今年の北日本文学賞。「COO COO」という、鳩と成長に障害がある中年男をテーマをとした文を書き、3次選考までのこることができたのですが、4次まで届かず残念であります。
3次までは、実は以前にも3回ほど残っております。ですが、ここからのハードルがなかなか厳しく、ああ、またかと、ちょっと堪えるところもありました。読み返してみると、乗って書けたものの、詰めの甘さも感じ、いつもここが課題なのだろうなと思っております。まだまだ足りないところですが、精進して、こういう方面には挑み続けたい。そして、なにもせず口先でせせら笑ってばかりのあの人を、いつか、笑い返したいものです。
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2016.12.30
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このごろは、修羅界をさまよい続けているような気分になるようなことがよくありました。ですが、やはり、勇気というのか、その原動力のようなものを見失っていたような気もします。生きるということは自分や家族の飯のために野原で戦うことにほかならないのですよね。そう、そんなシンプルなことさえも忘れてしまっていたようです。
我が家も建ててもう、20年近くなって、外壁もいたるところ傷んでまいり、それでもだましだまし、見て見ぬふりをしていたのですが、いよいよ修繕することに決めました。
毎日、職人さんが入れ替わり立ち替わりやってきて作業をするのですが、カミさんはそのおやつやお茶に、
「あっ、やった。今日はなくなってた。やっぱ、せんべいよりも甘いもんやね」
などと、へんにやりがいを感じているようです。
圧力鍋を手に入れてから、我が家のごはんは玄米になりました。玄米って、お腹の中をごしごしとして、そしてどっさりと排出させる感じがしますね。非常に腸内はすっきりします。やっぱり、毎日食べるものは健康な食材を選んでいきたいものです。
でも、こっそりカミさんに内緒で外食をすることはやめられないおとうさん。
かつやでロースカツ定食。ああ、安いのにそれなりにおいしい。とんかつもいよいよファーストフード化されつつありますね。サービスにすこしばかり寂しいものを感じましたが、利用しておいてとやかく言うのは、風俗嬢にお説教するオヤジみたいなものですのでやめておきましょう。
先日、国際文化センターコラーレにて橋本功朗読劇「桜の森の満開の下」を見てまいりました。
題材がちょっとハードな内容でしたが、安吾のちょっと理屈っぽい感じが、幻想的なストーリーと調和がとれていて、朗読劇にすると、なかなか面白いものがありました。ヘビーな作品だったので、後半は筒井康隆の、シュールな落語みたいな作品で客席を盛り上げる橋爪功氏の力量はやはりたいしたものだ思ったのですが、僕はむしろ、前半の余韻を大事にしたほうがよかったのではないかとも思えました。
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2016.12.28
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と言っても、実際は2LDKだったかな。T氏が一人暮らしをはじめたというので、カミさんと、ポレポレ・ジャンボリーママさんとでアパートを見学に行ってきました。
ナイス生活感。調味料と歯みがきコップのならびが絶妙ですね。
冷蔵庫に磁石でとめたゴミ収集カレンダー、ここまでストレートだともうアートですね。
スーパーカーの模型が無駄に並んでいる感じは、ひと昔前の高校生の部屋っぽい。
そして鍋大会。
「しゃ今の若いもんちゃうやろ」
的な話題からはじまり、映画の話題、そしてT氏船乗り時代の話になってまりますと、ずいぶん盛り上がってまいりますが、そろそろ身を固めて的な話題になると、
「ん~。そうなんやけどね・・・」
と若干トーンが落ちたりもします。
ともあれ、紐式の蛍光灯の下、学生のころに戻ったようで、夜更けまでなかなか楽しい宴でありました。
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2016.12.26
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たまに娘が家に帰ってくるときには、ふだんラーメンを食いに行ったりと怠けていたお父さん、料理にも力が入ります。まずはツナ入りポテトサラダ。じゃがいもは圧力鍋で煮ると、ねっちりとおいしくなりますね。
そして、明太子スパゲティ。バターの風味もきかせます。お父さんのナウなセンスがバッチグー。
メインはラムチョップ。
そういえば、ポール・マッカートニーは羊牧場でラムチョップが出てきて、目の当たりに食べるというその残酷さから目覚めて、ベジタリアンになったという説がありますが(記憶をたよりに書いているので違うかもしれません)、たしかに名盤「ラム」よりあとのポールの曲は草食的な感じがします。ビートルズ初期のころは好物に「サーロインステーキ」などと言っていたくらいだから、やはり60年代のポールはワイルドで力強いですよね。
それにしても、作ったのはいいのですが、何時に帰ってくるのかしら。うちの子は。お父さんヤキモキ。
そして、娘は我が家に帰ってくると、レポートに使うらしく、幼いころの写真などをあさっておりました。娘が選んだ一枚がこれ。
お父さんねころびながら撮ったので、ぽんぽこりんなおなかがキュートですね。どうして子供のおなかが丸いと可愛く、お父さんのおなかが丸いと「メタボ」だの「ビール腹」などと非難されるのでしょうか? お父さんだって生きてるんだ。
これはどこかの温泉施設に行ったときの一枚ですね。こういう写真を見ると、もう、なんでも許したくなるものです。
「ほら、もう。ごはんがさめるわよ」
とオカマなのか、なんなのか、方向性を見失うお父さんでした。
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2016.12.23
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先日、国際文化センターコラーレにて、バッタモンズ、ヨーコとリンダのライブがありました。そして、オープニングに「バッタモンズをバックにビートルズを歌おう」というのど自慢的なコーナーがありエントリーさせていただきました。
ところが当日、朝から少しばかりバタバタしており、ようやく落ち着いて、ぼんやりかけそばなどを食べていたのが悪かったのでしょう。僕が失念してしまったあることについてカミさんを怒らせてしまい、リハーサルのほんの十五分前、太宰の「桜桃」状態に突入してしまいました。
そして、本番。歌わせてもらったのは”Don't Let Me Down”。♪がっかりさせないで~みたいな。
ですが、長年一緒に過ごしているので、我が夫婦も心得ております。歌い終わったころにはいつものとおり。感情は波のようなものですので、嵐さえすぎさればいつものようにおだやかなものです。
バッタモンズのみなさま、スタッフのみなさまありがとうございました。また、練習不足でお聞き苦しい中、拍手をお送りいただいたお客様、ほんとうにありがとうございました。
しかし「ヨーコとリンダ」のビートルズカバーはカッコいいですね。あまりリスペクトがないのがかえっていいのかもしれません。最近県内で拝見したバンドの中では、最もユニークなバンドだと思います。
そしてバッタモンズによる武道館公演の再現。バッタモンズはアカデミックにビートルズを追及しているところがいいですね。個人的には”Baby's In Black”などはよく聞いていた10代のある頃の思い出がよみがえって涙が自然とこぼれました。ビートルズの初期、ライブの定番で、ジョンとポールのチームワークがすばらしい粋な曲ですよね。
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2016.12.21
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そろそろ、お正月に向けて、家の片付けなどをしておりますが、こういうどうでもいいものが引出などから出てくるとついつい手をとめてしまいますね。
先週の忘れもの
堀ふかみ
まあ、わざわざ字を空けて記す必要もないのですが、鳩のごとく僕の頭は空っぽになりました。
「ああ、働いた働いた。自分にごほうび」
お昼ごはんは散歩がてらポレポレ・ジャンボリーまで。サルサソースのきいたメキシカンとアンチョビ&ガーリックのハーフ&ハーフ。そして生ビール。昼のアルコールはよくききますね。忙しそうなマスターをつかまえて世間話をしているうちに目が回ってまいりました。
おっ、今日はイカしたアルバイトさんがいるなと思ったら、
「おい、おとんなにしにきたんけよ」
と、我が娘でした。
帰り道、ほろ酔い気分で歩いていると、自転車に乗った阿修羅と野良猫に遭遇。
「こら! この、たわけもんが!」
「ニャー(しばいたろかこのボケが)」
「ひい、すんません」
酔い醒ましに、風も強く、あられが降る中、海まで走ります。たどりついた冬の日本海の絶望的な暗さったら。
そして、雲のすき間から光が。
ああ、待って、神様。僕を置いていかないで。
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2016.12.19
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ポレポレ・ジャンボリーママさんより最近手づくりのデビルケーキなどというものとカリフォルニアワインをいただきました。どっしりチョコ系のケーキとワインがけっこうあうんですね。そうそう、このワイン、昔、ナパバレーという場所に行ったことがあるのですが、そのときの匂いがして懐かしかったです。おい、ほんとかよ、ワイン通ぶりやがって、などと言われるかもしれませんが、僕は案外嗅覚とそれに関わる情緒は敏感なほうなのです。
懐かしいといったらブルボン、ルマンド。これ、サクサクなのはいいのですがこぼれたらけっこうやっかいですよね。このルマンドはホワイトロリータみたいな味のバージョンだったので、二重のなつかしさ。何気に息の長い商品ですよね。1970年代の感じがします。
70年代と言えば、小学校のころ給食で毎月末「チキンロール」というメニューが出てきたのですが、あれがまた食べたい。おそらくチーズと鶏肉とニンニクの配合でなんとか近い味になるかもと思うも、まったく別の料理になってしまいました。もうそのころと感性が違っているっていうのもきっとあるでしょうね。
合いびき肉などを、ナツメグや調味料などを入れて、そのままつなぎなしで焼いてパンに挟むと、けっこうハンバーガー屋っぽい味になります。アメリカに行ったらダイナーっていうのか、よく映画なんかに出てくる、あのカウンター式の食堂に行ってみたいですね。よそ者なんかが来ると、野球中継なんかながめていた客たちがギロッと睨んじゃうような。
ひさしぶりに魚津の「はじめ家」でラーメン。
僕は高校の頃、とんこつしょうゆ系のラーメンをよく食べたので、食べたとたん、単気筒のバイクの排気音。セブンスターの甘い匂い。霧っぽい深夜の国道。港やコンテナなどがフラッシュバックします。
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2016.12.16
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ある寒い日、たまにはと吉峰温泉に行ってみると、お年寄りでものすごく混んでおりました。そう、お年寄りと行動パターンが同じな僕。
きっと風呂に入ったら、
「しゃ、あのっさんとこの嫁はんの兄弟やろ」
「いや、そのっさんは、役場のならびんんとこに住んでた先生やろげ」
「なにいうとるがけよ、このっさんは、あのっさんの・・・」
などという、誰でしょうクイズみたいな話題でにぎやかだろうなと想像すると、億劫になってきた僕は入浴をあきらめる事にしました。こういう場所のお年寄りの元気なこと。お父さんタジタジです。
そのかわり、食堂でかけそばとおにぎり、名物だという里芋のコロッケをいただきました。
せっかく来たので、ちょっと山歩きと思うも、熊が怖くてすぐに引き返す僕。
さらに称名滝を目指すも、もうそこまでの道は冬季閉鎖になっておりました。
帰り道、立山国際ホテルへ。シーズンオフなのでしょうね、お風呂は貸し切り状態でゆったりつかれました。ここのお風呂も山の温泉らしく粘度の高いお湯。立山を意識したのか、へんに尖ったデザインの建築。そのため、館内、なにか無駄に三角な場所がたくさんあってなかなか微笑ましいものがありました。
立山博物館も、立山をイメージしたというらせん状の妙な作り。
その昔、立山がなにか霊山的な場所であり、この場がその足がかりになっていたようですね。
数算坊という宿坊にて、立山曼荼羅を拝見。
しかし、ある意味立山信仰って、テーマパーク的な感じだったんじゃないかなとふと思いました。
「弥二さん、ここってなんか地獄っぽくね」
「喜多さん、てか絶対エンマいますって、ここ。チョーやばいっすよ」
とかいって、みんなでキャーキャー騒ぎながら山岳の風景を楽しんでいたのでないのでしょうか。
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2016.12.14
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なにか最近、休みのたびにひとりラーメンを食べてばかりいるような気がしております。たまにはとココイチでビーフカツのカレー。最近は3辛程度でも、汗が噴き出してぐったり疲れてしまいます。そして所望しておいてなんですが牛肉はあまり揚げ物に向かないような気もしました。
「ああ、今日は揚げ物とカレーなどというあくどいものを食べてしまった! 買い食いがやめられない僕をママ許して! 」
そう、その罪悪感から走ってしまうという小心者の僕。重いおなかをかかえて10km。
いつもの海にたどりつきます。
点から点へとただ動いているだけ、いつもにたような毎日を過ごす僕。点からはいつまでたっても線が見えてこないし、さらには面などというものは想像もつかない。こんな海のように広い世界がどこかにあるのでしょうか?
さらにカモメの目から見た空はどんなふうにうつっているのでしょうね。僕が近寄ると、カモメは水面すれすれに飛んでから上昇し、沖のほうの空に停滞して、僕を見おろしておりました。
さらに老眼も進行中、本を読むのさえもくるしいので、浅川マキのレコードなどをかけてみます。
さして大きな出来事もなく
あのひとはいつでってやさしいよ
何処で暮らしても同じだろうと
わたしは思っているのさ
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2016.12.12
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ある日、電車の中で、
「このあいだ東福寺のカフェ行ってたやろ。よく行くん?」
「あそこいいんやよね」
という会話がちらっと聞こえ、なんとなく気になっていたので、先日、カミさんと「東福寺野倶楽部」という高台にあるレストランに行ってみました。景色がよく、夕方などに行くと沈む夕日が見えてよさそうなロケーションでした。リンゴのピザとコーヒー。案外、ピザもスイーツ系でもいけるんですね。知らなかった。
これは、五叉路宇奈月店にて「ブラックラーメン」。黒とろろ昆布や、かまぼこが入って、ここの「ブラックラーメン」の解釈はいかにも富山らしくディフォルメされており、これはこれでありなのかなとも思いました。
インディラ魚津店にてランチ。
インド料理って食べ方とか、順番に悩みませんか?
僕は長年悩んだ末、
①ごはんにカレー半分ほどかけて食べる。
②ナンをすこしずつ切って、サラダ、肉を包んで、カレーをひたして食べていく。
③最後のナンの一切れで、ちょうどカレーの器を拭きあげるようにして完食。
④そしてチャイをゆったりとすする。
という段取りで食べるようにしております。
ところで、タンドリーチキンって、もしかして胸肉でも圧力鍋で柔らかくできるんじゃないかとひらめき、すりおろしたニンニク、ショウガ、ケチャップ、カレー粉、ヨーグルト、塩、胡椒、その他もろもろ入れてやってみたら、我ながらなかなかおいしくできました。
圧力鍋って煮こみなどがすぐできて本当に便利ですよね。とくにおつまみ系が好きな僕は、この鍋が最近手放せなくなってまいりました。
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2016.12.09
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