石狩川の河口から数えて4番目に架かる、北海道道139号江別奈井江線の石狩大橋。
石狩川をはさんで隣り合う、江別市と当別町の住民が請願して、大正9年にようやく架けられ、現在のように鉄製トラスで供用されたのは昭和51年からです。 以前は木製トラスでした。
大河石狩川は江別市あたりから、川と言うよりは湖のような川幅で、河口へと、ゆるりゆるりと壮大さに恐ろしさを伴なって流れて行きます。
そういった特徴もあってか、この石狩大橋は石狩川の防災の基準になっています(石狩大橋水位観測局)。 石狩川で洪水が発生した時、この地点で洪水を安全に流す事を基準に、上流の石狩川本川と支川の洪水調節(ダムや遊水地等)などを計画するそうです。 また洪水時の水防活動をする上でも、石狩大橋地点の毎時間の水位が重要になります。
架け替えられてから月日が経っていますが、古さが逆に味になっていますね。 上流の美原大橋、下流の新石狩大橋と合わせて、石狩川を代表する美橋トリオと命名したいくらいですが、いかがでしょう~ なお、観測点のある緑町には、石狩大橋水天宮もあります。
石狩大橋水位局(江別市緑町558) 石狩大橋水天宮(江別市緑町東3丁目)
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