大原 来迎院・音無の滝: 京都を歩くアルバム・・・その1

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2006/08/14

大原 来迎院・音無の滝

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寂光院に続いて音無の滝(おとなしのたき)、来迎院に向かいました。
三千院へは行かず、階段の下を真っ直ぐに山に進みます。石垣に沿って歩いて行くと、10分程で「来迎院」の入り口が現れますが、そこを素通りして「音無しの滝」に向かいます。
三千院からそう遠くではありませんが山の静けさを満喫出来ます。

大原は日本一のしその里らしいです。志ば漬、梅干しの材料で青しそ、赤しそがあって、私は赤色鮮やかなしそジュースを毎年大量に作っています。

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バス停から三千院へ向かう途中にはこのようなお店が並んでいます。

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三千院の石垣に沿って進みます。

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杉木立が美しい道を来迎院から15分程で音無しの滝に着きました。

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名前は昔、高僧がこの滝に向かって声明(しょうみょう)の練習をしていると、滝の音と声明が和して滝の音が消えたという故事によるそうです。

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音無しの滝の水は勝林院、実光院と三千院の間を流れる「律川」となります。

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戻って、来迎院に入ります。

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天台宗に属し、延暦寺の別院である。
仁寿年間(851~854)慈覚大師円仁が、入唐して学んだ梵唄(梵語の仏教歌謡)などの声明(しょうみょう)の道場として創建したものである。
声明とは、インドで始まった学問の一つであるが、我国では仏をたたえる歌謡や経を読む音律として広がり、仏教のほか民謡などの日本音楽にも大きな影響を及ぼした。
 その後、平安時代末期に、融通念仏の開祖良忍が再興して、円仁に始まる声明を大成した。この声明は、魚山流と呼ばれ、以後、天台声明の根本道場として栄えた。
 本堂には、藤原期の薬師・阿弥陀・釈迦三尊仏(重文)を安置し、寺宝としては、伝教大師度縁案(どえんあん)並僧綱牒(そうこうちょう)など、平安時代の仏教界の貴重な資料を蔵している。(駒札検索より)

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本堂です。

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右が鐘楼です。

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社務所を見下ろしました。

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少し三千院の前のお店をどうぞ。(今回は三千院には行っていません)

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コメント

落ち着いたいいお寺ですね

投稿: 小池直行 | 2006/08/14 11:43

こんにちは。
大原は日本一のしその里なのですね。
りせさんの写真は、最近後ろ姿が多かったですが
久しぶりに、前からの写真です。
ずっと歩いてきて、三千院の前に来てほっとしますね。
ここの雰囲気は、京都の中で、一番好きな内のひとつです。

投稿: ゆーしょー | 2006/08/14 12:17

★小池さん こんにちは♪
名前は有名ですから知っていましたが誰もいませんでしたよ。


★ゆーしょーさん こんにちは♪
大原といえば「しば漬け」です。やっぱり日本一らしいです。
赤い毛氈と傘は茶店の雰囲気でいいですね。

投稿: りせ | 2006/08/14 13:48

 りせさん こんにちは 
本日は見るからに涼しげな 音無しの滝のご案内いただき
有り難うございました。
 題名を見た時は 「音のしない滝ってあるのかしら」と
興味をもちましたが、すぐに その謂れがわかり感心しました。
 「高僧の声明と滝の音が和して滝の音が消えた」という故事
 昔の人は想像豊かだったのですね。

投稿: 中川 | 2006/08/14 16:56

★中川さん こんばんは♪
汗をかいて上って行って、涼しい景色に出会えて。
声明の声と滝の音がシッカリ共鳴したのでしょうね。
「音無しの滝」って良い名前ですね。

投稿: りせ | 2006/08/14 22:02

りせさん こんばんは(^^)
「音無しの滝」、暑い時には涼しげで、見ているだけでホッとします
秋の紅葉の頃だと観光協会の人(?)に女性だけで行くのは危険だから・・・と止められてしまった事を思い出します
三千院のお土産物屋さんと云えば「冷やしきゅうり」!(^^)!
ただのきゅうりの浅漬けなのですが、お店の人の口上の上手さで、皆さんついつい買ってしまうようですね

 友人は鞍馬に行ったそうですが、あまりの急坂にヘロヘロだったとか・・・市内に比べると涼しかったそうですが、坂でギブアップだったそうです(-_-;)
明日は手作り市♪ クーラーボックス持参で行くそうです

投稿: きこ | 2006/08/15 00:44

★きこさん こんばんは♪
音無しの滝・・・もう30年以上前になると思いますが、痴漢による事件があってそれ以来女性一人では行ってはいけないと言われたのです。
私達夫婦は登山が趣味で北山を歩き回っていて、その頃滝に行きましたがその時は誰も歩いていませんでしたから「音無しの滝は事件」は当時女性が1人であそこに行った事自体が無謀だと思いました。
先日は真夏の土曜日午後1時過ぎでしたが、カップル、親子、女性のグループなどが滝を見に三々五々歩いていました。
滝の前には常に人が4-5人はいるという状態でした。平日や暗くなってからは行かない方が良いかもしれませんが多くの人が行ったら大丈夫。怪しい人は見かけませんでしたよ。
アイスきゅうり、150円でした。話の種に食べようかと思ったのですが食べてません。
鞍馬山、、、まさか貴船から登ったんじゃないでしょうね。鞍馬から由岐神社を経て貴船に下りてくる道だとそれ程きつくないしケーブルカーもあるのですが。
手作り市は食べ物、飲み物売ってるから持って行かなくてもいいですよ。話の種に京大農学部前の「進々堂」(今出川通りを銀閣寺方面に80mほど)がお薦めです。雰囲気ある喫茶店です。

投稿: りせ | 2006/08/15 01:35

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