ゴールデンウィークは、和式と洋式の城郭を見に、道南に行きました。 なんせ、道内ではここにしかないわけですからね!
まずは松前町にある、日本で最後に建築された松前城(福山城)。 復元された三階建ての天守と、現存する本丸御門(向かって天守の右隣り)
よく、松前城は小さいと思ってる人がいるようですが、この三階建ての櫓はあくまでも天守であって、お城は敷地全体を差す要塞です。 当時は敷地の中心に、大きな本丸御殿が建てられていました。できれば本丸御殿も復元してくれれば、そのスケールがわかったと思うのですが。
そして、日本では二箇所しか存在しない、洋式城郭の五稜郭。 水堀は冬に結氷するので、製氷業が成り立っていたといいます。五稜郭の氷は良質で、ブランドだったそう。
現在はボートが浮かび、カモメが飛び交っています。堀に架けられた橋も風情があります。 五稜郭は広大で、上から見ないとその全景はわからない。だから五稜郭タワーに上って見てみました。
城郭は、施設の一つ一つに、攻守のあらゆる戦術がちりばめられていて、堀も大きな役割を担っています。 城攻めはまず外堀が埋められるので、堀にはさまざまな仕掛けが施されています。
ただ、平時における堀は、お城をとみに美しく気高く演出しつつ、潤いすら感じさせます。 まだ見頃ではなかったけれど、ここで見る桜は、さぞや格別なのでしょう。五稜郭などは、花見客で大変なにぎわいでした。
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