茶色の小瓶、シング・シング・シング、イン・ザ・ムード、次々演奏されるビッグバンドの音色にしばし酔いしれました。子供の頃、9歳年上の長兄がスィングジャズが好きで家で良くかかっていたレコードで聴いた曲です。現代の若者(ずいぶん年寄りじみた表現!!)も、今でもグレン・ミラーやベニーグッドマンの音楽を愛して演奏を続けていることに、なぜか感激しちゃった。
中央左のベイシスト、顔がぼけてしまっているのが残念ですが、いい子だったのよ。ベイスの太い弦を自由奔放に操り、金管楽器の炸裂音をぐっと下から支えるというか完全にリードして作り上げていました。最後のステージでは上着もかなぐり捨て、イントロのベースソロにがんばっていました。もちろん会場は大拍手!!
ちょっと追っかけおばさん風になってしまったけど、けなげにあまり主流でないスィングジャズの伝統を守っている彼らに興奮のひとときをもらいました。(2009.7.25 茅ヶ崎文化会館小ホール)
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