北海道川原版 2013年01月
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ヌマチチブ

Author:ヌマチチブ
川は身近な自然であり、北海道の歴史を物語ります。
そんな北海道の川の素晴らしさを、わかりやすく、老婆心も交えつつ、お伝えしたいと思います。

間違ってる箇所も多々あると思いますので、よろしければ教えてくださるとうれしいです。
どうぞ、ごゆるりと・・・
………………………………………
ヌマチチブとは、日本中に広く分布する頭が大きくずんぐりしたハゼ科の魚。顔を中心に無数に斑点があるのが特徴。
いわゆる雑魚で、「釣った」と思った瞬間、ガッカリ感と笑いを誘う、憎いあんちきしょー!

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北海道川原版
北海道の川のイベント、施設、川魚、植物、アウトドアや歴史、自然写真。 川原から北海道をめぐる情報ブログです。
故・辻井達一先生のお別れ会
1月15日、世界的な湿地の権威で、日本人として初めてラムサール賞を受賞した、北海道環境財団理事長で環境省ラムサール条約湿地検討会座長であった辻井達一先生が旅立たれました。

精力的に活動されていたので、突然の訃報に驚くとともに、個人というより国規模の喪失感さえ感じています。

いくどかの講演等で、湿地がどれほど自然環境に、私たちの暮らしに役立っているのかを、とてもわかりやすくお話くださり、自分の「湿地開眼」となったほど感銘を受けたものです。
「釧路湿原は、夏は気温を下げ、冬は気温を上昇させる働きがある」
「水田も湿地と同じ働きを持つので、未来を見据えて保っていた方がいい」

・・・東京生まれの辻井先生が、学びの場を求めて北の大地に足を踏み入れ、当初は湿地を乾燥させて農地にする研究についたのが湿地とのファーストコンタクトだったそう。
その後、その研究地が国立公園に指定を受けたことから、本格的な湿地の研究へと邁進することになるとは、まったくもって人の運命とはわからないもの。

川の関係では、釧路湿原の川の蛇行の復元や石狩川と当別川合流点の自然再生等に取り組んでいらっしゃいましたが、自然再生は息の長い取り組み。自分も見届ける自信はありませんが、これからも意識的にみていきたいと思います。

なによりも、これほど偉大な方が北海道に縁あって来てくださり、これほど深く北海道の自然保全に携わってくださった奇跡に感謝するばかりです。

どうぞ、安らかにお眠りください。

故・辻井達一先生のお別れ会
日 時:平成25年2月1日(金) 13時00分~14時30分 (受付開始 12時00分)
場 所:京王プラザホテル札幌 2階 エミネンスホール(札幌市中央区北5条西7丁目2-1 電話 011-271-0111)

北海道の湿原北海道の湿原
(1982/07/25)
辻井達一

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CISEサイエンス・フェスティバルに集まれ!
「CISE(Community for Intermediation of Science Education)ネット」は、札幌周辺地域の自然系博物館や動物園、図書館などの教育施設が連携し、地域住民への実物科学教育を進めるネットワークです。

その事業の一つとして、1月26日(土)にCISEサイエンス・フェスティバルが開催されます。
場所は今時期なら、札幌都心部で一番人が集まる地下歩行空間!

ここになんと、恐竜のレプリカやヒグマの毛皮、そしてわれらが豊平川のサケ稚魚が札幌豊平川さけ科学館より出展されるそう~

晩秋に生まれ、春に川から海に向かうため、日々成長している元気なサケの赤ちゃんの可愛らしさったら、想像以上です。
また、さけ科学館ブログによると、CISEネットワークのサケワーキンググループから、出来立てホヤホヤのサケトランクキットが展示される模様。
どんなキットなのか、興味は募ります。

他にもいろいろな実物、標本にさわることができるので、家にこもりがちなこの時期、ぜひ大通りに繰り出して、大いなる自然・科学とたわむれてみてはいかがでしょ~


CISEサイエンス・フェスティバル
日時:2013年1月26日(土)10時~15時
場所:札幌駅前通り地下広場「北大通交差点広場(東)」
問い合わせ:北海道大学総合博物館 011-706-4704

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母なる豊平川のさっぽろの水を備蓄に
札幌の母なる川、豊平川上流の渓流でつくられた水道水から、塩素を除去してボトルに詰めて販売されている、札幌の水
さっぽろの水

味は、まろやかなボトルドウォーターで、そのまま飲んでも、温めても美味しい。

豊平川は100万人を超える大都市を流れる河川でありながら、支笏洞爺国立公園や国有林内を水源に、冬の降雪が自然のダムになってゆっくりと融けて川に流れ出すため、抜群の水質の良さと水不足知らず。

今時期の大雪と厳寒も、奇跡と呼ばれる水循環を成立させている一番の要素なのだから、がまんすることにしよう、、、

さて、このさっぽろの水を、災害対策の備蓄用に活用してもらおうと、札幌市水道局はさっぽろの水2L・6本入りを数量限定販売しました。

特典はなんと、リュックタイプの給水袋6L用!
災害時、水の持ち運びに大活躍すること間違いナシ!

・販売期間 平成25年1月17日~2月28日
・販売数量 1,000箱限定(なくなり次第、販売終了)
・販売価格 1,200円(税込、送料無料)
・賞味期限 平成26年10月26日
・配送エリア 札幌市内

<申し込み先>
水道局電話受付センター(電話のみ) 電話番号:011-211-7770
受付時間:8時30分~21時00分(土日祝日を含む)


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茨戸川のワカサギ釣り体験参加者募集
小学生高学年の子ども達とその保護者を対象に、石狩川の旧川・茨戸川で、北海道の冬レジャー・ワカサギ釣りを体験してもらうイベント。
茨戸川ワカサギ釣り自然体験募集チラシ
*画像をクリックすると別ウインドウが開きます

茨戸川は、むかしの石狩川の蛇行部分で、開拓時代からつづく川の漁場です。
冬は結氷することから、ワカサギ釣りの優良スポットとして、愛好家の色とりどりのカラフルなテントに彩られるほど。

また最近では、全国放送のバラエティ番組でワカサギ釣り対決がよく行われることなどから、若者や親子にも注目を集めています。

本イベントは、小学校3年生以上の子どもと親30名を対象に、ワカサギ釣りを中心に冬の茨戸川の世界を体験してもらうもの。
つりざお・エサ・ドリルを貸してもらえるほか、顕微鏡で雪の結晶を観察したり、かんじきをはいて散策することができる無料の体験イベントです。
また、茨戸川にある「川の博物館」を拠点にしているので、トイレ等の心配もありません。

対象にあてはまる親子の方、興味があれば参加してみてはいかがでしょう。


ワカサギ釣り自然体験 ~冬の河川環境を学ぼう~

日 時:平成25年1月26日(土)10時~12時
場 所:川の科学館(石狩市新港南1丁目28-24 )
行き方:バス→札幌中央バスターミナルから中央バス「石狩」行きで40分、「6線」下車、徒歩4分
    車→札幌北ICからおよそ20分
定 員:小学3年生以上の親子
服 装:外遊び用の暖かな防寒着
その他:・つりざお、エサ、ドリルは事務局が用意
    ・自家用車は「川の博物館」に駐車可能
    ・自然体験の様子を札幌開発建設部及び石狩川振興財団ホームページで公開
*悪天候の場合は27日(日)に延期
申し込み・問い合わせ:
 事務局:一般財団法人 石狩川振興財団
     http://ishikari.or.jp/
     電話/011-242-2242 FAX/011-242-2445

このイベントは申し込みが必要です。また定員に達した場合はご容赦ください。
くわしいことは、事務局まで。

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年明けの層雲峡
これを「年越し寒波」の一言で片づけてしまっていいのか、不安になるほど、大荒れの年始だった北海道。

自分は道東に帰省していましたが、3日~4日の予報が芳しくなかったことから急きょ繰り上げ、2日に札幌へ帰ったのですが、これがドンピシャ!
嵐の前のピーカンで、旭川から札幌まで真夏のような青空で、渋滞もほとんどなく、いつもの冬よりずっと早く到着することができました。

途中、遠軽経由から層雲峡経由に変更、これもドンピシャ!
珍しいほど穏やかな石北峠を越え、母なる石狩川の源流・冬の層雲峡の様子も少しですが見ることができました。

石狩川最上流でにあり、唯一の多目的ダム・大雪ダム(電力用ダムも上流に集中)を札幌方向に進んでいくと、渓谷の層雲峡・最大の見せ場である柱状節理を含む断崖絶壁が現れます。

Wikipediaによると、
層雲峡の断崖絶壁は、約3万年前の大雪山の噴火で堆積した溶結凝灰岩を、気が遠くなるほどの長い年月をかけて、石狩川が浸食したのだそう。
層雲峡の断崖絶壁2

この切り立った断は約24㎞続きます。
さすが流路延長日本第3位の石狩川、スケールがデカ過ぎる。やりおるわい。
層雲峡の断崖絶壁1
この断崖の尖端に佇むのは船越英一郎か、いずれにしろ美しくも勇壮、かつ若い流れの石狩川の姿が見られるのは、ここ大雪国立公園です。

道内でも指折りの厳寒地なので、断崖を落ちる滝も凍ってしまいます。
それを活用して行われるのが、層雲峡氷爆まつり
今時期の層雲峡では、大河・石狩川の清んだ水を凍らせる準備が進んでいました。
氷爆まつりに向け、石狩川の水を凍らす
夜になると七色にライトアップされ、幻想的な石狩川の世界に魅了されます。
開催期間:2013年1月19日(土)~3月31日


なんだか今年は、神がかった勘が冴えわたるような気がします(?)。
そんな気にさせるほど、冬の層雲峡は神々しい雰囲気に包まれていました。

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北海道川マップ

豊平川ガイドマップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)
石狩川ガイドマップ
(財団法人石狩川振興財団より)
天塩川マップ
(北海道開発局旭川開発建設部より)
釧路湿原周辺拡大地図
(北海道開発局釧路開発建設部より)
尻別川利用マップ
(北海道開発局小樽開発建設部より)
鵡川河口干潟の自然
(苫小牧地方環境監視センターより)
常呂川流域親水マップ
(北海道開発局網走開発建設部より)
網走川流域親水マップ
(北海道開発局網走開発建設部より)
空知川ガイドマップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)
幾春別川りばーマップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)
雨竜川りばーマップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)
砂川遊水地周辺マップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)

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