時代祭 Ⅲ 行列 ②
行列の続きです。
上は時代祭の中心的な神輿です。
藤原公卿参朝列(ふじわらくぎょうさんちょうれつ) 藤原時代
藤原氏の全盛期である摂関期の貴族が朝廷に参る様子を示した列,第3社区域(上京区・中京区の一部)が務めます。
平安時代婦人列(へいあんじだいふじんれつ) 藤原時代
紫式部(むらさきしきぶ)・清少納言(せいしょうなごん)・小野小町(おののこまち)・巴御前(ともえごぜん)などの列,祇園甲部歌舞会と先斗町(ぽんとちょう)お茶屋組合が1年交替で務めます。
巴御前
横笛
常磐御前
清少納言、紫式部
小野小町
和気広虫(和気清麻呂の姉で、孤児を救済したので里親制度・施設養護の創始者といわれる。
百済王明信(百済王理白の子で、桓武天皇の信頼が厚かったので内侍所の尚侍(女官長)をつとめた。)
延暦武官行進列(えんりゃくぶかんこうしんれつ) 延暦時代
延暦20(801)年に征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が都を出陣する様子を表した列,第2社区域(北区・左京区・上京区・中京区の一部)が務めます。
延暦文官参朝列(えんりゃくぶんかんさんちょうれつ) 延暦時代
延暦15(796)年元日,平安京大極殿で行われた朝賀儀に参る文官の様子を示した列,第1社区域(北区・上京区の一部)が務めます。
神饌講社列(しんせんこうしゃれつ)
行在所祭・神宮本殿祭に神饌を献ずる列,京都料理組合の有志が務めます。
前列(ぜんれつ)
神幸列を警備する列,第7社区域(左京区の一部)が務めます。
神幸列(しんこうれつ)
桓武天皇・孝明天皇の2基の神輿とその前駆を司る神職などで構成,平安神宮が司ります。時代祭は、御祭神が京都市民の安泰をご覧になるもので、神幸列は全行列の中心で各列はそのお供ということだそうです。
後の桓武天皇の御鳳輦(ごほうれん、御祭神の乗る御輿)。 TOPの写真は先の孝明天皇の御鳳輦です。
白川女献花列(しらかわめけんかれつ)
白川女風俗保存会が務めます,昭和43年から加わりました。
弓箭組列(きゅうせんぐみ)
神幸列の後を警備する列,第1回の行列から変わることなく南桑田郡(現亀岡市)・船井郡(八木町)有志が務めます。
最後のこの列が通ると観客から大きな拍手が起こりました。
最後尾を走るマラソンランナーを励ますような雰囲気でした。
18列を全部入れました。
皆様最後までお付き合い有り難う御座いました。お疲れ様。
行列を追いかけて、河原町御池から平安神宮に向かいました。そこでの写真はまたの機会に。
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