これを「年越し寒波」の一言で片づけてしまっていいのか、不安になるほど、大荒れの年始だった北海道。
自分は道東に帰省していましたが、3日~4日の予報が芳しくなかったことから急きょ繰り上げ、2日に札幌へ帰ったのですが、これがドンピシャ! 嵐の前のピーカンで、旭川から札幌まで真夏のような青空で、渋滞もほとんどなく、いつもの冬よりずっと早く到着することができました。
途中、遠軽経由から層雲峡経由に変更、これもドンピシャ! 珍しいほど穏やかな石北峠を越え、母なる石狩川の源流・冬の層雲峡の様子も少しですが見ることができました。
石狩川最上流でにあり、唯一の多目的ダム・大雪ダム(電力用ダムも上流に集中)を札幌方向に進んでいくと、渓谷の層雲峡・最大の見せ場である柱状節理を含む断崖絶壁が現れます。
Wikipediaによると、 層雲峡の断崖絶壁は、約3万年前の大雪山の噴火で堆積した溶結凝灰岩を、気が遠くなるほどの長い年月をかけて、石狩川が浸食したのだそう。
この切り立った断は約24㎞続きます。 さすが流路延長日本第3位の石狩川、スケールがデカ過ぎる。やりおるわい。
この断崖の尖端に佇むのは船越英一郎か、いずれにしろ美しくも勇壮、かつ若い流れの石狩川の姿が見られるのは、ここ大雪国立公園です。
道内でも指折りの厳寒地なので、断崖を落ちる滝も凍ってしまいます。 それを活用して行われるのが、層雲峡氷爆まつり。 今時期の層雲峡では、大河・石狩川の清んだ水を凍らせる準備が進んでいました。
夜になると七色にライトアップされ、幻想的な石狩川の世界に魅了されます。 開催期間:2013年1月19日(土)~3月31日
なんだか今年は、神がかった勘が冴えわたるような気がします(?)。 そんな気にさせるほど、冬の層雲峡は神々しい雰囲気に包まれていました。
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