昨日は当店従業員のご母堂様の葬儀に参列させていただきました。
そういえば、以前は、従業員の肉親とはいえ、あまり面識のない私が、悲しみに打ちひしがれている方たちにならんで葬儀に参列することに違和感を覚えましたが、こういう場に立ちあわさせていただくこともせっかくの縁ですね。最近では、なるべく時間を作り、できるだけ心をこめてお見送りさせていただくようにしております。
糸魚川はときどき来るのですが、いかにも海辺らしい町並みが好きです。昨日は秋晴れで海や山が輝いてみえました。
2008.10.31
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昨日はひさしぶりに私が夕飯を作りました。
いやあ、今年はフクラギが安いですね。そういえば「フクラギ」はこちらの地方特有の呼び方でしょうか。ブリの子供の呼び方で、ツバイソ→フクラギ→ガンドブリ→ブリというふうに成長具合で呼び方が変わります。フクラギは片身だけおろして、しょうゆ、みりん、しょうがに漬けて焼きました。グリルでこんがり焼くのもおいしいですが、今回はフライパンで鍋照り、たれをからめて焼いてみました。
もう一品は、地元のほうれんそうも出てきたので、ゴマをすって、みりん、しょうゆで和えたものです。
そして、メイン、鍋の中は、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、鮭、豚肉、うすあげ、ほうれんそうなど、なんとなく北海道っぽいものを煮込んだもので、味噌味にしてみました。こういう料理が北海道にあるかはさだかではありませんが、
「なんまらうまいべや~。うまいっしょ~?」
と、強引な北海道弁で家族をねじ伏せる私でした。
2008.10.30
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「店チョー、もうすぐ10月31日はハローウィンですね」
「そ・・・そうだよ。例のハロー・・ってやつね」
「まさか、店チョー知らないんじゃあ・・・」
「ばかやろう、知ってるよ。ホラあれだろ、銭湯とかの桶の底によく書いてある・・」
「それはケロリンでしょう。ハロウィン ていうのは、カトリックの万聖節の前夜に行われる伝統行事で、たとえばかぼちゃをくりぬいたランタンをかざったり・・・」
「ああ、あれね、いやなつかしいなあ、ピンポンパンでよくでてきたっけ、カッパみたいな・・」
「それはカータンです。それに、魔女やお化けのかっこうをした子供達が『トリック・オア・トリート 』と唱えて家を1軒ずつ訪ね、お菓子を催促したり・・・・」
「もう、最近髪にツヤが出なくてこまっちゃうわ」
「それはトリートメント」
「まあとにかく、まつりだ、まつりだ!おーい、芸者呼んでくれい!」
というわけで、当店ではかぼちゃなどお買得価格で用意しております。ハローウィンパーティーなどいかがでしょうか?
2008.10.29
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今朝は三日市小学校3年生58名の見学会が当店でありました。まだ、このころの子供たちは、あの鳥のヒナのような、幼い匂いがしますね。一時間ばかり、店内やバックヤードをまわり、いろいろと熱心に当店の従業員に聞いたりしておりました。
最後に質疑応答タイムです。私が担当しました。
「どうやったらお客さんがくるんですか?」
「う~ん。すみません。わかりません」
「どうしたら売上があがるんですか?」
「う~ん。どうしたらいいでしょう・・・・」
「店長はいつもどこにいるんですか?」
「えっと・・、あちこち・・」
「店長の仕事はなんですか?」
「いろいろあるんですが・・・、たとえば・・・。え~と・・」
「ハイ!時間になりました、みなさん、店長さんにあいさつしましょう」
と、見かねて先生。
「ありがと~ございました!」
と帰っていく小学生。
子供たちよ。これに懲りずにまたなんでも聞きにきてくれたまえ。できたらお母さんも連れてきてネ!
2008.10.28
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朝、新聞やチラシチェックをするのですが、いろいろなチラシがあるものですね。
まず目をひくのが「お肌系」または「ダイエット系」のチラシです。使用前のやみくもに貧相な顔と使用後の不自然に晴れやかな顔の対比がなんともおかしいですね。「そんなにか!?」と、つい一人叫んでしまいます。私は個人的に年相応にシワがあったり、それなりの体格をしているのは、自然でいい感じだなあ、または、それが似合っている人は、かっこいいなあとさえ思います。あの使用前の写真はちょっとやりすぎですねえ。
そして「健康系」のチラシもよく入ってます。なんとかエキスというようなものですね。しかし、いろいろなものからいろいろな成分が抽出されるものです。「そんなもの抽出してだいしょうぶか?」と感じてしまうものもときどきあります。
パチンコ屋さんのチラシには、よく「海の日」などと書いてありますが、パチンコに行ったことのない私は、「あれ今日、海の日だったっけ」と祭日と勘違いすることもしばしばです。
新聞といえば「伊藤ハム」の件が大きく掲載されていて、当店も報道のとおり、該当している工場の商品は一切入荷しておりませんが、昨日からお客様の問い合わせが非常に多いです。
さきほどの電話があったお客様は、それでも食べたくないから返品してくださいとのことでした。
不安になるのも無理もありませんね。
次から次へと出てくる「食の安全」の報道はいったいいつになったら落ち着くのでしょうか。
2008.10.27
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先日記事にした「桜日和」さんに行ってきました。アットホームな感じで、いごこちがよかったですねえ。高台の立地、開放的な窓やテラスが海側にあり、夜景がきれいでした。きっと夕暮れ時はもっと景色がすばらしいことでしょう。ママさんがあれこれと料理を作ってくれたのですが、どれも地元の野菜をふんだんに使っていておいしかったです(名水ポークの生姜焼きもうまかったなあ)。ママさん曰く、ゆったりとやろうと思ったら、かえって忙しくなってしまったとのこと。
「ママさん。熱いトコ一本ね」
と通ぶって熱燗をたのむ私。
キュッと一杯。
「く~。このために今日一日働いたってもんよ~」
とわけのわからないセリフが出てきたところで、気をきかせて、焼きおにぎりを出してくれました。
やっぱりシメにはやはりごはんものですね。
ちょうど良い加減おなかもふくれ、丘の上の料理屋さんで、浮世を忘れるひとときをすごしました。
2008.10.26
| Comments(0) | せいかつ
今朝突然、パンコーナー担当者の欠員があったので、ひさしぶりにパン売り場の陳列をしました。
販売しておいてなんですが、私個人としてはメーカーものの菓子パンをほとんど食べないので、いろいろあるんだなあと商品を感心して眺めてみました。
パスコの「昆布パン」は、おそらくここ富山のエリア限定の商品ではないでしょうか(違っていたらごめんなさい)?よく、富山では、とくにベーカリー店などで昆布パン(もしくはナン)を見かけますが、県外の人からは珍しがられますね。さすが昆布消費量日本一の県といったところでしょう。
フジパンの「頭脳パン」というのは、いったいどこからきたネーミングなのでしょう?メーカーに聞いてみたいところです。なにか近未来的なものをイメージさせます。
時計じかけのオレンジのように洗脳されそうな商品名ですね。なんとなく受験生のおやつをターゲットのしたようにも思えますが、もちろん菓子パンを食べて頭がよくなるなどということはありませんので、受験生のみなさんは食べすぎに注意しましょう。
2008.10.25
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いろいろとお出かけが多かったのですが、かいつまんでふたつ報告させていただくと、
ひとつはアルビス総合商談会という、当店の主な仕入先様恒例のビックイベントを見学させていただきました。いやあ、今回もたいへんな賑わいでした。いつも、年末年始の商品や、売り場提案、トレンドなどを紹介していただき、たいへん勉強させていただくのですが、今回正直なところ私自身、なにかつかみそこねてしまった感じがしております。というのも、おそらく、各メーカーさんたちも値上げの問題や食の安全の問題に直面し、方向性に悩んでいるのでしょう。要するに私は「新しさ」というものを発見できず、「安心」の目指すベクトルもどこへ向けていいのかピンとこなかったわけです。とどのつまり、川上のものをハイハイとただ並べるのではなく、もっとお客様に目を向け、自分自身が知恵をしぼって商品を提供しなければいけないなと反省させられたのでした。
もうひとつは黒部商工会議所の講演会にいきました。松岡二郎氏による労務管理に関するセミナーだったのですが、いやあ、面白かった。内容は予定と違って、かなりくだけたお話になっておりましたが(おそらく聞いている私たちのレベルにあわせてくれたのでしょう)、「俺さあ~」「~しちゃってさあ」「~じゃん」と歯切れのよい江戸弁がここちよく、痛快でさえありました。
内容からは、「従業員が~」などと全体でとらえてばかりではなく、一人一人を見つめ、誰もが活き活きと仕事していただくにはどうすればよいのか、という視点をもたなければいけないなと思いました。
2008.10.24
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商談会やら、セミナー、会議など、あちこちとなにやら忙しい中、「メルシー秋の味覚大抽選会」用の商品積み込みをしておりました。そうしているあいだにも携帯がピコピコ鳴るやら、「店チョー!至急~」という放送がかかるやら、欠員が出るやら、血便が出るやら(ウソです)、きっとそのような心理状態が反映したのでしょう。前衛的な陳列になりました。
丸く積みあげたじゃがいも、玉ねぎの箱はボクの「心」と「体」、無造作に配置された果物、きのこ類、さつまいもは「カオス」もしくは「混乱」を表現しております(ナンチャッテ)。
そういう訳で「秋のメルシー祭」は、抽選会、クーポン券、お買い得品などもりだくさんの内容で、26日(日)まで続きます。
どうぞお立ち寄りくださいませ。
2008.10.23
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昨日は、結局、藤棚の修繕がおわらず、そのかわり、「もうどうでもいいや。柱がまがっていたっていいじゃないか」とひらきなおり、いわば「放下著」といった境地までたどりついた私は、その傾いた縁側でバーベキューをすることにしました。
メニューは、ふり塩をしたさんま。しょうゆ漬けにした生しいたけ。焼き用に、みそ、みりん、ごま、かつおぶしを混ぜたものをぬったおにぎり。豚の肩ロース厚切り肉。バター焼き用に、じゃがいもとたまねぎです。
スープのようなものは、娘が急に「あたしも作る!」と即興的にじゃがいもをゆでて、すりつぶし、牛乳や粉末玉ねぎ、塩、胡椒などをジューサーにつっこんだものです。「おい、おい、そんなんでだいじょうぶかよ」とながめていた私ですが、できあがったものをひとくち食べると、ハイカラな味でなんともうまい。
「おまえは一流シェフかっ!?」
と、娘の後頭部につっこむ私です。
食後はなぜかしりとり大会で大フィーバ。「チャウシェスク大統領」などという言葉までふりしぼるカミさん。白熱してしょうゆをこぼす娘。そうやって秋の夜は更けて行くのでした。
2008.10.22
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