フジパンのパッケージ
仕事などがたまってくると、夜明け前に店に出て、トラックがくるまでの時間、パンをかじりながらのデスクワークになることもあります。
ふと、パッケージを見ると森の小人らしき二人が
「民話が電話で聞けるヨ! 」
と私に語りかけてきます。
「は、はあ」
ヒゲの小人に睨まれて、おっかなびっくりダイヤルをまわすと「まんが日本昔ばなし」チックなメロディー。
「むかしむかしあるところに、欲深婆がいたそうな。婆が縁側でうとうとしていると・・・」
グイグイとサイケデリックな民話の世界に連れて行かれる私。
誰か助けて! これじゃあ仕事になんないよ~! うわ~・・・・・!
チュンチュン(スズメ)
気がつくと、朝一番のトラックがやってきましたとさ。