「想定外」「未曾有」という言葉が耳慣れてくるほど、東日本大震災の衝撃はあまりにも大きい。 そこに追い打ちをかけるわけではないけれど、今年は北海道に大きな被害をもたらした大水害、昭和56年洪水から30年目となる年です。
昭和56年8月、集中豪雨が初旬と下旬に2度起こり、上旬は石狩川が大氾濫し、下旬は豊平川上流で土砂災害が発生するなど、観測史上最大の雨量を記録したまさに未曾有の大水害でした。 現在、江別の千歳川と石狩川の合流点近くにある江別河川防災ステーションにて、昭和56年洪水写真展開催中!(8/12まで)
江別河川防災ステーション1F インフォメーションホール等 ( 江別市大川通6 国道12号線沿い 月曜休館日 )
地震、噴火、洪水・・・ 災害大国ニッポンでは、考えられる自然災害に対する備えを常日頃から心がけて暮さねばなりません。 また近年の地球温暖化が原因と考えられる集中豪雨は場所を選ばず、どこでも発生する可能性が高いのです。
そんな折、千歳市につり橋や展望台などの遊具やキャンプ場を備えた、水防訓練を体験できる画期的な施設がオープン!
その名は「防災の森」
この施設は、千歳市が防災学習交流施設「そなえーる」の中のCゾーンとして整備していた施設で、水害時の土のう積みなどの訓練ができる公園。 管理棟や多目的広場、一度に150人がキャンプ生活できる野営生活訓練広場、既存の林を利用したサバイバル広場、わき水を活用した河川災害訓練広場などで構成されています。
訓練は、野外での炊事やロープ・浮輪を使った水難者の救出方法、土のうの有効な積み方などを学べる内容。町内会単位などのグループを対象に募集するそうです。
防災の森を含む防災学習交流施設は、昨年4月に中核施設の防災学習交流センター「そなえーる」と、防災訓練広場を中心としたAゾーン、消火・救出体験広場のBゾーンがすでにオープンし、そなえーるでは、地震体験のほか避難体験などが実際にできる千歳の防災拠点!
実際に災害時の避難所としても使われるそう。 防災の森は、キャンプ場の利用が有料で、それ以外は無料。 宿泊者以外の利用時間は午前9時~午後5時。各種訓練は事前予約が必要。 訓練の予約、問い合わせは防災の森へ :0123-26-9993
防災学習交流施設 住 所:千歳市北信濃 電 話:0123-26-9991 開館時間:午前10時~午後9時(展示施設は午前10時~午後5時) 休館日:月曜日・毎月の最終火曜日・年末年始(月曜日及び毎月の最終火曜日が祝日の場合はその翌日が休館日) 入館料:無料(会議室等の利用は内容により有料)
テーマ:札幌/北海道の地域ネタ - ジャンル:地域情報
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