
早咲きの桜、安行桜で有名な川口市の密蔵院へ行って来ました。今年最初の桜追っかけで
す。今年は、4月中旬から下旬にかけて、OMシステムプラザクリエイティブウォールで個
展を開くため、その準備にちょっと忙しいこともあって、例年より短か目の追っかけになっ
てしまうかもしれません。22日(土)は、天候に恵まれ暖かい日よりになったこともあって、
密蔵院には多くの花見客が訪れていました。そして、安行桜はちょうど満開でした。桜の花
の下を歩くと、いよいよ春本番を実感できました。
ここ10年ほど、4月に行ってきた一本桜巡礼は、今年は中途半端になってしまう可能性が高
いですが、可能な限りは行いたいと思っています。ということで、スタートです。

雨が上がって、まだ水滴が蒸発する前に、ちょっとだけ玉ボケ遊びをやってみました。レ
ンズは、ZUIKO AUTO-MACRO90mmF2.0を使いました。角度によって虹色がでたりでな
かったり、右に左に角度を変えながら撮影しました。水滴の蒸発のスピードは。、非常に速
くて、ほどなく撮影は強制終了となりました。
雨が上がって、ほんの短い時間でしたが、とても楽しい時間でした。でもその撮影してい
る姿は、想像するとちょっと笑えるかも。一人でよかった。
カメラ内で、多重露出することもできますが、ソフトを使ってPCで合成した方がユーティ
リティが高いかなと感じ、最近色々試しています。今回アップした写真は、同じ被写体を普
通に撮影した1枚と同じアングルでピントを外して撮影した1枚を使って合成してみまし
た。カメラ内で合成したものを同時にアップすれば、違いがよくわかるとは思いますが、撮
影していませんので、今回はPCで合成したものだけになります。
散歩中に見つけた落椿ですが、水路に落ちていました。ぼかして撮影すると水面のキラキ
ラが玉ボケとなって、ちょっと良い感じでした。この2枚を合成したのが1枚目です。表現
手段としては、ありだと思います。いろいろ試してみたい。

スーパーで買った水栽培の豆苗ですが、食べた後、その根を庭の片隅に作られた菜園に植
えたところ、どんどん成長して、花をつけました。花は、普通のエンドウ豆と同じように見
えます。調べるとその豆も食べられるとのことなので、このまま栽培して最後はいただくこ
とにしました。そんな豆苗の生態が面白くて、花を撮影しました。撮影はレンズテストを兼
ねています。
と言っても新しくレンズを購入したわけではなく、フォーサーズマウントのレンズをマイ
クロフォーサーズで使うとき、マウントアダプターをつけますが、そのことによって、マイ
クロフォーサーズのテレコン=MC-14、MC-20=が使えるようになります。MC-14は、テス
ト済みで使えることはわかっていましたが、今回はMC-20を使ってみました。マスターレン
ズは、シグマ150mmF2.8で、300mmF5.6のマクロレンズとして使っています。豆苗以外に
咲き始めたスノーフレークやヒマラヤユキノシタなどの花をとってみました。データを確認
するとテレコンを使ったことは、Exifには反映されないようです。そして、MC-20を使う
と、画質的にはちょっと低下するようにみえますが、実用の範囲ではあると思います。

いつも使っている東武東上線志木駅ですが、東口へはあまり行かないのですが、たまたま
用事があって行ってみたら、ミモザが咲いている。通りかかった人の多くがスマホを向けて
撮影していました。私のバックには、30mmマクロレンズをつけたE-M1が入っていまし
た。やはり素通りできません。おもむろにカメラを出して仲間に入れてもらいました。スマ
ホじゃないのは自分だけ、やはりちょっと目立つらしく、スマホの人たちが遠慮がちになっ
てしまう。なので、できるだけ素早く撮影しました。ピントも構図も良い加減ですが、被写
体が良いからでしょう、なんとなく絵になってしまう感じです。
カメラはいつも持ち歩いています。いつ撮影の機会が訪れるかわかりません。自分が愛用
しているマイクロフォーサーズには小型単焦点レンズが揃っています。普段はパンケーキレ
ンズをつけていることが多いのですが、この日は、30mmマクロレンズを標準レンズ代わり
に持ち出しました。大正解でした。これから花のシーズン、このレンズの出番が増えそうで
す。