グエムル-漢江の怪物-
THE HOST
【製作年度】2006年
【製作国】韓国
【監督】ポン・ジュノ
【出演】ソン・ガンホ/ピョン・ヒボン/パク・ヘイル/ペ・ドゥナ/コ・アソン/イ・ジェウン/キム・レハ
【イントロダクション】 by Amazon.co.jp
ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江。休日を河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物グエムルが現れた。河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で、次々と人が襲われカンドゥの愛娘ヒョンソがグエムルにさらわれたのだ!
【感想】
冒頭シーンが一番の盛り上がり!?
と思える程に、異様なモンスターの登場。逃げ惑う人間。そして、何度も広告で流されてたグエムルに背後から迫られる少女のシーン。なかなかの迫力と盛り上がりであります。
なんともいえない、怪物の姿。何?この生物?魚のようで足があり口は大きく、いきなり大暴れしては人間をさらっていく、なんとも気持ち悪いヤツ。でも、アジアで作られるモンスター物映画としては、怪物CGの出来栄えは良いんじゃないでしょうか!日本だと、こういう系統の怪物はちゃっちいのしか作れないですしね。
話としては平凡で冒頭のインパクトが強く、中盤から後半は冒頭ほどの盛り上がりはないのだが、コメディータッチに描かれた、ごく一般的な家族模様が面白い。カンドゥの娘ヒョンソがモンスターにさらわれ、生きていると分かった瞬間に、バラバラだったカンドゥの家族が一致団結。いかに怪物をみつけ、倒すかの様子が描かれています。
ろくに働くことが出来ず、寝てばっかりの駄目親父のカンドゥが娘のためにたくましく戦っていく姿、そしてなんといっても、モンスターに殺されてしまいましたが、一家を最後まで信じたたおじいさんの力が団結をまとめあげた。
その一家を演ずるは、韓国の実力派の役者達。中でも、やはりカンドゥ役のソン・ガンホは何を演じさせても存在感抜群で、本作も彼があってこそでした。冒頭のお間抜けな感じから、モンスターと戦うことによって、強くなっていく父親が見事に演じられています。
CMとかの広告をみると、なんかつまらなそぅ(こういうアジア製作のモンスター映画についてくるイメージ)が第一印象ですが、意外にも楽しめる作品でありました。120分とモンスター系にしては長いので、もう少し短くしてさくっと観れると、もっと良かったですが。
【満足度】
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| モンスター | 00:01 | comments:8 | trackbacks:1 | TOP↑
まったく同じ感想ですよ。
それと、CMとかの広告を見て、つまらなそう…私もそう思って避けてました。
友達が面白かったって薦めてくれたので何年も後にやっと観た感じです。
お父さん役のソン・ガンホって有名な俳優さんなんですね、私よく分からなくて、ただわざとなんだろうけど、いい年してあの茶パツ、嫌だな~って思って見てました(笑)
| ダークアレッサ | 2012/05/03 05:07 | URL | ≫ EDIT