太町」駅4番出口の階段を上っています。
このままこの階段を上ると、「丸太町川端」交差点北東端です。


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京阪電鉄「神宮丸太町」駅4番出口から、そのまま南を向いています。
また、こちらは「丸太町川端」交差点でもあり北東角でもあります。
右(西)側に見える川端通沿いに、桜並木が続きます。
(川端通沿いの桜並木の様子は、第778回ブログ参照)


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川端通から、丸太町通を西に向いています。
川端通の西側に鴨川が流れていて、
その鴨川を西に越えると、すぐに河原町通です。
第657回ブログではその「丸太町河原町」交差点で、
葵祭巡行行列を眺めていました。


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今度は丸太町通から、川端通を北に向きました。
約100m先の春日北通より北側が、京都大学病院です。


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さらに川端通から、丸太町通を東に向いています。
今回ブログでは、このまま丸太町通を東に進みます。


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川端通から、丸太町通を東に約100m進みました。
この位置に、京都市バスの「丸太町京阪」バス停があります。
京阪電鉄「神宮丸太町」駅の最寄りバス停ですね。


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するとその「丸太町京阪」バス停に、204系市バスが停車しました。
この204系市バスは丸太町通を東に進み、
丸太町通が白川通と交差すると、
そこから白川通を北上します。
実はこの市バスを利用すれば、
これから進む場所を一瞬で進んでしまいます。
それではこのブログを全否定することになるので、
真如堂までは徒歩で進みます。
(帰りは、この204系市バスに乗ります)


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川端通から、丸太町通を約150m東に進みました。
こちらで丸太町通は南北の道と交差しますが、
実は自分はこの道の名前を知りません。
ただ約150m南下すると、冷泉通辺りで
琵琶湖疎水に架かる秋月橋に行き当たります。
(秋月橋は、第819回ブログに出て来ます)


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丸太町通から、その道を北に向いています。
春日北通辺りに、京都大学医学部の施設が見えます。
その周辺に、京都大学病院が広がります。


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その道から、丸太町通を東に向いています。
今回ブログは、最後まで丸太町通を東に進みます。


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川端通から、丸太町通を約200m東に進みました。
こちらは、京都大学熊野寮です。
要するに、京都大学の学生が下宿している場所です。
この辺は左京区聖護院地区ですが、
こちらが「熊野」寮と呼ばれているのは、
それなりに理由があります。


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京都大学熊野寮の前で、丸太町通を東に向いています。
目の前の看板で、丸太町通は
すぐに東大路と交差することがわかります。
ちなみに今回の最終目的地真如堂は、
左京区岡崎地区の北側です。


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川端通から、丸太町通を約300m東に進みました。
ここで丸太町通は、東大路と交差します。
ただこの写真の左(北)側に、神社が見えますね。


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丸太町通と東大路が交わる「東山丸太町」交差点北西角に、
京都熊野神社がいらっしゃいます。
和歌山県内の熊野大社が、京都に勧請されたものです。
熊野大社を熱心に信仰されていた白河上皇が、
京都でも参拝できるように建てられました。
かつては広大な境内を誇った神社でしたが、
応仁の乱で全焼して衰退しました。
江戸時代に聖護院門跡の鎮守社となり、現在に至ります。


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先ほどの石製鳥居をくぐり右(東)に向くと、
すぐに手水舎が見えます。
まずは、こちらで手を清めます。


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その手水舎の前で、熊野神社境内を西に向きました。
境内の西側には、熊野神社の末社がいらっしゃいます。


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京都熊野神社末社は、2社いらっしゃいます。
こちらは、そのうちの稲荷社ですね。
まずは、こちらにお参ります。


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その隣で、様々な神様が勧請されています。
神倉社は熊野信仰の古刹で、
須賀神社はこの左京区聖護院地区の土地神です。
(須賀神社へは次回ブログで、お邪魔します)
春日大社は、奈良から勧請されました。


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熊野神社の稲荷社の前で、境内を東に向いています。
次は、京都熊野神社本殿にお参ります。


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こちらは、京都熊野神社本殿です。
ご祭神は熊野権現で、ほかに有名な神様も祀られています。
沿革は、先述の通りです。


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京都熊野神社本殿の前で、境内を右(東)に向いています。
では、こちらから京都熊野神社を出ます。


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京都熊野神社を出て、「東山丸太町」交差点を東に向いています。
交差点の北東角に、聖護院八つ橋総本店が建っています。
左京区聖護院地区は、八つ橋の本場です。
自分は個人的に八つ橋が大好物なので、
もちろんそちらに立ち寄らせて戴きました。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回は、聖護院門跡に参拝します~

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ジャンル : 地域情報

第997回 聖護院特別公開~聖護院・真如堂紅葉散策~その2

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前回ブログで参拝した熊野神社を背後に、
「東山丸太町」交差点北西角から東に向いています。
「東山丸太町」交差点北東角に、聖護院八つ橋熊野店が建っています。
このブログでたびたび書いているように、
自分は八つ橋が大好物です。
(生八つ橋ではありません。焼いた八つ橋が大好物です)
そのため、今回は先ずこちらにお邪魔します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午前11時半。
聖護院は、「ネコだらけ」でした。


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先に帰宅後に撮影したこちらで購入したものを掲載します。
店員さんを撮影するのを防ぐため、店内は撮影していません。
熊野神社周辺は、左京区聖護院地区です。
この辺りは、和菓子の「八つ橋」の本場です。
八つ橋は「聖護院八つ橋」と「西尾八つ橋」の2社が有名ですが、
京都ではこのほかにも数えきれないほど八つ橋屋さんがあります。
実は、ウチの近所にも個人経営の八つ橋屋さんが何軒かあります。


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とは言え、左京区聖護院地区は八つ橋の本場です。
そのため、敢えてこの辺でこちらを購入しました。
この箱の中には、袋詰めの八つ橋が入っています。
最近は毎日一袋ずつ、こちらを戴いています。


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では、ここからまた紅葉散策に戻ります。
東大路から、丸太町通を東に向いています。
約500m東に進むと岡崎神社がいらして、
そちらから真如堂に行く道もありますが、
今回はこれ以上丸太町通を進みません。
(岡崎神社経由の道は、第708回ブログ参照)


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聖護院八つ橋熊野店の前で、丸太町通から東大路を北に向きました。
ここからは、丸太町通から東大路を北上します。


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前回ブログで参拝した熊野神社の北隣は、西尾八つ橋熊野店です。
そちらの八つ橋は、第821回ブログで戴きました。


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その辺りで東大路を北に向くと、
目の前に東大路沿いの「熊野神社前」バス停が立っています。
ちょうど206系市バスが停車していますね。
206系市バスは「清水道」「祇園」など、
東大路沿いの観光地を貫くかなり人気の路線です。


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丸太町通から、東大路を約100m北上しました。
こちらで東大路は、春日北通と交差します。


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春日北通から、東大路を北に向いています。
左(西)側に、京都大学付属病院が見えます。
春日北通から今出川通まで、
東大路沿いに京都大学の関連施設が建ち並んでいます。


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今度は東大路から、春日北通を東に向きました。
ここからは突き当りまで、春日北通を東に進みます。


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東大路から、春日北通を東に約50m進みました。
こちらは、聖護院八つ橋の本店です。
要するに、こちらのお店の発祥の地ですね。


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聖護院八つ橋本店を背後に、春日北通で北に向いています。
こちらが、西尾八つ橋の本店です。
こちらも、このお店が発祥した場所です。
実はこの2社の本店は、向かい合っています。


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西尾八つ橋本店の東隣に、西尾八つ橋の里が建っています。
元は財界人の河原林檉一郎のお屋敷でしたが、
現在は西尾八つ橋直営のお蕎麦屋さんです。
なかなかおいしそうなお店ですが、
ここに立ち寄ったら真如堂まで辿り着けません。
ですから、ここは素通りします。


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西尾八つ橋の里の前で、春日北通を東に向いています。
では、このまま春日北通を東に進みます。


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西尾八つ橋の里の前から、春日北通を東に約50m進みました。
左(北)側に、河道屋養老というお蕎麦屋さんが建っています。
河道屋といえば京都でも最古のお蕎麦屋さんですが、
たくさんの暖簾分けをしており、こちらもそのうちの1軒です。
この時点では閉まっていましたが、もう30分もすれば開店します。


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河道屋養老の前春日北通を東に向いています。
春日北通の左(北)側に、大きな寺院が建っています。


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こちらが、その大きな寺院です。
本山修験宗総本山聖護院門跡ですね。
本山修験宗とは、修験道の1派を指します。
つまり、こちらは修験者や山伏の総本山です。
祇園祭後祭役行者山の護摩焚き神事や壬生寺の節分行事は
こちらの修験者によるものです。
また「門跡」とあるように、こちらは皇族が修行される場所です。
そのこともあって、こちらに御所を置かれた天皇もいらっしゃいます。
そんなとんでもない沿革を持った寺院ですが、
明治時代初期の廃仏毀釈では大弾圧を受けました。
(当時は仏教そのものよりも、仏教と神道の境目が曖昧な
修験道・祇園信仰・虚無僧が弾圧されました)


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聖護院門跡は、通常は非公開寺院です。
ですから当初はこの門だけ撮って先に進もうと思っていたのですが、
2023年12月3日日曜日まで特別公開が行われています。
自分の場合これを逃すともうここに入れないかもしれないので、
同行していた母を説得して急遽こちらに入ります。


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では、聖護院門跡の門をくぐります。
左(西)側に立派な枝垂桜が見えますね。
真正面に大玄関が見えますが、
先ずはこの位置から右(東)に向きます。


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聖護院門跡の門から、右(東)を向きました。
右(南)側の大桜が、紅葉に染まっています。
先ずは、こちらの門に向かいます。


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門をくぐると、一面の石庭が広がります。
左(北)側に見えるのが宸殿で、
奥の小さなお堂が本堂です。


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宸殿の脇に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらにお参りしてから、先に進みます。


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こちらが、聖護院門跡の宸殿です。
写真撮影はありませんが、この後宸殿内に入ります。
目の前の石庭には、砂で市松模様が描かれています。


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また石庭には大小の石が置かれていて、
その周囲の砂には同心円が描かれています。
そして、その上にネコの置物が置かれていました。
一瞬何か宗教的な意味があるのかと思いましたが、
こちらの庭師が単なる遊び心でしているだけのようです。


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ネコの置物は、市松模様の砂の上にもいます。
中央には、3匹いますね。
一番大きな三毛猫の像は、子猫サイズです。
宸殿に向かって手を合わせているのが、かわいいですね。


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さらに石庭脇の灯籠に、観音様がいらっしゃいます。
そして観音様の上にも、ネコの像が置かれています。
実はネコの像は、全部で10匹前後いました。


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石庭の最東端に、聖護院門跡の本堂が建っています。
ご本尊は、不動明王です。
聖護院門跡は天台宗系の修験道の総本山ですが、
他に真言宗系修験道の当山修験宗もあります。
いずれにしても修験道は、密教深い関係にあります。
本堂の脇に寺務所があって、そこで御朱印などを戴けます。


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聖護院門跡の本堂にお参りしました。
では石庭に戻り、あちらの門をくぐります。


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先ほどの門をくぐり、聖護院門跡境内を右(北)に向きました。
こちらは、先ほどの聖護院門跡大玄関です。
800円収めて、こちらに入ります。
ただ、中は重要文化財や国宝満載なので、
大きな荷物を持ち込むことはできません。
ですから、大玄関でその荷物を預けます。
この先は撮影禁止区域ですから、
自分はここでカメラも預けました。


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聖護院門跡大玄関から、宸殿や庫裏などを拝観しました。
本当はそちらから庭園を撮影することは許されていたのですが、
この時点でカメラを預けていたので、写真はありません。
こちらは、聖護院門跡のパンフレットです。
写っているのは、ご本尊の不動明王です。

聖護院門跡宸殿内には案内される方がいらして、
その方がいろいろガイドされていました。
周囲にはかつて使用された輿などが展示されていて、
とても興味深かったですね。
またこちらの襖絵の保存状態がとても良くて、
その多くが重要文化財に指定されていました。
聖護院門跡宸殿は普段非公開ですので、
それも保存状態が良い理由の一つなのだそうです。


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聖護院門跡を一通り拝観して、大玄関を出ました。
当初は素通りするはずの聖護院門跡に、1時間以上いました。
もうすぐ2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後1時です。


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聖護院門跡大玄関の前で、南を向いています。
では目の前の聖護院門跡山門から、ここを出ます。


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聖護院門跡山門を出て、南を見ています。
こここからは、目の前の春日北通に戻ります。


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聖護院門跡の前で、春日北通を東に向いています。
先述の通り、このまま春日北通を東に進みます。


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聖護院門跡山門から、春日北通を東に進んでいます。
東大路より東の春日北通には神社仏閣が林立していますが、
基本的にはこの辺は住宅地です。
近隣の方々が、徒歩や自転車で往来されています。
また聖護院門跡の生け垣で、南天の実がついていました。


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聖護院門跡山門から、春日北通を約50m東に進みました。
この辺りから春日北通沿いに、
聖護院門跡の塔頭寺院や末社が林立します。


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その辺りで、春日北通を南に向いています。
こちらに、須賀神社がいらっしゃいます。
左京区聖護院地区の土地神様ですね。
次はそちらにお参りしますが、もうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回はここまでです。

~次回は須賀神社に参拝した後、春日北通を突き当たり
金戒光明寺付近に向かいます~

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第998回須賀神社と準提堂~聖護院・真如堂紅葉散策~その3

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前回ブログで参拝した特別公開中の聖護院門跡から、
春日北通を東に約50m進みました。
この辺りは、聖護院門跡の塔頭寺院や末社が建ち並びます。
そして、こちらは須賀神社です。
左京区聖護院地区の産土神(土地神様)です。
今回は聖護院門跡の塔頭寺院や末社に参拝しつつ、
春日北通を東端まで進みます。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後1時。
今回も、そこまで紅葉が出てきません。


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須賀神社の鳥居をくぐり、境内に入ってきました。
先ずは、こちらの手水舎で手を清めます。


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須賀神社の境内では、護摩が組み上げられていました。
数時間後に、こちらでお火焚き祭が催されます。
京都の各神社では毎年11月の上旬に催されますが、
こちらでは多くの参拝者が見込めるこの日に催されています。
ただ開催時間まで待つと、次の目的地に進めません。
そのため、須賀神社では参拝してすぐに先に進みます。


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須賀神社本殿の脇に、末社が祀られています。
こちらは、白龍神社と稲荷社が合祀されています。


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こちらの鳥居をくぐり、須賀神社本殿に向かいます。
こちらは2005年の火災で焼失したため、新築されました。


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こちらが、須賀神社本殿です。
左の提灯には交通神社と書かれていますが、
須賀神社は交通神社と合祀されています。
須賀神社はもともとは祇園信仰の神社で、
牛頭天王を主神としていました。
明治時代の廃仏毀釈で牛頭天王が存在自体を否定されたので、
それ以降は素戔嗚尊(すさのおのみこと)が主神です。
1964年に須賀神社のご祭神のうち久那斗神などが独立して、
交通神社と分祀されました。
久那斗神は旅の安全をご利益とする道祖神としての側面があり、
こちらでは自動車の厄払いなどもされています。


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須賀神社本殿を背後に、境内を西に向いています。
そして、ここまで進んだ道を戻ります。


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では石製鳥居をくぐり、須賀神社を出ます。
石製鳥居越しに、小さな寺院が見えますね。


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須賀神社の石製鳥居を背後に、春日北通を北に向いています。
須賀神社の向かいに、小さな寺院が建っています。


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こちらは、積善院準提堂です。
「小さな」寺院と書きましたが、
実は聖護院門跡の敷地内です。
要するに、こちらは聖護院門跡の塔頭寺院です。


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積善院準提堂に入ってきました。
目の前は、絵馬殿でしょうか?
本堂は、その奥にあります。


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積是認準提堂絵馬殿の西側に、大桜が建っています。
この時期は、葉が紅葉していますね。


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その大桜の根元に、お堂が建っています。
こちらが、真言宗積善院本堂です。
もともとは現在の京都大学病院の位置に建っていましたが、
廃仏毀釈で廃寺になってこちらに移ってきました。
聖護院門跡の塔頭寺院ですので、ご本尊は不動明王です。


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こちらが、準提堂です。
現在のこちらは積善院の敷地の一部ですが、
明治時代まではこの辺りまで聖護院門跡の敷地内でした。
こちらには、準提観世音菩薩がいらっしゃいます。
続いて、こちらにお参りします。


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毎年2月23日に、こちらでは「五大力さん」が行われています。
「五大力」とは、不動明王、降三世明王、軍茶利明王、
大威徳明王、金剛夜叉明王のことで、
修験道では最高神に位置します。
その日に、この五体の仏様が描かれたお札をこちらで戴けます。
伏見区醍醐寺三宝院などでも、同様の行事が行われます。
まぁ、むしろ醍醐寺の五大力さんの方が有名ですが……


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一通り境内を回りましたので、積善院準提堂を出ます。
春日北通の向こう(南)側は、先ほど参拝した須賀神社です。


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須賀神社といいますか積善院準提堂の前で、
春日北通を東に向いています。
ここからは、この春日北通を最東端まで進みます。


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積善院準提堂から道を隔てた東隣に、真言宗の泉徳寺が建っています。
こちらも聖護院門跡の塔頭寺院でしょうが、
非公開寺院なので詳細は分かりません。


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積善院準提堂と泉徳寺の間の道を約100m南下すると、
丸太町通沿いにお辰稲荷神社がいらっしゃいます。
ちょっと変わった神社ですが、
今度丸太町通編を連載するときにお邪魔します。
一方春日北通を東に向くと、小学校の校庭が見えてきました。


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こちらが、その京都市立錦林小学校です。
ウチの母がここを通り過ぎたとき、
ここが亡き祖母の出身小学校であることを教えてくれました。
亡き祖母は左京区岡崎地区(要するに、この辺)で生まれて、
10歳ごろに中京区壬生地区に引っ越したそうです。
実はこの辺りから、左京区聖護院地区から
左京区岡崎地区に移動しています。


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須賀神社や積善院準提堂から、春日北通を東に約50m進みました。
ここで春日北通は、吉田東通と交差します。


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春日北通から、吉田東通を南に向いています。
左(東)側が京都市立錦林小学校の運動場で、
右(西)側が京都市立錦林小学校の校舎です。
約100m先の丸太町通で、この吉田東通は突き当たります。
丸太町通沿いの塀は、平安神宮のものです。


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今度は吉田東通から、春日北通を東に向きました。
右(南)が、京都市立錦林小学校の運動場です。
では、ここからは春日北通を東に進みます。


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京都市立錦林小学校の東隣は、錦林児童館です。
小学校の隣に児童館があるのは、よくあることですね。


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錦林児童館から、春日北通を東に向いています。
春日北通が、この辺りから東に上り坂になります。
実はここより東に進むと、吉田山(神楽丘)に入ってきます。
これから進む金戒光明寺や真如堂は、
この吉田山(神楽丘)山中にあります。


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錦林児童館の脇に、こちらの地図が書かれていました。
こちらを見ると、平安神宮がこの近所であることが分かります。
またこの春日北通をこのまま東に進むと、
「黒谷」に至ることも分かります。
「黒谷」とは、金戒光明寺を指しています。
ですから、現在は金戒光明寺に向かって歩いています。


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春日北通を東に進み、ゆっくりと坂を上っています。
だんだんと春日北通の突き当りが見えてきました。
そちらに、金戒光明寺の高麗門が建っています。


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この辺りは、春日北通から脇道が南北に幾つも伸びています。
その辺りで春日北通から北を向くと、
少し急な上り坂が伸びています。
こちらを進むと、吉田山(神楽丘)山中ですね。


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吉田東通から、春日北通を約150m東に進みました。
ここで春日北通は、岡崎通と交差します。


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春日北通から、岡崎通を南に向いています。
岡崎通は、この春日北通で突き当たります。
岡崎通は平安神宮最東端の道で、岡崎公園のほぼ東端です。
(京都市動物園が、岡崎通より東に建っています)
岡崎公園付近の岡崎通の様子は、第824回ブログを参照してください。


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今度は岡崎通から、春日北通を東に向きました。
だんだん金戒光明寺の高麗門が、はっきりしてきました。


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岡崎通から、春日北通を東に約70m進みました。
金戒光明寺高麗門から自動車が多く出てくるので、
我々歩行者は時折立ち止まります。
金戒光明寺高麗門の約100m東に駐車場があるので、
そちらまで自家用車が往復しています。


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金戒光明寺高麗門の前には黒谷交番や大前石材店があって、
その辺りで春日北通から北に向いています。
この上り坂の道は金戒光明寺の西端を北上します。
そして、金戒光明寺北門の辺りまで伸びています。
金戒光明寺より西の吉田山(神楽丘)山中は、ほぼ住宅地です。


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春日北通最東端に、金戒光明寺高麗門が建っています。
こちらより東が、金戒光明寺の境内です。
ここから紅葉の金戒光明寺を散策しますが、
高麗門経由のルートは、このブログでは初めてです。
(2019年は、岡崎神社経由で訪れました。
第708回ブログを参照してください)
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、金戒光明寺で紅葉散策します~

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第999回金戒光明寺の紅葉~聖護院・真如堂紅葉散策~その4

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進みたい方は、ここをクリックしてください。

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第996回ブログに登場した京阪電鉄「神宮丸太町」駅から、
東北東に約1㎞進みました。
こちらは、浄土宗紫雲山黒谷金戒光明寺高麗門です。
知恩院と並ぶ浄土宗の本山ですね。
今回は、こちらの紅葉を散策します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後1時15分。
そろそろお腹が空いてきました。


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金戒明寺高麗門をくぐり、境内を東に進んでいます。
高麗門より西の春日北通よりも道幅が広いので、
自動車が2台交差できますね。
この先に金戒光明寺の駐車場がありますが、
高麗門より西の春日北通の道幅の関係上、
観光バスや市バスは入って来ません。


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金戒光明寺高麗門をくぐると、境内は参道を東に直進します。
そして、歩道部分は桜並木が続きます。
金戒光明寺は紅葉でも有名ですが、
実は京都屈指の桜の名所です。


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金戒光明寺高麗門から、参道を東に約100m進みました。
ここで、金戒光明寺参道が突き当たります。
何人かの方々が左(北)側にカメラを向けられていますが、
そちらに金戒光明寺の山門が建っています。
ちなみに右(南)側に、金戒光明寺の駐車場があります。


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その参道の突き当り(東)に、境内全図が書かれています。
金戒光明寺は浄土宗本山の一つですから、
かなり広大な境内を有しています。
ですから、今回はその一部だけを散策します。 


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金戒光明寺参道の突き当りから、左(北)を向きました。
目の前のかなり急な石段の先に、山門が建っています。
「え~、ここを上るの?」とは、ウチの母の感想です。
2019年にこの石段を上ったと書いていますが、
実はその時は東側の脇道を利用していました。
今回は石段途中でも撮影しますので、本当にこの石段を上ります。


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その石段を上りながら、右(東)側を撮影しました。
くろたに幼稚園の手前のカエデ並木が、見事に紅葉です。
この辺りの紅葉は8分染めくらいでしたが、
中には盛りの紅葉もありました。
くろたに幼稚園の手前に脇道が伸びていますが、
2019年はそちらの道を往復していました。


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一方、石段の左(西)側にもカエデ並木が続いていました。
こちらも、紅葉の盛りでした。
その向こう(西側)に自動車が停まっていますが、
その高さで、いったん石段が途切れます。


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いったん石段を上り切って、金戒光明寺境内で北へ向いています。
目の前に、金戒光明寺山門が聳え立ちます。
知恩院華頂門(山門)も途轍もなく巨大ですが、
同格の浄土宗本山である金戒光明寺の山門の威容も負けていません。
では、金戒光明寺山門へと向かいます。


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あまりにも巨大なので、近づくと山門の全体像が写りません。
また左(西)側に桜並木が続いていて、
春の金戒光明寺山門はかなりの絶景となります。

1175年に、浄土宗の開祖法然がこの場所に草庵を築きました。
それが、この金戒光明寺の始まりです。
時代を通じて金戒光明寺はこの地にありましたが、
徳川秀忠夫妻が厚く帰依したため、
この金戒光明寺は現在のような広大な境内を手に入れました。
この山門が巨大化したのも、江戸時代のことです。


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では、金戒光明寺山門をくぐります。
その向こう(北側)に、金戒光明寺阿弥陀堂や御影堂が建っています。


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金戒光明寺山門脇に、こちら看板が立っていました。
今年(2023年)も、有料で山門に登れるようです。
まぁ自分と母は2019年に上ったので、今回は素通りします。
(……と言いますか、時間がありません)


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金戒光明寺山門をくぐり、境内を北に向いています。
左(西)側の桜の木は、完全に落葉しています。
では、こちらを北上します。


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桜の木の北側には、カエデ並木が続きます。
こちらも、紅葉の盛りでした。
ここからは、目の前の石段を数段上ります。


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その石段を上り、右(東)を向きました。
この先の塔頭寺院が、オープンカフェになっていました。
この道を東に進むと、約200m先がこの山(丘)の頂上の一つです。
そちらに、文殊塔と呼ばれる仏塔が建っています。
その周辺の紅葉が見事なのですが、
真如堂に間に合わせるために、そちらに向かいませんでした。
(文殊塔周辺の様子は、第708回ブログを参照してください)


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同じ位置で、金戒光明寺境内を北に向いています。
かなり急な石段が聳えていますね。
「また、ここを上るの?」とは、また母の感想です。
とは言え、この先に進むにはここを進むしかありません。


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ゆっくり時間をかけて、その石段を上りました。
すると、目の前に金戒光明寺御影堂が姿を現します。
御影堂は、本堂の一つです。


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金戒光明寺御影堂の前に、休憩所が設けられています。
その東側に、金戒光明寺阿弥陀堂が建っています。
こちらも、金戒光明寺のもう一つの本堂です。


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その休憩所の左(西)側に、快庵と言う茶店があります。
多分金戒光明寺の塔頭寺院の一つが店舗化しているのでしょうが、
かなり混み合っていました。
……とはいえ、この辺で食事ができるお店はここだけです。


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ですから、この日の昼食はここで済ませます。
こちらにはみたらし団子など甘味もありますが、
うどんを中心に食事メニューも充実しています。


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では快庵に入店して、順番を待ちます。
確か、15分ほど待って座席に就きました。
その間、こちらを眺めていました。
快庵は茶店であると同時に、土産物屋さんです。
実は土産物屋さんは、この辺ではここしかありません。


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15分ほど待って、奥の席に通されました。
そこで母と自分の注文を通して、暫く待ちました。
テーブルの上に抜刀した侍が写ったチラシが置かれていますが、
この日(2023年11月23日)の午後2時から、
新撰組の扮装をされた方々による
居合い抜きのパフォーマンスがありました。
幕末の金戒光明寺は会津藩の詰め所であったので、
金戒光明寺で近藤勇たちは「新撰組」という名前と免状を
会津藩主松平容保から戴きました。
そのご縁で新選組の多くが属していた剣術の流派が、
金戒光明寺で自分たちの剣術を披露されておられました。


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母と自分の前に、店員さんがお茶を置かれて行かれました。
ウチの母は、おしぼりをすぐに使い始めました。
朝は結構寒かったのですが、この時間はむしろ暑いくらいです。


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快庵の壁に、こちらが貼られていました。
水彩画かもしれませんが、多分切り絵でしょうね。


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座席に就いて、約10分経ちました。
自分のもとには、餡掛け湯葉どんぶりが来ました。
これがうどんなら、「のっぺいうどん」です。
事実こちらの上半分は、味も食感も完全に「のっぺいうどん」でした。
下半分は、普通のご飯です。
ですから、少しずつ混ぜていただきます。


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そして、ウチの母はきつねうどんを戴きました。
お揚げがかなり大きくて、ちょっと苦労していました。


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自分と母は、約30分かけてこちらを戴きました。
そろそろ2023年11月23日の午後2時が近づいています。


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食事を終えて、快庵を出ました。
快庵の店先で、みたらし団子が売られていました。
2019年はここでみたらし団子を戴いている間に午後4時を過ぎ、
金戒光明寺の御影堂と阿弥陀堂に入ることができなくなりました。
実は今回の紅葉散策は、その時のリベンジが目的の一つです。


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その快庵と金戒光明寺御影堂との間に、拝観受付があります。
要するに、拝観料を納める場所です。
金戒光明寺山門を拝観する際の料金も、こちらで納めます。
すべて含めた拝観料は一人1,600円ですが、
今回は山門へは向かいませんので、一人1,000円です。


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受付で拝観料を納めて、金戒光明寺御影堂に向かいます。
浄土宗や浄土真宗の本堂は、御影堂と阿弥陀堂に分かれます。
そのうち御影堂には、開祖の法然像が祀られています。
(浄土真宗なら、親鸞像)
ここから先の屋内は、すべて撮影禁止です。
ですから、金戒光明寺御影堂内の写真はありません。


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このブログでは屋内撮影ができなかった場合は、
パンフレットをそのまま撮影します。
こちらは拝観料を納めた際に、戴きました。
桜並木に山門が、金戒光明寺の象徴です。

金戒光明寺御影堂内は、法然上人像を中心に
様々な仏像が並んでいました。
確か歴代の管主の位牌も、こちらに並べられていました。
そちらにお参りしてから、東側の大方丈に向かいます。


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こちらは、拝観料を納めた際に戴きました。
大方丈の南側には枯山水の石庭が広がっていて、
そちらで午後2時から居合い抜きのパフォーマンスが行われました。
新撰組隊士の多くが属していた流派が、
最初にその奥義を解説して、
次に居合い抜きで竹筒を叩き切られておられました。
殺人のための居合い抜きは、
スポーツとしての剣道とは完全に別物ですね。


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大方丈は北東側にも紅葉庭園があって、
そちらの庵で有料で抹茶を飲めたのですが、
時間が無くなってきていて素通りしました。
こちらは大方丈を出て、南を向いている写真です。
こちらから、金戒光明寺境内に戻ります。


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大方丈玄関から南下すると、すぐに下りの石段があります。
(坂に見えますが、緩い石段です)
そちらを下りてこの先を左(東)に向かうと、150m先が文殊塔です。
ただ先述の通り時間が無いので、そちらへは進みません。


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同じ位置で、金戒光明寺境内を右(西)に向きました。
では、こちらから金戒光明寺御影堂前に戻ります。


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大方丈の玄関から、金戒光明寺境内を西に約50m進みました。
目の前に先ほど昼食を戴いた快庵が建っていて、
右(北)側のテントは拝観受付です。
さらにその北側が、金戒光明寺御影堂です。


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そして、その西側に金戒光明寺阿弥陀堂が建っています。
こちらも金戒光明寺の本堂で、
ご本尊の阿弥陀如来像が安置されています。
2019年では有料で中に入れましたが、
今年(2023年)は中に入れません。
境内から中を覗いて、その位置でお参りしました。


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金戒光明寺阿弥陀堂でお参りして、境内を北に向いています。
目の前の金戒光明寺御影堂の左(西)側に北に抜ける道があって、
ここからはそちらを北上します。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、金戒光明寺の塔頭寺院である
栄摂院の紅葉庭園にお邪魔します~

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第1000回栄摂院紅葉庭園~聖護院・真如堂紅葉散策~その5

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前回ブログで金戒光明寺を散策して、御影堂前に戻ってきました。
今回はこちらを北上して金戒光明寺を出ますが、
その前に塔頭寺院の紅葉庭園を眺めます。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後2時15分。
真如堂本堂は、あと約2時間で閉まります。


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金戒光明寺御影堂の西側と言いますか、
茶店の快庵の北側に井戸と手水舎があります。
手水舎の方には、たくさんの花々が浮かんでいます。
要するに、花手水ですね。


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井戸と手水舎の北側に、地蔵菩薩が立っています。
とりあえず、こちらにお参りします。


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その地蔵菩薩の北側から、北西に抜け道があります。
次は、こちらを進みます。


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その抜け道を北西に進みながら、北を向きました。
こちらは、金戒光明寺御影堂の西側ですね。
目の前のイチョウが、紅葉の盛りです。


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地蔵菩薩の前から、抜け道を北西に約20m進みました。
ここで抜け道は、西と北に分岐します。


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分岐点から、西を向いています。
この道の両側に、金戒光明寺の塔頭寺院が並びます。
ただこの道は約20mで蛇行し始め、
すぐに住宅地に吸収されます。


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今度は分岐点から、北を向きました。
今回ブログでは、ここを北上します。


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先ほどの分岐点から、抜け道を北上しています。
右(東)側に、桜とカエデが交互に植えてあります。
金戒光明寺は、桜と紅葉両方の名所です。


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この辺りのカエデは、この日が紅葉の盛りでした。
カエデは日当たりの良いところから、順に染まっていきます。


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先程の分岐点から、抜け道を約50m北上しました。
ここで北へ抜ける道は、東にも分岐します。


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その分岐点から、東に向いています。
この石段を上ると、金戒光明寺の墓地です。
金戒光明寺御影堂の東側は、広大な墓地です。
新規分譲もされているので、こちらの墓地は人気があるのでしょうね。


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今度はその抜け道で、北を向きました。
こちらは、両側に塔頭寺院が並びます。


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抜け道の左(西)側は、浄土宗見真院です。
非公開寺院ですが、外から中を覗けます。


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こちらが、外から見える見真院の境内です。
こちらの紅葉の盛りは、この日でした。


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浄土宗見真院の向かい(東)側には、浄土宗栄摂院が建っています。
今回ブログのメインですね。
こちらは、1589年に木俣森勝によって建立されました。
木俣森勝はもともと徳川家康に仕えていましたが、
のちに井伊直正を補佐して彦根藩家老になりました。


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浄土宗栄摂院の門をくぐり、境内に入ってきました。
こちらは近年紅葉庭園が有名になって、
多くの参拝者がやって来るようになりました。
本堂などの施設は公開されていませんが、
紅葉シーズンの庭園は自由に拝観できます。


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栄摂院の門をくぐり、右(南)を向きました。
この辺りのカエデは、紅葉の盛りでした。
ただこちらの紅葉庭園は、この奥(東)です。


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一方こちらは左(北)側です。
杉苔の上に、お地蔵さんがいらっしゃいます。


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お地蔵さんの東側から、栄摂院庫裏に入れます。
こちらでは御朱印を戴けますが、
その奥に入って参拝することはできません。

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栄摂院の門をくぐり境内を約10m東に進むと、
破風のついた門が建っています。
この奥(東)が、こちらの紅葉庭園です。


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先程の門をくぐると、方丈前の庭園に出ます。
方丈の縁側に、多くの方々が腰かけておられます。
皆さんが眺めておられるのが、こちらの紅葉庭園です。


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紅葉庭園には、このようなものが貼り付けてありました。
こちらは休憩所ではありませんので、喫煙食事は禁止です。
また、地面を傷付けるカメラを支える一脚・三脚も禁止です。


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方丈庭園の南側は、このような感じです。
燃え上がるような紅ですね。


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方丈庭園の東側には庵があって、
その上でも、カエデの木々が葉を揺らします。
ただこちらは、そこまで紅葉が進んでいませんでした。


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その庵の奥に抜ける小径があって、
その奥(東側)は、竹林です。
その周囲のカエデも、やはり五分くらいの紅葉でした。
この辺りは、11月30日くらいが盛りだったのでしょうね。


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そう言う訳で、この日(2023年11月23日)の拝観者は
大半が方丈南側の庭園に集結されていました。
ここからは自分と母も、そちらに向かいます。


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では方丈南側の縁側に母と一緒に腰かけて、
栄摂院の紅葉を眺めます。
通常は日当たりが良い場所ほど紅葉は早く染まるのですが、
栄摂院では日陰ほどよく染まっていました。


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栄摂院方丈南側庭園で、先程の位置から少し西側を撮りました。
何本かのカエデが、紅葉の盛りです。
ただ、ここでも日当たりのよい高い枝はまだまだ葉が緑色です。
そういう意味でも、この日は
まだまだ紅葉の盛りではありませんでした。


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カエデの木の根元部分は、杉苔に覆われる庭園です。
カエデの紅と苔の緑の対比が、きれいですね。


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今度は方丈南側で少し西側に移動して、
再び縁側に座って紅葉庭園を撮りました。
石灯籠に、紅葉は映えますね。


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その位置からも、西側に視点を変えました。
栄摂院の紅葉庭園では、この一番西側のカエデが見事です。


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栄摂院の紅葉庭園を堪能した後、そちらを出ました。
ではこのまま境内を西に進み、栄摂院を出ます。


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栄摂院を出て、右(北)を向いています。
では、この抜け道を北上します。


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栄摂院から約100m北上すると、
周囲から塔頭寺院が見えなくなります。
左(西)側が金戒光明寺の駐車場で、
右(東)側が金戒光明寺の墓地です。
ここ最近金戒光明寺の墓地は、ますます広大になっています。


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栄摂院から、抜け道を約200m北上しました。
目の前に金戒光明寺北門があって、
そちらをくぐると、金戒光明寺の敷地内から出られます。
ちなみに、金戒光明寺北門から約100m北に真如堂があります。
ただすぐに真如堂には向かわずに、暫く周辺を散策します。

とは言えだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は宗忠神社周辺を散策します~

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第1001回 宗忠神社から~聖護院・真如堂紅葉散策~その6

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第999回ブログからブログ2回を費やして金戒光明寺境内を散策し、
金戒光明寺最北端の北門まで来ました。
今回はここから金戒光明寺を出て、
金戒光明寺より北側を散策します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後2時半。
真如堂は近所ですが、直行しませんでした。


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金戒光明寺北門をくぐり、すぐに左(西)に向きました。
このまま進むと約50m先で左(南)に折れ、
約300m先の大前石材店に辿り着きます。
(大前石材店の前は、998回ブログで通過しました)


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金戒光明寺北門から、北を向いています。
約50mほど、この辺りは住宅街です。
今回は、ここを北上します。


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金戒光明寺北側の住宅街は、約50mで終了します。
右(東)側の石垣の向こうは、真如堂の駐車場です。
実は、金戒光明寺と真如堂はほぼ隣接しています。
この先(北側)に見える紅葉も、真如堂のものです。


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先程の写真と同じ位置で、この写真を撮りました。
ここは十字路になっていて、
約50m先で突き当たりますが、
そこからは蛇行して今出川通に辿り着きます。
右(東)側は、真言宗真正極楽寺です。
別名は、真如堂です。
2023年紅葉散策のメインですが、そちらへは直行しません。


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その十字路で、西を向きました。
この道は、約100m先の宗忠神社で突き当たります。
今回ブログでは真如堂の前に、こちらに立ち寄ります。


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十字路から、約50m西に進みました。
すると、右(北)側に天皇陵が見えます。


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こちらは、陽成天皇神楽岡東陵です。
要するに、陽成天皇のお墓ですね。
神楽岡とはこの辺一帯の地名で、つまりこの辺りは丘の上です。
(この位置は、標高50mくらいでしょうか)
ちなみに神楽岡と吉田山は、同じ場所を指しています。
ですから、この辺りの北側に
節分で有名な吉田神社がいらっしゃいます。


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陽成天皇神楽岡東陵の前で、西を向いています。
約50m先でこの道が突き当り、石段の先が宗忠神社です。


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宗忠神社の石段前で、右(北)を向いています。
宗忠神社の北隣に、紅葉が盛りのお屋敷があります。


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こちらのお屋敷が、吉田山荘です。
もともとは東伏見宮家の別荘でしたが、
現在はホテル&レストランです。
また、結婚式場などとしても利用できます。


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吉田山荘の門前から、中を覗いています。
許可を取っていないので、これ以上中で撮影できません。
時間的にこの瞬間吉田山荘内のカフェで休憩したいところですが、
そうすると真如堂が閉まってしまいますので、
ここは素通りします。


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吉田山荘の門前で、南を向いています。
神楽岡(吉田山)山中でも、
この辺りは神社仏閣以外は住宅地で、
森林はほとんど存在しません。
では、ここから南に戻ります。


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吉田山荘の前から約10m南下して、右(西)を向いています。
この石段の先が、宗忠神社です。
「え~、ここも登るの?」とは、ウチの母の言葉です。
まぁこの石段こそこの神社の象徴ですから、
登らないといけないでしょう。


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宗忠神社の石段を上っています。
石段の両側には、桜とカエデが植え込まれています。
この日(2023年11月23日)は、紅葉の盛りではありませんでした。
まだまだ緑の葉も多いですね。


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宗忠神社の石段はとても長くて、約50mあります。
この辺りで、石段の中間点です。
この辺りは、まだまだ青いカエデが多いですね。


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ただ頂上に近くなると、カエデは紅葉に染まります。
桜は枯れ枝ですので、日の当たりが良くなります。
ここは春になっても、結構絶景になります。


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石段を約50m上りました。
目の前の石製鳥居をくぐると、宗忠神社の境内です。


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石段を上り切り、石製鳥居をくぐり宗忠神社境内で西を向いています。
目の前に、宗忠神社本殿が見えます。
実は周辺散策しているうちに、
うっかり宗忠神社本殿正面を撮影し忘れました。
(参拝は、しっかり遂げました)
ですから本殿を写した写真は、この一枚だけです。

江戸時代末期の日本では新興宗教が一気に増えましたが、
こちらは元々「黒住教」という宗教団体の本部でした。
このころに発生した新興宗教は、
近年発生した反社会的なものは少なく、
現在も多くの信者を抱える宗教団体が多いです。
黒住教は黒住宗忠が教祖なのですが、
その教義が普通の日本神道にかなり近く、
現在は独立した宗教ではなく、
日本神道の一派と考えられています。


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石段を上りきったところで右(北)を向くと、手水舎があります。
先ずはこちらで、手を清めます。


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その手水舎の前で、宗忠神社境内を北に向いています。
この辺りにも、桜やカエデが植えてあります。
ここからは、宗忠神社境内を北上します。


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手水舎から、宗忠神社境内を約10m北上しました。
こちらにも、井戸があります。
何でも水不足で飢饉になりかけたとき、
こちらから水が湧いて出たそうです。
こちらを撮影している間に、ウチの母は本殿に参拝しています。
自分は、もう少し後で本殿に参拝しました。
そのことが、自分が宗忠神社本殿の正面を撮影し忘れた要因です。


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先程の井戸から、宗忠神社境内を北に向いています。
この辺りのカエデは紅葉の盛りのものもありましたが、
まだまだ盛りではないものも多かったですね。
実際多くの参拝者がいらっしゃいましたが、
皆さん紅葉に結構満足されていました。


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先程の石段から、宗忠神社境内を約100m北上しました。
では目の前の鳥居をくぐり、宗忠神社をいったん出ます。


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……というのも、宗忠神社境内からこの朱い鳥居が見えたからです。
この先に、竹中稲荷神社がいらっしゃいます。
吉田神社の末社ですね。


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宗忠神社境内散策を途中にして、先に竹中稲荷神社にお参りします。
こちらも「稲荷神社」ですから、長い参道に朱い鳥居が並びます。


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宗忠神社から、この長い参道を約100m北上しました。
実はこの参道はダラダラした上り坂で、
ウチの母は、途中でだいぶバテていたようでした。
この左(西)側に、抜け道があります。


1001-23.jpg
分岐点から、左(西)を向きました。
この先に、吉田山児童公園があります。
ただ公園内は母子連れで満員でしたので、
そちらは撮影しません。


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その分岐点から、竹中稲荷社参道の方に向いています。
では、このままこちらの方に進みます。


1001-25.jpg
竹中稲荷社参道の赤い鳥居に挟まれて、
桜並木がずっと続いています。
こちらは春になると、絶景になるでしょうね。


1001-26.jpg
宗忠神社から、竹中稲荷社参道を約150m北上しました。
参道はまだまだ続きますが、地図上はこの辺りから境内です。
……と言うのも、右(東)に見える建物が
竹中稲荷社の社務所だからです。


1001-27.jpg
竹中稲荷社参道をさらに北上しています。
右(東)側の社務所は閉まっていて、
中には誰もいらっしゃいません。


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竹中稲荷社社務所を通り過ぎると、
ここで竹中稲荷社参道が突き当ります。
ここより先に、竹中稲荷社本殿がいらっしゃいます。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
本殿参拝は次回とします。
今回は、ここまでです。

~次回は竹中稲荷社に参拝し、真如堂に向かいます~

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第1002回竹中稲荷社から~聖護院・真如堂紅葉散策~その7

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1001-28.jpg
前回ブログで真如堂前から神楽岡(吉田山)山中を北上し、
竹中稲荷社拝殿前まで来ました。
今回は竹中稲荷社に参拝した後、真如堂前に戻ります。
撮影日は、2023年11月23日木曜日午後3時。
そろそろ日が傾いてきています。


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先程の朱い鳥居をくぐり、竹中稲荷社境内に入ってきました。
目の前(北側)に「、竹中稲荷社拝殿があります。
竹中稲荷社は、この拝殿を中心に配置されています。


1001-30.jpg
先程の位置から、左(西)に向きました。
拝殿の南西側に、竹中稲荷社の末社がいらっしゃいます。
ただメモの残していなかったため、
どの神様が祀られているか分かりません。


1002-1.jpg
竹中稲荷社の末社の北側に、西へ伸びる上りの石段があります。
この石段の先で抜け道が右(北)に折れ、
また緩やかな山道を登ります。
その先が神楽岡(吉田山)の頂上の一つで、
そこに吉田神社がいらっしゃいます。
そちらに立ち寄りますと真如堂が閉まってしまいますので、
これ以上神楽岡(吉田山)には登りません。


1002-2.jpg
その石段の北側に、天満宮がいらっしゃいます。
ご祭神は、菅原道真です。
元々は智積院の境内にいらっしゃいましたが、
卜部良芳によって、江戸時代末期に移転してきました。


1002-3.jpg
天満宮社の右(東)側に、竹中稲荷社本殿がいらっしゃいます。
ご祭神は、宇迦御霊神猿田彦天鈿女です。
古文書によると、こちらは元々「神楽岡稲荷」と呼ばれていました。
元々は独立した神社でしたが、
1872年に吉田神社の末社となりました。
(吉田神社も竹中稲荷社も、1,000年以上同じ位置です)


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竹中稲荷社本殿にお参りして、背後(南)に向いています。
この先の鳥居をくぐり真如堂前に戻るのですが、
その前に竹中稲荷社境内の東側に回り込みます。


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竹中稲荷社本殿前から、東を向いています。
こちら側には、竹中稲荷社に勧請された小さな神社が
たくさんいらっしゃいます。
こちらにも、お参りを済ませます。
その上のカエデは、そこそこ紅葉に染まっていました。
竹中稲荷社は桜が見事ですが、
紅葉の名所でもあります。


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その小さな神社の前で、竹中稲荷社境内を南に向いています。
この先まで南下すれば、竹中稲荷社境内を1周したことになります。


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竹中稲荷社境内を1周して、朱い鳥居に戻ってきました。
では元来た参道を南下して、真如堂方面に戻ります。


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先程の朱い鳥居をくぐり、竹中稲荷社参道を南に向いています。
左(東)側の社務所には誰もいらっしゃいませんが、
壁には吉田神社のポスターがたくさん貼ってありました。


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竹中稲荷社社務所の前を通過して、参道をさらに南に向いています。
こちらの参道は、桜並木の中にあります。
そちらには前回ブログで進みましたので、
今回は左(東)側の道を進みます。
(この道は、途中まで竹中稲荷社参道を並走します)


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竹中稲荷社参道脇の道を南下しています。
こちらはただの市道ですが、春になると
こちらから見ても参道の桜並木は絶景になります。
またこちらも参道同様、徐々に神楽岡(吉田山)を下ります。


1002-12.jpg
竹中稲荷社の参道は、約100m続きます。
その辺りで市道は東の方に逸れますので、
参道に戻っています。
竹中稲荷社参道の南端はT字路で、
突き当り(南側)の鳥居の先は、宗忠神社境内です。


1002-13.jpg
そのT字路で、東を向いています。
ここから急な下り坂ですが、
こちらを進むと神楽岡(吉田山)を下山してしまいます。
森林ではないので気づきにくいですが、
ここは神楽岡(吉田山)山中です。


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そのT字路から、約5m東に進みました。
神楽岡(吉田山)を多少下ると、真如堂があります。
ここからは、本堂と宝塔が見えますね。
そのずっと先に別の山が見えますが、
その山中に哲学の道が伸びています。
その二つの山の間が鹿ケ谷で、
その谷底に白川通が伸びています。
まぁその間が住宅街ですので、
あまり「山の中」という気がしません。


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先程の位置から、T字路に戻ってきました。
では、こちらから宗忠神社境内に入ります。


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先程の鳥居をくぐり、宗忠神社境内に入ってきました。
右(北)側の石段の先が、宗忠神社本殿です。
こちらの沿革は、前回ブログに書きました。
ウチの母は前回ブログの時点で参拝していましたが、
自分はこの時点で参拝しました。


1002-17.jpg
多少蛇行しますが、宗忠神社境内を南下しています。
この先に、宗忠神社の手水舎が見えますね。


1002-18.jpg
その手水舎の脇に、こちらの鳥居があります。
この鳥居から東に、下りの石段があります。
この石段を下りた先に、真如堂が建っています。


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宗忠神社の石段を下りて、東に進んでいます。
こちらにはカエデと桜がたくさん植わっていて、
この宗忠神社の象徴になっています。


1002-20.jpg
宗忠神社石段を下っています。
この石段は、約50mあります。
こちらのカエデは、かなり紅葉に染まっていますね。


1002-21.jpg
宗忠神社の石段をだいぶ下りてきました。
その石段を下りると、十字路に到達します。
その十字路の左(北)側が、吉田山荘です。
目の前の平坦な道の先(東)に、真如堂が建っています。


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宗忠神社の石段を下りて、そのまま東に進んでいます。
左(北)側に、陽成天皇の神楽岡東陵がいらっしゃいます。
そちらには、前回ブログでお参りしました。


1002-23.jpg
陽成天皇神楽岡東陵の前で、東を向いています。
この先に見える紅葉は、真如堂のものですね。
では、そちらに向かいます。


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宗忠神社の石段から、約50m東に進みました。
この先が、真如堂です。


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真如堂の前に、南北に伸びる道があります。
その道を北上して、金戒光明寺からこちらに来ました。
その角に、青いテントが掛かるお店があります。
こちらは、昔ながらの駄菓子屋さんです。
京都市内の駄菓子屋さんは、だいたいこのような形態をしていました。


1002-26.jpg
その駄菓子屋さんの店頭に、自動販売機が置かれています。
では、こちらでジュースを買います。
……と言うのも、この時点で小銭が切れました。
先程の宗忠神社本殿参拝時の小銭が、最後のお賽銭でした。
そう言う訳で、ここで小銭を作ります。


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とは言え、まだまだ小銭が足りません。
真如堂には、お賽銭を納める場所が何か所かあります。
駄菓子屋さんの店内に入って、こちらも買いました。


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こちらが、その買ったお菓子です。
一袋で、350円しました。
粒餡が、砂糖でコーティングされています。
ご想像通りとても甘いので、一粒は直径1cm未満です。


1002-29.jpg
その駄菓子屋さんで、北を向いています。
この先の突き当りを左(西)に曲がると急な上り坂になって、
先程真如堂の遠景を撮った場所に到達します。


1002-30.jpg
今度は駄菓子屋さんの前で、東を向きました。
ここから先が、真言宗鈴聲山真正極楽寺です。
別名「真如堂」ですね。
この日(2023年11月23日)の真如堂の紅葉は
2019年11月23日ほど染まっていませんでしたが、
そこは京都を代表する紅葉の名所ですから、
ここからはかなり濃厚な紅葉でした。
ただかなり写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回から、真如堂の紅葉を散策します~

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第1003回紅葉の真如堂1~聖護院・真如堂紅葉散策~その8

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前回ブログまで神楽岡(吉田山)を散策して、
真正極楽寺(真如堂)の前まで来ました。
今回から数回にわたって、この真如堂の紅葉を散策します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後3時半。
真如堂は、京都屈指の紅葉の濃い名所です。


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先程の位置で、北を向いています。
真如堂の周辺には、真如堂に関連する
末社や塔頭寺院が並びます。
結構多くの塔頭寺院が建ち並んでいますので、
実際に訪れるのは、今回ブログではこちらだけです。


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先程の位置から、真如堂の塔頭寺院を約50m北上しました。
こちらは、天台宗の法伝寺です。
目の前に拝殿があって、その奥に本殿があります。
どう見ても神社ですが、厳密にはこちらは仏教寺院です。
この拝殿には、和歌が書かれた人物画が並んでいます。
36枚ありますので、これは三十六歌仙を表しています。


1003-4.jpg
法伝寺の拝殿の北側に鳥居があって、
その先(北側)で茶枳尼尊天が祀られています。
茶枳尼尊天は宇迦御霊神とは別の稲荷神と考えられ、
神道の神様ですが仏教寺院を守護する鎮守社におられます。
(臨済宗の建仁寺を守護する稲荷社は、第625回ブログ参照)
また仏教寺院を守護する稲荷社は、豊川稲荷に大別されます。


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茶枳尼尊天が祀られている社から、
背後(南)を向いています。
では、こちらから真如堂の門前へと戻ります。


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法伝寺の拝殿から、参道を南下しています。
左(東)側の塀の向こうに、法伝寺の本堂があります。
そちらから桜の木が伸びていますが、
この法伝寺周辺は春になると桜で絶景になります。
では、このまま今回ブログ最初の地点に戻ります。


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茶枳尼尊天が祀ってある社から約50m南下し、東を向いています。
この日(2023年11月23日)の真如堂の紅葉は、
2019年11月23日ほど染まっていませんでした。
「今回の真如堂の紅葉は、大したことないかもなぁ」
……などと、総門をくぐる前までは思っていました。


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真如堂の総門をくぐり、真如堂境内を東に向いています。
確かに通年よりは紅葉は染まっていませんが、
真如堂は京都屈指の濃い紅葉を有しています。
ですから2023年の真如堂でも、
他と比べられないくらいの絶景を展開していました。


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真正極楽寺(真如堂)総門から、境内を東に進んでいます。
こちらの紅葉の特徴は、カエデの枝の低さです。
油断していると頭にカエデの枝が当たってしまいますが、
その分紅葉が近くに見えます。
ちょっと二尊院と似た紅葉ですね。


1003-10.jpg
さらに真如堂境内を東に進んでいます。
昨年(2022年)の渡月橋周辺以外は
毎年なるべく参拝者が少ない場所を選んで散策しているのですが、
この真正極楽寺(真如堂)は割と多くの方々が散策しておられました。


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真如堂(真如堂)総門から、境内を約50m東に進みました。
多くの参拝者がこの辺りで足を止めて、
一定の方向にカメラを向けています。
では、自分もその方向にカメラを向けます。


1003-12.jpg
こちらが、その方向にカメラを向けた写真です。
紅葉越しに、真如堂の三重塔が写ります。
こちらが、真正極楽寺(真如堂)を象徴する風景です。


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その三重塔の前で、真如堂境内を東を向いています。
このまま境内を東に進むと、
真正極楽寺(真如堂)の本堂に辿り着きます。


1003-14.jpg
先程の位置から境内をさらに東に進み、
真正極楽寺(真如堂)の本堂に辿り着きました。
こちらから上がって本堂に参拝しましたが、
そちらは撮影が不可です。
ご本尊は、阿弥陀如来です。
天台宗鈴聲山真正極楽寺(真如堂)は、
992年に一条天皇の請願で
生母の離宮跡に本堂を建立したのが始まりです。
応仁の乱で焼失しましたが、
約250年後の1717年にこの地に本堂が再建されました。


1003-15.jpg
真正極楽寺(真如堂)本殿で
ご本尊の阿弥陀如来(重要文化財)にお参りした後、
本堂の欄干に腰かけて外を撮っています。
(中から外の撮影は可能です)
少し高いところからは、また違った紅葉を楽しめます。


1003-16.jpg
真如堂の本堂を参拝して、境内に下りてきました。
真如堂は総門から本堂までの参道の紅葉が有名ですが、
本堂の周辺の紅葉も、なかなかに絶景です。


1003-17.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂を出て、今度は参道を西に向いています。
ここからは、ちょっとだけ元来た途を戻ります。


1003-18.jpg
……と思ったのですが、ちょっと参拝者が多いです。
人波に流されて進む分は問題ないのですが、
逆行する動きをするとなかなか前に進めません。


1003-19.jpg
真正極楽寺(真如堂)本殿から、境内を約10m西に戻りました。
右(北)側に、茶店があります。
2019年11月23日にこちらを訪れたとき、
本堂参拝とこの茶店に立ち寄ることができませんでした。
(どちらも、午後4時で閉まります)
今回の紅葉散策は、そのどちらにも寄るのが最大の目的です。


1003-20.jpg
その茶店の店頭に、こちらが出ていました。
ウチの母がこちらを見て、茶店に立ち寄りたそうにしていました。


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茶店の店頭に縁台が5卓並んでいて、
こちらのお客さんはその縁台で飲食します。
自分と母は、こちらの縁台で暫く待ちます。


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その縁台に座って、真如堂境内を南に向いています。
先程の「紅葉越しの三重塔」です。
つまり、この茶店は絶景ポイントに設置されています。


1003-23.jpg
縁台に座って約5分後に、注文したものがやって来ました。
こちらは、ウチの母が注文した甘酒です。
ちなみに、右側はただのお茶です。
他の「京都の茶店」同様、この甘酒は米麹から作られています。
(酒粕は、一切使われていません。青山たばこ店を参照してください)
ですから、アルコールは0%です。


1003-24.jpg
自分は、抹茶を注文しました。
細かい泡がしっかり点てられているので、
実はほとんど苦くありません。
その分旨味と甘みが、前面に出ています。
茶請けに、栗餡を葛で固めた和菓子も戴きました。
そこまで甘くないので、こちらも自分好みです。


1003-25.jpg
約5分かけて、こちらを戴きました。
では、ここからまた真正極楽寺(真如堂)紅葉散策を再開します。


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茶店の前で、真正極楽寺(真如堂)境内を東に向いています。
では、再び真正極楽寺(真如堂)本堂に向かいます。


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真正極楽寺(真如堂)本堂前で、右(南)を向いています。
この辺りには、桜並木が続きます。
この真正極楽寺(真如堂)は紅葉の名所で有名ですが、
「桜の名所」としてもよく知られています。


1003-28.jpg
とは言え、その桜並木の周囲にもカエデ並木が続きます。
ここからは、真正極楽寺(真如堂)本堂南側を散策します。


1003-29.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂の南側にも、カエデ並木が続きます。
これで8分染めくらいですが、この時点でも結構絶景でした。


1003-30.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂の南西角で、
本堂南側を東に向いています。
ここから先は、紅葉がトンネル状に続きます。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
この先は次回に掲載します。
今回は、ここまでです。

~次回はこの「紅葉トンネル」を進み、
その後真正極楽寺(真如堂)本堂北側に回り込みます~

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第1004回紅葉の真如堂2~聖護院・真如堂紅葉散策~その9

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前回ブログから天台宗鈴聲山真正極楽寺(真如堂)境内を散策して、
現在は本堂の南西角から東を向いています。
真如堂の南側にはカエデ並木が小径の両側に続き、
紅葉トンネル」を形成しています。
今回はこの「紅葉トンネル」を抜けて、
真如堂本堂周囲を散策します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後3時50分。
だんだん本堂が閉まる時間が、近づいています。


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真正極楽寺(真如堂)本堂南西角から、境内を東に向いています。
紅葉トンネル」というのは小径の両側にカエデ並木が続き、
紅葉シーズンになると紅いトンネルの中にいる状態になることです。
こういうカエデ並木は京都市内でもあちこちにありますが、
ここまでしっかり紅いトンネル状になるのは、
この真正極楽寺(真如堂)くらいです。


1004-2.jpg
さらに、この「紅葉トンネル」を東に進んでいます。
左(北)側の本堂から、前回ブログでこの辺りの写真を撮りました。


1004-4.jpg
今回ブログの冒頭から、
真正極楽寺(真如堂)本堂の南側を約50m進みました。
真如堂の本堂脇はここまでで、
この位置で本堂の東側に回り込めます。


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真正極楽寺(真如堂)本堂の南東角から、境内を北東に向いています。
この先に霊元堂が見えますが、
あの辺りに白川通へ抜け道があって、
最終的にそこから帰宅します。
ただ、それは次回ブログのことです。


1004-6.jpg
今度は同じ位置で、真如堂境内を南東に向きました。
こちらの道は、真如堂から金戒光明寺の敷地内に通じています。
最終的には、金戒光明寺の文殊塔に辿り着きます。
(文殊塔周辺の様子は、第708回ブログを参照)


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さらに同じ位置から、真正極楽寺(真如堂)境内を北に向いています。
この角度から見ると、真正極楽寺(真如堂)本堂の裏側が見られます。


1004-8.jpg
そして同じ位置で、境内を西に向いています。
今度は右(北)側に、真正極楽寺(真如堂)本堂が見えます。
ここからは、今回ブログの冒頭に戻ります。


1004-9.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂南東角から、境内を西に進んでいます。
今度は、右(北)側に本堂が見えます。


1004-10.jpg
さらに、真正極楽寺(真如堂)本堂南側の小径を西に進んでいます。
おなじ「紅葉トンネル」を進んでいますが、
進む方角が違うと印象が違いますね。


1004-11.jpg
さらにさらに、真如堂本堂南側の小径を西に進んでいます。
本堂の反対(南)側も、実は紅葉が濃厚です。


1004-12.jpg
その辺りで、左(南)を向いています。
こちらに、藤棚があります。
真正極楽寺(真如堂)は紅葉の名所ですが、
実は桜や藤など様々な花の名所でもあります。
ですから、訪れる時期ごとに見どころがあります。


1004-13.jpg
「紅葉トンネル」を西に進みながら、また南を向きました。
ずっと先(南)に、真如堂の象徴三重塔が見えますね。


1004-14.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂南西角に戻り、
境内を北に向いています。
今回冒頭の位置から、このまま北に向かいます。


1004-15.jpg
先程の位置から、約.20m真如堂境内を北上しました。
前回ブログではここを右(東)に進み、本堂にお参りをしました。
ですから、ここからは、また境内を少しだけ西に進みます。


1004-16.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂の正面から、境内を西に向いています。
前回ブログからたった20分ほどですが、
参拝者がかなり減っています。
実は、真正極楽寺(真如堂)の本堂と茶店がそろそろ閉まります。
ですから、参拝者の多くが帰路に就こうとしていました。


1004-17.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂から、境内を約20m西に進みました。
こちらが、真如堂の茶店です。
あちらの縁台に就かれておられる方々が立ち上がられた直後に、
茶店の方々が雨戸を並べだされました。
つまり、この直後に茶店は閉まりました。


1004-18.jpg
真如堂の茶店の手前(東側)に、北に抜ける道があります。
ここからは、こちらを北上します。


1004-19.jpg
その北に抜ける道の途中に、千體地蔵堂があります。
「千體」と銘打つ限りは、かなり多くのお地蔵さまが
堂内にいらっしゃるのでしょうね。
ただ、自分はこちらの詳細をよく知りません。
堂内は非公開ですので、この位置からお参りしました。


1004-20.jpg
千體地蔵堂を背後(西)に、真如堂境内を東に向いています。
あちら側の紅葉も見事ですが、
そちらに訪れる前にもう少し北側を回ります。


1004-21.jpg
千體地蔵堂の前で、北に抜ける道を北に向いています。
とりあえず、この道を突き当りまで進みます。


1004-22.jpg
先程の道の突き当りで、西を向いています。
こちらは、蛇行しながら真如堂より外の道に通じています。


1004-23.jpg
その突き当りより北側は、新長谷寺です。
真如堂の塔頭寺院ですね。
次は、こちらにお参りします。


1004-24.jpg
こちらが、新長谷寺の本堂です。
……写真がちょっと傾いているのは、ご愛嬌ということで。
こちらは、奈良県の長谷寺が勧請されたものです。
ですから、ご本尊は長谷寺と同じ十二面観音です。
もちろん、こちらにもお参りします。


1004-25.jpg
新長谷寺の本堂には入れませんので、
本堂の前でお参りしました。
そして、その本堂を背に南に向いています。


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新長谷寺の前で、真如堂境内を東に向いています。
この道は真如堂の庭園へと続いていますが、
もう庭園の拝観時間は過ぎています。
(この時点で、2023年11月23日午後4時です)

1004-27.jpg
新長谷寺の東隣に、元三大師堂が建っています。
おそらく元三大師良源が祀られているお堂なのでしょう。
こちらにお参りをして、この先に進みます。


1004-28.jpg
元三大師堂の前で、真如堂境内を南に向いています。
この先に、池があります。


1004-29.jpg
その池の手前に、弁財天堂が建っています。
とは言え、その弁財天堂には弁財天が祀られていません。


1004-30.jpg
弁財天は、池に浮かぶ築島にいらっしゃいます。
弁財天は七福神の女神ですが、
池や川など水辺を司る神様でもあります。
こちらにお参りした後、このまま東に進んで
真正極楽寺(真如堂)を出て帰宅します。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回はこのまま真如堂を東に進み、
白川通から市バスに乗って帰宅します~

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第1005回紅葉の真如堂3~聖護院・真如堂紅葉散策~その10

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第1003回ブログ前回ブログを費やして、
天台宗鈴聲山真正極楽寺(真如堂)の境内を散策しました。
現在は真如堂の本堂の北西角から、
境内を東に向いています。
だんだん日が傾いてきて、日没時間が近付いています。
ですから、真如堂内のあちこちが徐々に門を閉ざしていきます。
今回はこのまま真如堂境内を東に進み、
白川通沿いのバス停から市バスに乗って帰宅します。
撮影日は、2023年11月23日勤労感謝の日の木曜日午後4時。
2023年の紅葉散策は、今回で終了します。


1005-2.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂の北西角から、
境内を東に向いています。
左(北)側に前回ブログで参拝した弁財天の祠がいらっしゃる池があり、
右(南)側に真如堂の本堂が見えます。
今回は、こちらをそのまま東に進みます。


1005-3.jpg
その弁財天が祀られている祠がいらっしゃる池の東側に、
こちらの像がいらっしゃいます。
こちらは、天台宗の開祖最澄が模られています。
右京区鳥居本地区(北嵯峨)の愛宕念仏寺前住職西村公朝が、
こちらを鋳造しました。


1005-4.jpg
弁財天の祠がいらっしゃる池は、東西に結構長いようでした。
池の周囲にはカエデ並木が続いており、
この辺りのカエデも紅葉の盛りでした。


1005-5.jpg
その辺りで、東を向いています。
もう1時間もしない間に日が沈みますが、
まだまだ紅葉散策を楽しまれる方々がおられますね。


1005-6.jpg
そして、この時点で真如堂の本堂に雨戸が取り付けられます。
この時期の真正極楽寺(真如堂)は、午後4時で閉まります。


1005-7.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂の北西角から、
本堂の北側を東に進んでいます。
この辺りのカエデ並木も、人の頭より低い位置に伸びています。


1005-8.jpg
今回ブログの冒頭から、真如堂境内を約50m東進しました。
本堂の裏手(東側)から左(北)へ回廊が伸びています。
この回廊を進むと、真正極楽寺(真如堂)の庭園に辿り着きます。
有料でそちらに拝観できますが、
時間的にそちらはもう閉まっています。


1005-9.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂脇の回廊は、
そのまま東に通り抜けることができます。
その回廊を背後に、真如堂境内を東に向いています。
真如堂境内は、こちら側にもカエデ並木が続きます。


1005-10.jpg
真正極楽寺(真如堂)本堂北西角から東に約100m進むと、
戦没碑で突き当たります。
こちらでは、太平洋戦争で亡くなった方々を供養しています。
その戦没碑の手前に、白川通へ進む順路が書かれています。
とりあえず、その順路通りに進みます。


1005-11.jpg
その戦没碑の前で、真如堂境内を右(南)に向いています。
この先に、小さなお堂が見えますね。


1005-12.jpg
こちらが、そのお堂です。
扁額には、「萬霊堂」と書かれていますね。
実は、こちらが帰路の目印です。
とりあえず、こちらにお参りします。


1005-13.jpg
その萬霊堂から、背後(西)に向いています。
こちらが、真正極楽寺(真如堂)本堂の裏側です。


1005-14.jpg
萬霊堂の左(北)側に、さらに東に抜ける道があります。
多くの方々が、そちらに向かっています。
では自分たちも、そちらに向かいます。


1005-15.jpg
萬霊堂から、先ほどの抜け道を東に進んでいます。
真正極楽寺(真如堂)は、神楽岡(吉田山)山中にあるので、
あちこちに抜け道があります。
そのうちこの東に抜ける道が、
神楽岡(吉田山)を下山してバス停に向かう最短ルートです。


1005-16.jpg
萬霊堂から、真如堂境内を東に約20m進みました。
ここで、この抜け道は下り階段に変わります。


1005-17.jpg
その石段を約20m下ると、周囲が並木道から塀に変わります。
ここで真正極楽寺(真如堂)の敷地を抜け、
周囲が普通の住宅に変化します。


1005-18.jpg
石段をさらに約10m下ると、
自動車が通れるほどの幅の山道に突き当たります。
実は真正極楽寺(真如堂)へは、総門からではなく
こちらから来られる方々が多いです。


1005-19.jpg
その山道から振り返り、西に向いています。
最近はこちらに石碑が立ちましたが、
以前は目印がありませんでした。
ですから初めて真正極楽寺(真如堂)を訪れたときは、
この位置から石段を上ることが分からずに
神楽岡(吉田山)山中で結構道に迷いました。


1005-20.jpg
その山道で、北を向いています。
ここから、神楽岡(吉田山)は上り坂です。
左(西)側に住宅が見えますが、
この先は新興住宅地です。
(道に迷ったために、この辺は詳しくなりました)


1005-21.jpg
今度はその山道を右(南)を向きました。
かなり急な下り坂ですね。
自分は昔は京都市内の観光地はほぼ自転車で通っていましたが、
(脳出血以降は、自転車に乗っていません)
20代だった自分でもこの坂は自転車で登れませんでした。


1005-22.jpg
真正極楽寺(真如堂)東参道から、急な下り坂を約50m進みました。
この辺りは住宅が、並びません。
右(西)側の真上は、真正極楽寺(真如堂)か金戒光明寺です。
先行されておられる方が写真を撮られていますが、
自分もあちらからカメラを向けます。


1005-23.jpg
先程の方と同じ位置に移動して、同じ場所を撮りました。
正面に見えるマンションの辺りが、白川通です。
(この後、あのマンションの近くまで進みます)
その背後(東側)に、また山が聳えています。
要するに、この辺りは白川通を底にする谷です。
ですから、この周辺一帯は左京区鹿ケ谷地区と呼ばれます。
実は、あちらの山中に哲学の道が伸びています。
真正極楽寺(真如堂)と哲学の道は、直線距離で約300mです。


1005-24.jpg
真正極楽寺(真如堂)東参道から、山道を約100m南下しました。
ここで、山道が終わります。
ここから周囲が、住宅地になります。


1005-25.jpg
先程の山道をそのまま進むと、白川に架かる真如堂橋に辿り着きます。
真正極楽寺(真如堂)の参拝者の皆さんは、
この真如堂橋を東に進まれています。


1005-26.jpg
真如橋から、白川を北に向いています。
白川は向こうに聳える比叡山が水源で、
そのまま鹿ケ谷の底を流れます。


1005-27.jpg
今度は真如堂橋から、白川を南に向きました。
白川は白川通沿いにこのまま南に流れていき、
冷泉通を通過して京都市動物園でいったん暗渠化します。
そして岡崎公園の南側で再び地上に出て、
東山区祇園地区で鴨川に合流します。
(ちなみに「祇園の川沿い」は、鴨川か白川です)


1005-28.jpg
真如堂橋から、東南東に向いています。
多くの参拝者が、そちらに向かっています。
では自分たちも、そちらに向かいます。


1005-29.jpg
真如堂橋から、東南東に約50m進みました。
ここで今まで進んできた道は、白川通で突き当たります。


1005-30.jpg
先程の道から、白川通を北に向いています。
目の前のバス停に、先ほどの参拝者の半分がいらっしゃいます。
ただ方向が違うので、自分と母はそちらには行きません。
その辺りに見えるマンションが、先ほど見えたマンションです。


1005-31.jpg
今度は先程の道から、白川通を南に向きました。
目の前に、横断歩道が見えますね。


1005-32.jpg
すぐに、横断歩道の信号が変わりました。
次は、こちらを渡ります。


1005-33.jpg
横断歩道を渡り、白川通を南に向いています。
右(西)側に、神楽岡(吉田山)が見えます。
神楽岡(吉田山)の最南端は、丸太町通です。
ここからは、このまま白川通を南下します。


1005-34.jpg
横断歩道から、白川通を約20m南下しました。
こちらに、「真如堂前」バス停があります。
こちらから5系市バスに乗れば、京都駅に辿り着きます。
ただなかなか5系市バスが来なかったので、
204系市バスで丸太町通を西に進み、
「烏丸丸太町」バス停から
市営地下鉄烏丸線に乗って京都駅まで進み、
京都駅前のヨドバシカメラに預けていたPCを返却してもらい、
そこから徒歩で帰宅しました。

これで、2023年の紅葉散策は終了です。

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テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

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「清水寺から平安神宮」
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「京都紅葉散策」
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花見に行きました。
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「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
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「蹴上・鹿ヶ谷散策」
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哲学の道がある鹿ケ谷を
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「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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