ダンシング・サスティナブル
これは2004年ころ、富山ではおなじみ、地域密着系アナウンサー鍋田恭子さんからインタビューをうける私です。
このころ、私は食品スーパーの店長をしており、1km圏内というすぐ近くにショッピングセンター「アピタ」が出店する直前でしたので、たいへん緊張していた時期でした。
4店舗あった店を1店舗に事業縮小して、なんとか生き残っていたローカルスーパーでしたので、財務状況も最悪。そんななかで取り組んだのは「地域密着」「惣菜強化」。そう、お金もかけずに大手と戦うには、そんな泥臭いことしかできなかったものです。「地域密着」は、とにかく地域の業者さんに、片っ端から声をかけて取引をさせてもらい、地元商品の品ぞろえを分厚くしました。そんななか、地元生産者様とも直接取引を始め、それがきっかけで、当時の若手の農家さんとは今でも仲良くさせてもらっております。そして、「惣菜強化」のために私は直接「総菜部門」の応援に入るようになり、手作りのお総菜などに取り組みました。
そう、当店を立ち上げるきっかけは、もしかしてこのときからはじまっていたような気もします。「地産地消」と「手作り」。それは、この店で、今でもこだわっていきたいポイントです。
最近よく聞くサスティナブルとは「維持できる」というような意味らしいですね。地球環境と調和のとれた、人間社会の持続可能な発展が求められる時代になってまいりました。不自然に遠くの国の食材を持ち込んでくるより、身近にある季節のものを調達するということは合理的で、どこかで大量に加工されたものではなく、きちんと手をかけたものをいただくということは健康的であるはずですが、案外、難しい取り組みでもあります。
そして、ダンシングとは「踊る」こと。
さて「ダンシング・サスティナブル」とはどんな意味なのか?
・・・自分でもわかりません。
2022.02.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 日記