2020年10月 - 河口信雄の取材日記

河口信雄の取材日記

遠い国からご近所まで、旅と写真とB級グルメ。

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九州の紅葉、くじゅう連山と阿蘇 

前回の更新から一週間あまり。
くじゅうから阿蘇経由、島原半島まで撮ってきました。

10月22に日、まずは久住山を目指しました。

このくじゅう、久住町と九重町で字が違い
連山として表す場合のはひらがなで「くじゅう連山」とすることが
多いようです。
基本的に九重町側は「九重」久住町側は「久住」
と書くみたいですが、正直よく理解していません。
現地で書くブログ、間違ってても流してください(^_^;

さて久住山(単体の山はこの字でよい模様)です。
前日、牧ノ戸峠から見た限り赤が綺麗!!

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期待が高まります。

前の夜から登山口の牧ノ戸峠に車中泊。
早寝しましたが早朝から外がかなり騒がしい。
ちょうど起きる時刻だったので出てみたら驚いた!!
まだ5時前なのにかなり広い駐車場満車!!
さすが晴天予報の土曜日、泊まり込んで良かった。
でも・・曇ってるぞ・・雲海っぽくもない。

少し様子見て、まあ行って見るか・・と言うわけで登り始めました。

視界ゼロ(T.T)
黙々と登るのみ、登山者多い。
ルートは整備されてる。
そのせいかあっけなく久住別れと言われる
トイレのあるポイントに到着。
ここからはいろんな山に向かってルートが延びていますが
私は久住山を目指します。

風が強い・・そして寒い・・
少し登ったらなんと霧氷!!

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正直驚いた!!!
一応防寒はしっかりしてきたので問題は無い。
でも暴風と表現したいほどの強風。
頂上もあっけなく着いたのですが立っていられないほど。
真面目に這って移動してる人もいた。

しかし写真撮らねば・・天気図からいって今日は晴れるはず。
岩陰で休んでるうちに日が差してきた!!
あとはあっという間。

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霧氷と三俣岳。
思ってたのと違うけど撮れたから良いか?

実は暴風はやまず三脚が立てられない状態。
とにかくすぐに持っていかれそうなんです。
撮影は岩陰にバッグなどを置いて手持ちで。
正直手持ちの方がぶれなさそう・・こんなの初めてだ。
もちろん感度上げ上げで写ってること優先。
手振れが心配でしたが、なんとか止まっていました。

さて下山。
お昼前後の光線で撮りたい場所があったので
ゆっくりできません。
朝は視界ゼロに付き確認できなかったのが残念。

少し降りたあたりは紅葉も綺麗。
星生山麓の紅葉。

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そして狙っていた沓掛山からの展望。

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星生山はまずまず。
沓掛山は遅かったですね(汗)

でもここに限らないのですが
九種の紅葉、残ってる部分はまずまずですが
完全に落ちちゃってる木が多すぎる。
台風の影響なんですかね?
やる気がちょっと下降。

翌日は阿蘇。
大観峰から雲海狙ってみましたがあまり出ず。
うっすらと天の川。

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そのまま阿蘇山上に登り草千里。
ここは条件良かったです。

二つの池があるのですが
秋は手前の池が涸れちゃってることが多い。
今回は両方とも適度に水をたたえ
中岳の噴煙も良い感じ。
ただ風があって水面がなかなか止まらない。
時間ばっかり消費しましたがなんとか粘り勝ち。

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まあ良いでしょう。
山を下り熊本地震の震災遺構、立野大橋。

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地震の影響で崩落、尊い命が失われました。
被害を忘れないためにこのままの形での保存が決まったそうです。
このほかにもいくつか震災遺構が残っています。
なんとなく東北の印象が強すぎて熊本でも震災遺構があるの?
って感じだったのが改まりました。
明日は我が身・・日頃の備えを大切にしなければ・・

長くなったので島原半島はまた次回です。


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北陸から山陰、九州へ 

久々のブログ更新です。


立山を出てからは北陸山陰と

ひたすら日本海沿いに西へ。

この期間天気予報はずっと曇り。

しかし、じつはずっと晴れるというわけわからん

事態に襲われました(笑)


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山中温泉、このころはまだですね。


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舞鶴、赤レンガ倉庫。

曇り予報でノンビリ寝てたら快晴で驚愕!!

いそいで移動して撮りました。


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鳥取のコナンロード。

名探偵コナンの作者、青山 剛昌の出身地。

天気悪いと思って鳥取砂丘パスしてきたのですが(^_^;


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松江、宍道湖、嫁ヶ島

綺麗な夕日。


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角島大橋。

あっこの日は天気予報も晴れでした。


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そして曇り予報の下関赤間神宮。


九州入ってからはだいたい予報通り。


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平尾台のキス岩、予報通り快晴!!


昨日の予報は晴れのち曇り。


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大分県玖珠町、豊後森機関庫。


今朝の天気は予報通り雨。


そんなわけで、ゆっくり休めず

疲れのたまる毎日。


そして、これからの予報は怒濤の晴れラッシュ。

徐々に冷え込み九州の紅葉も目の前。

休めるのは今日だけかな?

ゆっくりしておこう。

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立山黒部アルペンルート、二兎を追うものは・・ 

昨日は立山黒部アルペンルートに挑戦。
ちょっと予報は怪しかったのですが
週間予報を見るにチャンスは一日だけ。
このルートちょっと・・いやかなり高いので迷いましたが
行かなくて後悔するなら行って後悔しろ
が私のモットーです。

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上から片道大人、子供 往復大人、子供の料金
この日は室堂が目的地なので4980円、全線乗ると1万円超えます。

さて、この日の始発は7時40分、
6時頃切符売り場を覗くとすでに行列!!
とりあえず切符を確保するか?

ともう一つ旅行案内所前にも短い行列が
聞いてみるとGoToで安くチケットが買えるとのこと!!
いくらになるかというと大観峰まで8240円が4900円に
おまけに地域振興クーポン1000円分と上で使える300円のクーポン付き
単純に室堂往復でも基が取れる!!
ただし現金払いのみで先着100名のみ、でも間に合ってGet!!
これが罠だとも知らずに・・・

ちなみに7時半の切符売り場です、もうGoToは売り切れてました。

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ケーブルカーとバスを乗り継ぎ室堂へ。
途中見ると紅葉綺麗だ!!
わりと興奮!!ただし天気が・・一応お昼頃晴れる予報なので
お散歩して待機。

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もう少し時間かかるかな?せっかくだから大観峰に行ってこよう。
日本唯一となってしまったトロリーバスでトンネル抜けてすぐ。
でも・・これが間違いの基でした・・

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紅葉はわりと良い!!
でも長野側の山が雲被ってる、しかたないアップだ。

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しばしここで撮影、徐々に条件良くなってくる。
そして振り向くと・・

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なかなかの色づき。
しかし待てよ?この山は立山。
つまり室堂でバックになる山、抜けてるじゃないか!!

ここで迷う。
このまま大観峰で条件良くなるまで待つか?
それとも室堂に引き返して予定の場所撮るか??
結果、少しあと一本撮って引き返すことに。
またトロリーバスの写真など撮りながら室堂着くと

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おお、前とはまったく違う天気!!間に合った!!

ここで第一の失敗。
トロリーバスの駅、暗いんですよ。
で設定変えてたのですが興奮して直し忘れた(T.T)
簡単に言うと開放で撮ってしまった。
山までピント来てません・・

まあそれはいい。
小走りでみくりが池へ、ここが今回のメインと思っていました。
山の天気は変わりやすい・・あっという間にガスの中。

実は今回知り合いのカメラマンに会ったのですが
後で聞くと私がトンネルの中にいる時がベストだった模様。
結局、少しでもガスの手前のみどりが池で待機。
ともかくワンカットでも撮りたい。
待つこと二時間、なんとか撮れたのがこれ。

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さて、ここままあ良し。
みくりが池で粘ろう。
さらに二時間、
この間ガスに巻かれたり一瞬見えてたりの連続。
ふざけんじゃねーぞって天気。
結局、ここまで。

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立山の主峰、雄山は雲の中・・
あーぁ、大観峰なんて行ってなければ・・(T.T)
いやGoToチケットなんて買ってなければ・・
やはり二兎を追ってはいけませんね。

室堂からの終バスは16時半。
ここから20分ぐらいかかるので15時半で撤収。
完全に雲に覆われて、もう山が見える気配がなかったんですよ。

結局16時のバスで帰ったのですが驚いた!!
この10分で雲が消えてる!!
三枚上の写真並みの空だ!!!

バスから降ろせと言うわけにも行かず
紅葉最盛期の弥陀ヶ原を横目で見ながら帰りました。

ずっと室堂にいたら満足して戻れたんだろうなぁ・・
まあ、こんなものです(T.T)


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八方尾根トレッキング、八方池へ 

今回前半戦のハイライト
八方尾根の八方池トレッキング記です。

実は紅葉、まだ少し早そうで迷ったんですよ。
まあいいや、無駄になっても良い運動になる(笑)
と10月2日に決行!!

もちろん日の出も撮りたいので
リフトなんか使わない。
麓から・・とまではいかず黒菱ラインを車で上がり
カフェテリア黒菱からの登山。

出発は4時の予定、途中の八方池山荘で日の出を撮るつもりです。
でも色々手間取って4時半出発になってしまいました。
初めはスキー場の中の車道をひたすら登る。
車が通れる道ですが本当に登れるのか?
すげー急だぞ!!キャタピラの作業車用かな?
でもいきなり絶景!!!
4時半出発で良かったかな?

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ひとつ目のリフト乗り継ぎ場所からは
山道に入ります。
ライトを持ってるとは言え夜の山道は恐い。
登山者も「いないことは無い」程度。
でも人の気配はあるので熊の心配は少なそう。

登り始めて1時間、八方池山荘付近で日の出。

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でもここじゃなかったな(^_^;
もう少し登ったところで撮れば良かった・・

実はここまではリフトとゴンドラで来られます。
つまり一般客でもここからは歩き。
コース的には初心者向け
整備された道を歩きます。
途中木道霜で真っ白!!
後ろの山は五竜岳です。

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八方池山荘から一時間弱。
黒菱からは二時間、ここにもトイレがあります。
登山の時は渋滞用の携帯トイレ持ち歩くのですが
使わずにすみそう、これは助かる。
トイレ前から五竜岳。
やはり紅葉早いのですが、部分的には色づいています。

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ここからはガレ場をひたすら登る。
リフトで来るとここが一番キツイかも。
(ちなみに私的には初めの車道が一番きつかったです)

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でも、こんな道は30分程度で終わります。
登り切ると白馬三山がバッチリ見えて八方池に到着!!

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実は風が出ちゃって
なかなか映らなかったんですよ。
でもそれほど大きな池じゃない
待ってるうちに時々止まって
白馬三山を水面に映してくれました。

まだ登山客はまばら。
もう少し待って登山客がらみも撮りたい。
実はまだリフトが動くまでかなりある。
ひたすら我慢・・してると寒いので池の周辺をトレッキング。

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やっぱり紅葉はもう少し後がピーク。
でも文句は言いません。
結局こんなに映ってくれたのですもの。
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時間は10時、登山客も増えましたが
雲も増えて来ました。
太陽が隠れるようになったので、これにて撤収。

帰りの登山道はところどころ渋滞するほどの人出。
もちろん登り方向がですがガレ場もあるので気を使う。
でも、やはり下りは楽・・でもないな。
膝が笑うまではないけど、けっこうキツイ。
下りだけでもリフトを使うか・・との誘惑に駆られましたが
ぐっと我慢して下まで歩きました(笑)

でも車に着いたら何もする気が起きない・・
食事したらしばらくぐったり・・
まったく・・体力落ちたもんだ。

休憩等入れないで登り二時間半、下り二時間ほど。
リフト使えば二時間から三時間ぐらいかな?
手軽に高山の雰囲気を味わえる
お勧めのコースです。

でも撮影するならリフトはダメですよ。
今日もスッキリ見えたのは朝だけ。
頑張って登りましょう!!
山荘に泊まるって言う裏技もありますけどね(^^)

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秋の取材 富士山と伊豆箱根、そして伊勢原で彼岸花 

9月28日
本格的な秋の取材に出発しました。
初めは裾野市の水ヶ塚公園
富士山の二合目ぐらいに当たるのかな?
真夏は涼しくて良いのでここで過ごすこと
けっこうあります。
秋は初めて、前夜の大雨で富士山も冠雪。

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ここからの富士山は宝永火口が間近に見えて
独特の迫力があります!!

山を下り御殿場あたりをちょこちょこ、そして箱根へ
もしかしたら仙石原のススキが撮れるかな?

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さすがに少し早かったけど
まあ、いいか?
ここまで来たら気になってたところ行って見よう。

西伊豆町の大田子海岸
夕日の町で売り出しています。
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さてここまで来て、ちょこっと家に帰る用事が・・
というかやっておきたいことがあり一旦帰宅。
伊豆からなら余裕の日帰り圏なんです。
一泊だけして9月30日に再出発。
落ち着かないことこの上ない。
せっかくだから近場で彼岸花。
伊勢原市日向薬師周辺は地元では有名なスポット。

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本当言うとちょっと遅かったのですが
まあ行きがけの駄賃。

すぐに北に向かい安曇野へ。
もちろん紅葉は早い・・閑話休題って感じです。
大王わさび農場で水車。

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水が綺麗だとそれだけで心をゆさぶります。

そして昨日、10月2日
前半のハイライト、八方尾根の八方池。

なのですが長くなったので次回に。
50半ば過ぎた身には、けっこうハードでした。
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