WRAY OPTICAL 「WRAYFLEX Ia」
04 11, 2020Posted inレイ・オプチカル
イギリスのカメラメーカーってパッとした会社は少ないですね^^;
今回、ご紹介するのは、そんなイギリスで作られた一眼レフカメラ「レイフレックス Ia」♪
製造台数は約1600台で現存数が少なく、とても珍しいカメラです。
「WRAY OPTICAL WORKS」というイギリスのロンドンにあったメーカーで、
もともと写真用レンズを製造していたようです。
設立は1850年ですので、結構老舗だったんですねw
デザインは、とてもスラっとしていて美しいです。。。
軍艦部はスッキリ纏まっていて、ペンタ部の出っ張りもあまりありません。
金属部は決め細やかなマット仕上げになっていて気品すら感じます^^
本体は分厚く、若干、逆三角形になっています。
このカメラを使用するにあたって、まず悩むのが裏蓋の開放w
何処かにスイッチかクランクかにロック解除があるのですが。。。どこ!?w
はい。試行錯誤の末、回答が見つかりましたw
両サイドに付いている耳のような出っ張り。
これを上下にスライド事で、裏蓋が本体から脱着できる仕組みでした^^;
フィルムをセットして、撮影へっ☆
春先の京都での撮影です^^
題名:駅ビル
あー。オーバー気味ですね><;また、いつもの病気が。。。ww
このカメラを使用するにあたって、次に悩むのがファインダーw
ファインダーを覗くと中心に○が。ちょうどルーペのような役割をして、その部分が拡大されています。
これが、またチッチャイw
ピントを合わせるのが一苦労です^^;
ピントのズレが多かったですねw
さて!いざ、構図を決めるのですが、、、、、ありゃりゃ?
上下は普通なんですが、左右が逆!?w
そうなんです。ペンタプリズムではなくて、鏡の張り合わせなんですね。
どうりでペンタ部がへっこんでる訳ですw
二眼レフの時のように、頭の中が混乱しながら構図を決めて撮影w
題名:「幻の新撰組屯所」
不動明王院といって、京都駅近くにあるんです。
私も、ここはノーマークだったので初めてきましたw
実際、幻の屯所は「不動堂村」にあったことから、この周辺では?
って事らしいです。
設定が旨くいくと、綺麗に撮れますねー^^☆
元々、レンズメーカーだっただけあります♪
今回、付属しているレンズは「WRAY LONDON UNILUX f2.8 50mm」という小口径のレンズ。
絞りを絞ると、ファインダー全体も一緒に暗くなって見づらいですが、
大体の固体に付属している口径が大きめのレンズでしたら、たぶん支障なく撮れると思いますよ^^
題名:「交差点に咲く花」
京都をずーっと北上していきます^^
てくてく歩いていると、、、ジョンとヨーコが!
題名:「ジョンとヨーコ」
美容院のポスターでしたっw
このカメラを使用するにあたって、次の次に悩むのが巻き上げw
さて、巻き上げは、何処でするでしょう?w
このカメラ、底に巻き上げクランクが付いているのです!w
撮影する毎に、底を横倒しにしてクランクを巻き上げてあげます^^
これが、ぜんまい式のオートマチックだったら、めちゃいいですねww
周辺をぷらぷら歩いていると、綺麗な建築物が。。。
学生さんがいっぱい!
どうやら、何処かの大学のようです。
わー。。。観てみたいなぁ。。。
ってな訳で、管理事務所へ行って、
「すいませーん!ちょっと建物が気になって覗いたのですが。。。」
と許可を頂きにw
「どーぞどーぞっ^^」
以外にすんなり撮影させてもらえましたww
題名:「学び舎の片隅」
なんか、ドラマか映画に出てきそうなキャンパス内でした。。。
白塗りの和洋折衷の建物が美しい。。。
今回の「WRAYFLEX Ia」いかがでしたか?
なかなかアツカイにくいカメラなんですが、
その貴重さはもちろんの事、イギリスらしさが際立つ美しいフォルム、丁寧な仕上げには魅力を感じますよっ^^
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No.62
WRAY OPTICAL WORKS
WRAYFLEX Ia
(1954)
LENS:WRAY LONDON UNILUX f2.8 50mm
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