河井寛次郎記念館: 京都を歩くアルバム

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2007年6月21日 (木)

河井寛次郎記念館

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。写真は全てクリックで拡大します。

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「河井寛次郎記念館」 公式サイトです。場所はここです。
個人住宅記念館です。河井寛次郎氏のお孫さんの説明があるという事で、いつもの友人3人組で行ってまいりました。場所はここです。

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後でネットで調べればいい・・なんて思ってメモを取ってなかったのです。そしたら詳しく載ってなくて。頂いた栞とあやふやな記憶から書いてゆきます。

※後述(10:20am)・・・ネット検索で何故少ししか出てこないか不思議な筈・・・お恥しい・・・苗字の変換を間違っていました。「河井」が正解「河合」と探すお恥しさ・・・。
下鴨神社の「河合神社」で何度も変換してるから気付かなかった。

窯に導かれた暮らし  民藝館  そうだ・京都行こう 急遽リンクしました。

河井寛次郎  明治23年(1890)生。  昭和41年(1966)76歳にて永眠。
東京高等工業学校 窯業科(現・東京工大)卒。
31歳で第一回創作陶磁展覧会にて「陶界の一角に突如彗星が出現した」と絶賛。
世評が高まるにつれそれまでの作風に疑問を感じて沈黙。
36歳(大正12年)柳宗悦、浜田庄司らとともに「日本民芸美術館」創立発願。
47歳(昭和12年)民家を範した自宅(河井寛次郎記念館)を建築。

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障子の張替えが大変だとか。来客の多い家だったそうです。

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2階から下を見ました。ぶら下がっているロープは家具を2階に上げる為の滑車のロープです。

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座り心地の良い椅子にゆったり腰をかけて、作品集や著作集を楽しむひととき。

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作品の展示も当然されています。

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1937年、パリ万博にてグランプリ賞を受賞した「鉄辰砂草花丸文壺」は友人が出品されたものそうです。

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ご本人は「作品」が素晴しいものであって決して「作者」が「賞」を貰うものではないと仰って様々辞退されているようです。
そういう考えから彼の作品には最初の頃のもの(全作品の2割くらい)以外は「銘」が入ってないそうです。

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記念館ではデザインして作らせた竹製品、椅子など数多く展示されています。

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猫がお好きだったのかあちこちにありました。

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素敵ですね。ほかにも素朴な収集品などが。

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こちらはご自身の作品だと思います。

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これも。

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登り窯

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彼一人じゃなく、多くの人たちが様々な物を焼かれたそうです。

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生涯にわたった作品の数を忘れてしまいましたが、1000作品以上あったようです。どこどこに何百、どこどこに何百を足していったらもっともっとだったかも。

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お庭の猫も可愛い。

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コメント

りせさん、おはようございます。
河井寛次郎館、好きです。何度か行きました。
暑い時期でも、中に入るとヒヤッとしてとても気持ちいいですね。
一つ一つの調度やなんかも素敵ですが、
りせさんの写真で見ると、よけい素敵に見えますね。
実は去年も友達と行ったのですが、お盆の時期だったので、なんと、お休みでした!
京都のお店が結構長いお盆休みをするのは知っていましたが、
まさか河井さんのところまでお盆休みとは。
ガンガン照りの中、必死で歩いて行ったのに、トホホ・・でした。

でもめげずに、今年もまた8月に行くつもりです。

投稿: hayashi | 2007年6月21日 (木) 06:28

ご無沙汰しております。
河井寛次郎記念館、一度訪ねてみたいと思いつつ、まだ拝見できておりません…。
入り口の看板、書が棟方志功で、扁額が黒田辰秋だそうですね。
私の故郷、倉敷の大原美術館にも河井氏の作品のコーナーがあって、帰郷の折に立ち寄ることもしばしば。
こちらの記事を拝見して、行きたいという欲がまた湧いて来ました。

投稿: がんさん@大和の国 | 2007年6月21日 (木) 13:36

★hayashiさん こんにちは♪
あの辺り木陰がないからカンカン照り、、豊国神社や博物館あたり・・・暑いです。
年末には大掃除で何日か休館されるそうですが、お盆もそうですか。
お盆の頃は京都も観光客は少なそうですが五山送り火では増えそうですね。
部屋の中は外が暑くても涼風が通ってそうで落ち着けそうですね。

投稿: りせ | 2007年6月21日 (木) 14:42

★がんさん こんにちは♪
あの立派な入り口の看板はそうなのですか?? 何にも見てない私です。
見学料(900円)に見合ってシッカリ見なくちゃいけませんね。
倉敷には学生時代に行きましたが大原美術館は外から行列状態で入るのを諦めて・・・そのまんまです。
真夏の暑い京都で町屋でほっこりはここが良いかもしれませんね。

投稿: りせ | 2007年6月21日 (木) 14:49

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