アバター
AVATAR
【製作年度】2009年
【製作国】アメリカ
【監督】ジェームズ・キャメロン
【出演】シガニー・ウィーバー/ゾーイ・サルダナ/サム・ワーシントン/スティーヴン・ラング/ミシェル・ロドリゲス/ジョヴァンニ・リビシ
【イントロダクション】 by eiga.com
22世紀、地球から遠く離れた惑星パンドラへとやってきた元海兵隊員ジェイクは、自らの分身となる“アバター”を操り、先住民ナヴィと交流するが、やがて鉱物資源を巡って勃発する人類とナヴィとの戦争に巻き込まれていく。
【感想】
巨匠、ジェームス・キャメロンが『タイタニック』以来、12年の沈黙を破り、満を持して出してきたSF超大作!構想14年、製作4年以上を掛け完成させた。3D映像ということで、注目も浴びていましたが、とりあえず2D映像で観てきました。
まず、一番の印象に残るのは、とてつもなく美しい映像です。森も動物も植物も空も戦いも、なんとも幻想的で大迫力の映像が次々と繰り広げられていきます。先住民ナヴィの表情や動きも見事で凄い技術です。この映像には圧倒されます。3Dで観た方が良かったかなと、ちと後悔・・・。夢で描いた世界が、そのまま映像になったという感じです。
さて、肝心のストーリーですが、いまいち私はのめりこめなかった。
まず3時間弱という長丁場で、前置きが長い・・・。どこからともなく、劇場の後ろからはいびきが聞こえてくるほど・・・。面白くなっていくのは、後半1時間くらいでしょうか?さらに、先住民ナヴィの姿が好きになれなかったので、感情移入ができませんでした。
テーマは、人間の欲望。お金儲けのために、綺麗な自然、原住民の土地を奪っていきます。これまで、地球から自然を奪ってきた人間は、奪うものがなくなると、他の星へと手を伸ばし、同じ過ちを繰り返す。何千年とかけて育んできた美しい自然を、ものの数時間で破壊していく人間の様子はとても悲しく映ります。でも、現実にこれが人間が今までとってきた姿なんですよね・・・。
ただ、ひねくれものの私はこういう自然破壊をテーマにした娯楽映画があまり好きではありません。人間の醜い欲望をテーマにし、面白おかしく作って、お金儲けしている作品と見えてしまう、心がすさんだ人間です(笑)。特に、この映画は、主人公は最初原住民を侵略するために村に入ったのですが、村になじんだということだけで、ひょっこり原住民の一員となり人間と戦っていくというなんとも臭い展開が、好きになれない。「あいつら(人間)を許さないー」みたいな、彼の一言を叫ぶシーンがあるのですが、それを聞いてシラケェー ( ̄ヘ ̄)ウーン
ま、とにかく『2012』を観たときもそうですが、今の映像の技術に脱帽するばかりでした。
【満足度】
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| こわくない映画 | 18:43 | comments:10 | trackbacks:2 | TOP↑
「アバター」みたんですね!!
ボクはまだデス~
何やら3Dはかなり目が疲れるらしいですね。
近々鑑賞シマス!
| クリコ | 2010/01/04 19:01 | URL |