北海道川原版 2009年01月
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ヌマチチブ

Author:ヌマチチブ
川は身近な自然であり、北海道の歴史を物語ります。
そんな北海道の川の素晴らしさを、わかりやすく、老婆心も交えつつ、お伝えしたいと思います。

間違ってる箇所も多々あると思いますので、よろしければ教えてくださるとうれしいです。
どうぞ、ごゆるりと・・・
………………………………………
ヌマチチブとは、日本中に広く分布する頭が大きくずんぐりしたハゼ科の魚。顔を中心に無数に斑点があるのが特徴。
いわゆる雑魚で、「釣った」と思った瞬間、ガッカリ感と笑いを誘う、憎いあんちきしょー!

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北海道川原版
北海道の川のイベント、施設、川魚、植物、アウトドアや歴史、自然写真。 川原から北海道をめぐる情報ブログです。
石狩川流域で進む水辺の保全と再生
かつて石狩平野は、そのほとんどが高位泥炭から成る、わが国最大の泥炭湿地帯でした(石狩泥炭地)
その名残りと言われるのが、ラムサール条約登録湿地・宮島沼で、現在、市民が中心になって、宮島沼の保全に関して画期的な取り組みを続け、発信しています。

そして壮大な年月をかけて泥炭層をつくり、石狩平野を形作ってきた石狩川は開拓のために大改修され、日本一とも言われた長さは約100kmも短縮されるほど直線化されました。同時に排水などで泥炭湿地は乾燥化されました。

今も、わが国有数の穀倉地帯の大動脈として働き続ける石狩川ですが、現在、下流の当別川合流点で、かつて広がっていた湿地帯と樹林帯を再生させる取り組みが始まり、かつての姿を取り戻すか否かが注目されています(石狩川下流当別地区自然再生

北海道人口の約48%が暮らす石狩川流域の、石狩川の自然再生は、開拓の歴史が浅く、当時の資料が残され、かつ現在も広大な自然を有する北海道だからできる事業とも言えるのではないでしょうか。
石狩川の自然再生は、日本はもとより、世界中から注目されています。

この石狩川自然再生など、石狩川流域の水辺の保全と再生の現状を学ぶミニフォーラムが、かつての石狩川の象徴である美唄市宮島沼で、世界湿地の日(2月2日)を記念して開催されます。


世界湿地の日 ミニフォーラム 石狩川流域で進む水辺の保全と再生

『宮島沼が50年後になくなる』って本当!?
今、急速に進む水辺環境の変化。 「上流から下流まで:私たちをつなぐ湿地」がテーマの世界湿地の日にあわせ、 石狩川流域で進む水辺の保全と再生に関する二つの事業をご紹介します。 かつて存在した、日本最大の泥炭湿原とも言われる「石狩湿原」の原風景は 取り戻せるのでしょうか?

<内 容>
講演① 当別川河口で進む「石狩川下流自然再生計画」
講演② 宮島沼を救え「国指定宮島沼鳥獣保護区保全事業」
・情報提供 田んぼがすごい「ふゆみずたんぼin宮島沼」
・討  論 石狩川流域の水辺の保全と再生~方向性と人々の関わり

2009年2月1日(日)13時~ 入場無料・申込不要
宮島沼水鳥・湿地センター(美唄市西美唄町大曲3区 TEL:0126-66-5066)

なお、猛吹雪など冬特有の天候で、当時は交通障害が起きる可能性もあり、その場合は中止されるそうです。直前の情報は、「宮島沼日記」(宮島沼の会)で確認するか、宮島沼水鳥・湿地センターに問い合わせてください。
http://blog.goo.ne.jp/miyajimanuma

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おたる水族館にサッポロカイギュウ!
水族館と言えば、夏のレジャースポットと思われがちですが、
ペンギンが宙を泳ぐようなアクアトンネルなど、デートスポットとしても注目され始めた、昨今は通年営業のところが多いですね。

さて、デートスポットになるかどうかはわかりませんが、
札幌近郊に住んでいたら一度は子どもとして、そして親として行った人も多いと思われる、北海道を代表する水族館のひとつ「おたる水族館」は、冬期特別営業を始めて5年目を迎えるそうです。

冬期特別営業で、昨年好評だったジェンツーペンギンの散歩は、今年度コースを延長します!
あのマイペースなヨチヨチ歩きを、さらに長く見る事ができるのです。
もしかしたら、腹滑りしちゃうかもしれません(イルカスタジアム前)

これだけじゃない。
モモイロペリカン4羽が館内ウオークします(本館一階)。でるか、モンローウォーク!
さらに、丑年にちなんだ特別展「水中のうっしっしっ!」という、魅惑的な展示も行う予定とか。

そしてそして、、、
冬期特別営業5年目を記念して、あの大発見を特別展示します!

豊平川上流の川床から発見された、世界最古の大型カイギュウ「サッポロカイギュウ」の骨格標本模型がお目見え!
なんと、正面ホールで、お迎えしてくださいます。

おたる水族館・冬季特別営業 1/31(土)~2/15(日)
10:00~16:00 (入館15:30まで)
水族館の舞台裏を見学するバックヤードツアーや、イルカのショー有

おたる水族館(小樽市祝津3丁目303 TEL:0134-33-1400)


古代から現代まで、海の生き物は、その時代の海の様子を伝えてくれますね。
冬も元気な海の動物達から、元気をもらえそうです。

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「サッポロカイギュウ」骨格標本模型を見た時の以前の日記;
世界が驚くサッポロカイギュウ展

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24日条件付で解禁予定
しのつ湖のワカサギ釣りが、条件付ながら、なんとか1月24日(土)に解禁予定となる事が発表されました。

しかしながら、氷の弱い部分があり、示された釣り場内での釣りとなり、例年設置されている「釣り小屋」は、当分の間は設置しないそうです。
また、氷の状況が悪くなった場合は、予告なく中止し、釣り場を立入禁止にすることがあります。

くわしい内容は、新篠津村のホームページ「わかさぎ釣り」

札幌は今週もプラスの気温がつづきましたが、来週は寒くなるようです。

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道の駅・流氷街道網走オープン
20日から流氷観光砕氷船「おーろら」の運航が始まりましたが、
今年から「おーろら号」は、1月16日にオープンした道の駅「流氷街道網走」から発着しています。

網走市の道の駅「流氷街道網走」は、網走川の最下流の、一般道道網走港線沿いに建てられ、おーろら号の待合スペースとして利用できるばかりか、
なんと無料の、足岩盤浴が入口付近にあるそう! 
流氷観光後に、思いっきり温まる事ができる、これはありがたい!!!
2階展望スペースは、絶好の流氷観察スポットになっています。

さらに海の幸と山の幸に恵まれた、オホーツクグルメも目玉の一つ。
「網走ザンギ丼」や「石焼きカレー」「キンキの釜飯」は軽食コーナーで。テイクアウトでは、網走の新しい特産品「オホーツクサーモンちゃんちゃん焼き饅頭」や「流氷ソフトクリーム」が楽しめるそう。

たしかシーズンになると、流氷街道網走が位置する網走川にも流氷が入り込みます。
流氷の町ならではの、川風景も楽しみの一つ。

さらに、これだけ施設が充実していると、オールシーズン利用できますね。
とにかく一刻も早く、足岩盤浴を体験したいものです。


道の駅・流氷街道網走 (網走市南3条東4丁目)
TEL.0152-67-5007 休館日:年末年始(12/30~1/5)
開館時間:9:00~18:30(観光案内所は9:00~18:00)

*この情報は、北海道開発局網走開発建設部の「網走管内の道の駅情報」から引用していますので、施設の詳細な問合わせには応じかねます。
http://www.ab.hkd.mlit.go.jp/douro/kannai/topics_abashiri.html

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十勝岳火山防災フォーラム
今週末の23日24日に、
北海道火山防災サミット実行委員会による、北海道火山防災サミット2008in十勝岳「十勝岳火山防災フォーラム」が開かれます。

この事業は、昨年から富良野圏で行ってきた火山防災イベントの集大成となるもので、道内各地の火山周辺にある自治体が集まり、これからの防災まちづくりを議論します。


北海道火山防災サミット2008in十勝岳 十勝岳火山防災フォーラム

1月23日(金) 13:00~
全体会議
(道内の5火山協議会など22団体が防災活動の取り組みを発表、噴火警報の活用方法についてのパネルディスカッション「新たな情報噴火警報をどう活かす」)

1月24日(土) 10:00~
「十勝岳を知る」
(和田恵治道教育大旭川校教授の記念講演、世界ジオパークの国内候補地に選ばれた洞爺湖有珠山ジオパークについて山中漠壮瞥町長らによる報告、サミット宣言)

いずれも入場無料

場所/プラザトミヤマ(上川管内上富良野町本町1-1-5)
問合わせ/上富良野町総務課総務班 0167-45-6400


さて十勝岳は、噴火の周期が30~40年といわれ、前回(1988年)の噴火が小規模で期間が短かったため、近い将来ふたたび噴火する可能性も指摘されています。

美瑛川に火山泥流が流れ込むと、中・下流部で川から溢れ、大きな被害を与える危険があるため、現在は砂防えん堤など防災施設の整備が進められると当時に、
ハザードマップを活用した避難訓練が積極的に行われるなど、日本の中で見本になるほど、防災意識の高い地域です。
洞爺湖周辺地域も、そうですね。
こういった地域の取り組みは、噴火災害だけでなく、あらゆる自然災害の参考事例になると思います。

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岩見沢で洪水ハザードマップ作成説明会
空知南部の岩見沢市はむかし水害常襲地帯で、昭和56年8月大洪水の際は降雨量400mmを記録し、大きな水害となりました。

洪水による被害を最小限に止めることを目的に、岩見沢市では、浸水危険区域、避難所、災害時の心得などを表した洪水ハザードマップを作成します。
作成にあたり、住民への説明会を以下の日程で実施します。

<岩見沢市・洪水ハザードマップ作成説明会>
1月19日(月曜日)  午後6時
幌向総合コミュニティセンターほっとかん・多目的ホール(幌向南1-1)
1月20日(火曜日)  午後6時
上幌向地区多目的研修会館(上幌向北1-4)
1月21日(水曜日)  午後6時
朝日コミュニティー交流センター(朝日町)
1月22日(木曜日)  午後6時
栗沢市民センター・大ホール(栗沢町北本町)
1月23日(金曜日)  午後6時
北村環境改善センター・多目的ホール(北村赤川)
1月26日(月曜日)  午後6時
まなみーる「文化センター」・音楽室(9西4)

★担当課係  住民安全安心対策室 住民安全安心対策係 電話 0126-23-4111(内線 427)


さて今は世界的に、堤防がきれる従来型の外水氾濫に加え、地球温暖化による天候変動を主な原因に、集中豪雨が多発しています。今まで経験した事がない、短時間の内水氾濫が多発する危険性が高いと言えるかもしれません。こういった水害への備えも、これからは必要ですね。

どんな災害でも、命を落とすような原因は、逃げ遅れが多いようです。
とくに水害では、独居老人が被害に遭う確率が高いですね。
この説明会はきっと、地域の防災力や助け合いについて考える機会になると思います。
岩見沢市民の方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。


北海道の洪水ハザードマップは、以下のURLで閲覧&ダウンロードできます。
http://www.gupi.jp/link/link-b/hazard-hokkaido.html

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朱鞠内湖は一部解禁
お待たせいたしました。
朱鞠内湖淡水漁業協同組合のブログ「朱鞠内湖の釣り情報」によると、
朱鞠内湖のワカサギ釣りは、10日から区域限定で解禁されます。

・前浜とひょうたん沢に限定(水道沢、カラス島周辺はいけない)

穴の間隔は50cm以上など、ワカサギ釣りを安全に楽しむためのルールがあるので、以下のURLで確認してください。
http://syumari.exblog.jp/10092964/

また、しのつ湖は1/10~12の三連休の間は解禁できないとのこと。
そればかりか解禁日自体が未定です。
しのつ湖がこういう状態なので、北村や南幌などの道央圏の釣り場も同じような状況かと思います。

夜から朝方にかけて、マイナス10度を下回る強烈なシバレがありますが、札幌などは日中はプラスの気温でシャーベット状の雪の箇所もあるほど。
結氷もそうですが、スキーなどのウィンタースポーツは、きれいなパウダースノーでは、できないですね。

地球温暖化による天候の変化で、北海道の冬が変化しているのを、身を以って感じるようになりました。
これにより、冬のレジャーも期間が短くなるなど、影響を受けますね。

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2009ワカサギ解禁遅れる!?
北海道の釣り好きの間では、新年=ワカサギ解禁という大きなイベントが待っているのですが、2009年は道東を除き、結氷が遅れているようです。

朱鞠内湖のワカサギ解禁日は、今週末の1月10日(土)を予定していますが、暖冬の影響で湖の氷は薄い状態だそうです。  
この状態では、解禁はできず、20日(火)前後にズレ込む可能性が。

また新篠津村のしのつ湖も、年末の時点で氷は固まらず、中旬の解禁を予定しているようです。
ちなみに18日(日)は、恒例の親子ワカサギ釣り大会がたっぷの湯で企画されています。それまでには凍ってほしいですね。

ちょうど今日は寒の入り。
全道的に真冬のシバレがつづくそうなので、朝晩のマイナス20度以下のシバレに期待しましょう~
がんばれ! シバレ~

北海道の場合、冬は1日の天候次第で湖面の状況が変わる事も充分あるので、情報をまめに収集してください。

朱鞠内湖の釣り情報 
たっぷの湯

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知床五湖の観光に規制
首相言うところの、100年に1度の「みぞうゆうぅ」な大不況。
そんな年の初めには、神様へのお願いも切実です。
元朝参り風景
さあ、2009年が明けましたね。
新年早々の、水辺に関する話題は、
知床五湖への遊歩道に制限が設けられる事が、正式に決まった事でしょうか。

北海道新聞より; 
知床五湖の自然守れ 遊歩道立ち入り制限 1日最大3000人

環境省や北海道、斜里町は、植生破壊などを防ぐため、2010年度から知床五湖の遊歩道の立ち入り人数に制限を設ける方針を固めました。
知床五湖では近年ヒグマの出没も多い事から、ヒグマの活動が活発になる時期など期間を3期に分けて、期間毎に人数を制限し、観光客ピーク時でも一日最大3,000人にするなど、「利用ルール」の概要も策定しました。

この制限に関しては、一方で観光業へのダメージも指摘されています。
過疎が進む北海道の町村。自然と観光(産業)との共生は、とてもむずかしい問題ですが、ここにこそ北海道の未来があると思います。

とりあえず、制限される最後の年になる本年に行こうと思ってる人は、自然に負荷がかからぬような見学を心がけてほしいものですね。
それが基本的なルール!

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北海道川マップ

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石狩川ガイドマップ
(財団法人石狩川振興財団より)
天塩川マップ
(北海道開発局旭川開発建設部より)
釧路湿原周辺拡大地図
(北海道開発局釧路開発建設部より)
尻別川利用マップ
(北海道開発局小樽開発建設部より)
鵡川河口干潟の自然
(苫小牧地方環境監視センターより)
常呂川流域親水マップ
(北海道開発局網走開発建設部より)
網走川流域親水マップ
(北海道開発局網走開発建設部より)
空知川ガイドマップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)
幾春別川りばーマップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)
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(北海道開発局石狩川開発建設部より)
砂川遊水地周辺マップ
(北海道開発局石狩川開発建設部より)

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