日本全国の酒場を飲み歩いてきたが、飲み屋街全体の佇まいが良い町といえばなんといっても釧路だ。釧路の飲み屋街の素晴らしい景観と情緒あふれる雰囲気はすぐさま文化財に登録すべきだと思っている。
そんな釧路の主役は炉端焼きで、炉端焼きの居酒屋が軒を連ねるが、似たような店が幾つも並び選びようがないのが困ったところ。そんな中にあって教祖おすすめの「しらかば」は流石の良店である。
二重の入口を開けて中に入ると折れ曲がったカウンターが出迎えてくれ、あとは小上がりだけの店だ。主役はカウンターで、一人で入り易い雰囲気が良い。そのカウンターの向こう側にはもちろん赤々と燃える火とその上に置かれた大きな網が鎮座する。傍らには鉄瓶。北海道では何と鉄瓶で酒を燗する店が少なくない。初めて見ると驚かされる光景だが、豪快に一気に燗してすぐに熱い酒を供する姿はいかにも北海道らしいものだ。
厨房には女性ばかりが三人。世話焼きの女将さん、女将さんと年の頃が同じの元気で明るいおばちゃんがもう一人、そして嫁さんなのか、女将さんの娘くらいの感じの女性。女将さんの人柄もあって賑やかながらも騒がしいことはなく、ほっと落ち着ける居心地の良さだ。
お通しにまず氷頭なますが出てきたのだがこれが美味い。これまで大して美味いものじゃないと思っていたが大間違いだった。適度な柔らかさと弾力と歯応えを併せ持った最高の食感、瑞々しい味わい、酢が強過ぎない絶妙の調理。これなら幾らでもいける。と思っていたらさらに牡蠣豆腐が出てきた。牡蠣も、牡蠣の香りが適度に沁み込んだ豆腐も素晴らしい味わいで、これは絶品。さらに蛸のぬたと松前漬けまで出てきて驚いた。お通しが四品か。
しかしどれも感心する美味さで、お通しを四品出すとかそういう感覚ではなく、今日はこれが美味しいから食べてみて、と少しずつ盛ってくれたというところだろう。店内のなんとも温かい雰囲気でさらに酒が進む。
炉端の網の上では焼き物に帆立の殻で蓋をしている。また、酒を頼むと猪口も湯で温めてくれる。これも北海道らしく、冬にはとにかく何でもあたたかい事がもてなしなのだ。
ツブ貝のワタ、ししゃもの雄がとても美味かった。そして明るく温かいもてなしといい、良心的な価格といい、カウンターや柱の深い艶など落ち着いた店内といい、釧路の炉端焼き万歳と言いたくなるような店だった。特に一人で入ってゆっくり飲める雰囲気は実に良かった。
炉ばた しらかば
0154-22-6686
北海道釧路市栄町2-3
17:30~0:00
日祝休
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かつては全国に千を超す店舗のレシート収集という大事業に挑んでいたが、それもポスシステム及び感熱紙レシートの導入、そして何より各店舗の没個性化、画一化が急速に進行していく中でその情熱も急速に失われ、今やモス趣味といっても古く味のある店舗、旧式の看板が残る店舗を訪ね歩くことくらいになってしまった。
(本当に、かつてはそれぞれの店舗の写真を撮るだけでもわくわくしたものだがorz)
では古く味のある店舗や旧式看板を掲げる店舗をどうやって知るかというと、一つは自分の記憶、もう一つはモスのHPの店舗情報が頼りだ。だから、HP上で既に緑モス化している店舗には基本的には注意は払わない。ところがそこに落とし穴があることを知った。それが北見店だ。
店舗自体はこれといった特徴の無い普通の緑モスだが、モスの入っているビルが凄かった。
最上階に巨大な赤看板。赤いとかどうとかよりも、大きさに驚く。そしてその下の、ビルの3~5階部分を一杯に使った縦書きの看板が素晴らしい。何だか昭和のデパートのような雰囲気だし、なんといってもこれこそが失われつつある店舗毎の個性というやつだ。こんな看板は他に見たことが無い。個性的であるだけでなく、規模が大きくかなり金がかかっていることにも拍手したい。そして一番下の緑モスマークのやつは後から追加されたものだろうか。泣かせる。
さらにビルの壁面にもロゴマークと座席の案内が描かれている。秀逸。
久し振りにかつてのモス巡りのわくわくするような感覚を思い出させてくれた。しかし、このような個性的な外見のモスを発見するには、それこそ自分の記憶に無い限りは一軒一軒訪ね歩くほかない。どうしろというのだ(苦笑)
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店舗自体はこれといった特徴の無い普通の緑モスだが、モスの入っているビルが凄かった。
最上階に巨大な赤看板。赤いとかどうとかよりも、大きさに驚く。そしてその下の、ビルの3~5階部分を一杯に使った縦書きの看板が素晴らしい。何だか昭和のデパートのような雰囲気だし、なんといってもこれこそが失われつつある店舗毎の個性というやつだ。こんな看板は他に見たことが無い。個性的であるだけでなく、規模が大きくかなり金がかかっていることにも拍手したい。そして一番下の緑モスマークのやつは後から追加されたものだろうか。泣かせる。
さらにビルの壁面にもロゴマークと座席の案内が描かれている。秀逸。
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おはようございます。10時まで寝てしまった。
●今日必ずやらねばならない事
洗濯
布団を干す
次の活動の旅程を組む(列車の本数が少なく乗り継ぎが大変なところについては必須)
●極力やりたい事
掃除(家中が埃と細かいゴミにまみれているorz)
旅程の細かい部分(宿の予約はやりたい…)
昨夜も書いたが、明日から六連勤。そしてそのまま夜発で活動に出る予定だ。だから、最後の日の朝に何を持ってどういう格好で出勤するのかまで考えて予め準備をしておかなければならない。
ところで天気は生憎の曇り空orz 晴れてくれないかな…
そしてあっという間に夜になりそうな悪寒
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心斎橋駅となんば駅の中間にあり、道頓堀や千日前界隈の繁華街まで歩いて十分少々。中途半端な感じがしなくもないが、歩くのが苦でない人なら逆にどこへでも行ける便利な立地である。
ホテルの設備や新しさ、きれいさは可も無く不可も無く、一般的なもの。値段はネット予約で5,500円だった。決して安くはないが、大阪のど真ん中ならこんなものか。もちろん周囲には何でもあり、一階にはファミリーマートが入っていて屋内で繋がっている。
このホテルの最大の特徴は大浴場だ。ここは温泉旅館か、と勘違いしそうなほどの凝りに凝った風呂が奢られている。ビジネスホテルの大浴場の中にはやたらに広いところとか最上階で眺めが良いところなどあるが、ここまで凝ったものは他に見たことがない。風呂好きならば話のネタに一度は泊まってみるのはいいかも知れない。
朝食はスカスカのパンとごくちょっとしたサラダというもので、残念ながらあって無いような貧相なものだった。
ドーミーイン心斎橋
大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目17-3
なんば駅、心斎橋駅、JR難波駅より徒歩10分、四ツ橋駅より徒歩6分
コンビニ、一階館内に併設
大浴場:有り、温泉旅館のよう
朝食:あって無いような貧相なもの
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