前通っていたところが閉院したため紹介された新しい先生のところへ両親を連れていきました。
物腰の柔らかい若い先生で、診察が終わると母は「緊張していたけど優しい先生で良かった」と。
私は少し物足りないと感じたけれど、待合室など広くきれいで居心地の良いクリニックでした。
父に薬を取りに行ってもらい、私と母は買い物へ。
母のカートに、上は母の買い物籠、下に私の買い物籠をのせて、付かず離れずで買い物する。レジで私は私の籠を持ち、別々に会計。
今日は気付いたらレジの前でレジ係の人が母の隣に来て何やらやり取りしていた。
慌てて行ってみると、こっちの籠は会計が別だから待っててといま言っていたんだよ、と母。
前にも「こっちは別な人の買い物だからいいの。こっちだけ会計して」と私の籠を自分のカートに乗せたままレジを通過しようとしていたことがある。
店の人にしてみたら訳わからんだろ。新手の万引きか!?
こっちの籠の人は今すぐ来るからこっちから会計始めて、と言っている訳でもないし。待って、と言われてもね…。これが認知機能の欠如なのか…
最近はレジの前あたりで私を待っていたのになぁ。
新しい先生の事でいっぱいいっぱいで忘れたのかな…
そして帰宅後に話していると突如「今日のタクシー代、半分欲しいか?(^^)」と。
「は?欲しいかってどういう事!?」
顔色を変える私に「言い方が悪かった、ごめんなさい」
「いや、欲しいかってどういう事、そして何で半分?くれるならこれ少ないけどってさっさと渡せば?ありがとうってもらうよ。あ、もしかして私に、そんなの要らないよ〜って言ってほしいの?」
本気で何がしたいのかわからなくて聞いた。
「一言ごとに注意されて悲しい…」と母。
確かにね。笑って流せればいいのだけれど。
タクシー代の半分欲しいか?と聞かれた私も悲しくなった。情けなくなった。涙が出た。
この頃落ち込んでるからだろうか。
だけど本当に、こんな時普通は笑えるの?
今日はありがとうって言ってくれればいいのに。母の心無い言葉にいつも傷つく。
そして私に怒られたと母が悲しむ。疲れる…
その話から1時間。タクシー代の半分は出てこない。出す気もなく変なこと言わないでもらいたい。
それとも母はもう忘れたのかな。いい先生で良かった(^^)と繰り返してる。
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