トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja- 「トランシルヴァニアの手仕事展」とワークショップ
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トランシルヴァニアへの扉 - Erdely kapuja-

古きよきヨーロッパの面影を残す、トランシルヴァニアへの扉をそっと開いてみませんか?

::自己紹介::

谷崎 聖子

Author:谷崎 聖子
1978年宮﨑生まれ。
大阪外大、ハンガリー語学科卒業。
ブダペスト大学で民俗学を専攻。
ルーマニア、トランシルヴァニアのフォークロアに惹かれて、セーケイ地方に移住、結婚。
三人の子育て中。

伝統手芸研究家。
トランシルヴァニアの文化、手しごとを広める活動をしています。主な著書「トランシルヴァニアの伝統刺繍 イーラーショシュ」、「カロタセグのきらめく伝統刺繍」。

東欧雑貨ICIRI PICIRIFOLK ART Transylvaniaのオーナー。

詳しくは、森の彼方-トランシルヴァニアへの扉をご覧ください。

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「トランシルヴァニアの手仕事展」とワークショップ

バハールの春日さまから10年ぶりに連絡を頂いたのは、

去年の暮れ頃だった。
ニットの雑誌「毛糸だま」に寄稿の依頼があり、
その際に東京から逗子へと引っ越しをされたとのこと、

そのきっかけになったのが昨年春の横須賀美術館での展示を見に行かれたことだったとの
不思議なご縁を感じた。
それから雑誌の記事のやり取りから、
いつか帰国した際にワークショップをしてほしいとのお誘いも受けた。

パンデミックが起こってから約3年ぶりに、ようやく海外からの渡航の規制が緩和されそうだ。
4月の下旬に航空券を購入して、すぐに春日さまに連絡、
響くような返事がすぐに着て、ワークショップや販売イベントが実現することになった。
しかし5月下旬に突然、フライトがキャンセルされたとの連絡がきた。
瞬時に頭の中が真っ白になり、旅行会社に問い合わせのメールを送りつつ、
それでも心配でそわそわと心が落ち着かず、
航空会社のページで調べている内に日程変更の問い合わせ先を見つけて、
藁をつかむような思いでメールをした。
もしもの時のために航空券を探してみたが、
4月の予約時の2~3倍の値段に跳ね上がっているのに愕然とした。
翌日には航空会社から航空券変更の連絡が届き、
今週中には出発の日が迫っている。

これまでは航空券さえ買えば、簡単に帰国できると思っていた。
ここ数年でさまざまな障害が起こり、
そんな中、遠い故国に帰ることができるという幸運を信じたい。


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トランシルヴァニアの手仕事 ワークショップ


トランシルヴァニア在住の伝統手芸研究家、
谷崎聖子さんをお迎えしてのワークショップを開催します。




7/6(水)10:00~ アーラパタク村の編みクロスステッチ

作るのは、編みクロスステッチのブックマークです。
布を長く用意していますので、ベルトを作ることもできます。



編みクロスステッチは、トランシルヴァニア地方全域でみられるテクニックです。
普通のクロスステッチより手間がかかる分、それだけ赤色が濃く見えるのが特徴です。
ぷっくりしていて、密度がある面白いクロスステッチです。
猫のラベルがかわいいルーマニア製の8番糸、クロスステッチ用の布と針、
刺繍リボン、というキットを谷崎さんが組んでくださいました♪



ベルトを作られる方は、ベルトを結ぶひもを刺繍リボンにしても素敵です。
布は78×10cmくらいで大きめをご用意しています。
何種類かの図案を載せて、見本のようなブックマークにしてもいいですし、
バッグの持ち手にしたり、ベルトにしたりしても素敵です。
谷崎さんは当日までにベルトに仕立てたものを作られるそうですので、
会場でご覧になってくださいね。

お申込みはこちらから。

7/8(金)10:00~ カロタセグのビーズ刺繍

作るのは、ビーズ刺繍の帽子飾り「ボクレータ」です。
ルーマニア、カロタセグ地方に伝わるビーズ刺繍で、
元々は女性から男性へ愛の贈り物として捧げられたものです。
ブローチとして、バッグやTシャツにも。
真夏の太陽の下、いきいきと輝きを増すことでしょう。



現地で使用されている材料を使って体験します。
8×8cmの土台、ヴィンテージ布を使用した裏布、ビーズ刺繍用針、ブローチピン、
各種ビーズがセットになっています。
柄はいくつかご用意しておきますので、会場でお選びいただけます。
花々がかぐわしく咲き乱れ、小鳥たちがさえずる、おとぎ話さながらのイメージで
色とりどりのビーズで平面を埋めていきましょう。

お申込みはこちらから。

7/9(土)10:00~ シク村のアウトライン刺繍
 

作るのは、アウトライン刺繍のポーチです。
トランシルヴァニアのセーク(シク)村に伝わる刺繍です。



まん丸なお花や葉っぱが、ぎっしりと密に固まった、そんな印象を受ける刺繍です。
セークの刺繍は、いかにも田舎らしい、その素朴で可愛らしい感じが特徴です。
太い糸を使うので針目はたっぷりと大きめに、表から一回、針を入れては、 

裏からまた通す・・・ただその繰り返し。
そのため時間がかかるのですが、その分だけ、
その刺繍には 丁寧さ、やさしさがしっかりと縫いこまれるのです。
イーラーショシュと同じ糸を使います。

お申込みはこちらから。

7/10(日)10:00~ カロタセグのイーラーショシュ

作るのは、写真1枚目のイーラーショシュのピンクッション1個、 ブローチ1個です。
ブローチはお好きな図案を会場でお選びください。







トランシルヴァニア西部、カロタセグに伝わる伝統刺繍イーラーショシュ。
その魅力は、赤や黒、青、白による単色のステッチと、
太いコードのようなラインを生かしたヴァリエーション豊かな図案にあります。
イール(描く)という言葉が語源になっているイーラーショシュ。
作り手が自由に図案を描き、刺繍をします。 伸びやかな気持ちでどうぞ。

お申込みはこちらから。

「トランシルヴァニアの手仕事展」
7月6日(水)~10日(日)13:00~18:00 

*7月7日(木)は、谷崎聖子さんの在廊はございません。

トランシルヴァニア在住の伝統手芸研究家、谷崎聖子さんをお迎えして、
トランシルヴァニアの手仕事を堪能できる展示を行います。
手芸キットや材料、現地の方が刺繍したクロスや小物、民族衣装を販売いたします。

こちらにてご住所、アクセスをご確認くださいませ。


comments(0)|trackback(0)|トランシルヴァニア食文化|2022-06-13_19:27|page top

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