最近停まってないなと思ってたら、周りの住民が連携して通報しまくってレッカーされてったらしい。
車は背鰭尾鰭やツノが生えて、モーモー鳴き声がうるさいデコラティブな軽。
ダッシュボードにピンクのモフモフ、ルームミラーはアロハな花飾りと羽根ビラビラ、幼児をチャイルドシート無しで複数搭載してる持ち主にぴったりな典型的アレ車だった。
我が家の前でモーモーボーボー変な音がしてるなとカーテン越しに見たら、見た事ある鰭車から
ギャルなママがさっそうと降車してピンポン。
「こんにちはー(ハアト)お宅の駐車場一台空いてるから、貸してくれませんか」って言葉だけは丁寧に(だが敬語とは言い難い)ねだりにきた。
たしかに一台実家に持っていったから場所が空いてる。
でもそんなのは誰にも言ってないし、車庫は屋根や囲いがあって中の見えないシャッター式。
うちの車の出入りを観察してたと思うとキモい。
しかも近所のパーキングの半額でどうかって値段まで言われた。
「ちゃんとお金も払いますから良いお話でしょ」って車庫の無線リモコンを何で他人に渡さねばならんのか、私にとっては悪い話でしかないわ。
近くの駐車場は空きが無いし、空いてる数ブロック先まで歩くのは赤や幼児連れにはきついとか、泣き落としっぽい事も言ってたな。
お断りします!って言っても
「人間は相互扶助で成り立ってますよ、助け合いです」って、見かけによらず小利口なしゃべり方で粘る粘る。
無理無理無理、何が何でも絶対に無理ですーっ!でどうにか追い返した。
ママ友や町内のおばさんたちに
「あれはただ者でないから隙を見せないように」って激励されビビりました。
速攻でうちの車庫に物を積み上げて場所をふさいで、思いきって有足に加入したよ。
家の出入りは周囲をキョロキョロ確認、似た車や人を見かけたり運転中にモーモー音を聞いたら回避するチキンな毎日です。
夫は「過剰反応、何かに毒されてない?」て言うけど、園は違うけど子供の年が近いので不安だ。