今週末の23日24日に、 北海道火山防災サミット実行委員会による、北海道火山防災サミット2008in十勝岳「十勝岳火山防災フォーラム」が開かれます。
この事業は、昨年から富良野圏で行ってきた火山防災イベントの集大成となるもので、道内各地の火山周辺にある自治体が集まり、これからの防災まちづくりを議論します。
北海道火山防災サミット2008in十勝岳 十勝岳火山防災フォーラム
1月23日(金) 13:00~ 全体会議 (道内の5火山協議会など22団体が防災活動の取り組みを発表、噴火警報の活用方法についてのパネルディスカッション「新たな情報噴火警報をどう活かす」)
1月24日(土) 10:00~ 「十勝岳を知る」 (和田恵治道教育大旭川校教授の記念講演、世界ジオパークの国内候補地に選ばれた洞爺湖有珠山ジオパークについて山中漠壮瞥町長らによる報告、サミット宣言)
いずれも入場無料
場所/プラザトミヤマ(上川管内上富良野町本町1-1-5) 問合わせ/上富良野町総務課総務班 0167-45-6400
さて十勝岳は、噴火の周期が30~40年といわれ、前回(1988年)の噴火が小規模で期間が短かったため、近い将来ふたたび噴火する可能性も指摘されています。
美瑛川に火山泥流が流れ込むと、中・下流部で川から溢れ、大きな被害を与える危険があるため、現在は砂防えん堤など防災施設の整備が進められると当時に、 ハザードマップを活用した避難訓練が積極的に行われるなど、日本の中で見本になるほど、防災意識の高い地域です。 洞爺湖周辺地域も、そうですね。 こういった地域の取り組みは、噴火災害だけでなく、あらゆる自然災害の参考事例になると思います。
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