精霊の守り人: 気ままに日日の糧

精霊の守り人

精霊の守り人 第十七話 「水車燃ゆ」

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チャグムを殺そうとしていた側の人間が、問題が解決したからチャグムを引き渡せって言ってもなぁ。もう少し交渉の方法ってのがあるだろうに・・・。突然だったって事を割り引いたとしても、ちょっとね。自分が違うんだとしても、その前提で説得しないと流石に相手(バルサ)は信用しないでしょ。バルサがチャグムの命を守るために動いていたのは明らかなんだし。シュガって頭はいいし、できる男なんだけど、役人ぽい偉そうな感が強くて交渉には向いてないな。まあ、間が悪かったってのもあるけどね。

それにしてもトーヤは悔しいだろうなぁ。追っ手の中に棟梁がいたら、そりゃあ水車小屋がばれたのは自分のヘマだと思うわな。ただ、はっきり言って狩人はプロ中のプロだから仕方が無いよ。チームで動いているし、レベルが違いすぎる。それより、水車を燃やす一手が凄いね。確かにあの状況でバルサの行く先が分かる証拠(地図)を消しつつ、バルサに異常事態を知らせるにはあれしかないけど、命の危険―焼け死ぬか、狩人達に殺されるか―があるし、そもそも気づけるかどうか。いくらバルサでも、あれだけの敵が待ち構えている中に入ったら勝ち目はなかったし、この一手はほんと大きい。誇っていいね。

「この恩は一生忘れないよ」

ただまあ、連絡とる手段が無いから効果があったかどうか分からないからな~。トーヤはしばらく不安を抱えたまま暮らす事になるし、伝わらなくても感謝の言葉を口に出さずにはいられなかったバルサの気持ちがわかるなあ。

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精霊の守り人 第十六話 「ただひたすらに」

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ついに、シュガの執念が事態を大きく変えました。自分の命よりも使命を全うしようとする姿がカッコいいね。それとやっぱり、聖導師もシュガがやってる事を分かっていて泳がせていたんですね。政を取り仕切る人物としては、たぬきな感じで結構好きだな。しかも、星読みとしての自分の間違いをすぐに認めたのも潔くて結構見直したよ。まあ、シュガを見逃していたのは、碑文から新たな事実が分かるに越した事はないし、チャグムが生きていて尚且つ渇きの相とは関係ないとしたら・・・渇きの相を別な方法で何とかできるとしたら・・・もちろん彼は信じていたわけではないと思いますが、サグムの健康状態もどうなるか分からないし正に彼の台詞の通りわずかな望みとして見ていたからなんでしょうけどね。

あと、チャグム捜索時の狩人達が凄いな~。諜報部らしい活躍の描写がすっごい好み。いいね~。流石プロフェッショナルだぜ。ただ、ちょっと分からないのが、何でバルサを殺してチャグムを奪還する事になってるんだろ??バルサがチャグムの用心棒をしているのは分かっているのだし、交渉してからでも遅くは無いんじゃないかなぁ。なんでだろ。

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精霊の守り人 第十五話 「夭折」

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サグム・・・。不吉なタイトルだと思ったら案の定ですよ。しょんぼり。冒頭の表情も生気の無い雰囲気だったしなぁ。でも、サグムはシュガにああ言ってたけど、彼を助けようとする人たちも沢山いたと思うけどなあ。

チャグムが抱える精霊の卵は、チャグム自身に悪い影響を及ぼす物では無い様ですが、卵を狙うものによってチャグムの命を脅かされる事があるようです。これは、ナユグの世界での勢力争いに巻き込まれたと言う事なんでしょうが、精霊の卵を抹殺する事で水の精霊の力を削ごうとする者はやっぱり火の精霊なのかな~。トロガイを襲ったのは火の民だったし、水と火で相反する力って感じですしね。と言っても、どういう種族がいるかは知らないけど(笑)土とか風とかもいるのかな~。

シュガは様々な事実を碑文から知り、ついにチャグムの生存を確認するまでに至りました。うむ。おおきく話が動き出しそうですね~。

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精霊の守り人 第14話 「結び目」

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タンダは精神だけナユグへいったけど、トロガイは生身でいけるのかね。それとも結び目って場所だから行けたのかな?名前からすると、ナユグとサグの間にあるの場所らしいかけど、見た感じかなりナユグに近い場所っぽいですね。

それにしても今回は色々事実がはっきりしてきましたね~。チャグムが精霊の守り人になったのは、卵を守るためにだったんですね。確かに水の恵みを与えてくれているものだと知っていれば、一番安全だったろうに。建国時の安定の為に作られた物語と、200年の年月が事実を分からなくしてしまっていたんですね。それにしても、ナユグの情勢がサグに色々と影響を与えているみたいですけど、渇きの相もそれに関係しているのかなぁ。
一方、シュガも建国史の事実にたどり着いた様ですが、閉じ込められちゃいましたよ!!あの爺さんも、権威を守る事に対する執着というか保守的で怪しいからなぁ。分かってて閉じたのかねえ。

「冗談じゃないわ。わしはまだ人生の半分も生きてないんでぇ。こんな所で死んでたまるかい」

トロガイの生への執念は凄いな。つーかあんた幾つよ(笑)

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精霊の守り人 第十三話 「人でなく虎でなく」

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いやぁ、今回の戦いは今までと別な意味で凄かった!怒ったバルサは超怖ぇし。これだけ感情をあらわにして戦ったのは初めてですよね。相手を怒らすのも兵法の内だろから、カルボの策も間違ってはいないんだけど、何と言うか、藪をつついて虎を出した感じだったのがなんとも。まあ、彼にしてみたら本望だったんでしょうけどね。

バルサは、自分たちの因縁にセーナ達他人を巻き込んだカルボに強い怒りをあらわにし、最後に虎として彼を切ってしまうのですが、バルサの槍は彼の命ではなく別なものを切った様です。

「知らん。いや、忘れてしまった・・・」

セーナの問いにカルボは、呆けた様子で答えます。この時のカルボは既にバルサに対する執着も何もかも無くなっているかの様でした。
1回目に見たときは良く分からなかったのですが、何回か見ているうちに思い出した事があります。8話で登場した刀鍛冶が若い頃に打ったという業を断ち切る剣です。バルサが使っている槍も彼が打ったものでした。もしかすると、この槍を使っていたからこそ、また、殺さずの誓いを強く思っていたからこそ奇跡が起きたのかもしれませんね。

あ、そうそう、バルサが村の子におばさんって呼ばれてたのは、何かよかったなぁ。彼らからしたら仲のいい友達の、母ちゃんって感覚なんだろうけど、それだけ村の暮らしに馴染んでるって事なんでしょうね。

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精霊の守り人 第十二話 「夏至祭」

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まきを割るのって大変そう。やった事無いから良く分からないけど、自分は多分ちゃんと割れないな(笑)コツもなんだけど、まあそれが何とかなったとしても体力的に難しそう。絶対筋肉痛になるね。それにしても、祭は楽しそうだなぁ。チャグムも村の子達と仲良くなっているし、多少の制約はあるけど順調に暮らしているようで安心安心。

父親を馬鹿にされ、ロタ人の子、ヤーサンに勝負を挑むチャグムは無茶だけど、勝気な所はいいな。負けると分かっていても、引けない時がある。勿論、引かなければならない事もあるけど今回の事はね。バルサには止められたけど、勝負に行くチャグムは中々素敵ですよ。この時のバルサが母親らしくて良いんだよね~。

そんな訳で、チャグムはヤーサンと勝負をし勝利するのですが、ヤーサンは納得し無い様子。でも、卑怯というなら、体格的に明らかに優れているロタ人が対等な勝負をしていると思っている時点でどうなのかねぇなんて思ったよ。一方、すぐに負けを認めた親父は気持ちよかったね。ヤーサンも親父の様になれると良いな。しかし、バルサはやっぱり強かったけど、あれは目立っちゃったよねぇ。次回はこれが原因で一波乱ある様ですが・・・。さてさて。

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精霊の守り人 第十一話 「花酒をタンダに」

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今回もよかった~。タンダとバルサの絆を感じられたのがね。特にサヤが自分の体に戻った後、体に戻れないタンダとバルサのやり取りがとっても素敵です。2人とも相手を大切に思ってるんですよね。

さて、体に戻れないタンダはナユグを見ることになるのですが・・・。いや、すごいね~。山の様な亀や巨大なうなぎ。ちょっと行って見たいなぁ。

「もっと優しく出来ないのかよ」

遠慮をするような間柄ではないので、バルサもやるべき事をキッチリ出来るんでしょうね~。2人の表情が良いんですよまた。
帰り道、2人を見比べるチャグム。チャグムにとって、2人は今の暮らしにおける親とも言える人たちです。だから、そんな2人が仲良くしているととても嬉しいんでしょうね。2人とも優秀だしね~。素敵な両親を持ってチャグムも幸せです。

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精霊の守り人 第十話 「土と英雄」

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トーヤはチャグムの先生を引き受けたあと、チャグムに自分の事を兄貴って呼ばせるんですけど弟分が兄貴ぶってる感じで微笑ましいね(笑)
値引きの技は面白いね~。さすがずっと街に住んでいるトーヤですね。年齢的にも近いし、結構いい兄貴になれそう。

ところで・・・あのお菓子食べたい!おいしそう~。

さて、残り半分以上街中の賭場での話なんですが、やっぱ凄いな。もう、釘付けでしたよ。とても丁寧な描写に大満足。
特にチャグムの鋭い観察眼と分析能力、そして度胸には恐れ入りました。チャグムすげー。トーヤもすっかり格の違いを感じて、兄貴って呼んでるし(笑)

やっぱ、面白いわぁ。来週も楽しみ~。

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精霊の守り人 第九話 「渇きのシュガ」

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星の宮(星読み)って、初めはオカルト的な組織なのかなぁと思っていたんですが、今回のシュガの行動を見ていると結構科学的な部署みたいですねぇ。シュガは村人に話を聞いたり、土や川の水を調べたりしていましたが、その為の装備も揃っている様でしたし、彼独自の技術って訳でもなさそうです。星の宮は、恐らく、様々な調査や統計によって、将来を予測する事を目的とした組織なんだと思います。そんな科学的で先進的な組織があるからこそ、この国は繁栄しているのかもしれませんね。(まあ、今は若干オカルトに走ってるみたいですが、それだけ渇きの相を恐れているんでしょうね)

そういった前提で考えると、サグムが帝にチャグムの遺品集めを自分が行うと進言したのも、呪術的なオカルト、つまり非科学的な事を帝がやっていると噂されてしまうと、指導力などに様々な影響があるから(サグムの目的は別にありましたが)という事だったんでしょうね。

というわけで、サグム。カッコいいな。帝も含めて周りが呪術的な儀式にとらわれている中、そんな状況を嘆くのではなく、自分に出来る事を行うっている姿にとても好感度が上がりましたよ。シュガの目も開かせましたしね。体が弱そうなんでちょっと心配ですが。

後半のシュガの調査、タンダとの出会いは良かったな。モノを見て予測するには、沢山の情報、知識、あと経験が必要なんですね~。2人ともすごいなぁ。

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精霊の守り人 第八話 「刀鍛冶」

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やっぱり面白い。今回は派手な演出が有るわけじゃないのですが、ずっと画面に釘付けでしたよ。特に鍛冶屋が思慮深い一人物だったので、見ていて唸らせられましたね。

双方の話を聞くと言うのも凄いなと思いましたが、まったく動揺しない度胸にも彼の人生の重厚さを感じましたよ。
狩人の頭とジンが来たときに、刀は奥の部屋にあるといってジンに扉を開けさせようとしましたが、あれってやっぱりバルサを試したんですよねぇ。うーむ、すげぇ。

ところで、鍛冶屋が話していた24年前の人物ってバルサと関係があるのかなぁ。話が終わる頃のバルサの表情が気になってねぇ。

あと、頭のモンは気付いたのかどうかも気になるな~。何となく、何かを察しているような雰囲気はあるんですが…。

新しい槍を持って訓練するバルサとタンダ、チャグムのシーンは和みましたね~。饅頭みたいの食べてましたけど、お茶の飲み方がいいですね。鍛冶屋街でもそうでしたが、なにげない人の動きをきっちり描いてるのがいいんですよね~。素晴らしい。

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