黒須高嶺えしごと 教育書
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黒須高嶺えしごと

イラストレーター・黒須高嶺(くろす たかね)の活動情報です。

「銀八先生の体当たり日記」挿絵

4月からしんぶん赤旗日曜版の連載コラム「銀八先生の体当たり日記」に挿絵を描かせていただいています。

連載も進み、描いたイラストも増えてきましたのでいくつかご紹介しようと思います。

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第1回めに描いたもの。

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中学校教諭である著者ご自身の教師人生の中から、印象的な生徒のエピソードをたくさん綴ってくださっています。
(胸倉をつかんでいるのは違う先生です。ねんのため…)

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こちらは女子生徒。


来年3月まで一年間の連載なので、ようやく半分を超えたところです。
まだ先は長いですが、一話一話しっかり描いていきたいです。



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「銀八先生の体当たり日記」

しんぶん赤旗日曜版の4月5日号から、連載エッセイ「銀八先生の体当たり日記」に挿絵を描かせていただいています。

アナウンスページ

著者の坂本隆太郎さんは中学校教諭。
ご自身の豊富な勤務経験のなかから、印象的なエピソードを綴ってくださいます。
「体当たり」の名にぴったりなバイタリティと温かさにあふれたエッセイを、挿絵で彩ることができればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

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「そろそろ、部活のこれからを話しませんか」

「そろそろ、部活のこれからを話しませんか 未来のための部活講義」(大月書店)
著者は中澤篤史さん。

書影
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装丁は鈴木衛さん(装丁プラス)。
私は装画を描かせていただきました。

大月書店さまのサイトより
教師の過酷な勤務実態、体罰・暴言問題等により、部活への関心が高まっている。日本独自の文化である部活は、そもそもどうして生まれたのか。いま何が問題で、これからどうすべきなのか。部活研究の第一人者がやさしく解説。

「部活」の歴史的な成立背景から行政による政策、現場の指導者・生徒へのリサーチ、事故事例まで、豊富な資料を提示しながら「部活」の現状や抱える問題点、今後のあり方について詳細に論じた一冊です。
論の展開はあくまで真摯でありながら、ところどころ「スラムダンク」や「タッチ」といった名作「部活」漫画や最近話題の映画などに言及するなど、ユーモラスな部分もふんだんにあって読みやすい印象でした。比較的若手の先生がたも親近感を持って受け取ることが出来るのではないでしょうか。

教員や学校・教育関係者だけでなく、広く読んでいただきたいご本です!


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「教師の心が折れるとき」

「教師の心が折れるとき」(大月書店)

表紙イラストと各章扉カットを描かせていただきました。

○書影
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こちらは線画で納品し、デザイナーさんに色をつけていただきました。装丁は藤本孝明さん。

○扉カット(一部)
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本書の著者は臨床心理士の井上麻紀さん。学校教職員の専門病院で、教員に特化したメンタルヘルスケア・職場復帰支援のキャリアを10年以上にわたって積まれていらっしゃる、この分野のスペシャリストです。
大月書店さんのサイトから内容紹介を引用しますと
毎年、教員の200人に1人が精神疾患で休業する時代です。教員に特化したケアの経験から、ダウンする教員の実態と原因、教員へのケアの実際、ダウンしないために/してしまった後に本人と周囲の人ができることをまとめました。

精神的、肉体的に疲弊し、休職に追い込まれていく教師たちの姿が豊富な実例とともにリアルに描かれています。
まじめな人が、問題を相談できずひとりで抱え込みパンクしてしまう――といった例などを読むと、教職だけにとどまらず「働き方」の現代的な問題のひとつの姿としてとらえることも出来るような気がしました。

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