北海道川原版 川の温泉
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ヌマチチブ

Author:ヌマチチブ
川は身近な自然であり、北海道の歴史を物語ります。
そんな北海道の川の素晴らしさを、わかりやすく、老婆心も交えつつ、お伝えしたいと思います。

間違ってる箇所も多々あると思いますので、よろしければ教えてくださるとうれしいです。
どうぞ、ごゆるりと・・・
………………………………………
ヌマチチブとは、日本中に広く分布する頭が大きくずんぐりしたハゼ科の魚。顔を中心に無数に斑点があるのが特徴。
いわゆる雑魚で、「釣った」と思った瞬間、ガッカリ感と笑いを誘う、憎いあんちきしょー!

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北海道川原版
北海道の川のイベント、施設、川魚、植物、アウトドアや歴史、自然写真。 川原から北海道をめぐる情報ブログです。
これぞ絶景!美幌峠と屈斜路湖
このブログでは、身近で気軽に遊ぶことができる自然をテーマに、あまり知られてない水辺を紹介していますが、、、

今回は飛び道具使っちゃいます!
やっぱり、たくさんの人に、この大自然を知ってほしいですからね。


道東というのは、北海道でも特殊な自然景観と環境を持っていると思います。
まず、森の形が鋭く、濃いと思いませんか? 針葉樹主体なのでしょうね。

網走・阿寒・釧路湿原、そして世界遺産の知床を含め、チャンピオン級の国立公園揃い踏み! 濃い、濃すぎるぜ!

その中で、阿寒国立公園屈斜路湖を今さらながら紹介します。
屈斜路湖を望む峠は、津別峠・藻琴峠がありますが、美幌峠からの景色があまりにも有名ですね。
美幌峠からの屈斜路湖


美幌峠は、想像してたものと違ってました。
もっと、こぉ~ 切り立った崖で、ヒグマがわんさかいそうな荒々しいところだと。

・・・ヒグマどころか、ハイジがユキちゃんと駆け回り、クララが歩き出しそな草原でした。
美幌峠と屈斜路湖

空が近くて、天に手が届きそう~
美幌峠空

そして、眼下に広がる屈斜路湖の大きさと蒼さ!

コバルトブルーの屈斜路湖は、九州の阿蘇カルデラをしのぐ、日本で6番目、カルデラ湖としては日本最大です。
周囲57km、面積79.3平方km、最大深度117.5m

中心に浮かぶ中島は、淡水湖内では日本一大きい。
周囲12km、面積5.7km(資料によっては若干の誤差があります)

ごめんなさいねぇ~
行った時は、ここに載せるなんて思っていないので、ほとんどが子どもの写真ばかり。景色を捉えたものは携帯画像ばかりで。

・・・でも、あります!

■ 続きを読む。 ■
川の秘湯・湯の滝
本日、よろよろと自転車を運転するおじいちゃんから、

除夜の鐘ぐらい響くベルを、耳の近くで鳴らされました。

ゴォォォ―――ン・・・

最近の北海道、みんな真冬でも自転車に乗りますね。
携帯電話をいじりながら、
高いヒールをはきながら、
そしてお年寄りの、

自転車運転はくれぐれも注意してくださいね。
まだまだ滑りますから!

冬1

これは今冬降った、とても大きな雪の結晶です。
星か、こんぺいとうのようで、愛らしいでしょ!


本州では春一番がことのほか早く、梅の花も目にするようですが、
北海道は流氷が着岸するか、しないか、やきもきしてる真冬の候。

そんな北海道の冬の暮しに欠かせないのが、コレです。
冬3

北海道の一軒家の敷地内で、必ず目にする灯油タンク。
1~2ヶ月分ほどの(?)、灯油を溜めておきます。

冬2

道路が凍る朝は、粒上の石を播きます。
石の袋はこのように、道路の端に保管されています。

ここに、除雪用の通称“ママさんダンプ”が加われば、三種の神器というところでしょうか。。。



さて、寒い時は、やはり温泉ですよねぇ~
お待たせしました、やっと本題です。

北海道は日本の中でも、温泉が多い地域です。
活火山も日本の中では多いですし、先日紹介した定山渓のように、川底から湧く温泉もあります。

その中でも、北海道らしさ満点いえば――湯の滝ですね。

北海道では、カムイワッカ湯の滝が有名です。
知床国立公園内 カムイワッカ地区 (斜里町)

活火山・知床硫黄山の中腹から涌き出る温泉が川に流れ込み、川全体が流れる温泉のようになっています。
川の湯を登っていくというアウトドア感覚が全国的に大人気!
さっすが知床慕情です。


そして昨日、何気に北海道ローカルテレビを観ていたら、というか聴いていたら、鹿追町のピラの湯が紹介されてました。

いやぁー、初耳!福耳! こんな秘境あったのですねぇ~

町道然別峡峰越線を然別峡ダムへ向かう途中の、枝道から崖を降りていくと…
ピラの湯1

岩壁から湯が噴き出しています。もちろん無料の野湯です。
(画像、見づらくてごめんなさい。一応、岩からお湯が涌き出てます)


石で囲った露天風呂が作ってあります。
ピラの湯2

この素朴な露天風呂の横には、ユウヤンベツ川が流れていて、大自然の眺めが画面を通しても伝わりました。
(って、誰? この人?)

いいなぁ~~~ 憧れなんです! 川の中の温泉って!


然別湖を山一つ隔てた静寂な渓谷を「然別峡」と言うそうで、自然温泉郷~
含硼酸重曹食塩泉という全国でも珍しい泉質で、神経痛・リウマチ・胃腸病・婦人病等への効用があります。


では、然別峡の野湯をご紹介!

マクペカの湯
ペニチカの湯…高温で湯桁あり。バケツで川水を汲む。
メノコの湯…川を見渡す段丘岩盤上に湧く、湯桁あり。バケツで川の水を汲んでうすめる。
シリコトルの湯…渓流に面した傾斜岩盤中に湧く。天然の小凹みがあり露天風呂になる。
鹿見の湯


うっわぁ~ 
北海道、まさに温泉天国です。


でも、こういう野湯を目の前にして、入れるかどうか・・・
一応、女の子なんだもん。。。

十勝観光のひとつに、覚えておきたい絶景の秘湯です。
ちょうど3月31日(土)まで、然別湖では、『然別湖コタン2007』が開催中です。
豊平川の恵み・定山渓温泉
定山渓温泉は、支笏洞爺国立公園内にある、
札幌の奥座敷と呼ばれる温泉郷です。
定山渓温泉2

月見橋から豊平川上流を望む


温泉は豊平川の川底から湧き、両岸に温泉宿が広がる、まさに豊平川の恵みでできた湯の里です。


さて、定山渓温泉は、美泉定山という僧が発見したため、その名がつけられました。
定山坊

定山坊の像(定山源泉公園)。


定山は1866年(慶応2年)、小樽・朝里川から内陸に入り、現在の定山渓ホテル付近に、こんこんと湧き出る温泉を見つけました。
(朝里川温泉も風情ある良い温泉ですよねぇ)

湯治による祈祷を目指した定山は、開拓使判官に温泉開発を頼み込み、温泉経営に乗り出します。
でも、当時は山奥の交通不便な地。お客はそうそう来ない。
定山は、札幌や小樽へたく鉢に赴き、生計を立てていました。

そんな定山の最後とは、、、
正月用の門松の材料を取りに山に入ったまま、消息を絶った――

そう言い伝えられてきました。
すわっ、カッパの仕業か?

100年後、真実は明らかになります。

小樽の正法寺に定山の名が過去帳に記されてる事がわかったのです。
そこには、1877年11月4日に死亡したとされていました。

さて、定山が発見し、人生を賭けた温泉街は、1918年に鉄道が通ってから大きく発展します。

平成15年度には、日帰り客91万1千人、宿泊客152万8千人、計239万9千人が1年間に訪れる、日本有数の温泉地に成長しました。
定山渓温泉1

月見橋から下流を望む


そもそも、定山渓温泉の存在は古くからアイヌの人達に知られていました。
江戸時代には、探検家・松浦武四郎が旅行中に川の中に湧く温泉に入ったことを日記に書いています。

そんな定山渓温泉の泉質はナトリウム塩化物泉、効能は神経痛、胃腸病などです。


おまけ!
生みの親である定山をモチーフにした手作り和菓子
定山坊まんじゅう

「定山坊まんじゅう」ホテルミリオーネ限定品。

前の記事は、定山渓の河童伝説をまとめています↓

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