昨日の喧嘩
今日は実家に行ったので、思い立ってフキノトウを採った。
先日実家で母が採ったフキノトウを天ぷらにしたとき、夫のくまおが母に「今日採ったんでしょ?」と聞き、母が「昨日だよ」と答えると「だからか。少しアクが強い。採った日に食べないと」と言っていた。調理したのは私で、十分みずみずしいと思ったけど、今度は採れたてを食べさせよう、と思っていた。
既にきりたんぽ鍋の材料を揃えてあるし、ぱっと揚げてこれで少し飲んでからの鍋…いいねえ。
でも、くまお、余分だって言うかな?きりたんぽの材料切るのは私だし、全部用意できてればいいよね。
家に帰って準備開始。はっ!ゴボウ!実家からもらってくるの忘れてる><;
帰宅中のくまおに電話して買ってきてもらえるように頼む。良かった、あまり文句言わずに引き受けてくれた。
あ、フキノトウ採ってあるって言えばよかったかな。急だとかなり高確率に反対のこと言ってくるからな。
さて、帰宅したくまお。私にゴボウを渡して…
「今日はきりたんぽだけでしょ」←早く食べたい
「フキノトウ採ってきたよ」
「天ぷらか…。面倒だけど、今日食べた方がいいよね」
「採りたての方がいいんじゃないの?」
「先にぱっと揚げて食べればいいか」
「うん^^」
ほっとしたのだが、ややあって…
「フキノトウ、今日食べないとダメだよね」←また?
「ダメではないけど。早い方がいいんじゃないの」
「採った日に食べた方がいいんでしょ?」
「それは‥くまちゃんが『採った日に食べないと』って言ってたよね」
「違うだろ。採ったっていうから今俺が聞いたんだろ」
「こないだくまちゃんが『その日に食べないから苦い』って」
「言ってないだろ。今あなたに聞いてるんだ」
「実家で食べたとき言ってたよ。母が昨日採ったって言った時」
「…明日じゃダメなのか」
「ダメってことないけど、今日は採りたてをって思って…」
「鍋二つ使うから面倒だけどな。ま、いいか」
先にくまおがお風呂へ向かう。
「お風呂から上がったらすぐきりたんぽ作るから準備しといて」
「…天ぷら」
「あー、ちっ。じゃ養生して。養生面倒だな。油跳ねるかな?」
「どうだろ」
「今日食べないとダメなの?明日でもいいんじゃないか?」
「…別に大丈夫でしょうけど」
「じゃ明日、豆腐水切りしとけ。それで揚げ豆腐と天ぷらだ」
「…」
「それでいいでしょ。明日だ、明日」
「明日も食わん!!!!食わせん!くどくどシツコイんだよ!本っっっっ当に面倒な男だな!もうヤダ!ホントヤダ!めんどくせー!ヤダヤダあー嫌だ!もうヤダ」
風呂場に入ったくまおの「自分は忘れ物する癖に」という反撃が聞こえた。
あーーー、ヤダ。もうヤダ。鍋を洗おうとしてシンクにぶん投げて、鍋に悪いことしたなと丁寧に洗って、パソコンして頭冷やそうとパソコンに向かう。
忘れ物って…。確かに買い物頼まれて面倒だったろうけど…。私なんて、先日くまおが家から1時間半の温泉に携帯電話忘れたとき翌日に私が取りに行って、そのことに一回でも文句言ってないぞ。あー--、パソコンにも集中できない。
外に出た。外を歩くのはいい。気晴らしになるし体にもいい。
てくてく歩きながら、明日から実家に帰ろう、と思うも、ファックスもない、パソコン環境も無いから仕事ができない、無理だ、と悟る。実家に泊ってこっちに仕事しに通う?母も弱ってるし。でも実家に住んだら今度は両親と喧嘩の日々だな…。本当に弱ったら嫌でも同居しなきゃいけないかもしれないし。
しかしあのくどさよ。それと夕飯のメニューにいちいち口をはさむのが異常だ、と思う。用意したものを黙って食え。同棲し出した時からそれが本当にストレス。
明日フキノトウ捨てるか。可哀そうだな。そうだ、日中に一人でフキノトウの天ぷら食べちゃお。くまおには捨ててきたって言ってやる!
軽く歩いて帰宅。「早く風呂に入って」と、くまお。
風呂に入るときに「この舞茸も使えるんでしょ?」と、先に煮るように寄せておいた軸の器を見せてきた。
「使えるに決まってる」「じゃなんで別にしてるの?」
前にくまおが固いような軸の所は香り出すために最初に鍋に入れるといいと言っていたから分けておいたんだが。
大体、普通に話してんじゃねえよ
!
「さあ、何ででしょうね。そのいい頭で考えたらわかるんじゃないの?」
「うるさいなっ!!!」
あら珍しい。大きい声。
お風呂に入ると、ドン!ガシャンと音が聞こえてきた。これも珍しい。荒れてますな。
同時に、こういう音が聞こえてくるって嫌なものだな、不安なものだな、と感じた。自分は物にあたることが多いから気を付けなくては、とも思った。
そのうちにカラカラパチパチといい音が聞こえてきた。
天ぷらだ!早速お風呂から出て髪を乾かす。
食卓に付くとくまおが皿を置いて「天ぷらだ!」
ニコニコしちゃった。
でも本当は「ごめんね」って言って欲しい。
くどいのを何とかしてほしい。普通に会話のキャッチボールがしたい。
ふう・・・
![](http://family.blogmura.com/fuufu/img/fuufu88_31.gif)
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先日実家で母が採ったフキノトウを天ぷらにしたとき、夫のくまおが母に「今日採ったんでしょ?」と聞き、母が「昨日だよ」と答えると「だからか。少しアクが強い。採った日に食べないと」と言っていた。調理したのは私で、十分みずみずしいと思ったけど、今度は採れたてを食べさせよう、と思っていた。
既にきりたんぽ鍋の材料を揃えてあるし、ぱっと揚げてこれで少し飲んでからの鍋…いいねえ。
でも、くまお、余分だって言うかな?きりたんぽの材料切るのは私だし、全部用意できてればいいよね。
家に帰って準備開始。はっ!ゴボウ!実家からもらってくるの忘れてる><;
帰宅中のくまおに電話して買ってきてもらえるように頼む。良かった、あまり文句言わずに引き受けてくれた。
あ、フキノトウ採ってあるって言えばよかったかな。急だとかなり高確率に反対のこと言ってくるからな。
さて、帰宅したくまお。私にゴボウを渡して…
「今日はきりたんぽだけでしょ」←早く食べたい
「フキノトウ採ってきたよ」
「天ぷらか…。面倒だけど、今日食べた方がいいよね」
「採りたての方がいいんじゃないの?」
「先にぱっと揚げて食べればいいか」
「うん^^」
ほっとしたのだが、ややあって…
「フキノトウ、今日食べないとダメだよね」←また?
「ダメではないけど。早い方がいいんじゃないの」
「採った日に食べた方がいいんでしょ?」
「それは‥くまちゃんが『採った日に食べないと』って言ってたよね」
「違うだろ。採ったっていうから今俺が聞いたんだろ」
「こないだくまちゃんが『その日に食べないから苦い』って」
「言ってないだろ。今あなたに聞いてるんだ」
「実家で食べたとき言ってたよ。母が昨日採ったって言った時」
「…明日じゃダメなのか」
「ダメってことないけど、今日は採りたてをって思って…」
「鍋二つ使うから面倒だけどな。ま、いいか」
先にくまおがお風呂へ向かう。
「お風呂から上がったらすぐきりたんぽ作るから準備しといて」
「…天ぷら」
「あー、ちっ。じゃ養生して。養生面倒だな。油跳ねるかな?」
「どうだろ」
「今日食べないとダメなの?明日でもいいんじゃないか?」
「…別に大丈夫でしょうけど」
「じゃ明日、豆腐水切りしとけ。それで揚げ豆腐と天ぷらだ」
「…」
「それでいいでしょ。明日だ、明日」
「明日も食わん!!!!食わせん!くどくどシツコイんだよ!本っっっっ当に面倒な男だな!もうヤダ!ホントヤダ!めんどくせー!ヤダヤダあー嫌だ!もうヤダ」
風呂場に入ったくまおの「自分は忘れ物する癖に」という反撃が聞こえた。
あーーー、ヤダ。もうヤダ。鍋を洗おうとしてシンクにぶん投げて、鍋に悪いことしたなと丁寧に洗って、パソコンして頭冷やそうとパソコンに向かう。
忘れ物って…。確かに買い物頼まれて面倒だったろうけど…。私なんて、先日くまおが家から1時間半の温泉に携帯電話忘れたとき翌日に私が取りに行って、そのことに一回でも文句言ってないぞ。あー--、パソコンにも集中できない。
外に出た。外を歩くのはいい。気晴らしになるし体にもいい。
てくてく歩きながら、明日から実家に帰ろう、と思うも、ファックスもない、パソコン環境も無いから仕事ができない、無理だ、と悟る。実家に泊ってこっちに仕事しに通う?母も弱ってるし。でも実家に住んだら今度は両親と喧嘩の日々だな…。本当に弱ったら嫌でも同居しなきゃいけないかもしれないし。
しかしあのくどさよ。それと夕飯のメニューにいちいち口をはさむのが異常だ、と思う。用意したものを黙って食え。同棲し出した時からそれが本当にストレス。
明日フキノトウ捨てるか。可哀そうだな。そうだ、日中に一人でフキノトウの天ぷら食べちゃお。くまおには捨ててきたって言ってやる!
軽く歩いて帰宅。「早く風呂に入って」と、くまお。
風呂に入るときに「この舞茸も使えるんでしょ?」と、先に煮るように寄せておいた軸の器を見せてきた。
「使えるに決まってる」「じゃなんで別にしてるの?」
前にくまおが固いような軸の所は香り出すために最初に鍋に入れるといいと言っていたから分けておいたんだが。
大体、普通に話してんじゃねえよ
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「さあ、何ででしょうね。そのいい頭で考えたらわかるんじゃないの?」
「うるさいなっ!!!」
あら珍しい。大きい声。
お風呂に入ると、ドン!ガシャンと音が聞こえてきた。これも珍しい。荒れてますな。
同時に、こういう音が聞こえてくるって嫌なものだな、不安なものだな、と感じた。自分は物にあたることが多いから気を付けなくては、とも思った。
そのうちにカラカラパチパチといい音が聞こえてきた。
天ぷらだ!早速お風呂から出て髪を乾かす。
食卓に付くとくまおが皿を置いて「天ぷらだ!」
ニコニコしちゃった。
でも本当は「ごめんね」って言って欲しい。
くどいのを何とかしてほしい。普通に会話のキャッチボールがしたい。
ふう・・・
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