
天王寺動物園にやってきたウンピョウのフーシ君のあくびです。
すごい犬歯ですね。ウンピョウさんの犬歯はネコ科の中でもっとも長いそうですよ。
新しい環境に徐々に慣れてもらうため、2月6日に訪問した時には、放飼場とお部屋の間が開放されていたのですが、怖いのか寒いのか、フーシ君は部屋の中にこもったままでした。飼育員さんがちょっと挑発されたとき一瞬顔を出した様子を
chiroさんが紹介されています。
続けて2月7日に訪問した時には、放飼場に置かれたエサの肉を食べに出たときに、飼育員さんがお部屋との間の戸を閉めてしまい、部屋に戻れなくなってしまいました。スパルタですねー
とても用心深く、お部屋の入り口と戸の間のすごく狭いところに身を隠して、陰から外の様子をうかがっていました。寒い日なので細かくふるえていました。
粘ってじっと見ていると、少し首を伸ばしてまわりの様子を観察し始めました。
さらに粘ってみていると、お部屋の入口から半径50cmくらいの範囲で、外に出て様子をうかがって、また入口の隙間に戻るというのを繰り返していました。おかげで全身の美しい姿を見ることができました。
神秘的な雰囲気です。
すこしづつ慣れていってくれるよう、驚かさずに静かに見守ってあげたいですね。
(2009年2月7日撮影)