滑川を自転車で走っておりますと、ここは「大阪ー中間点ー東京」の表示。
「これって、逆に、どっちからも遠いってことじゃね」
そう思う僕。
そんなどうでもいいこと思う僕も、新しい職場にきてようやく一年近くなりました。慣れない職場環境にとまどいもありましたが、とくに組織や社会の一員であることについて、しっかりとした手続きや信頼が必要なんだということは勉強させてもらいました。以前は、ただ前に進めばいい、今日がしのげればいい、というような仕事をしていた気がします。そして、器用なふりして立ち回るより、自分が不器用なことを認めて、真面目にやっているほうが、短期的には遠回りになっても、一番の近道なんじゃないかななどとも考えております。そう、自分に嘘がなければ、心はいつも平和なものです。
しかし、最近のアプリはいろいろあるのですね。これは、娘が撮った、画像加工アプリです。エレクトリックおじさんみたいな。同じフレームの中の人の顔を入れ替える機能もあり、これが、公開するには非常に気持ち悪いのですが、なかなかおもしろい。
しかし、最近になって、こういった情報技術の進化に僕はついていけるのかななどと不安にも感じてまいりました。こういう思いは年齢によるものなのでしょうか。
ふと、東京物語の、
「いやあ、こんなとこあ、若いもんの来るところじゃ」
「そうですなあ」
と朗らかに老夫婦が語る、熱海のシーンをふと思い出す僕。
僕はいつもこのシーンで涙が出てしまいます。ああ、いっそ、僕はあのようなご年配になりたい。
今日も庭のヤマブキがあざやかに咲いております。
そして、先日、ポレポレ・ジャンボリーの定休日、僕とカミさんは作った料理などを持ち込んで押しかけました。そう、マスターとママさんは店の営業などが忙しく、なかなか座って語ることができないので、こうやって無理やりおじゃましたわけです。子育ての話やら、仕事の話やら、趣味の話やらで、ついつい夜更けまで居座ってしまいました。僕も、マスターやママさんのように、どんなことに対しても「勉強になった」と、いつか笑顔で語れるようになりたいものです。
ザ・スパイダース / エレクトリックおばあちゃん 投稿者 showauploader3000
2016.04.29
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先日東京に行ったときにはじめてバーガーキングに行ってみました。「わっぱー」っていうのか、なんて読むのかなにかスモーキーで本格的な味。マックをビートルズとするなら、キンクスっぽい、トラッドな味でした。
これは、ケンタッキーフライドチキンにてチキンフィレサンド。
この日、僕の前に親子が並んでいたのですが、娘さんがドリンクを選ぶのにすこしばかり時間がかかっているうちに、そのお父さんが、突然、無茶苦茶キレてしまい、娘さんを置いてどこかに行ってしまったので、僕はずいぶんハラハラしました。なにもそんなに怒らなくても。
そんな訳で、なんだか切ない気持ちになってしまったので、味の記憶があまりありません。思ったよりグンニャリしていてがっかりだったような。さながらゾンビーズのように実力のわりにはちょっと存在感薄い感じか。
これはヤマザキの、コンビニ、レンジでチンのグンニャリバーガー。まったくのインチキハンバーガーで、ダメだとわかっていても、なにかこの毒々しいキャッチーさがクセになります。たとえるならモンキーズですかね。
これは滑川市のうずやのハンバーガー。このハンバーガの掘り出し物感はかなりきますね。古レコード店でジャックスのアルバムを見つけたみたいな衝撃さです。おすすめ。
これは同じく、滑川、道の駅ウェーブパークというところで所望したほたるいかバーガー。食べたとたん、ホタルイカらしい生臭さが口の中に広がり、
「すみません、出来心でした」
そう反省させられる絶妙な味わいです。ある意味オーロラ三人娘が歌う、ゴールデンカップスといった感じでしょうか。もちろん、いい意味で。
2016.04.27
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播種。そう、種をまくという作業を手伝ってくれないかとの依頼が濱田ファームよりあり、よし、まかせろ、と長靴と作業着、帽子などを持参して向かうも、この作業って、室内での流れ作業なのですね。野郎四人で暗い作業場にて黙々と単純労働。お日様の下、どろんこになって、いい汗をかきつつ ♪今年は豊作だよね~的な歌でも歌いながらやるものだと思っていた僕は若干ブルーに。
しかしこれを含め、機械化された米農家を始めるのって、ものすごい初期投資がかかるんだなあなどとも思いました。
昼ごはんはラーメンやまや立野店へ。ブラックラーメンを所望。ここのブラックラーメンは疑似的ですが、胡椒をめいっぱいかけるとそれなりの雰囲気にはなります。そして、ここの店がまえのハードさ、たとえばカウンターべっとり、お冷に若干油膜みたいな雰囲気は、良くも悪くも昭和的で、僕はどちらかと言うと好きなほうです。
そうそう、この日は風の強い日で、オヤジさんは、
「おっ、看板飛んでったちゃ。こりゃ店やめろっちゅうことかの」
などと申しておりました。
海へ出ると、白波。ものすごいいきおいで雲が移動しておりました。
午後にはビニールハウスが風で破損したので急遽その補修や、乾いてしまう苗の水やりなどをしました。しかし、濱田ファームの代表ともまる氏、一緒に作業してみると、なかなかの経営者でして、やってもらうものはけっこう思い切ってまかせて、全体を腕をくんで眺めているタイプなのですね。ある意味サディスティック。僕などは、なんでも自分でチョコチョコやってしまうタイプなので、なかなか見習うところがありました。
このあと、おやつに出てきた、姫のつくってくれたマドレーヌのうまかったこと。まだ小学校低学年のCOCOちゃんも手伝いに来て、自営業ならではの、微笑ましい風景でありました。
夕方すぎに家に戻ると、強風で、我が家のプロパンガスも倒れておりました。
そして、テレビでニュースを眺めておりますと、山岸利基社長の訃報。この強風による不慮の事故でありました。
社長には、僕がひどくたいへんなときに、このようなお言葉をいただいたことがあります。
「大変だと思いますが、
気持ちをしっかりもって、真正面から立ち向かい、
人の道に外れないように、ひとつひとつ処理されることをお勧めします。
お役にたてることがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。」
それ以前、ある場にて、社長に対し非常に失礼なことを言ってしまったことがあり、それを思い出すたびに、僕は身悶えするような気持になります。でも、言い訳はありません。あの言葉をどうかお許しください。
寛容で理知的、芸術家肌で気さくな方でもあった、山岸社長のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
2016.04.25
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娘が家を出てから、本当に料理に力がはいらなくなってまいりました。ひとりぼっちのときには、もうこんな感じです。生煮えのカレーとスコッチ。台所でそのまま食べちゃうみたいな。きたない絵ですね。
ときたま、このようにかしこまってチキンステーキを食べてみるも、なにか虚しい。ナイフとフォーク、家にあるから、かわいそうなのでたまにはと使うのですが、なきゃないで箸で十分ですね。ナイフにいたっては買ってきたカミさん本人が使ったところを、僕は一度も見たことがありません。
煮物って案外楽ちんでいいですね、なんでも突っ込んでストーブにおいておけば、失敗なくけっこうおいしいです。ただ、作りすぎてしまうので、老夫婦二人ですと、しばらく同じものを食べるはめになりますが。
ここ最近、キャベツのもらいものが多いので、消費するのがたいへんです。むりやり小麦粉で固めて胃に詰め込む作戦です。
そして、たまに娘が帰ってくると、このようにはりきっちゃうわけですね。
子育てをしておりますみなさん。毎日の料理など、きっとたいへんだと思いますが、今、その時期がまさしく春なのかもしれませんね。どうも、かげがえのないものは、まるで秘められた宝石のように、日々の生活の中にこっそりと隠されているようであります。
Well we all shine on
そう、僕たちはみんな輝いてるんだ
Like the moon and the stars and the sun
月や星や太陽のように
2016.04.22
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桜もあっという間に散ってしまいますね。この世の無常を感じる淋しい瞬間ではありますが、きっと一年中咲いていたら、それはそれで「うざくね」などと言われたことでしょう。
岩瀬の浜辺を走っていたら、この季節風物でありまあす「ホタルイカの身投げ」のあとでありました。なにか産卵のあと力尽きて打ち上げれてしまうらしいですね。なんだか残酷ですが、夜明け前には、海岸線が淡く発光して幻想的で美しいらしいです。そして、それを打ち上げられる前に網などですくったものなどは、よくこの時期におすそ分けでいただきます。
もう桜の時期も終盤だったのですが、未練たらしくも、お弁当を持って、カミさんと宮野山へとのぼってみました。
どちらかというと、夕日見物のようなものになりましたが。
不安とか、憂鬱とか、そういう妄想のようなものが遠ざかって、なにか自分が自然の中の一部になったような感覚がしてまいります。いや、大丈夫、怪しい宗教に入信したわけではありません。佳撰の銀盤に酔いしれただけであります。
Groovin' on a Sunday afternoon
まったりとした日曜の午後も
Really, couldn't get away too soon
本当にあっという間に過ぎていくね
2016.04.20
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はらり、はらりと桜が散るころ。美しくも切ないこの感じはなんなのでしょうか? なにか我々日本人のデオキシリボ核酸に刻まれているレベルの感情のような気がします。みなさんはこの景色に何を思いますか?
出会いや別れの時期でもありますね。職場の歓送迎会が「肉のたなはし」でありました。知らなかったのですが、ここは肉屋さんの奥に宴会座敷があるのですね。ごらんのように、肉屋さんだけあって、立派な、おそらく和牛の霜降りが、これでもかという感じで出てきました。当然おいしいのですが、僕には食べつけないお肉なのでちょっと落ち着かない感じがしました。よくテレビで聞く、「口の中でとけちゃう~」みたいな感じです。僕には安く噛み応えのあるお肉で十分のようですね。それと、揚げものもメンチカツが出てきましたが、やはり肉屋系の味でおいしかったです。
赤からの牛ホルモンも、めちゃくちゃプリプリですが、焼くと、ものすごい炎をあげて、ほとんど消えてしまいますね。これって内臓脂肪そのものなんじゃないかななどと、ふと思うことがあります。
そうそう、ひさしぶりに、ジャンボリーママさんと、謎の武闘家ミヤタン、カミさんと僕でしこたま焼肉を食べて、鍋までいただきました。
そのあとはそのとなりのカラオケ02にて、ひさしぶりにカラオケ。同世代で行くカラオケはへんな安心感がありますね。このメンバーだとユーミンあたりを標準として、だいたい知っている曲ですし、ノリのくたびれかげんも近い感じがまたいいです。それと、カラオケの画像の中の安芝居ってめちゃくちゃおもしろいですよね。ある青年ふたりががひょんなきっかけで出会って、すれ違いやら、不慮の事故なんかがあって、でも、結末、怪しい関係になっちゃうというストーリーのものがあり、そのオチには思わず笑ってしまいました。「安さ」もある域を越えると「芸術」と呼べるかもしれません。
帰り、夜桜などを眺めながら歩きます。もうすっかり夜更け。僕は、飲んだあとの帰り道の風情も好きです。
2016.04.18
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桜の頃。カミさんの祖父が祀られております護国神社へご挨拶。境内の桜も見事で、ちょうど結婚式なども行われおり、美しい花嫁さんなども見ることができました。
そうそう、先人が命をかけて護ってきた我が国に対して、なにがあっても「日本死ね」などと言ってはいけません。神社の裏の堤を歩きながら、僕はそう思いました。
松川べりを歩き、そのまま街をぶらぶら。
「ちょっと休んでいかないか」
みたいな昭和的なアベックの絵ですね。
このスナックで飲むのはちょっと勇気がいりそうです。
実はこの日は、富山県立近代美術館でスターウォーズ展的なことをやっているというのでわざわざ富山に来たのですが、開催期間がまだ先だったのでまったくの無駄足でした。無暗に痛そうなオブジェの前で、立ち尽くす僕。でもだいじょうぶ、
「近美死ね」
などとは決して僕は言いません。
2016.04.15
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インド料理インディラのタンドリーランチ。これはいつもどうやって食べていいのかわからないのですが、僕はあらかじめ鶏をほぐして、スプーンを右手に、肉、カレー、ごはんといった感じでチョコチョコとミックスしながら食べます。そしてカレーは激辛を所望。これがまたうまい。大好きなんですよね。最近、レモンも添えられてこんな感じの洋食的な盛り付けになってしまいましたが、以前のようにステンの大きな器にドカッと盛られてたほうがいいですよね。インディラはわりとマイルド路線を狙っているような気がしますが、やはりアイデンティティは大事にしてもらいたいものです。
このあと異様な眠気におそわれて、最近できたインターネットカフェという場所にはじめて挑戦してみたのですが、あまりの空間の気持ち悪さに30分で出てしまいました。
仕方なく石田フィッシャリーナまでやってきてお昼寝。やっぱりお日様の下のほうが気持ちいいですね。
お日様といえば、岡本太郎グラスを最近ゲットしました。カミさんが酒屋さんを営んでいた親戚の納屋で見つけたそうです。すばらしい。欲しかったんですよね、これ。小坂明子のあなたを聞きながら、このグラスでウイスキーを飲めば、70年代にぶっ飛びです。
飲むと言えば、先日、魚津の香龍でひさしぶりに家族で食事会をしました。
この店、おそらく居抜きで台湾料理を名乗る店が入ったもようですが、ここも私の推測ですがどうも中国本土の方が経営していそうです。メニューがまったくもって台湾的ではありません。最近、県内にこれ系の店が多いですよね。そして、台湾ビールがなくて、青島ビールなのも不自然な感じがします。でもこのビール、これはこれで華やかでうまいんですよね。
それと、濱田ファームにて、T氏を囲む会のようなもののお誘いもありました。なんだろう、今はやりの謝罪会見かな、などと思っておりましたら、なにやら春らしいうれしい知らせを聞かせていただきました。まったく、世話の焼ける男だぜ。いい夢みろよ!
2016.04.13
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我が家の桜です。どうですか。見事でしょう。若気の至りで庭の片隅に植えたのですが、夏は毛虫だらけになるは、たくましい根っこが水道管を脅かすやらで、けっこう心配の種です。
そうそう、我が実家にも、下町には珍しいくらいの立派な桜があったのですが、ある日、親父がそれを切り倒し、ずいぶん淋しい思いがしました。でも、今になって、ようやく親父の気持ちがよくわかるようになってきました。そう、家族を守るために、ときには美しいものを殺さねければならないものなのです。
桜の花が美しくなるほど、かえって、恥ずかしく、うつむき気味になってしまうのはやはり僕の性質によるものなのか。富嶽百景月見草状態。
地面にイヌフグリを見つけます。
イヌフグリはカミさんに、
「なんかいやらしい意味なんやて」
と聞かされ、ずいぶん深く考えすぎてしまった僕ですが、それが「犬のタマ」みたいな意味だと知ったとき「なんだそんなもんか」と思ったと同時に、自らの想像の罪深さを恥じたものでした。
職場にて。食用の菜の花が開いてしまったものを飾ってあったものです。いいですね。こういう感覚はいかにも女性らしいですね。こういう発想に僕はけっこうやられてしいます。
菜の花は谷内六郎の絵画的で僕は好きです。プリミティブというのか、なんだか幼くなつかしい感じですね。
モクレンもけっこう懐かしい感じがするのは、きっと、僕が育った町でよく見かけたからだと思います。風の強い日にはドサドサと花を落としますね。外来のものなのでしょうか、やんちゃで気前のいいやつみたいな感じがします。
でも、結局、春の日は桜が一番美しい。あたりまえのことなのですが、やっぱりそれを認めなくてはいけません。ひとり松川べりを歩きながら、そう思う僕。
Don't need a sword to cut through flowers
Oh no, oh no
花を摘むのに剣なんか必要ないのさ。
2016.04.11
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あっ! なんだ、テンチョーじゃないんだ。
こんないかにもテレビショッピングで買ったみたいな枕、いりませんけれど。
めちゃくちゃ無駄な石碑。
だしぬけにトイレでポエムはやめてくれませんか。
パプリカを切ったら、クリムゾンキングの宮殿状態。
2016.04.08
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