豊肥本線の旅の白眉が立野駅のスイッチバックである。
まず鉄道でカルデラの外輪山を越えるというのが世界的にも稀なことだ。それも地上では地球で最大級と言われる阿蘇のカルデラである。短い距離で一気に標高差を稼がなければならないその外輪山越えを、ここ立野では豪快な三段スイッチバックでするのだからたまらない。まさに世界でもここでしか出来ない体験である。
三段スイッチバックとは本線がZ字型に折れ曲がっていて、すべての列車が進行方向を二回変えなければならないというもの。
しかも立野の三段スイッチバックはとびきり規模が大きい上、景色が開けている。鉄道に興味がない方でもこの区間での乗車、または車やバイクの旅でも立野駅を訪ねて列車が二回も折り返すその一部始終を眺めてみるのはおすすめである。
余談だが、国道57号の場合は立野と反対側の波野方、東外輪山越えの方が面白い。外輪山越えというのをこれ程分かりやすく体感できる場所は他にない。
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テーブルのように真っ平らな外輪山、その外輪山に塀のように周囲を囲まれた独特の火口原の景色、そして噴煙を上げる中岳を眺めながら列車の終点宮地に到着した。ここではすぐに折り返しの列車に乗って来た道を戻る。
惜しまれるのは折り返し時間が5分しかないことだ。
宮地駅といえばなんといってもその素晴らしい駅舎だ。真っ赤な大屋根に注連縄、駅名を縦書きした立派な額が奢られ、まさに阿蘇神社の門前に恥じぬ名建築である。
ところが5分の持ち時間では慌ただしく写真に収めるのがせいぜいで、この駅舎をじっくり観察することは叶わない。だが列車の本数が少ないから諦めざるを得ない。
のんびりした旅の道中にもこういう慌ただしい場面が日に一度や二度はあるものだ。
430D 宮地1019~立野1056
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ところが5分の持ち時間では慌ただしく写真に収めるのがせいぜいで、この駅舎をじっくり観察することは叶わない。だが列車の本数が少ないから諦めざるを得ない。
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